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写真はこちらでどぞ。
Troopers Depo:Snoopy’s Nose:VIETNAM BATTLES/MW007(DG)/Scenario"THE BOYS OF ‘67"(0101)
※写真をクリックするとスライドショーで見ることができます。

所謂ファイア&ムーブメントシステムを使ってベトナム戦争の戦闘を2つ収録したModern War誌の付録ゲームの1つ"Snoopy's Nose"の練習シナリオである表題作をプレイしてみます。


1.シナリオの概要

(1)全般
史実については、手軽に参考になる書籍やサイトが見つかりませんでしたが本誌記事の一部がPDFで公開されていますので、一読しておくとよいかもです。
(ただし実際は検索するキーワードが悪いのかもですが…)

状況は本マップ上にあるトラタン川とバライ川の間に潜むベトコンを捜索中に逆に待ち伏せを受けた中隊とその周辺の部隊による救援と反撃がテーマとなっています。

勝利条件は、米軍はベトコンの殲滅(2ユニット)となりますが、4ターン終了時にベトコンユニットが残っていればドローとなります。
さらに味方が1ユニットでも撃破されると敗北となってしまいます。
(史実でも戦死者は待ち伏せを受けた部隊の1名のみだったとのこと)
ベトコンは上記以外の条件となった場合、勝利となります。

ベトコンは既に露見状態の2ユニットがトラタン河岸The Angleで米軍と接触した状態から開始されます。
(ベトコン二個中隊が米軍を待ち伏せた、という状況です)
米軍はメコン川から二個大隊にてバライ川とトラタン川と間をLong Trung方面へサーチ&デストロイしている最中で襲撃された第3大隊はともかく西の第4大隊は戦場からは離れた位置に上陸/降下しています。
米軍はヘリボーンと河川移動が可能なため、地形はほぼ障害となりません。
また二個大隊の地上戦力以外にモニター(米軍が数多く投入した河川艇のうち重武装なもの)を持っており、河川があるところならどこにでも火力支援が可能です。

戦場は東西を河川に南はメコン川に囲まれており、殆どがジャングルか湿地となっている上、これら河川の支流がジャングル内に縦横に走っており、移動の大きな障害となっています。
よって戦闘では攻め難く守り易い地形です。


2.シチュエーション分析と方針
(1)分析
待ち伏せといいながら既にベトコンは交戦状態となり発見されており、どちらかといえば米軍によるヘリや輸送艇を使用した機動等の戦術の練習といった趣のシナリオかもしれません。

(2)米軍の方針と配置
米軍がかなり有利なのはまちがいないと思われますが、自軍に損害を受けると勝利できなくなります。
砲撃のみで敵を叩き、地上部隊でとどめを刺すというパターンに持っていければよいですが、双方の支援射撃マーカーの火力値からするとかなり拮抗しており砲撃だけだと誤射を喰らう可能性が高く、かなりリスキーな印象です。
F&MのCRTはEXの可能性がかなり高いため、部隊数が多い米軍としては損耗上等でこれらをローテーションしながらベトコンに消耗戦をしかけるしかないかもしれません。

(3)ベトコンの方針と配置
既に米軍に囲まれており離脱は不可能でしょうが、撃破される前に米軍を一部でも撃破できれば、引き分け以上に持ち込めます。
その上で最後の1ユニットが損耗状態でも残っていれば勝利ですので、ベトコンはEX上等で有利な状況で戦闘ができる米軍ユニットめがけてアグレッシブに戦闘を仕掛けていきたいと思います。


3.プレイの経過

第1ターン。

スヌーピーノーズ周辺の河川上陸部隊とヘリボーン部隊は急遽ベトコンとの戦闘に入った第9歩兵師団第47連隊第3大隊のいるトラタン川方面へ集結。
損害を恐れてベトコンへ支援砲撃等の要請を行うものの、部隊が接近しすぎており、誤射が発生。
ヘリボーンで降下したばかりの第3大隊B中隊が誤射の犠牲となってしまいます。

米軍は混乱した状態でベトコン一個中隊への攻撃を強行しますが反撃され後退を強要されます。
逆にベトコンが二個中隊でメコン河方向へ退却した第4大隊C中隊に追撃を行い、同中隊を河岸へ追い込みます。
しかしこれは開豁地が逆に災いして米軍に決定打を与えることができませんでした。

(続く)