和歌山市が平成12年に観光振興名目で行った事業をめぐり収賄と背任の罪に問われ、最高裁の上告棄却で今月2日に懲役4年の実刑判決が確定した旅田卓宗(たくそう)前市長(64)が30日午前、和歌山地検に出頭、収監された。

 旅田受刑者は出頭直前、「(事件では)贈賄側が事実でない調書に署名したとして損害賠償請求訴訟を起こす。その判決などを証拠に再審請求を目指す」と、服役中も再審に向けた準備を進めることを明かした。

 旅田受刑者は昭和61年から通算4期13年にわたって市長を務め、今回の事件で勾留(こうりゅう)中の平成15年に市議選でトップ当選。判決確定で市議を失職した。今後、勾留期間を除き3年近く服役し、刑期終了後10年間も公選法により被選挙権を失う。

 これまでに旅田受刑者は事件を冤罪(えんざい)と主張し警察や検察、裁判所を批判。服役中もブログなどで抗議し続けるという。

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