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水槽をセッティングしよう

熱帯魚を飼うための器材が揃い、置き場所が定まったら、さっそく水槽をセッティングしていきましょう。ここでは幅45cm(水量 33リットル)の水槽を使用したセッティング例について、順を追って紹介していきます。初めてでも育てやすい熱帯魚や水草をチョイスし、華やかなコミュニティタンク(複数の種類の魚を一緒に泳がせること)を目指します。


用意した器材


水槽
45×奥行27×高さ30cm
水容量 33リットル
(アクロ)

by カエレバ



ヒーター
スタンディSH120(ジェックス)120W 26固定型

by カエレバ



内部式フィルター
コーナーパワーフィルター F2(ジェックス)

by カエレバ



LED照明

OVAL LED 300 1850lm BRIGHT 13.2W(アクロ)

by カエレバ



底砂(底床)
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砂礫(されき)タイプの細かいものを使用


砂利スコップ
ジャリスコップ(水作)

by カエレバ



水換え用ホース
プロホースエクストラ M
(水作)

by カエレバ


魚用ネット
スリムネット しなり M
(スドー)

by カエレバ


水温計
クリスタル水温計 S
(ジェックス)

by カエレバ



バクテリア
サイクル 高濃度バクテリア(ジェックス)

by カエレバ



塩素中和剤
カルキぬき500
(コトブキ工芸)

by カエレバ



水質検査キット
スクリーンショット 2021-03-13 21.18.11

テトラテスト 6 in 1 試験紙(スペクトラム ブランズ ジャパン)


用意した水草


ウィローモス付き流木

by カエレバ

流木に育成が容易なハイゴケ科の仲間、ウィローモスを釣り糸で巻き付けています。アクアリウムショップではこのように巻き付けて、ある程度育成されたものが販売されており、水槽に置くだけで簡単に使えます。



水草付き流木

by カエレバ

ウィローモスと同様、植物がものに活着(固着)する性質を利用したものです。 写真奥の細長い水草がミクロソリウム・プテロプス・ソードリーフ、 写真手前の丸い葉の水草がアヌビアス・ナナ “ゴールデン”という種類です。


アマゾンチドメグサ

by カエレバ

丸くてやわらかな葉を持つ南米原産のポピュラー種(ウコギ科)です。底砂に植えず、水面に浮かせておくだけでも育つほど丈夫な水草として知られます。


アヌビアス・ナナ“ゴールデン”

by カエレバ

西アフリカに分布するサトイモ科の水草で、この仲間は数十種類が知られる一大グループです。本種は黄色がかった突然変異のものを固定化した改良品種。丈夫な性質を持ち、育成は容易です。


ロタラ・ロトンディフォリア

by カエレバ

ミソハギ科の有茎種(茎を伸長させて節に葉をつける水草)。二酸化炭素がなくてもよく育ち、状態が上がるとうっすらと赤みを帯びます。


ウォーターウィステリア

by カエレバ

切れ込みのあるユニークな葉を持つキツネノマゴ科の有茎種。成長が速く育つとボリューム感を増すので、水槽後方に植えるとよいでしょう。


ハイグロフィラ・ポリスペルマ

by カエレバ

成長が速く、丈夫で育てやすいキツネノマゴ科の有茎種。卵型のライトグリーンの葉をつけますが、赤みがかったタイプも見られます。


水槽の立ち上げセッティングスタート

01)水槽台にマットを敷く

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水槽に傷をつけたり、割れたりするのを防ぐため、最初にマット(水槽に付属していることが多い)を敷きます。

POINT 水槽の設置場所は必ず水平をとろう

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水平器を使うほか、スマートフォンの加速度センサーを利用することで簡単に水平をとることができます。上記はiPhoneのコンパス(標準アプリ)を使用。水平がとれると画面が緑色になって知らせてくれます。スマートフォンのアプリ「水平器」「水準器」などを使ってもよいでしょう。

静かで給排水が便利なスペースが理想
水槽の置き場所は?

よく使われる60cm水槽は器具類をセットして砂を敷き、水を満たすとその重量は80kgほどになります。そのため、水槽セット時の重さを考慮し、それに十分耐えられる水槽台とスペースが必要です。

畳の上は床が沈んだり、湿気で傷んだりすることもあるため、避けるか、板を敷くなどの工夫をするとよいでしょう。
また、設置場所が水平になっていないと、水槽に無理な力が加わり、水漏れや水槽が割れる事故に繋がる恐れもあるので、注意が必要です。

水平器やスマートフォンのアプリなどを利用して、しっかりと水平をとってから水槽を設置しましょう。


窓際など日光が直接当たるような場所は水温の変化が大きくなったり、コケの発生原因になったりします。さらに人の出入りが激しい場所では、魚が落ち着かずストレスになることもあるため、静かで振動の少ない場所が適しています。また、可能であれば水道や排水可能な場所(お風呂、ベランダなど)に近いと、水換えなどのメンテナンスが楽に行えます。



02)砂を洗う

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砂を洗面器にとり、お米を洗うような要領で洗い、ある程度濁りが出なくなるまで、ゴミや汚れを落とします。

03)
砂を敷く

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砂利スコップを使って、水槽に砂を入れていきます。今回は1.5袋(約5リットル)使用しました。

04)砂をならす

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スクレーパー(コケ取り用)や三角定規などを使い、砂をきれいにならしていきます。

05)フィルター(ろ過器)をセット

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ろ過器は水槽のコーナーに設置するタイプの内部式(水中)フィルターを使用しました。付属のキスゴムで水槽右奥にしっかりと固定します。

06)ヒーターをセット

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常に26を維持するオートヒーターをフィルターの横にセットしました。このヒーターは自由度が高く、写真のように縦にセットすることもできます。

07)フィルター(ろ過器)・ヒーター設置完了

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今回は器具を水槽右奥にまとめました。少し水槽から離れて、全体の位置を確認しながらセットするとバランスよく配置できます。