October 2007

October 30, 2007

どちらも新しいが、左のはプリントが甘い。むしろペイント。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この冴えない白ロゴのボトルが実は一番貴重

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所:エチオピア各地
値段:3ブル〜4.5ブル(¥42〜63)

 

読めなすぎて素敵なアムハラ語のコカコーラ。
いずれも300ml。

ロゴは"コ""カ""コ""ラ"の4文字だろうが、
同じような文字が並ぶ間違い探しみたいな文字列。

ちなみに左から右に書く。

 

アフリカは面白い文字のコカコーラがたくさんありそうに思うが、
エジプトとかチュニジアみたいな北部のアラビア文字と、
エチオピアのアムハラ文字を除いて、全部ローマ字だ。

案外つまらないのである。

コーラのロゴだけの話じゃなくて、ほとんどの言葉がローマ字表記らしい。

 

 

 

ある日、長距離バスの休憩中のこと。

他の乗客は近くの店に朝食をとりに行ったが、
僕は食欲などなかったし、
荷物ごとバスを見失ったら嫌すぎるので、
水だけ買ってバスのそばにへばりついていた。

うー、水がハイポーション級に染み渡る。

あっという間にわらわら寄ってくるハエと人。

 

迫ってくる物売りの中にコーラを売る少年がいた。

彼は、空っぽのコーラのボトルに、
汚いペットボトルに入ったコーラ(っぽい褐色の液体)を注入し、
王冠を被せ、買えとばかりに差し出した。

いやいやいやいやいや、それはないわ。

せめて目の前でやらんといてくれ。

冷えてなくて残念とかそういう次元ちゃうもん。

わらわらわらわら


October 27, 2007

1.60が値段だとすると、僕が買った値段よりかなり安い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所:エチオピア、アディスアベバの商店
値段:5ブル(¥70)

小さな小屋にカウンターがあって、
その中には食料品やら雑貨やらが並べられ、
店主に注文して品物を買う、
そんなたばこ屋みたいな感じの店が多い。

店先に貼ってあったコカコーラのポスターを、
譲ってくれと交渉したら、
店の奥から使用済みのポスターを出してくれた。

汚いなーと、汚れを気にするジェスチャーをしたら、
雑巾で拭ってくれたが、相変わらずうす汚い。
でも防水加工されてて丈夫で良い。


October 23, 2007

徹夜明け。

でもここで寝たらまた無為な休日になること確定なので、とりあえずは自転車担いで電車に乗ってみることにした。

どうしても眠けりゃそこらへんで適当に寝て、そのまま帰ってくればいいやと思った。



で、やってきた。

や、やっぱ、やめとこうかこれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


でか。眺めて楽しむ方が良いのではないか。

と思いつつも、とりあえずってことで山を登ってみる。


馬が帰るなら僕も帰るよ

 

 

 

 

 

 

 

 

寝不足のせいか目の奥がズキズキする。

恥ずかしながら、1000mを越えてからはもうまともな上り坂を自転車漕いで登るのは厳しくて、緩やかなとこはどうにか漕いで、ちょっときつくなるととぼとぼ歩いて登った。

つ、つらいよー。

泣ける。ヒルクライム愛好家とはなんと酔狂な人種なのか。

雲の中、心底もう嫌だと思っている頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(もうさ、ここらで下りようよ。充分でしょ。ほら、体力とか根性の問題だけじゃなくてさ、時間的にも厳しいし。引くのも勇気って言うじゃない。)

心の声が聞こえる。振り向いてはいけない。きっと吸い込まれる。

遠く前方を見続けてもいけない。

ベッポじいさんが言ってた。

「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん。つぎの一歩のことだけを考えるんだ」

「ひょっと気がついたときには、一歩一歩すすんできた道路がぜんぶ終わっとる。どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからん」

あんた良いこと言ったよ。



最後の5kmくらいが相当きつかった。

残り400mでは、100mごとに立ち止まってた。

いやー、体力ないんだな、自分って。




でも、着いた。

2400m来た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼が沈む前に下山しないといけない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲を突き抜け、五合目に着いて僕が得たのは、

想定以上の達成感と(だって本当に参ってた)、

今までに自転車で持ちえたためしのない2400m分の位置エネルギー。

ふっふ、相当フラストレーション溜まってっからね。

 


 

日が暮れるのと競争で来た道を戻る。

ちょー速い。どうやってこんだけ登ってきたのか思い出せない。

調子に乗ってたらカーブでブレーキロックして吹っ飛びかけて、ドン引きして我に返ったが。



日もとっぷり落ちた頃、富士宮市街に到着。

富士宮焼きそばを食って、電車の中、立ちっぱなしで気を失いかけながら帰ったと。

二度とやんねー。


October 21, 2007

クッキーとかビスケットには惹かれない。

煎餅には惹かれる。


さつまいもとかかぼちゃには惹かれない。

じゃがいもには惹かれる。


バナナチップスとかおさつドキッには惹かれない。

ポテトチップスには惹かれる。

 

そういうこと。


『おしりかじり虫』、どこが良いのだろう。

ちょっと、いやかなりイラっとするんだけど。

 

みんなのうた好きを標榜する僕としては誠に遺憾であるが。


椅子に座ってバスを待つ女

October 17, 2007

フィッシュカレー盛りたい

 

 

 

 

 

 

 

場所:バンコク、Weekend Market
値段:85バーツ(¥280)ぐらい確か


全長40cm、尾叉長38cm、吻長4.5cm、尾柄長12.5cm。

そこそこ厚みのある非常にしっかりしたアルミ製。
形と大きさだけでも充分に魅力的であるが、ポイントは皿の裏側にある。

まさに銀鱗

 

 

 

 

 

 

 

裏をめくると顔と鱗がデザインされているのだ。
普通は見ない裏側にだけ柄を入れるってところが、粋。
メーカー名(?)の「WINNER」の文字も良い。

やるねー、いいねー、素敵だよと褒めちぎる僕。
しかし、そんな僕を尻目にこいつは調子に乗らない。
そのあくまで安っぽく脱力な顔の造形が、狙ってなさというか、自然体というか、あー、君はほんとに良い奴なんだな、って思う。

やっつけな顔

 

 

 

 

 

 

 

 

炭とか固形燃料を置いて焼けるような土台とセットで180〜200バーツで売られていたのだが、嵩張るし使わなさそうだと思い、交渉して皿だけを売ってもらった。

でも手元に土台がないと思うと、やっぱり買っておけば良かったと惜しくなる。
皿を直接火にかけて料理なんて、素敵だったのに。
あったらあったで、滅多に使わんだろうけど。

文句なしの名品。


October 16, 2007

25,114千円

とか

156百万円

みたいな表記、いらいらする。

わかりにくいねん。

でも業務上ようやく見慣れてきた感のある今日この頃。

 

それはそうと、

僕は小学校で、カンマは4桁ごとにつける、と習った記憶がある。

2511,4000

とか

15,6000,0000

みたいに。

日常でそんな区切り方見たことないから、すっかり忘れていたけれども、
どうも学校ではそう習った気がするのだ。

思い込みかな。

そんなことないと思うけどな。


絶対出てこれなくなる


October 09, 2007

有休でした。

 

いつになくスッキリ目が覚めて、
テキパキシャワーを浴びつつ歯を磨く。

おや、今日はどうやら士気が高いぞと、
すかさず部屋をきれいにクリンナップして、
バナナジュースとフレンチトーストで爽やかな朝食。

あー、なんてご機嫌な1日の予感。

 

 

 




という夢から覚めたときの、この気だるさ。

おふっ。

実際の我が部屋のエントロピーの高さに眩暈がする。
適度に外圧感じないととことん駄目になるタイプですね。
うん知ってた。
私生活見直し月間。

つって、平日はもうどうにもならなそうだけど。


時は今、場所は此処


October 04, 2007

my日高昆布

 

 

 

 

 

 

 

場所:北海道三石町の海岸
値段:タダ

 

高校の同期3人で2年振りに北海道に集い、バイクツーリング。

 

日高や三石の辺りでは昆布を干してる光景がよく見られた。

砂利の上に昆布を干す

 

 

 

 

 

 

 

僕はよく分かってなかったが、日高昆布と三石昆布は同じもので、ミツイシコンブが標準和名らしい。

この時やってたのは、生えてるのを採る採り昆布漁ではなく、海岸に打ち寄せる昆布を拾う拾い昆布漁で、漁師達は鉤のついた長い棒で引っ掛けて昆布を集めていた。
波はかなり高く、毎年死者が出るそうだ

 

 

 

 

 

 

 


昆布を干してる奥さんにお願いしたら干す前の昆布を1本ずつくれたので、バイクにくっつけて走りながら干してみた。
昆布をはためかせて走るなんて、ホクレンのフラッグよりずっとイケてると思う。

悦子に昆布をセット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はためく昆布はほどなくして素敵な感じに乾いてくれるが、夕方に降る雨で台無しになった。
仕方なく翌日また乾燥させるが、やはり夕方の雨にやられる。
そんなことを3日繰り返し、はためかし過ぎて途中から千切れ飛んでしまったりもして、手元に残ったのがこの昆布である。

雨に濡れると品質は落ちるそうだが、マンニット噴き出しまくりで、見た目にはそれほど悪くないように思える。
どうやって食べようか。

 

なお、漁師も採ってるように、昆布は海岸に普通に打ち上げられてるが、拾ってくると漁業権に引っかかるので気をつけるべし。


Twitter
Photoback 3rd
Photoback 1st
Photoback 2nd
Moon Phase
CURRENT MOON