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Troopers Depo:Born of Titans(OneSmallStep Games)@KGG_14(0101)


今度はギリシャ神話の世界へ!

これもずっと気になっていたアイテムでした。
コンポーネントの準備は随分前にしてルールを読んで脳内プレイまでしていましたが実際にマップを広げるまでに至っていませんでしたので、いかにもマルチプレイヤーズ・ゲームを2人でプレイするというガッツリ対戦モードでのプレイとなり少々趣が変わるかもしれませんが一応最低プレイ可能人数ではあり、しっかり楽しんでみたいと思います。

さて、舞台はギリシャ神話の神々や各種怪物、英雄が跋扈する古代地中海沿岸です。
プレイヤーは神話の英雄の一人となって乗組員を集め、船を操り、課せられた3つの冒険に挑んで、その達成を競います。
他にも英雄が率いるパーティがいて、同じように使命達成を目的に各地を冒険しています。
この英雄たちの中で最初に3つの冒険を制覇した者のみがギリシャ神話の本当の英雄として讃えられることになります。

実際のゲームですが、プレイヤーはまずマップの各都市にグッド/バッドいろいろな遭遇イベントを表すマーカや、地中海の難所3箇所に潜む怪物(撃退はできても倒すことができません)等をランダムで配置していきます。
次に自分の船の乗員(いろいろな属性を持つトライブ)をランダムに一つ選択します。
最後にダイス目で決められる順番で自分自身を表す英雄を選択すれば冒険へ出発する準備が整います。
これら獲得したリソースはプレイヤー毎に用意されたシートで管理されます。
この他、シートでは各冒険者を気まぐれに助けるギリシャ神の介入を表す予言ポイントも管理します。

さて、肝心の冒険はその試練の内容と目的地を、自分以外のプレイヤーによってランダムに引かれたクエスト・マーカがマップ上に描かれた6箇所のいずれかに置かれることで決まります。
当然ながら、当のプレイヤーのスタート地点から一番遠く困難となるような場所に置かれることになるでしょう。

マップ上で行われる冒険の途中に行われる移動や遭遇する各種イベント、戦いの解決には“チャレンジ”と呼ばれる共通した判定が用いられます。
表題作に登場する英雄や乗組員、モンスターからイベントに至るまで、全てに戦闘、航法、知力の3つの属性が設定されており、何かの判定を行う場合、これらのいずれかの属性値を使って成否を判定します。
“チャレンジ”は指定された属性値の数だけダイスを振って4〜6が出れば1回の成功として成功した数(=成功数)が対象(モンスターやイベント)の同じ属性値以上であればその“チャレンジ”をクリア(戦闘なら勝利、クエストなら達成)したことになります。
ただし1回の“チャレンジ”で失敗してもそこで終わりではなく、乗員を1ポイント失うことで再び“チャレンジ”することができ、前回までの成功数を加算できます。
つまり乗員ポイントの損失を許容すれば、恐らく最終的にチャレンジは成功するわけで、ここで単なる運ノシではなく、損害を受け入れてでもクリアすべきかどうかのデシジョンメイクが発生することになります。

今回、プレイ前の英雄選択段階では、これらパラメータのどれがどう効果をもたらすのかが全くわかっておらず拙もN黒さんもなんとなく数値が高ければいんじゃね的に英雄をチョイスしました。



ちなみにN黒さんが選んだ英雄はオデュッセウスで、そのスキルは5/2/8で知に長けているのが特徴です。
またその船を駆るのはスパルタ人となります。
それに対して拙のペルセウスは5/8/2で知恵を出すのは苦手ですが、とにかく移動に長けており、その船を操るのは女戦士アマゾネスとなります。
(脳内イメージは、もうサム・ワーシントン!w)

この他英雄にはアテナイ王テセウスや女狩人アタランテ、コルキスの王女メディア、ラピテス族王女キュレーネがおり、乗員にはアテネ人やパイエケス人、ミュルミドーン人(アキレスがトレイ戦争時に率いた)の他、トライブではありませんが、お約束のアルゴノーツが登場します。
乗員は、トライブが決まるとシート上で人員規模をポイントとして管理していきます。
これら英雄と乗員の組み合わせによっては、ギリシャ神話や関連の映画(“アルゴ探検隊の冒険”等)がお好きな方には堪らないペアが出来上がりますので、ここもグッと想像が膨らむポイントといえます。

では、早速お互いのクエスト・マーカを、苦難と試練の旅を与えるために、それぞれ最遠となる地に置きます。
(気分は、まるで助力を断ったイアソンに試練を与えて弄ぶゼウスですw)

拙の冒険の目的地はエチオピア王国…といっても現在のエチオピアではなく、スエズ湾に面した地となります。
なんとこのエチオピアの王女がアンドロメダで、後に拙がプレイしたペルセウスの妻となる人だったので、こうしたことがわかるだけで始まる前からワクワク物です。
(物語通りメデューサの首を持ってアンドロメダを食べようとした怪物クラーケンを石にするのかどうかは、クエストマーカをめくってのお楽しみです)
一方、N黒さんの目的地はコルキス王国の都市ディオスクリア(今のソチ辺り?)となりました。

早速プレイ開始です。
各手番には移動、遭遇、都市でのみできるリクルートや生贄、神殿で受けられる予言の5種から2つのアクション(同じ物も可)を行うことでプレイが進みます。

★プレイヤーは先述の船や乗員と共にマップ上を旅して目的地へ向かいますが、移動には“航法”能力を使います。
★“航法”の数だけダイスを振って成功した数が移動できるポイント数となりますので、当然ながら“航法”の値が大きい方がより移動できる可能性が高いわけですが、冒頭に選んだ英雄で明暗が別れます。

まず、なにわともあれ移動です。
北方ヒュペルボレオスを発ったペルセウスは、予言に従い陸路を通って一路エチオピア王国を目指します。

★実はこの時陸路/海路の移動効率を忘れていたため、1回目の冒険はかなり早回しで進んでいました。
★移動は海よりも陸路の方が移動効率が悪くなっています(海上は1ポイント/1マス、陸上は2ポイント/1マス)ので海路ではダーダネルス〜ボスポラス海峡を通過するしかないディオスクリアはなかなか厳しい位置といえます。
★“航法”が8のペルセウスに対し、オデュッセウスは2のため移動のままならなさに泣かされます。

一方、クレタ島を出発したオデュッセウスはボスポラス海峡にいる海の怪物を避けて、陸路を使うことにし、トラキアの都市アブデーラを訪れます。

★マップ上の3箇所、メッシーナ海峡、ダーダネルス海峡、ナイル・デルタ沖には強力(なはず?)の海の怪物が配置されています。
★この時点では二人共、強さはわからないもののわざわざ専用のカウンターがあるくらいなので、かなりエグいモンスターに違いないと思い、ここを通ることを極力避けていました。

しかし、安全と思われたアブデーラにはドラゴンが跋扈しており、オデュッセウス一行はこの退治に苦労することになります。

★マップ上の各都市には遭遇マーカが裏返して配置されており都市に入る際には遭遇アクションを行わねばなりません。
★仲間や予言ポイント、天啓マーカを得たりすることもありますが、今回のようにモンスターに遭遇して戦わねばならないこともあります。

二人の英雄による冒険行はほぼ同じペースで進みますが、バビロン辺りでペルセウスが一気にペースを上げ、オデュッセウスに先んじて第1の冒険の目的地であるエチオピア王国へ到着します。
ここで待っていた試練の内容は、“金羊皮の奪還”でした。

★“金羊皮の奪還”といえば、表題作の恐らくイメージにもなっているであろうイアソン率いるアルゴ号の冒険譚のクライマックスと同じイベントであり、これが真っ先に出たときは少しばかり興奮しましたw

さてこの試練の克服には力か知恵のどちらかが必要なようですが、知力にはあまり自信がないペルセウスは力で挑むこととし、なんとかこれをクリアすることに成功します。

★“チャレンジ”には二種類の属性値が描かれていることが多く、プレイヤーはどちらかを選択することになりますが、大抵の場合、成功の確率が高い属性値が選ばれるのではないかと思われます。
★冒険に成功するとプレイヤーは旅の途中で加わった仲間(英雄並みの力を持ったキャラクター)やギア(仲間以外のアイテムや動物等)を失います(=冒険隊が解散するイメージでしょうか?)。
★その後、再び新たなギアを獲得し、任意でその時点で遭遇が行われた都市/街に新たに遭遇マーカを置き直すことができます。
★最後に、他のプレイヤーにより新たな冒険の内容/目的地が設定され、次の冒険が始まることになります

誰よりも先に第1の冒険を達成したペルセウスですが、比較的無難に功を得たためか、己の力に慢心してしまい次第に傲慢な態度を取るようになります。

★第1、第2の冒険でそれぞれ最初に目的を達成したプレイヤーには“傲慢”マーカが置かれます。
★“傲慢”マーカが置かれたプレイヤーは、そのマーカが置かれている限り冒険の達成ができなくなります。
★そのためギリシャ神の力を借りたり、謙遜を学ぶ等して“傲慢”マーカを除去することになります。

オデュッセウスよりも先に第1の冒険を達成したペルセウスは、冒険隊の解散で別れ離れとなったペガサスに再会する等の幸運にも恵まれるものの一旦伸びた鼻はなかなか元に戻らず、次第に幸運からも見放されていきます。
ペルセウスは、第2の冒険の前に、まずは己を見つめ直す(=“傲慢”マーカを取り除く)旅に出ることにします。

★…というか、この状況ではそうするしかありませんね…w

ちなみにペルセウス第2の冒険の目的地は、第1の冒険の出発地点でもあったヒュペルボレオスでした。
ペルセウスは数は減ったものの未熟な英雄に従ってくれるアマゾネス達やペガサスと共にアフリカ北岸をアポロニア(現在のベンガジ辺り)まで進み、そこから海路イタリア半島へ渡ってヒュペルボレオスを目指すこととします。
その旅の途中にある都市や神殿で、再び冒険に相応しい英雄となるための出会いに期待することにします。

一方、ペルセウスが第2の冒険を旅立とうという頃、黒海沿岸でオデュッセウスも第1の冒険の目的を達成して次の冒険の目的地であるリビアを目指していました。

(続く)