tumblr_nzrlbxFJ6T1rcrybbo4_1280

写真はこちらでどぞ。
Troopers Depo:クリスマスイブにひとりでしたい10のこと(macogame)(1)
※写真をクリックするとスライドショーで見ることができます。

クリスマスイブにひとりで“クリスマスイブにひとりでしたい10のこと”をしたいと思って(ややこしいなぁ…汗)事前にお試しプレイしたのですが、結局記事を書くのがイブ当日になってしまったので、そのまま投下することに…w

オリジナルは2012のようですが、ゲームデザイナーの中村誠氏が主催するmacogamesというブランド(?)にて発表されている一連のフリーウェアDTPゲームのひとつです。
翌年の2013には12月1日からクリスマス当日まで1日1ゲームを公開する、という豪気な企画の中でバージョンアップしたものが新たに公開されています。

ソリティア・カード・ゲームである本作は、各ターンの決断にタフさを要求されますが、プレイ進行そのものは非常にシンプルですので、ついつい繰り返しトライしてしまうというなかなかの中毒性があります。

基本は、山札がなくなるまでを1ディールとして、デッキから4枚ずつドローした手札の内、1枚を場に出して残りは捨て札にする、というターンを繰り返して進みます。
これらの札には各々4枚ずつからなる数種類の“クリスマスイブにひとりでしたいこと”がいろいろ描かれていて、場に同じ絵柄の札の内、3枚揃うと願いが叶ったことになり(得点となる)、これを6組揃える(つまり6点取る)ことでゲームに勝利します。

ターンを繰り返していくことで最終的に山札がなくなりますが、ここでディール終了となります。
ここで場の状況を見てみます。
すると、その時点で3枚だったり、1枚だったり、はたまた2枚だったりといろいろな状態の絵柄のセットが場に残っている、という状態になっています。

して、このディールの判定となります。
願いが叶っていない(=場に3枚揃っていない状態で残っている)札については、いろいろとトラブルが生じることになります。

まず2枚の場合、ひとまずそのまま捨て札の山に直行なので実害はありません。

しかし1枚の場合、そのカードが“闇”に送られます。
ここに送られたカードはある特定の条件でないと山札から除外されたままとなりますので、4枚中3枚を揃えるよりも条件が悪くなってしまいます。
さらに!捨て札にトラブルカードの山から1枚カードが混ぜられてしまいます。

じゃ逆に3枚を通り越して4枚の場合は?
この場合カードは捨て札に戻されますが、やはりトラブルカードが1枚捨て札に混ぜられてしまうことになります。

当然ながら捨て札に混ぜられたこれらトラブルカードは、次のターンの山札(捨て札をシャッフルして作られます)に混ざりますので、手札を引く際に紛れ込んでくるわけですが、これらトラブルカードには、「我に返る」「痛い出費」等、ひとりっきりのイブにありそうないろいろとシュールな内容が書かれていてトラブルの内容により「この手番では場に1枚もカードを出せない」等、プレイヤーに様々な災厄を引き起こしてくれることになります。
(1枚だけグッドイベントのカードもあるのですが…)

ですのでディールを繰り返す中で、プレイヤーはトラブルカードが山札に混ざらないように場に出るカードを選びたい所なのですが、3枚揃えないと勝てないためカードの巡り具合を睨みながらリスクを取らざるを得なくなります。
こうしたジレンマ的状況はゲームが進めば進むほど顕著になってきます。

トラブルカードが多数混ざってくると、にっちもさっちもいかない状況に陥ってしまうのですが、そんな状況を救済するガジェットもちゃんと用意されています。
それが、先ほど揃えた3枚のカードです。
3枚揃ったカードは、そのまま場に残ること(つまり山札を圧縮してくれます)で、さらにカードに書かれた特殊効果を発揮してくれます。
この特殊効果の中に、手札中のトラブルカードを無効にしたりや、先ほど“闇”に送られたカードを救出したり…といったものがあり、これらの効果をうまく使えば閉塞的状況からも脱出することができる仕掛けとなっています。

このように、いろいろな場面で大小のリスクを取りながら、手札から場に出す札を何にするのか?3枚揃えるよりも他の札を出していったほうがよいのか?等ターンごと、さらにはディールにまたがって種々の決断場面があり、冒頭でも書いたようにプレイそのものは単純な行為の繰り返しのですが、これがなかなかハマってしまった、という次第です。
(えっ、拙だけ…?w)

…と、いろいろオモシロそうなことを書いてきましたが、実際にプレイしてみるとオリジナルの4枚ドローでは、どうもクリアしやすそうです。
そのためもあったのか2013年版ではドロー枚数を増やしたり…といった調整がなされています。

しかし、それでもまだ!なのです。
時間制限がないため、3枚揃えることを諦めて1枚札を2枚にする、いわゆる“手仕舞い”により次回のチャンスを狙う…といった引き伸ばし策がとれます。
ですのでこの方法で、極力リスクを避けてチャンスが巡ってくるのをじっくり待って勝利する、という展開に持ち込めることが幾度もありました。
(その代わり、プレイ時間はめっぽう伸びますが…)

2013年版ではハードモードやウルトラハードモード等も用意されているのですが、さらにストイックに以下のようなルールを追加を提案してみたいと思います。

・山札をシャッフルし直す毎(つまり毎ターン)トラブルカードを追加します。
 →無為にディールを繰り返しているとトラブルカードの山がなくなりゲームオーバーとなります

・3枚揃えたカードによる特殊効果を使用した場合、そのカードによる得点は無効(減点)となります。
・また特殊効果を使用したカードはその場で裏返して使用できなくなります。
 →これに頼り過ぎることは“幸運”を使い果たすことになります。

数回、プレイしてみましたが、かなりキツく、実際の所1度しか勝利できませんでした。
(それもかなりアクロバティックなカードプレイで!w)
超々ハードなプレイがお好みの場合は、ぜひお試しを!

尚、macogamesではデベロップの完成度については保証しないとはしていますが、他にもいろいろなゲームが公開されています。
いずれもプリントした後は、紙をチョイチョイとカットするだけですぐプレイできそうな工作負荷が低いアイテムばかりです。
(ペラペラのカードはスリーブに手持ちの余ったトレカやトランプ等と一緒に入れてやれば硬質なカードになります♪)
これらもいずれ試してみたいと思います。