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Troopers Depo:Modern Land Battles(DVG)(0305)


後方で再編を済ませた中国軍96式戦車が再び最前線へ投入され、ソ連軍正面のT80に対して激しい戦車戦を挑みます。
96式戦車の先制攻撃が全て命中し、意表を突かれたT80は反撃の間もなく撃破されてしまいます。

これでソ連軍には戦車戦力がなくなってしまい、大ピンチに。
どうにか主戦線での守りを固めなくてばならないソ連軍は急遽増援を要請。
これに対し増援として受け取ったのは型落ちのT72戦車でした。

なんとか体制を立て直そうというソ連軍ですが、中国軍はこの機を逃さず同じく後方で再編中であった80式戦車も最前線へ送り込み、配置についたばかりのソ連軍のT72 に激しい攻撃を浴びせて、一気に半壊以上の3ダメージを与えます。

受け取った増援がいきなり撃破寸前の損害を受けたソ連軍は、BMP-2のスパンドレル対戦車ミサイルにより中国軍第二線の86式戦闘歩兵車を撃破して一矢報います。

しかし、これもつかの間の喜び、中国軍は畳み掛けるように83式自走砲でソ連軍最前線のT72に集中砲火を浴びせ、とどめを刺します。

またしても最前線の戦車を失った…というところで中国軍がソ連軍に先んじて規定の25VP以上を撃破したためゲーム終了となります。
VPは、
中国軍:26VP/6部隊カード
ソ連軍:9VP/2部隊カード
となり、中国軍の圧勝となりました。


4.プレイを終えて

今回、双方ともほとんど正面からの打撃戦に終始してしまった印象があります。
途中要地の奪取などの展開も見られましたが迂回機動等の横の動きが少なかったかと。

ただし、正面を失うと即サドンデスであり、特に序盤で撃ち負けて最前線の鉾でもあり縦ともなる戦車戦力を早期に弱体化させられたため、どうしても正面の手当に注力してしまう点は致し方ないところがあります。

それゆえ、なおさら途中で戦術を転換し先制で要地奪取を行ったのであれば、もう一方の迂回機動も駆使して逆にそれにより得られるスペリオリティで正面攻撃を優勢にすすめる、という手もあったかと思います。
(ソ連軍は手札に泣いたところもあります)

また最初の編成時に中国軍と同じ指向のオールマイティ編成としていましたが、同程度の性能でもコストがやや高く同じ損害なら増援も呼びやすく相手に与えるVPが低い中国軍に同じ戦略の編成で挑むのではなく、ソ連軍は戦術が固定化しても、もっと先鋭化した編成で臨んだ方がよかったかもしれません。

逆に中国軍はソ連軍と匹敵するような損害も受けていましたが、より有効な手札を的確に使用してソ連軍よりも洗練された作戦行動ができていたことも勝因であったと思います。

ソ連軍がやや一方的であったので"たられば"的な振り返りが多くなりましたが、同種&同構成の部隊が消耗戦的に当たれば、より安価に兵器を製造できる側がスタミナ勝ちする、というような示唆が得られたような展開で興味深かったです。


5.ルールについて

特に疑義となるような点は見られませんでした。