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Troopers Depo:激闘!ロンメル軍団/ウォーゲーム・ハンドブック2013(K2P)(0104)


第3ターン(1941/11/22-24)

第1作戦フェイズ:

英軍:第13軍団
バルディア周辺は第30軍団が展開しているためDAKへの追撃は困難であると判断しました。

★実はスタックが常時適用であることを失念してチットの仕込みを行ってしまっていました…

よって北西へ向かい枢軸軍第20軍団の追撃を行うことを企図します。
ハルファヤ峠を進発した第4インド師団と第8機甲連隊は、先の戦闘で北へ潰走した伊軍アリエテ師団を追撃。
これを補足した第8機甲連隊が第一撃を加え、枢軸軍がバルディア方面へ潰走したところを、今度は第4インド師団が第二波攻撃を実施してこれを撃破します。
ガブルサレーでトリエステ師団を補足した英軍は、第2ニュージーランド師団を先導に攻撃を開始。
続いて二個機甲連隊が北へ潰走する枢軸軍を追って追撃を継続し、最終的にバルディア西方でこれを撃破します。
これら一連の戦闘により枢軸軍第20軍団は事実上潰滅します。

枢軸軍:DAK
バルディア北西の街道上にいる第21装甲師団に補充を実施し、英軍の攻撃に備えることにします。

第2作戦フェイズ:

枢軸軍:第20軍団
既に壊滅しており無効となります。

英軍:第30軍団
満身創痍のため出遅れていた第2南ア師団がバルディアに到着したところで、DAKに戦力回復の暇を与えずに打撃を与え続けて疲労破壊を狙うアグレッシブ戦略を継続します。
バルディアとその西方の二箇所からそれぞれ第15装甲師団および第21装甲師団に攻勢を開始。
第15師団に対しては実質第2南ア師団のみが攻勢戦力となりますが、装甲部隊をガンブート南へ追いやり、逃げ遅れた歩兵部隊を撃破して第15装甲師団を実質的に半壊状態に追い込みます。
しかし第21装甲師団への攻勢は、先鋒の第1ニュージーランド師団が独軍装甲部隊に撃退され、大きな損害を受けて失敗に終わります。
残存戦力である随伴の第22近衛機甲旅団だけでは攻勢を継続するにはやや心もとなく枢軸軍への攻勢を中止せざるを得ません。

第3作戦フェイズ:

3ターン連続でゾロ目が出たためこのフェイズは無効となります。

★毎ターンどこかの作戦フェイズでゾロ目が出ていますね…
★両軍とも断固たる攻勢でそれぞれ敵が目的を達する手段を撃破して敵の目的達成を阻止することで、自軍を有利な位置に導こうという方針のため、序盤で壮絶な消耗戦となっています。

第4ターン(1941/11/25-27)

第1作戦フェイズ:

英軍:トブルク守備隊
どうも順番で失策を犯したかもしれません…。
現状VPでは枢軸軍を上回っているので無理に反攻を発起する必要なありませんでした。
ひとまず充足した第70歩兵師団にて伊軍トレント師団を攻撃します。
あわよくばトブルク内の部隊も攻勢に加わり枢軸軍攻囲部隊を撃破できれば、足の早い第32機甲旅団の部隊を脱出させてビルハケイムもしくはガザラへ向かわせることで突破を匂わせ、攻囲中の枢軸軍を揺さぶりたいところです。
しかし、この優柔不断な攻勢は失敗に終わり、第70歩兵師団が損害を受けるのみに終わります。

枢軸軍:第20軍団→ロンメル
ここで枢軸軍は既に存在しない第20軍団の代わりにロンメルチットを使用してDAKの補充を実施します。

第2作戦フェイズ:

なんと…ここで3のゾロ目が出て無効に…。

★DAKのダブルムーブによる英軍への再度の攻勢を企図していた枢軸軍にとっては痛恨のゾロ目でした。

第3作戦フェイズ:

枢軸軍:第21軍団
トブルク攻囲中の伊軍が若干の配置転換を実施します。
パヴィア師団を、全くの無人地帯となったガブルサレー〜ビルハケイム方面の守備のため派出します。
またエル・ドゥーダにいたボローニャ師団を南西へ移動させてエル・ドゥーダを空けるという大胆な布陣を行います。

英軍:第30軍団
防御こそできるものの、現状では攻勢を取れる戦力がなく、各部隊の補充に終始します。

★もし第2作戦フェイズが流れておらずDAKが攻勢に出ていれば、英軍はさらに悲惨な状態となっていたと思われます。
★DAKがまずまず充足して攻勢能力を再び得たことと、第13軍団の間とトブルク包囲網にギャップが生じたことがこの後の波乱を予想させます。

(続く)