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写真はこちらでどぞ。
Troopers Depo:TANK ON TANK:WESTFRONT(LNL)/Scenario 1:Head to Head(0103)
※写真をクリックするとスライドショーで見ることができます。

第9ターン。
米軍2AP/独軍2AP
米軍はIVに再奪取された西の街に対してM4とプリーストで激しい砲撃を加え、立て籠もっていた独軍左翼の唯一の残存兵力であるIV号を撃破し、この方面の掃討を完了します。
さらに先ほど指揮車両が撃破された中央の街では、引くことができない米軍が、代わりにもう一隊の指揮車両を突入させて指揮を引き継がせます。
しかし独軍は再びタイガー二隊により中央の街に激しい砲撃を加え、、指揮を引き継いだばかりのM4を間髪入れずに撃破します。
そして温存していた独軍右翼にてIV号を一斉に前進させて畳み掛けを狙います。
一隊は道路を一気に東西に走破して米軍がまだ到達していない内に西の街へ突入を敢行します。
加えて行きすがら中央の街を再占領して一気に形勢を逆転します。
独軍残存のIV号二隊はあわよくば東の街の奪取を企図してそのまま北上を続けます。

第10ターン。
米軍2AP/独軍2AP
いよいよ最終ターンです。
米軍はロングレンジを活かしたプリーストが、その長大射程を活かして、はるか右翼の街に陣取るIV号をM4と共同で撃破します。
中央の街には再びM4が突入して意地でも奪取を図ります。
しかし、やはり正面のタイガーが意地でもこれを阻止、M4は三度撃破されてしまいます。
そして独軍残存部隊の方が多くなったところで独軍右翼の無傷のIV号三隊から分遣された一隊がくすぶるM4の残骸だらけの街を抜けて左翼へ走ります。
米軍もこのIV号の動きを阻止すべくM4を四度中央の街へ送り込みつつ、右翼の街のIV号に対し、再びプリーストが砲撃を加えます。
独軍も既にタイガーでは同街を占領できないことから徹底的に米軍の動きを阻止しにかかります。
結局、中央の街に飛び込んだM4はまたしても撃破され、プリーストの砲撃はIV号を仕留めることができませんでした。
このプリーストの砲撃をうまく凌いだIV号は再び街道を戻り中央の街へ。

その激しい機動戦が行われた中央〜独軍左翼に対し、右翼ではM4が立て篭もる街に対してIV号二隊が仁王立ちの殴り合いを演じていましたが、結局M4の粘り勝ちとなり、街は米軍が確保することができました。

ここでゲーム終了。

独軍が最後に中央と左翼の2つの街を確保していたため勝利となりました。


4.プレイを終えて

前評判どおりプレイ感はかなり軽いという印象です。
一応史実の登場兵器を扱ってはいますが、物理/タイムスケールも不明で抽象度が大きく一見アバウトなのですが、戦術級ゲームのエッセンスは一通り抑えており、さらに毎ターンどこまでアクション可能なかを当の本人が知らないという“スパイス”を効かせることで、ゲームの単調さを排してプレイにスリリングさを持たせています。

いわゆる“ビア&プリッツゲーム”であり、やもするとディテールを出すためにアレもコレもと盛り込んでしまいがちな戦術級ゲームを大胆なデフォルメと要素の取捨選択でうまく“ライトな戦術級ゲーム”としてまとめていると感じました。

今回は戦車オンリーでしたが、この他に対戦車砲や歩兵、航空支援等が特徴的なルールでシナリオに順次導入されます。
これら諸兵科の運用や戦闘局面での盛り上がりはありますが、戦局そのものはよく練られた作戦級ゲーム等に比べれば淡々とした展開となります。
表題作本来の楽しみ方はおそらく「短時間に深く考えずにサクサクプレイする」という点にあるかと思いますので、プレイのリズム感(あるいはスピード感?)に意識しつつ先のシナリオに進んでみたいと思います。


5.ルールについて

特にプレイ進行に致命的な疑義は生じませんでしたが、クリティカルな部分でルールを確認したり判断を要したりする箇所がありました。

Q:司令部ボーナスで同時に活性化できるのは移動のときのみか?
A:そう考える。