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その他の写真はこちらから。
Troopers Depo:突入!レイテ湾(K2P)(0101)


お手軽なカードゲームを中心にいくつかのタイトルを出版している国際通信社のレキシモンゲームズブランドの一作をプレイしてみました。


1.ゲームの概要

(1)全般
ちょっと個人的にカードゲームについていろいろ見聞する必要が生じ、その一環でのプレイとなりました。

タイトル通り1944年秋に生起したレイテ沖会戦を舞台に各プレイヤーがレイテ湾突入を目指します。
米軍等の妨害は他のプレイヤーがコントロールすることになります。
フレーバーイメージを作るための戦史についての簡単なまとめはこちらを参照ください。

勝利条件は、原則デッキが枯渇するかイベント(栗田艦隊の反転)が出るまでに、より多い日本軍艦隊カードを持って、海里カードを300海里分以上獲得していること“レイテ湾突入成功”となります。
まただれも突入に成功していない場合は、より多くの海里を進んだプレイヤーの勝利となります。
また特定の条件でレイテ湾に突入すればサドンデス勝利もあります。

(2)プレイヤーについて
各プレイヤーは4枚の手札を持ってプレイを開始します。
手番でカードをドローしてプレイ…の繰り返しとなりますが、手札は最大5枚まで保持できます。


2.シチュエーション分析と方針

(1)分析
プレイはいつもの仮想プレイヤー4名でのプレイとなります。
カードの周り具合で艦隊の進撃ペースや米軍等の妨害の度合い等がどの程度となるかが読めませんので、特に事前に検討できることはありません。

(2)方針と配置
ひとまず、序盤は様子見であまり耳目を引くような前進はさけ、いよいよ仕方がなくなった時点、あるいはだれかが先に妨害行為を行いだしたのを見計らって他プレイヤーの足止めを行う、というスタイルでいってみます。
またそのために進撃カードは、海里数の大きなものを得るためには手札交換もどんどん行っていきたいと思います。
準備を整えて短時間で一気呵成にレイテ湾へ突入、というスタイルを指向します。


3.プレイの経過

第1ターン。

皆、様子伺いで少なめの進撃カード(50海里)を出して、威力偵察といった状況です。
Mr.ホワイトがいきなりイベントカード「小沢艦隊」をドロー。
プレイヤー間の妨害が行いにくい状況も重なり、何事もなく地味に各艦隊は進撃を継続していきます。

第2ターン。

Mr.ブルーはまだ様子見モードです。
しかし、出遅れていたMr.ホワイトも100海里をプレイしてとりあえず他のプレイヤーと横並びに。

★実はMr.グリーンの手札には進撃カードが一枚もありませんでした。

ここで早くもMr.レッドがイベントカード「栗田ターン」を発動して「小沢艦隊」。
これでサドンデス終了はなくなりましたが、皆も進撃カードが使えなくなってしまい、この後に待っている米艦隊が跋扈する様子が目に浮かびます。
Mr.グリーンは米艦隊カードを持っていましたが、ここで他のプレイヤーを刺激することは得策でないと判斷し、ひとまず手元にホールドしたまま淡々とプレイを続けることにします。

第3ターン。

Mr.ブルーが初めて米艦隊カードをゲットしますが、やはりここでは使わず、何かのときのためにキープすることに。
この他Mr.ホワイト、Mr.レッドともに手札最大枚数までカードを貯めて他の艦隊の様子見を決め込みます。
しかし、最後の手番でMr.グリーンが手札最大数を越えるため、捨て札にするのももったいないということで何かをプレイせざるをえず、唯一使用できる米艦隊カードをMr.ブルーに対して切ります。
Mr.ブルーの艦隊の前に米軍第77タスクフォース/タフィ2が現れたためMr.ブルーはこれを回避するためいったんコースを外れることにします。

第4ターン。

全艦隊が100海里ほど進んだところですが、ここで米軍の警戒ラインに接触したようです。
Mr.グリーンの艦隊の前にも先のMr.ブルーと同じ米軍第77タスクフォース/タフィ1が現れたため、同様に回避行動に移ります。

★これはMr.ブルーによる応酬でした。

そして、Mr.レッドの前にはなんと米戦艦カリフォルニアの姿が…。
Mr.レッドもレイテ直行を諦めて回避行動をとらざるをえなくなり、これでMr.ホワイト以外の艦隊は全てレイテ直行ができなくなることになりました。

★Mr.ホワイトの手札には進撃カードがないのと、あまり特定のプレイヤーに集中攻撃を行うと後の進撃に影響が出やすいことが予想されため、横並びで妨害されていないプレイヤーに米艦隊をプレイがされる…という展開となりました。

しかし結局、災難はMr.ホワイトにも訪れます。
同艦の進路上に米戦艦ペンシルベニアが現れます。

★当然ながら結局はMr.レッドの応酬を招くことになりました。

これで全艦隊がレイテ直行が不可能となります。
この状況では捷一号作戦自体の成立が危ぶまれるため、Mr.グリーンは大きな犠牲を払ってでも米艦隊を排除し、作戦を遂行することを決意します。
そこでMr.グリーンがとったのは、なんと戦艦大和を犠牲にして米軍タスクフォースを誘引という手段でした。
これでMr.グリーンは再びレイテへ向けて進路をとることができます。

★かなり大盤振る舞いなプレイですが、実はMr.グリーンには秘策がありました。

(続く)