平成20年度に海外に留学した高校生は延べ3190人で、2年前より18・5%減少したことが28日、文部科学省の調査で分かった。3カ月未満の研修旅行は延べ2万7025人で、11・8%減少。文科省は「減少傾向は以前からあったが、今回の落ち込みは不況の影響ではないか」と話している。調査は昭和61年度から隔年で実施している。

 調査結果によると、生徒を留学させた高校数は延べ1627校(公立773校、私立854校)で、前回調査の延べ2004校から400校近く減少した。一方、海外への修学旅行の参加者は延べ17万9573人で、1・0%増加。文科省は留学関係者の話として「現地で勉強しなければならない留学より、気軽な修学旅行の方が好まれる傾向がある」と説明している。

 行き先で多かったのは、留学は(1)米国(2)ニュージーランド(3)カナダ、修学旅行は(1)オーストラリア(2)米国(3)韓国-の順だった。

 海外から教育旅行で日本の高校を訪問した生徒数は延べ3万3615人で、前回より10・7%増。国・地域別では(1)韓国8910人(2)台湾7320人(3)中国6294人(4)米国2832人。

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