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Troopers Depo:突入!レイテ湾(K2P)(0103)


第7ターン。

身動きがとれないMr.ブルー艦隊に米空母接近の報が入ります。
Mr.ブルー艦隊もここまでか…と思われましたが、これは折からのスコールに救われ米空母はMr.ブルーの艦隊に気付かず離れていきました。
しかし、Mr.ブルー艦隊を見失った米空母フランクリンにMr.ホワイトの艦隊が運悪く見つかってしまいます。

★一向に進撃カードが手に入らないMr.ホワイトは手札に日本軍艦隊カードが多くあることから消極策に転じ、一番距離を稼いでいるMr.ブルーへの妨害行動を行い、進撃距離による勝利を模索します。
★Mr.ホワイトはその方針に基づき手札を減らす空母カードをMr.ブルーに対して切りますが、これがMr.ブルーによる戦術「スコール」によりブーメランとなり自身へ帰ってきました。
★米機動部隊に襲撃されたMr.ホワイトはこれも手札を減らすきっかけだと損害吸収より手札のランダムロスを選択します。

この米空母フランクリンによる空襲で戦艦長門と戦術「応急処置」が失われることになります。

★Mr.ホワイトとしてはこの結果を見るに、こんなことなら島風を損害吸収艦にしておけば…という所でしょう。

この後、出遅れていたMr.レッド、Mr.グリーンは相次いで進撃カードをプレイ。
先行していながら足を引っ張りあったMr.ブルー、Mr.ホワイトらを抜いて一気に距離を稼ぎます。

第8ターン。

★Mr.ブルーの艦隊が動けない間にMr.ホワイトは新たに足を引っ張る相手を見定めていました。

やっとレイテへ向けて進みだしたMr.レッドの艦隊の前に米空母レキシントンが現れます。
Mr.レッドは巡洋艦最上を餌にレキシントンを引きつけ、その間に本隊を同海域から離脱させることに成功します。

★Mr.レッドは戦術「煙幕」を使用すればせっかくの進撃カードを失うため、損害吸収により先を急ぐという決断を行いました。
★ここで先のターンのMr.ホワイトが戦術「煙幕」を使用した際に直近で使用した進撃カードを除去しなければならないことに気付きましたがそのままプレイ継続としました。

米機動部隊からの離脱に成功したMr.レッドでしたがその幸運も長く続きませんでした。
レキシントンからの報告を受けた戦艦メリーランドが出動、Mr.レッドの艦隊進路上に現れます。
同じくMr.グリーンの艦隊の前にも米第77タスクフォース/タフィ3が現れ、同艦隊に対する空襲の機会を伺います。

★残る山札が3枚というところで結局、上位に躍り出たMr.レッド、Mr.グリーン同士による足の引っ張り合いの展開となります。
★Mr.グリーンとしては進撃カードを使いたかったのですが、すでに最終手番が見えており、米艦隊を排除するカードも持たなかったため、第二位に直接打撃を加えることとしました。
★しかし、手番は次のターンのMr.ホワイトまでのため、現状最も進んでいる(150海里)Mr.レッドの優位は揺るがないと思われます。

第9ターン。

相変わらずMr.ブルーの艦隊はレイテ湾へ向かうことが出来ず迷走しています。

★Mr.ブルーは120海里、130海里といった一発長打のカードを持っていましたが、米艦隊を排除するカードが致命的に少なくこれら長駆カードを活かせません。

いよいよ最後の手番となるMr.ホワイト。
米艦隊の妨害を受けていない唯一の艦隊であり、この艦隊の動向でレイテには突入できないものの戦況が大きく動く可能性があります。
そしてプレイされたのは…70海里の進撃!

なんと、ここで自分以外の艦隊を出し抜いて、自身の艦隊を一気にレイテ湾へ向けて進めてきました。
しかし、結局いずれの艦隊もレイテ湾への突入はならず、捷一号作戦そのものは失敗に終わります。

以上でゲーム終了。
どのプレイヤーもレイテ湾へ突入できなかったため、一番進撃を果たしたプレイヤーが勝利となります。

各プレイヤーの進撃距離は…
・Mr.ブルー:100海里
・Mr.ホワイト:170海里
・Mr.レッド:150海里
・Mr.グリーン:130海里

以上よりMr.ホワイトの勝利となりました。


4.プレイを終えて

手札の充足に併せて、序盤の相互に警戒しながらの展開が、一人が飽和した手札の処理として米軍カードをプレイしたところから、急に堰を切ったように米軍の応酬となっていきました。
相手を妨害しつつ、自分にかけられた妨害を解除して、前に進むというアクションの組み合わせとなりますが、妨害にもピンポイントなものと全体に影響するものがあったり、妨害解除の手段も単なるリセットから相手に反撃が可能なもの等いろいろなバリエーションがあります。
コアな部分は懐かしいミルボーンといえますが、そこに米軍等の妨害を振り切って行うレイテ湾への突入というフレーバー付がなされており、カードゲーム単体としても面白いのですが、レイテ湾突入に至る背景がわかればカードの内容がより刺さってくるので盛り上がれると思いました。

一点、ゲームの展開として、個人的には細かくは誰がどのくらい勝っているかがわからない方が面白いと思っていますので、サドンデス以外は勝利を点数計算を複雑にして得点が読みにくくするというのもよいかもしれません。
例えば、
・米軍の妨害中や手札に残った米艦隊カードで減点
・手札内の日本軍艦隊カードで加点
・進撃距離を点数化
等々、加点/減点条件を組み合わせて場に出た札だけでは勝敗が読めなくするという方法もあるでしょうし、そもそも進撃カードを手番最後に裏を向けて積み重ねてパイルとして、ターン終了時には枚数/距離ともわからなくなるというのも簡単にできそうです。

あと、カードを四枚ほど組み合わせるかルールと同じ紙質を使って、進発地からレイテ湾までが適当な海里毎にエリアで区切られた描かれたマップを設けて、その上に自身を表すカウンターやポーンを進撃距離に応じたエリアに置くことで、ざっくりとしか各艦隊の進撃度合いがわからないようにする等のビジュアル的アプローチも好みです。
(いっそのこと進撃カードも裏にして出して、マップでのみ大まかな距離のみわかるようにする等)


5.ルールについて

プレイ中、特に疑義となる点は見当たりませんでした。