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その他の写真はこちらから。
Troopers Depo:2019/11/30 倉敷ゲーム・ギークス #017(101)


日曜日は“エトセトラ”の日。

年末多忙な時期なのと主催者の会場確保のトラブル等が重なり、小ぢんまりとした二人会となりました。
今回、本邦未出あるいはまだホヤホヤといった新作を4タイトル5プレイ楽しみました。
プレイしたタイトルは以下のとおりです。

・PARIS DECEPTION(KV-DESIGN)[関連サイトなし]:
 1966年の仏NATO脱退に西独駐留NATO加盟国軍が懲罰的侵攻を行い、政治的状況によりWPACTも仏側で参戦

1940 Battle of Britain(KV-DESIGN)
 いわゆるバトル・オブ・ブリテン物でコンパクトながら隠匿、駆け引きといった要素に

THE RISE OF BLITZKRIEG(Bonsai Games) ✕ 2戦:
 1940の独仏戦で先日のゲムマで初お目見えの新作

BREAKOUT:First Panzer Army/WORLD at WAR#69(Decision Games)
WORLD at WAR誌の最新号で1944年のウクライナでのカメネツ−ポドリスキ包囲戦がテーマ

※Troopers depoのリンク先にあるもう一枚の写真は対戦相手到着前にカウンターをカットしていたStrategy&Tacrics最新号のSepoy, Mutinyです。
 (これは未プレイですw)

最初のに作品は中国のパブリッシャの作品で同社がシリーズで出版しているミニゲーム・シリーズの内の2作です。
コンポーネントの規格がシリーズ途中で変わったようでひとつはブリスターパック(初期のウォーゲーム日本史っぽい、あるいは古参ならSPIのフラットトレイといえば想像しやすいでしょうか)っぽいものと、もうひとつは最近国内でもよく見かける小箱タイプ(ただし寸法はあまり見たことがないサイズ)です。

特にPARIS〜は設定が独特なことと航空システムが地上戦に比して凝って(それでも非常にシンプルですが…)おり、東独〜パリ/北海沿岸北イタリアまでをA3 マップに納めたコンパクトな作りは刺さる人にはグッサリ刺さるであろうと思われる個性的な一品でした。

1940〜もPARISと同じシリーズですが、なぜかにわかに目にする率が高いBattle of Britainモノです。
エリアとその移動システムが個性的で、コンパクトですが双方ブラインドで爆撃隊/迎撃隊の編成/運用を行うというPARIS〜同様ゲーム内の遠近とフォーカスが効いたタイトルでした。

THE RISE OF〜はゲームマーケット前より各所で露出していますので説明は不要でしょうが、1940の独軍の対仏侵攻をテーマとしており両軍の駆け引きと齟齬にフォーカスした小気味よいゲームであるという印象を持ちました。当時の独軍が決してワンパンで勝負を決めたわけでなくフェイントをかけてたまたま入ったパンチが(相手にとって)運悪くチンに決まっ"ちゃっ”たということがよくわかりました。
こちらは幸甚なことにデザイナーとの対戦ということで思わず入れ替えで2戦(デザイナー氏のツィでは僅差に見えますが、これはダイスに助けられたもので軍事的アクションの内容としては拙がボロンチョでした)

唯一のフルマップゲームとなるBREAKOUT〜はタイ・ボンバデザインということでゲーマ諸兄には名前を見聞するだけでデフコン4発動!という方もいらっしゃるようですが、本作はテーマと切り取りが面白く、ルールを一読してさらりとプレイするだけではゲーム上では明らかに苦戦するであろうソ連軍(戦況上は大勝利なのですが)の勝利のカギを探すプレイが楽苦(たのくる)しくなりそうな佳作という印象を持ちました。

いずれもフルターンプレイしたTHE RISE〜を除けはいずれも試食プレイ的な感じでしたが、いずれのタイトル終了後にも
 ・デザイナー/システムの意図しているものは何なのか?
 ・ゲームシステムと題材、スケール等のマッチング/アンマッチングしている箇所はどこか?
 ・このタイトルのチャームポイントはどこか?
 ・このタイトルはどんな嗜好のウォーゲーマーに響くだろうか?
 ・ウィークポイントと、より楽しめるように改善できるとしたら、それはどういった点か?
等を対戦相手と一緒にあれこれ思索する感想戦が本編プレイ同等あるいはそれ以上に濃密な時間が過ごせました。

※いつもながら各ゲームは対戦毎にまとめていきますが、写真のみTroopers depoに既にアップしていますので興味のある方はそちらも御覧ください。