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写真はこちらでどぞ。
Troopers Depo:OBJECTIVE HAVANA/MODERN WAR 028(DG)(0101)
※写真をクリックするとスライドショーで見ることができます。

1962年夏から秋にかけて発生したキューバと軍事協定を結ぶソ連によるキューバ国内へのミサイル基地建設や軍事物資の搬入、部隊の駐留により米国とキューバ/ソ連との軍事衝突の危機を背景に米国がもしキューバ侵攻を実行に移していたら?を題材とした表題作をプレイしてみます。
なお、表題作はプレイヤーが米国軍をマネージメントするソリティアゲームとなります。


1.シナリオの概要

(1)全般
ざくっとした概要やゲーム内でも登場するタームについては、ひとまず以下にざっと目を通しておくとイメージしやすいでしょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8D%B1%E6%A9%9F#.E3.83.9E.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.83.BC.E3.82.B9.E4.BD.9C.E6.88.A6

米国の勝敗はVPにて判定され、各種目標に重み付けされたVPが割り当てられています。
また米国のアクションや失策によりVPを失う要素もありますのでこれら得失を考慮した戦略策定やプレイが必要となります。

状況は、すでにソ連軍によるアナディル作戦がある程度完了しており、キューバ国内には相当数のソ連軍戦力(地上部隊、航空戦力、ミサイル部隊[核弾頭含む])が配備された状態からスタートします。
米軍も北米への核攻撃の脅威が現実のもととなった今、これを実力排除するために陸海空が総力を上げて10日以内でのキューバ制圧を目指す作戦が発動されることになります。

マップはポイント・トゥ・ポイントで描かれており、地形は山岳地、市街かそれ以外かの三種類、重要施設は空港と港湾、街と都市にわけられています。
また島の東端に位置するグァンタナモは米軍の橋頭堡となっていますが、ここをキューバ軍に制圧されるとVP損失となります。

(2)キューバ/ソ連軍について
初期戦力としていくらかが配置される以外はターンの進行に伴いランダムに登場してきます。
兵科はメインとなる陸上戦力の他、航空戦力まで含まれています。
これ以外に初期配置で都市部に基地マーカーが配置されますが、基地の種別(補給基地からミサイル基地、核兵器貯蔵施設まで)が不明となっています。

(3)米軍について
陸上兵力は空輸/海輸される歩兵や機甲部隊の他海兵隊が、また航空戦力は空軍、海軍、海兵航空隊等の大兵力が登場します。
ただし海上戦力は艦砲射撃部隊がわずかに用意されているのみです。
この他、米軍にはVPやペンタゴンスタッフポイントと呼ばれるリソースを消費して、増援や特殊作戦(ピッグス湾事件の部隊やマングース作戦等)を実行できます。


2.シチュエーション分析と方針

(1)分析
島は東西に長く東端南岸にグァンタナモ、島の西端北岸にハバナがあり、史実の計画のようにハバナ急襲かグァンタナモを発起点にして西へ攻め上がるか、奇襲/キャンペーンそれぞれのメリット/リスクを考えて初期戦略の選択や途中での方針転換を行う必要があるでしょう。

(2)米軍の方針と配置
VP上でいえば、核ミサイルとミサイル基地の破壊、およびソ連軍ミサイル装備部隊/空挺部隊の撃破は、逆に残っているとペナルティとなるため優先排除項目となるでしょう。
次にハバナの占領とグァンタナモへの共産軍突入阻止が重要項目となります。
これは、当時の米軍の計画とも合致しているので、これでいきます。


3.プレイの経過

まずは初期配置後に、最初の諜報活動として、1D6のエリアの共産軍の偵察が可能です。
今回、出目は3となり、ハバナ、グァンタナモ市街、パラコアの主に基地及び強襲上陸予定地の敵戦力につき偵察を実施します。
ではプレイ開始です。

第1ターン(D+1日)。

ペンタゴンSP:+2

戦力は多いほうがよいのでエスカレーションレベルが0である今、CINCLANT予備動員を実施しておきます。
ただしマングース作戦部隊は、現時点では時期尚早(効果よりも部隊喪失のリスクの方が大きそう)とのことで見送りとします。

非在来型戦闘、いわゆる非正規戦については基地があるエリアの偵察を主に実施することに。
侵攻前のハバナの偵察で居場所を確認したラウル・カストロの暗殺を狙って潜入していたSEALチーム2が暗殺に失敗、キューバ軍の反撃を受けて壊滅してしまうという惨事に。

いよいよ正規軍の侵攻となりますが、利用できる兵力のリソース配分は、かなり悩ましいところです。
進行そのものの軍事的成果も然ることながらひとまず基地狙いで東方と中央部は戦術航空攻撃を実施。
最北のサンタクララに対する海兵航空隊の攻撃はミサイル基地を狙うも空振りに終わります。
しかしシエゴ・デ・アビラに対する空軍第一波の攻撃はミサイル基地の破壊と守備中のキューバ軍一個旅団の壊滅という戦果を挙げました。
また中部一の大都市カマグエイでは同じく空軍による第二波の攻撃で核兵器貯蔵基地の破壊に成功。
いきなりの本命の一つの破壊成功に司令部は湧きます。

(続く)