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写真はこちらでどぞ。
Troopers Depo:Snoopy’s Nose:VIETNAM BATTLES/MW007(DG)/Scenario"THE BOYS OF ‘67"(0102)
※写真をクリックするとスライドショーで見ることができます。

第2ターン。

双方拮抗した火力での砲爆撃は米軍がその優れたシステムでベトコン側を制し、一個中隊に打撃を与えることに成功。
さらにそれにつづく地上戦でも双方が拮抗した支援火力を投入しての攻勢でしたが米軍二個中隊による畳み掛けの攻勢で手負いのベトコン一個中隊を壊滅に追い込みます。

第3ターン。

両軍とも学習したのか、確実性がない限り自ら攻勢を行わず、有利な位置取りをするために移動に終始。
残ったベトコン一個中隊がメコン河を渡り、決戦場はメコンの中洲となりそうです。

第4ターン。

米軍はここで失策に気付きます。
残る時間でベトコンを壊滅させることが困難であることは現状の両軍の支援射撃能力や戦力差を見れば明らかでした。

ひとまず支援射撃能力が増加したこともあり、先のターンのように砲爆撃での打撃に加え地上戦での攻勢で一挙に撃破を狙います。

まずは準備砲撃を実施しますが、気合が入りすぎたのかこの砲撃は誤射となりまたもや味方大隊に被害が出てしまいます。
残るは地上戦力による最後の攻勢。
戦力差は完全優位であり、EX上等で臨んだのですが、なんとこれも膠着状態となり双方損害なし。

ベトコンは、自ら攻勢をしかけても不利なことは明らかですので、そのまま防衛体制を敷くのみでした。

以上でゲーム終了。

ベトコン側は1ユニットが壊滅しましたが、米軍には幸いにも壊滅ユニットが出なかったため引き分けとなりました。


4.プレイを終えて

険しい地形が多く、優位な状態で戦闘を行うことすら困難な状況での戦闘です。
支援砲撃も相手が対砲兵射撃を行ってくると誤射の可能性が高まり、一方の支援射撃マーカーが極端に減っているのでない限り、かなりリスキーです。

よしんばそれなりの戦力差で戦闘が発起できてもEX上等のF&MのCRTは健在です。
双方とも戦えば戦うほど消耗していき、最後はボロボロになりながら雌雄を決する展開は毎度ぐっとくるものがあります。

なお、今回Fire&Movementシステムにヘリボーンと輸送艇が特別ルールとして導入されていますが、なるほどこれは強烈です。
これらを使ったサーチ&デストロイを本編のシナリオで運用することになるでしょうが、画期的かつ効果的な戦術となりそうです。


5.ルールについて

今回プレイした範囲では特に疑義となる点は見られませんでした。