2016年08月24日

納涼  おばけ の話

 真っ暗な部屋。

 殺風景だが整理整頓されている。

 親戚の芳子、もう60歳を越えただろうか、

 あの頃は若々しさにあふれ、逞しく、ツヤがあり黒々としていた。

 今はやせ細り、色あせ、ところどころ白いものも目立ってきている。

 一回り年の離れた夫、

 去年、先立った。

 笑顔が減った気がする。

 代わりにため息が増えた。

 「いっぽーん、にほーん・・・」

 おもむろに芳子は髪の毛を一本ずつ数えだす。

 ・・・・
 
 何本数えただろうか・・、ふと気づいたように、鏡をみる。

 「きゃーーーーーー・・
54499
54499

 
 「ずいぶんと、毛、減ってしまったわね・・・」

 おば の 毛の話でした・・( ̄▽ ̄;)!!ガーン。

 
                moto

 

 



a_bluelabel at 13:44|Permalink