2013年11月

2013年11月21日

A.K.I.PRODUCTIONSのサード・アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』リリースから1年が経ち、ふと記したメモ。

 A.K.I.PRODUCTIONSのサード・アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』がリリースされた2012年11月21日から、およそ1年経った、2013年11月20日に、久しぶりに、アラン・ワッツ著『心理療法 東と西 ー 道(タオ)の遊び』(誠信書房)を読み、その後に、こんなメモを取りました。



 新しく、面白い表現は、新しい道具、テクノロジーを、たまたまそれを使う本人だけが発見したやり方で遊んでいるものが多い、と感じます。
 そう考えるといろいろなことが、マクルーハンの言う通りだなぁ、と思えてきます。


 漠然と悩み、葛藤していても、自分に適したゲーム(例えば、プライマル・スクリームや箱庭療法など)を見付けられれば、ある程度、精神的に解放される、というケースは多いようです。
 しかし、そうしたゲームに満足出来なければ、たくさんの他者、突然変異、リアルに触れ、そうして出会った様々なものを異種交配し、突然変異としての自分自身、というブレイクスルーを経て、リアルになり、自己立法的に自律して笑い、また、笑わせ、笑われているのがよいと思います。
 それこそが、僕の好きな「ヒューモア」なのです。
 そしてそれは、そのままで、「先人へのリスペクト」にもなるのですから。


 実際には「型にハマっている」けれども、素人さんから見ると「型にハマっていないように視える」もの、それが一番商売になりやすい、とよく感じることがあります。
 この世にはいつも「型破り」という、「型通りのスタイル」が広く流通しています。
 良い悪いは別にして、僕はこれが苦手である場合が多いのです。
 などと、宣(のたま)い、つい傲慢に思い上がると、すぐに「型破り」という「型通り」に陥ります。
 なので、安易な結論は出さずに、「型通りの流行り物」さえも、出来る限り積極的にチェックしてみることにしております。
 とはいえ、「そこだけ」にも捕らわれないようにも、日々気を付けております。
 いずれにせよ、かつてのモンティ・パイソンのように、あるいは70年代の日本のコントのように、頭の上に、突然、大きなタライやなんかが落ちてくる瞬間があります。
 そうした不意の災難などをも含む「偏りに気付くチャンス」に気付ける「勘」、を大事にしたいと思います。
 常に、いまの環境に溺れず、また、変に一つのところに居付かず、リフレッシュを忘れないように、サーフィンの感覚を忘れないように、したいのです。
 いくら「決まり事」が増え続けようと、「抜け道」は必ずある、ということです。 


 良い音楽の条件がいくら解ろうとも、本当に感動させられるのは、一見不可能に思えることに挑んだ結果、あり得ないバランス、新しいバランスを示せた時なのだと思います。
 だけれども、その「あり得ないバランス」や「新しいバランス」は、おそらく「アンバランス」や「ノイズ」だと誤解される場合が多い、と予測出来ます。
 しかし、確信犯で「あり得ないバランス」や「新しいバランス」を示したのならば、その誤解をさえ楽しめるはずだと思うのです。
 その余裕を失い、硬直し、停滞した時に、おそらく全てが終わってしまうのだと思うのです。
 その時こそ、「フレッシュが消滅する時」なのですから。


 間違ったり、失敗をすることがあります。
 そうしたことを経てこその、ブレイクスルー、だとも思います。
 しかし、教育とは、「そこそこの人間」を作るためのもの、であります。
 「間違い」や「失敗」といった回り道を、決してさせてはくれません。
 そうした「経験」を奪われている傾向にある今現在だからこそ、「実際に経験すること」を心がけたいのです。


 先週の土曜日の昼に中野サンプラザで観た、モーニング娘。のライヴは、歌詞の字幕付きで披露された旧曲や、新曲のライヴ初披露含め、とても素晴らしいものでした。
 しかし、その一方で、ガキさん、新垣里沙さんのライヴを、もっとたくさん観たいな、と思うのです。
 モーニング同様、あるいはそれ以上に、テレビのような「表現の範囲が限定されたメディア」ではなく、「ノー・メディア」とも言うべき、ライヴでこそ、ガキさんは、水を得た魚のように生き生きとしています。
 ガキさんの本領は、ライヴ、生の舞台だ、と思えることが、たびたびあるのです(ラジオでのおしゃべりもまた素晴らしいのですが)。
 ソクラテスは決して本を書かなかった、ということさえ、つい想起してしまいます。
 そして、これらのことは当然、自分のライヴの問題にも繋がってくるのです。


 ガキさんは、休みの日でも早起きをして、映画館や劇場やディズニーランドなどへ足繁く通っています。
 たくさん面白いものを観ていると、自分がいま面白いことをやっているかどうか? ということさえも、すぐに判ってしまうと思うのです。
 だから僕もガキさんのように、いろいろなものを観て、センスを磨き、鍛えて行こうと思っております(ガキさんには、本当に感謝なのです)。 



 昨日記した、以上のメモ書きは、アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』や『DO MY BEST』を作る時に、そしてそれ以前から潜在意識で考えていたことでもあったのでした。
 とはいえ、実際にこれらのことが、A.K.I.PRODUCTIONSのアルバムやライヴで示されているかどうかは、アルバムを買っていただいだ方々、ライヴに足を運んでいただいた方々のご判断に委ねるほかございません(きっと、まだまだ精進が必要でしょう)。

 そして、アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』をお買い上げいただいた方々には、(もし気が向かれましたら)是非、この文を読まれた後に、すかさず12曲目の「バランス」という曲を、頭の中で一瞬、再生していただきたいのです(お買い上げ、誠にありがとうございました)。


2013年11月21日木曜日 A.K.I.(G&A.K.I.PRODUCTIONS / 倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)

*この文は、予告なく、加筆・訂正が施される場合がございます。ご了承ください。




【関連URL】

皆様による、『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』に関するツイート(ありがとうございます!)。



皆様による、A.K.I.PRODUCTIONSのアルバム評一覧(ありがとうございます!)。



A.K.I.PRODUCTIONSのCDが購入出来るお店、などなど。
http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52347029.html 




2013年11月17日

A.K.I.PRODUCTIONSのCDが購入出来るお店、などなど。

2013年11月14日

明日、11月15日は、高木完さんのお誕生日です、おめでとうございます!

2013年11月01日

A.K.I.PRODUCTIONSの最新情報、そして、皆様によるアルバム評一覧(ありがとうございます!)。

●A.K.I.PRODUCTIONSの最新情報 

2013年12月27日(金)リリース予定の『 DEEP INSIDE of FILE RECORDS CLASSICS -compiled by YANATAKE & SEX山口-』に、A.K.I.PRODUCTIONSのファースト・アルバム『JAPANESE PSYCHO』収録曲「子供奴隷時代」が収録されるそうです。

【詳細URL】



●皆様による、A.K.I.PRODUCTIONSのアルバム評一覧(ありがとうございます!)。


サード・アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』に関する評。

タケイグッドマン氏

tofubeats氏

南波一海氏

北野創氏

渡辺祐氏


セカンド・アルバム『DO MY BEST』に関する評。

長谷川踏太氏

一ノ木裕之氏 水上渉氏

エキソニモ・千房けん輔氏



【関連URL】

下井草秀(文化デリック)氏による、A.K.I.PRODUCTIONS公式インタビュー


【特集】A.K.I. PRODUCTIONS厳選 電子音楽+ハロプロ+ヒップホップ10選!@HMV ON LINE


皆様による、『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』に関するツイート(ありがとうございます!)。



【A.K.I.PRODUCTIONSニューアルバム『小説・「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』動画URL】