【鳩山ぶら下がり】(20日午後)

 鳩山由紀夫首相は20日午後、平野博文官房長官が仲井真弘多沖縄県知事との会談で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)をめぐって「ベストではなくベターになるかもしれない」と県内移設の可能性を示唆したことについて、「ベストとかベターとか、そういう発想ではなくて、それぞれが理解するものがベストだ。ベターではなく、やはりベストを探す」と述べた。視察先の目黒区内で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【視察の感想】

 ――本日、3カ所を視察した感想を

 「はい。私たち、『新しい公共』と言ってますけど、今まで、本来、官がやっていること、あるいは、官がやるべきことを、しかし、これからは民間の力でボランティアの皆さん方のお力をいただいて、むしろ公に開いていくと。そのことによって、より世の中が、みんなが幸せになるということで、社会のなかに位置づけていきたい」

 「今日は3カ所。一つは、コミュニティースクールが小学校。一つがいわゆる防犯。いのちを守る防犯。そして、今は、産後のケアの問題。大変、私は大事な3カ所を見せていただいて、より感じたのは、やっぱり、女性の皆さんが自主的に頑張っているなということを感じました。今までやはり、男社会のような組織をつくってきたのに対して、やはり、これからは民の力というのは、むしろ、女性のパワーというか、こころということを大事にするというか、彼女たちに、彼らの魅力を発揮させていくことが、私は、新しい公共につながるんじゃないか。3カ所とも、みんな女性がリーダーですよ。その意味で、感動しました」

 「私たちとして、それをいかにして、政府がうまく、背中を押すことができるかいうこと。大きく課せられた課題だと思いますけれども、こういったことを、何か特殊なことやってるなという話じゃなくて、もっと、これからの私たちの生き様のど真ん中にね、おけるような考え方をしていくことが大事だと思いました」 

 【長官の沖縄視察】

 ――平野長官の沖縄視察についてだが本日、仲井真知事との会談で、仲井真知事が普天間基地の県外移設がベストだと要請したのに対し、平野長官は「ベストを求めているがベターになるかもしれない」と発言した。県内移設を示唆するとも受け止められるが

 「まぁ、長官は今、いろんな時の段階で、それなり、いろんな方にお会いして、そのなかで、ご自身の考え方を述べていると思いますが、私から申し上げられるのは、あらゆる選択肢を、しっかりと考えていきながら、そのなかでやはりベスト、すなわち、沖縄の皆さんにも理解をされて、アメリカにも分かってもらえて、そして当然、政府として、与党3党が協力していくなかで、しっかりとした、それぞれが、良かったといえるような案を作ることですから、それは、私はそれがベストだと」

 「ベストとかベターとか、そういう発想ではなくて、それぞれが理解するものがベストだと。そのように思います。今、そういうものを私としては、官房長官を中心にではありますが、選択肢を検討している段階で、これ以上のことを、具体的なことを申し上げる段階ではありません」

 ――長官がベターになるかもしれないとおっしゃったことは、沖縄の人たちに混乱をまねくとは考えないか

 「ベターではなくて、やはり私どもはベストを探すんです」

 ――…(沈黙)…

 「そう思います」

 ――官房長官の発言は国内、県外の移設は難しいという認識を示したものではないということか

 「うん。私は、だから、国外とか国内とか県外とかいう発想もすべて含めて、ベストを探すと。平野官房長官も、まぁ、いろんな発言、いろんな方々の意見をうかがいながら発言されてるんでしょうけど、当然、そこで決まるものがベストなんですよ」

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