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Troopers Depo:IMPERIUM(GDW)@KGG_12(0201)


先日急遽ですが再びプチKGGを催し、昨年末に開催したプチKGG(第11回)よりN黒さんと始めたインペリウムのキャンペーンゲームの第二回目、いわゆる“第二次星間戦争”をメインにプレイしました。


1.ゲームの概要

(1)全般
上記リンクに挙がっている4つの記事の最後の記事を見ていただければ、停戦時の状況がわかりますが、7年に渡る第一次星間戦争はあまねく銀河に版図を広げようと接触してきたヴィラニ星間帝国に対して憤慨した地球側から開始した防衛戦争として始まりました。
大帝国といえど一辺境の部隊にすぎなかった帝国軍に対して地球連邦側が一時、帝国領奥深くまで逆侵攻するほどの勢いを見せますが、最終的には無理な攻勢がたたり版図はほとんど開戦時と変わらないものの地球側がその戦力のほとんどを失った状態で一応の停戦を迎えて終結しました。

一方、帝国は序盤苦戦しつつも戦力増強を図り、停戦時には辺境の部隊としては過分すぎる規模の大艦隊を擁するまでになり、停戦せずともそのまま地球連邦側の首星系まで攻め込めそうな戦力差で停戦を迎えることになりました。
しかし、帝国とて得られる資源が艦隊の規模と釣り合っておらず、その維持のためにはさらに地球連邦側領域に版図を広げる必要がありました。

そうした帝国側の思惑もあってか、謀略に近い形で劣勢の地球連邦側から再び戦端を開かせる形で停戦からたった2年で第二次星間戦争が勃発することになります。

ゲームそのものについての基本情報は第一次星間戦争の第一回目の記録を参照ください。


2.シチュエーション分析と方針

(1)分析
両陣営の版図はキャンペーンゲーム開始時と大きく変わっていませんが、両陣営が勢力範囲内に多数の前哨基地やワールドを設置してそれなりの資源を確保できる状態となっています。
それに対し、現状の戦力差は帝国側優勢で大きく差がついています。
また地球連邦側には帝国側の侵攻ルートとなるアジッダルートとシリウスルートを封鎖する艦隊にも事欠いた状態となっています。
唯一の好条件は実質的に地球側が第一次星間戦争の敗者であるため停戦後の復興に尽力したため収益が十分得られることと、敗者側が先制を行える、という二点です。

(2)地球側の方針と配置
まずは、現状の版図維持が最優先事項となります。
そのためにはアジッダルートの最前線バーナードスターとシリウスルートの最前線プロキオンの守備を固める必要があります。
しかし艦隊はほとんど壊滅しており、戦争終結前に建造していたのはわずかな艦隊のみです。
まずは安価で高火力な艦隊を急造して両拠点の守備を図ります。
また、戦争期間中に得られる資源でともかく戦力をヴィラニ星間帝国軍艦隊に匹敵する規模まで増強を図ります。
そのためには原則現状の版図よりも外にはでず防御に徹します。
まだ先は長いので、ひとまずこの戦役では“勝つ”よりも“負けない”ことを主題とします。


3.プレイの経過

第1ターン。

十年以上に渡る最初の戦争で地球連邦側戦力は完全に疲弊していしまいます。
水面下での工作でやっと掴んだ停戦でしたが、帝国側はこれで済まそうとは思っていなかったようです。

停戦後も帝国側は両陣営掌握宙域の境界に位置する非武装星域において度々に渡る挑発行為を続けていました。
相互非干渉とした星域に対して小規模の武装艦隊を送り込み制圧するなど帝国領土拡大する野心を隠そうともしない行動にエスカレーションした矢先、地球連邦側議会ではタカ派が多数派となり議会を掌握します。
こうした事態が重なり、数度目の帝国軍領域侵犯が発生した際に、これに呼応する形で送り込まれた地球連邦軍艦隊との間で小競合いが発生、地球連邦軍側に軽微ながら損害が発生します。

この報を受けた地球側ではタカ派を中心とした議会で帝国軍排除のための軍事オプション選択が採択されます。
しかし、先の戦役で受けた損害は大きく、帝国軍艦隊と渡り合える艦隊など今の地球連邦には存在していません。
ひとまずはお家芸の安価なミサイル偏向型戦闘艇であるミサイルボートを急造して帝国軍の侵攻ルートとなるであろうアジッダルート上の前哨基地バーナードスター星系、およびシリウスルート上のプロキオン星系に送り込みます。
宣戦布告をした上で同星系を侵犯中の帝国軍部隊を排除し、同星系防衛のため駐留するとともに現星系にて星系防衛用モニター艦の建造を行うこととします。

帝国軍も大艦隊を温存していましたが、主に内政や資源問題からかほとんど動きを見せません。
“第二次星間戦争勃発!!”と地球連邦側報道機関が連日騒いでいるものの戦闘が全く発生しない期間が長期間続きます。
こうした状況に地球連邦内でも、その昔地球上で人類同士が争っていた20世紀に起きた戦争であった同じような状況を模して"Phoney War"と呼ぶ者まで現れます。

しかし、この静寂も1年ほどで破られてしまいます。
帝国側艦隊がアジッダ星系からバーナードスター星系へ侵攻を開始します。
後に“第一次バーナードスター会戦”と呼ばれる軽艦隊同士による艦隊戦です。

まだ十分な艦隊を配備できていなかった地球側は急ぎ配備したミサイルボートと前戦役から就役しているモニター艦からなる艦隊で、軽巡と駆逐艦からなる帝国軍巡洋艦隊の襲撃を受けます。
この戦闘では双方に大損害がでますが、地球側は配備したばかりのミサイルボートを4失ったのに対し、帝国軍は軽巡洋艦2、駆逐艦3という侵攻艦隊の戦力をほとんど失い、残存艦隊はアジッダ星系へ撤退して、この戦闘は終結しました。

第2ターン。

急造ではありましたせっかく建造した艦隊が一気に半減するほどの損害を受けて、地球連邦側は意気消沈します。
残った艦隊で守りを再び固めると共に、やはり少数でも火力で敵を圧倒する艦隊の必要性が認識され、重巡洋艦、軽巡洋艦、駆逐艦からなる巡洋艦隊の建造に着手します。

しかし、帝国軍も待っていてはくれませんでした。
第一次星間戦争時に辺境領域内に設置した前哨基地やワールドから採取した資源で比較的余裕が出来たことを背景に、少々の損害でも速やかに再建する能力が備わっていました。

帝国軍は飽和状態を狙って残存する駆逐艦隊により再びバーナードスター星系に侵攻を開始します。
俗に言う“第二次バーナードスター会戦”です。
地球側艦隊も増援を送り込んでいましたが帝国側の自殺的攻撃によりミサイルボート4、モニター艦2の全艦隊を失います。
帝国軍は駆逐艦4を失いつつも残存艦隊がバーナードスター星系に駐留したことにより母星上の地球連邦軍前線基地が連絡途絶状態に陥ります。

地球連邦軍はすぐさまミサイルボート2からなる救援艦隊を、今現在平穏なプロキオン方面から急派して帝国軍残存艦隊を急襲します。
先の戦闘での損傷を補修中であった帝国軍駆逐艦隊は完全に不意を突かれた形となり抵抗する暇もなく潰滅。
バーナードスター星系は再び地球連邦側が掌握することになります。

此度の開戦から4年が経とうとする頃、帝国軍が三度目となる攻勢を発起します。
しかし、今回は従来と違い、地上への降下部隊や戦闘機隊等も要した完全な強襲用の大艦隊でした。
第三次会戦後に同星系に駐留していたミサイルボート2ではこの大艦隊に抗うこともできず、瞬く間に地球連邦軍艦隊は潰滅させられてしまいます。
帝国軍は制宙権を確保するとすぐさま艦隊による事前空爆を実施した上で降下兵による強襲上陸を開始します。
母星への降下を許してしまった地球連邦軍ですが、地上では連邦軍内最精鋭といわれる地上部隊が待ち構えていました。
これら精鋭部隊と前哨基地守備隊の反撃により、降下に成功した帝国軍降下部隊は橋頭堡を失った上、退路を絶たれて潰滅。
帝国軍によるバーナードスター母星制圧作戦は失敗に終わります。
しかし、帝国軍艦隊は依然としてバーナードスター母星上空に居座っており、再び地球とは連絡途絶状態となります。

(続く)