アクションアイデアの百花繚乱「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」

スピルバーグはやっぱり凄かった。

シネスケでスピルバーグのカメラワークについてを中心にコメント書きましたのでよかったらご覧ください。ネタバレありなのでご注意ください。

もっともネタバレでつまらなくなるような映画ではありませんが。

地球防衛ガールズP9へ行って来ました

河崎実監督の新作「地球防衛ガールズP9」

観に行く・・・というより、もはやイベントに行く、という感じ。

なぜなら上映途中に出演者本人が画面から現れる「4Dパート」なるものがあるからです。
・・・これ前回の記事でネタバレ配慮したんだけど、公式サイトではっきり宣伝してるんで、その必要ありませんでしたね・・・
しかもちゃんと「本日の当番」も予告されているので、お目当てのP9の隊員がいたら出演日をチェックしてから行くといいでしょう。

開演前、河崎監督と主演者の一人なべやかんが舞台挨拶に登場。「こんばんは安住財務大臣です」といきなり笑わせてくれました。ハハハ・・・背はどっちが低いんでしょ? 似ているといっても「僕は歳をとったら「おさみ」にしかなりませんから」と言ってました。

本編4Dパートはレーザー射撃のエキスパート水沢隊員こと、ノンティーこと、野呂佳代ちゃん登場。

これ袖からスクリーンの中央まで出て行くときのほうが恥ずかしいのかも。映写にかぶらないように前かがみでこそこそ歩いて出てくるのですが、それじゃ上映途中に前を歩く観客とおんなじ。

公式サイトによれば、どうもこのパート「事故」続きのようで、本日野呂ちゃんがノーミスでクリアしたことが最新記事でアップされていました・・・

作品はもう見ての通りしょうもない特撮パロディなんですが、意外にちゃんとした特撮もののストーリーになっていました。予算都合で監督の経営する中野のバーで撮影された地球防衛基地のシーンでは、その狭さをフルに活かした隊員たちのいびつなアップカット、いわゆる「実相寺アングル(再現性が微妙な感じが・・・)」を多用したり、星光子と沖田駿一の元TAC隊員による競演シーンなど、往年の特撮ファンをよろこばす仕掛けもあります。(星光子の役名北朝子って客席の反応がいまいちだったけど、ウルトラマンAの南夕子を知らないからなのか、あるいはあまりにもネタとしてアレだからだったのか・・・)

上映後は監督とノンティーから握手とサインをもらいました。
野呂ちゃんは現物のほうが20倍くらい可愛かったんですが、監督の前でそれを言ってはいけない気がしたので「続編を期待してます」と言うのにとどめました。

P9





もうすぐ12月

一年たつのも早いもので・・・

言問橋


クリスマスは何か装飾されるんでしょうか、ツリーだけに。

押上

河崎実監督の講演を聴いた

「日本以外全部沈没」や「いかレスラー」で知る人ぞ知る映画監督河崎実。

たまたま行った学園祭で、ちょうど講演が始まったところで入ったのだが、新作「地球防衛ガールズP9」のプロモーションも兼ねていたようで、オタクオヤジを中心に結構多くの人が入っていた。

第一期テレビ特撮世代(自分らのこと)はそのまま特撮オタクであることを別に止めはしないから、こういうところにもやってくるわけだが、まあ頭が白かったり無かったりという人たち(自分も含む)が、会場の前の方の席を埋めているのを後ろの席から見ていると、多少これでいいのか、という気もしないでもないが、講演を聴き終わる頃には、バカって言われてもいいや、というおおらかな気分になっていた。

講演タイトルは「異端の映画作家、天才河崎実監督の演出について」だったが、まあほとんど監督の爆笑トークショーだった。監督は相当トークがうまくて、司会進行がいなくても一人でしゃべりまくっていた。途中から「P9」に出演しているアイドル、小桃音まいちゃん、高城樹衣ちゃんも加わって、まったくこの講演の存在を知らずに聴いたわけだが、相当面白かった。学園祭にきてよかったよ。

「地球防衛ガールズP9」はまあタイトルから察するとおり、脱力系特撮ヒロインものだが、その主役のガールズにはAKBの片山陽加、SDNの野呂佳代、「方言彼女」なんかに出てるグラビアアイドルの浅倉結季に、会場にもやってきた2人の彼女もふくむ9人の地球防衛チームが、せっかく組織があるのにもかかわらず、敵が宇宙芸人とゆるキャラしかいなくて困っているという話らしい。

・・・しょうもない、と思ったあなたは良識人です。本当に。

だってこの監督の作品ほんとしょうもないですから。

ほかに「ウルトラマンA」の南隊員こと星光子、「セブン」のアマギ隊員で初代ウルトラマンのスーツアクター古谷敏氏なども出演するとのこと。

・・・・おおっとこれは! と思ったあなたは、まだまだ特撮のことを忘れられない「いい大人」ですね。

「地球防衛ガールズP9」は、11/26から2週間渋谷で限定公開。

☆☆☆ここちょっとネタバレあり☆☆☆

これ書いちゃっていいのかわかんないけど、講演でも言ってたかし、「ネタバレはあったほうが集客はあがる」って言ってたから、多分いいんだと思うんで書いちゃいますが、上映中にスクリーンから地球防衛ガールズのメンバーが劇場の舞台に実際に現れるっていう演出があるそうで、それをやるために9人体制にしたそうです。これはあとからDVDじゃ見られないぞ・・・

☆☆☆ネタバレ終わり☆☆☆

「地球防衛ガールズP9」の公式サイト

興味があればどうぞ。



戦国鍋をDVDで見直す

「知名度の低い戦国武将がやってくるキャバクラ」っていうコーナーを偶然見て、これは見なくちゃと思いながらもいつやっているのかよくわからないまま番組が終了したが、番組を完全収録したDVDが出ているのを知りレンタルで視聴中。

この番組は、戦国史を元ネタにしたいろいろなパロディで構成された脱力系バラエティで、クローズZERO風のヤンキー川中島とか、4人組アイドルユニット天正遣欧使節団とか、けっこうマニアックなツボをついてくれる番組である。

「知名度の低い戦国武将がやってくるキャバクラ」は、武功のわりにいまいち知名度の低い武将が、キャバクラで女の子に自慢話をするっていう構成で、お客の「(世間では誰も知らないけど)俺なんかこないだ○○だったんだぜ」っていうのに対してキャバ嬢が「なんだかわからないけどそれってすごーい」っていう時や、「俺の会社○○っていうんだけど知ってるかな?」っていって「あ、それ知ってますう超有名じゃん」といって似た名前の別会社と間違えられてる、といったような図式にあてはまるところが面白い。

やたら傷を見せたがる井伊直政(「江」で京極高次をやってた斎藤工だったりする)や、最初にビールにするか水割りにするかずっと迷っている小早川秀秋とか、ネタのレベルもなかなかでしょ?

戦国武将役は山崎樹範や池田鉄洋とか、「ぜったい知ってるんですけど名前がでてこないのごめーん」的な、どこか役柄にシンクロしているクラスの役者が交替で演じるのだが、キャバ嬢はレイナちゃんという子一人が通しで登場。柳沢ななちゃんというタレントが演じているのだが、この子のキャバ嬢演技が絶品。知らないことをごまかしながら、相手に気持ちよく武功を語らせる会話の内容は台本どおりとだとしても、テンポとかがもう抜群。会話術としてのキャバ嬢トークって最強かも、と思わずうなってしまう。
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現在(2011/11/5)15巻まで出てるようです。
おーい粗茶
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