2006年12月

2006年12月13日

ドラクエ9がDSで発売

下の記事で、ハードのコンセプトが異なっても、
ハードが両立することはないという話を書きました。

いかはその記事の一説です。

FFやメタルギアソリッドなどの莫大な制作費のかかる有名タイトルも、
普及率が伸びてない、勢いのないハードで出すリスクを背負いたくはないはずです。


ドラクエ9はまさにこの文章の内容そのものが反映されている、といえるでしょう。
据え置き型のPS3やwiiではなく、
一番勢いのあるゲーム機であるDSで発売することが決定したわけですから。

もっとも、私もこの記事を書いたときに念頭に置いたのは、
据え置き機ゲームの争い、携帯ゲーム機同士の争いです。
据え置き機対携帯ゲーム機の争いでも、ある程度通用するものとは思いませんでした。

このことによって、サードに頼るゲームメーカーにとっては、
据え置き機でも携帯ゲーム機での敗北が響いてくることになることがわかります。

今までは、携帯ゲーム機のクオリティーが低く、大作は据え置き機というのが定番でしたが、
DSやPSPくらいになってくると、据え置き機と携帯機のできることの差が少なくなってくるので、
これからは据え置き機と携帯ゲーム機の市場もそれなりの相関関係を持った市場に変化するかもしれません。

a3210 at 10:31|PermalinkComments(0)TrackBack(1)