入館客の伸び悩みから、年間十数億円単位での赤字体質が問題となっていた職業体験施設「私のしごと館」(京都府精華町、木津川市)が31日に閉館する。この日の開館前には家族連れら約200人が列を作り、オープンからわずか7年で幕を閉じる同館の最後を惜しんだ。

 私のしごと館は、厚生労働省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」が581億円をかけて03年に開館。しかし赤字体質が問題となり、08年9月に運営が民間委託された。同年12月には「遅くとも10年8月までの業務廃止」が閣議決定されていたが、昨年11月に長妻昭厚労相が予定を前倒しする形で、今月末の閉館を決めていた。

 孫4人と訪れた大阪府吹田市正雀の村田深雪さん(63)は「ここまで立派な施設だとは思わずに驚いている。今後の利用方法が決まらない段階で閉館を決めてしまうのはもったいない」と話した。孫の来実(くるみ)さん(7)は「いろんな体験ができると聞き、楽しみ。消防士の活動体験をしてみたい」と話していた。

 雇用・能力開発機構は施設を売却する方針で、今夏にも一般競争入札にかける。【山田尚弘】

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