tumblr_ondtro6Rwk1rcrybbo8_1280

写真はこちらでどぞ。
Troopers Depo:スペース・エンペラー(翔企画)(0105)
※写真をクリックするとスライドショーで見ることができます。

第16ターン。
今回も各陣営とも国力増強に励むかと思われましたが、レッド陣営がその均衡を破ります。
空母インダス問題でくすぶるホワイト陣営に、ヒスター司令官率いるアポカリファ級究極戦艦ゴモラ、巡洋艦バリスタミサイルで乗り込み“生命の源”ガイア星域の奪還を迫ります。
しかしホワイト陣営には考えがあったようでこれを黙認します。

★現状では同規模の戦力で対応するよりは、いったん我慢して自手番で再度取り返すほうが無難(戦闘で双方国力が疲弊した所を第三勢力に狙われずにすむため)という動きを各陣営がとっています。

第17ターン。
満を持してブルー陣営が帝星インペリア奪還に動きます。
まずはレッド陣営の出方を見るために防空艦イカロスのみという小規模な艦隊で威力偵察を行いますが、レッドは動く気配なし。
これを黙認します。
また敗者復活を賭けるグリーン陣営もゆっくりと動き出し、まずは友好的に国力がやや落ちてきたレッド陣営に交易を申し込みます。
これはあっさり通り、双方とも艦船を交換しますが、テクノロジー的には双方とも同レベルで、交易に実績を作ったのみでどちらにもあまり得るところがない取引となりました。
そしてホワイト陣営も新たな野望のために動き出します。
ブルー陣営が発見した“放浪の星”ハーレーを高速軽巡洋艦ブロードソードで急襲しますが、ブルー陣営はなぜかこれを黙認します。

★そろそろデッキも残り少なくなり各陣営が派手に動き出しそうです。

第18ターン。
星域開拓にかけては銀河随一のテクノロジーと実績を誇るブルー陣営がまた新たな星域“聖なる巡礼地”メッカーを発見します。
この新星域の発見という報を受けてグリーン陣営がブルー陣営に銀河覇権確立阻止のためテロリストを送りこみます。
このグリーン陣営からの想定外のテロリスト攻撃によりブルー陣営のテミス級爆撃空母マヤが破壊されてしまいます。

★実はデッキの残りを考えるとグリーン陣営は全戦力で他陣営の星域カードを取りに行くべきでした。

レッド陣営はもう後がないことを悟ると、最後の星域を発見する可能性が高いであろうホワイト陣営が支配する“放浪の星”ハーレー星域奪取に動きます。
レッド陣営が編成したエネルギーバリア装備とビーム兵器への対策万全のセレーネ級二連式空母インダス(!)とアフロディーテ級強襲空母イメルダからなる空母艦隊と、ホワイト陣営のハイパーウエーブキャノン装備のカタストロフィ級航空戦艦ソドムとユニコーン級防空戦艦アンドロメダからなる戦艦艦隊による戦闘は“銀河系最期の大規模艦隊戦”といわれる程の戦闘となりますが、結局レッド陣営がこの戦いを制して“放浪の星”ハーレー奪取に成功します。
この戦役に敗れたホワイト陣営には残された国力は少なく巡洋戦艦グラディウスによるブルー星系への特攻的奇襲をかけますが、この動きはブルー陣営にもお見通しでした。
熱核反応ミサイルを積んだアルテミス級攻撃型空母エンタープライズの待ち伏せにあい、グラディウスはあえなく撃破されます。
結果、銀河最期の星域といわれた“惑星生命体”ソロリスはブルー陣営の探索隊により無事発見され、確保されることとなります。

ここで山札が枯渇したためゲーム終了となります。
各陣営の星域カードの確保枚数は以下の通りとなりました。
ブルー陣営:3枚
グリーン陣営:0枚
レッド陣営:2枚
ホワイト陣営:1枚
よって、ブルー陣営の勝利となりました。


4.プレイを終えて

純粋にゲームのメカニズムだけみると、強制発動のカード以外は、補充した札と5枚の手札から役を作って相手と勝負するか、カードの特殊能力を使って相手の手札構成を妨害しつつ、VPカードを奪い合う、というシンプルなものです。

しかし、序盤での星域カードの争奪戦はリソースの消耗となるばかりですので、毎ターンの補充を睨みつつ如何に終盤にベストな手札構成にしておくか、というプレイが効率的かもしれません。
今回の展開がまさにそうでしたが、ゲーム終盤で星域カードの争奪戦が勃発し、相手の手番がなければ取り返される心配もなく、後方の憂いなしに持てる戦力を投入しての“最後だアタック”による勝負となります。

プレイ初〜中盤でのアクションについても付加価値を設ければ、こうした展開を回避して毎ターン星域カードを巡る激しい争奪戦が演出できると思います。
例えば、ターン毎に得点をカウントする仕掛けを設ける、といった方法も面白いかと思います。
(未検証)

また一度の戦闘でリソースが明らかに減退するため、それ以後の手番で戦闘を行ったプレイヤーが次の攻撃対象となりやすく、星域カードを取っても終盤以外ではあまり旨味がなく、上記のとおり手札消費のための戦闘〜星域カードの回しあいとなりがちです。
奪取した星域にはその戦闘で勝利した艦隊の一部を裏返して居座る(その星域カード固有の防御力となる)ものとして、星域を奪取したプレイヤーにも一定の“見返り”を与えることで、誰かが所有する星域の奪取にはそれなりのリスクが伴うことにすれば、上記のような“獲って獲られて”の無限ループに緩急をつけることもできそうです。
(これに伴い、周辺のルールも少しずつ手を加える必要が出てきますが…)

また、戦闘では攻撃側が一度にカードを出してそれに対抗して防御側がカードを出して決着をつけますが、時間がかかってもよいのなら、攻撃側が任意のカード1〜3枚を出し、防御側もこれに対抗して任意のカードを1〜3枚出し、攻撃側がさらにカードを出すのなら上限3枚以内でカードを追加、防御側も…と双方が3枚となるか、パスを続けるまで繰返してカードの出し合いが終わったところで戦闘解決、というのも戦闘の駆け引きやエスカレーションを再現していて面白いかと思います。


5.ルールについて

特に疑義となる箇所はありませんでした。