2017年01月

2017年01月31日

椎名謙介 ブームボックス / スピーカー展。そして、プチ川勝ミーティング(または、今日は川勝さんの命日!)。/ A.K.I. (A.K.I.PRODUCTIONS)

 1月29日(日曜日)に、tokyo arts galleryでの『椎名謙介 ブームボックス/スピーカー展
"The Only Good System is a SOUND SYSTEM”』と、トーキョーカルチャート by BEAMSでの「Monkey's Books & Grooves」開催http://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/4563/に合わせた「プチ川勝ミーティング」へお伺いして参りました。

 椎名さんhttps://twitter.com/tomoyakumagai/status/822629281562001412の制作されたブームボックスも素晴らしかったのですが、この日、ヤン富田さんと行ったセッションで使用された、椎名さん制作(そして、演奏も!)のテープ・パイオリンや、サーキットベンディングされた(所謂レゲエで云う)「ピュンピュンマシーン」などの自作楽器もとても魅力的でした。

 (僕の聞き違いでなければ)椎名さんのサーキットベンディングの楽器は、90年代初頭に制作されたものだそうですから、その点でも(時期的な意味でも!)驚きです!

 椎名さんのブームボックスに囲まれた中で行われた、ヤンさん、椎名さん、そして、大野由美子さん、というオリジナルA.S.L.(オーディオ・サイエンス・ラボラトリー)での、ちょいレアなスペシャルなライヴ(ちょい、というのも、来たる3月24日(金曜日)のブルーノート東京http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/yann-tomita/でのヤン富田ライヴでもまた、このお三方揃い踏みでのご出演と相成りますので!)は、とても素敵な空間でした。


https://twitter.com/uesugi_kun/status/825678493031686144 

https://www.instagram.com/p/BP12i6LAOIL/

 僕も飛び入りで、高木完さん、ヒップホップ最高会議の千葉隆史さん、タケイグッドマンさん、そして大野さんとパス・ザ・マイクし合うことが出来て、それもまた、とても楽しかったです!
 https://www.instagram.com/p/BP11SGhlJRv/ 
 http://d.hatena.ne.jp/wiz/20170129/p1 

 その足で、「プチ川勝ミーティング」へ。

 川勝さんと共に『JAPANESE PSYCHO』のジャケットを作ってくださったデザイナーのマイク・スミスさん(先日の『A.K.I. Plays Buchla』にもお越しくださいました! ありがとうございました!https://twitter.com/lovesmith/status/800301661465952258 https://www.instagram.com/p/BNB87DohYoG/)、ヘアメイクの弥生さんにお目にかかり、当時の制作裏事情などを聞けて、川勝さんや写真家の小暮徹さん、そして、撮影用にチェーンソーを貸していただいたWAHAHA本舗さん! といった皆様方に、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 渡辺祐さんhttp://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/20121120とは、小泉今日子さんのパンフや単行本、スチャダラパーのビデオ(なんとベータ・ビデオが展示されてました!)のお話が出来たり、 トーキョーカルチャート by BEAMSでの『アシッドテスト』の常連! でもある、とても鋭くて楽しい佐野郷子さんともお目にかかれたり、DO THE MONKEYさんの販売する古本を買えたりhttp://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/4563/、2019年には『MESS/AGE』30周年を控えたいとうせいこうさんhttps://twitter.com/seikoito/status/825697043179921408、そのせいこうさんと一緒に3月のヤンさんのブルーノートhttp://www.bluenote.co.jp/jp/artists/yann-tomita/に参加するM.C.BOOさん! と、最早ここには書ききれないほどの大盛況ぶりでした!

 川勝さんについては、『川勝さんと「おそと」。』という文章を、下記のリンクに書いたので、是非!

 1日の間に、とてもとても沢山の方々とお目にかかれて、物凄くパワーをいただけた日でした!
 翌朝、体重計に乗ったら、沢山食べたはずなのに、(なんと!)痩せていました!

2017年1月31日(火曜日) A.K.I.(倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)

倫理B-BOY info



 


 

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*尚、次回のA.K.I.PRODUCTIONSのライヴは、まだ未定ですが、4月以降を予定しております。神田TETOKAでのライヴシリーズ『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス』及び『トランスクリティカルHIP HOPショー』の告知は、当ブログと、Twitterアカウント「倫理B-BOY info」、若しくは、TETOKAのTwitter、FB、HPのみですので、確実に情報を得たい方は、以下のアカウントのフォロー or チェックを御願い致します!

⬇︎これまでの『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス』、そして『トランスクリティカルHIP HOPショー』は、こちらから。

2016年11月20日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.2』

2016年6月12日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.1』 

2016年2月7日(日)『トランスクリティカルHIP HOPショーVol.3 〜 ハートビートにサリエンシー。そして、未発表アルバム“SISTER”公開』

2014年12月20日(土)『トランスクリティカルHIP HOPショー Vol.2 〜 SISTER』

2014年4月27日(日)『トランスクリティカルHIP HOPショー Vol.1〜 ポップカルチャーの新しいバランス』
http://tetoka.jp/archives/911 








 


2017年01月24日

川勝さんと「おそと」。/ A.K.I.(倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)

 2012年の川勝正幸さんのお誕生日にリリースされた、A.K.I.PRODUCTIONSのサード・アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』http://losapson.shop-pro.jp/?pid=52064730は、「ウディ川勝」さんと共に、後藤明生さん、マサオ・ミヨシさん、山口小夜子さんといった、究極の「おそと」とでも言うべき方々に捧げられています。

 「おそと」とは、一時、川勝さんが『TVブロス』誌のコラムのタイトルにしていた『ビバ!おそと』の「おそと」です。

 「おそと」は、「おたく」と対になっている言葉だった、と記憶しています。

 極端に言ってしまえば、グレゴリー・ベイトソンさんやマーシャル・マクルーハンさん、あるいは、ヤン富田さんや柄谷行人さんといった方々に行き着く言葉だと、僕は思っております。

 川勝さんが、ある時期に「世界が鬱になっている」といった意味のことを仰ったのは、世の中からこの「おそと」が減っていることを嘆いてらっしゃったのだと思います。

 誤解を避けるために言っておきますと、僕は(おそらく川勝さんも)「おたく」を否定しているわけではないのです(事実、「おそと」は「おたく」でもある一面もあったりしますし、いつ何時にも「おそと」であり続けたり、「おたく」であり続けたりすることは、誰にとっても、ほぼ不可能なのですから)。 

 そういえば、僕は、山口小夜子さんとのライヴの時に、音声合成ソフトを使ってコンピュータに、柄谷行人さんの講演集から“ジューイッシュ・ノン・ジュー”というフレーズが出てくる箇所を朗読させていましたが、川勝さんも、80年代後半、盟友である押切伸一さんとともに、その概念を援用したと思しきご発言を、雑誌などで頻繁にされていたのを覚えています。

 コンピュータの話が出ましたが、現在、AIが注目されているのは、そのAIの「おそと」ぶり故であり、それは、日本でも指折りの「おそと」であられる、楳図かずおさんの『わたしは慎吾』でも分かりやすく表現されていると思います。

 現在は、「おそとを装った、(ある種の)おたく」が多く存在しています。
 しかし、これからの時代、AIと共生していくには、人間には、ヒューモア、が必要だと思うのです。その意味で、「おそと」が必要とされる時代なのです。

 ヒューモアとは、柄谷行人さんのおっしゃる「D」とも言えると、僕は思います。
 また、それはある意味では(川勝さんもお好きだった)その“ジューイッシュ・ノン・ジュー”という概念、にも近しい、と思うのです。

 ヒューモア、という意味でいえば、川勝さんに捧げる「ミニ川勝コーナー」も設置されるという、「Monkey's Books & Grooves」が、ヤン富田さんの『アシッドテスト』がよく行われる、TOKYO CULTUART by BEAMSで行われるのは、必然性のある偶然に思えます。http://www.beams.co.jp/blog/tokyocultuart/4563/

 僕は、川勝さんがジャケットの制作をしてくださった『JAPANESE PSYCHO』も、『DO MY BEST』http://losapson.shop-pro.jp/?pid=52064668も、現在行っているライヴ・シリーズ、『A.K.I. Plays Buchla 〜ラップとトークとエレクトロニクス』や『トランスクリティカルHIP HOPショー』、あるいは、DO THE MONKEYの渡辺祐さんのご依頼で『いとうせいこうを探せ!』に寄稿させていただいた文章も、思えば「おそと」の姿勢でやって来ていたことに、ふと気づき、この文章を書いてみたのでした。



 上の文章を書いていたら、古くからの友人の訃報が届きました。
 また、1人、大事な人をなくしてしまいました。 
 彼もまた、(エレクトロな!)かなりの「おそと」でした。   
 https://twitter.com/majiare/status/795589626077450242
 
 僕は、これからも、「おそと」に近い意味で、柄谷行人さんのある御本にあったフレーズ「倫理B」から取った造語である「倫理B-BOY」として、頑張っていきたいと思います。

 川勝さんも、いつかこっそりライヴを観に来てください! 準備万端で、お待ちしております!

2017年1月24日(火曜日) A.K.I.(倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)
(その後、5月10日水曜日に、一部改稿)


倫理B-BOY info




http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/20121120

https://twitter.com/MakeItFunky/status/823781821359878145
 


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*尚、次回のA.K.I.PRODUCTIONSのライヴは、まだ未定ですが、4月以降を予定しております。神田TETOKAでのライヴシリーズ『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス』及び『トランスクリティカルHIP HOPショー』の告知は、当ブログと、Twitterアカウント「倫理B-BOY info」、若しくは、TETOKAのTwitter、FB、HPのみですので、確実に情報を得たい方は、以下のアカウントのフォロー or チェックを御願い致します!

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2016年11月20日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.2』

2016年6月12日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.1』 

2016年2月7日(日)『トランスクリティカルHIP HOPショーVol.3 〜 ハートビートにサリエンシー。そして、未発表アルバム“SISTER”公開』

2014年12月20日(土)『トランスクリティカルHIP HOPショー Vol.2 〜 SISTER』

2014年4月27日(日)『トランスクリティカルHIP HOPショー Vol.1〜 ポップカルチャーの新しいバランス』


 

スマーフ男組、A.D.S.のマジアレどん、安らかに。/ A.K.I. (倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)

 マジアレどんが、ふとした急な病で亡くなってしまった。https://twitter.com/sonOFcompuma/status/823825537898463232
http://natalie.mu/music/news/218126

 久々に、自分のライヴCD-Rを、彼に送って聴いてもらおうかな、と考えていた矢先でした。
 いつも僕のアルバムを褒めてくれたしhttps://twitter.com/majiare/status/335297104685715456
https://twitter.com/majiare/status/335297189037350912  http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/51661737.html、今みたいな感じのライヴをやるようになったキッカケの2003年の西麻布Super Deluxeでのライヴ(パードン木村さん主催のイベントでした)http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/50098261.htmlにも駆けつけて、盛り上げてくれた。
 その時のライヴで、僕は、マジアレどんの影響を受けて、チップマンクス声で、ビヨンセのトラックの上で、なっちと高木完さんの曲と九鬼周造さんの詩をメドレーで歌ったり、ラップしたりしたのだけれど、そのライヴ録音には、会場で「イエー!」とか言って盛り上がってるマジアレどんの歓声が、僕のマイクを通して変調されて、それこそ「マジック・アレックス」の声で、「ハイプ・マン」として参加しているかのようになっていて、なんだか嬉しかったのを覚えている。

 数少ない、緊張せずに話せる友人でした。
 彼も僕も、どこにでも遊びに行くけれども、2人ともどこに行っても、ちょっとハミ出したところがある気がして(僕の一方的な思い込みかもしれないけれども)、ライヴ会場やクラブイベントなどで会えると、いつも安心した。
 好き嫌いは激しいけれども、なんでも受け入れる姿勢があって、それは、スマーフ男組やA.D.S.の音楽に現れていたし、確かクラブ・ジャマイカで観たスマーフのライヴで、コンピューマさんとアキラ・ザ・マインドさんとマジアレどんの3人で、エレクトロの曲に合わせて、去年流行った「恋ダンス」のような振り付けで踊ったのは最高に可笑しかった。3人の仲の良さそうな雰囲気が最高だったし、マジアレどん
の本質は、あの感じに集約されていた気がする。今、確か彼が好きだったはずの「STUPID FRESH!」という言葉を思い出した。まさにそんな感じだった。

 最後に会ったのは、ヤン富田さんの 日本科学未来館 でのライヴ会場だったけど、もっと一緒にヤンさんのライヴが観たかった。マジアレどんが、一回も『アシッドテスト』に来たことがないなんて信じられない! いつか一緒に観れると思ってた。

 最後の印象に残るメールは、僕がマジアレどんが好きで『エレキング』誌か何かで取りあげた本が再リリースされたよ、みたいなことを伝えた時に、何でもないようなことで笑えるメールを投げ合ったことで、他愛無い内容で、どんなことを投げ合ったかは忘れてしまった。でも、そんな意味のないメールをし合える人は、僕は意外と(素人さんではない友人としては)少ない。だから、なんだかそんなことが思い出された。

 『低音不敗』というコンピレーション・アルバムに収録されたスマーフ男組の数曲(組曲形式だった)が、最高に可愛らしくて大好きだった。

 マジアレどんが、僕のライヴに出てくれて2人で演奏したことがあったけれどもhttp://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/50481420.html  http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/11395905.html、山口小夜子さんがそれを観た時のことを、『ソトコト』という雑誌の「蒙古斑革命』という連載でhttp://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/50098263.html、僕のことを紹介してくれた記事に書いてくださった時、マジアレどんと僕のライヴがとても興味深かった、そのこともまた、僕と小夜子さんのライヴに繋がった、的なことを書いてくださったのだけれども、その小夜子さんも亡くなってしまった。

 マジアレどんも小夜子さんも、本当に急な病で倒れてしまった。

 上手く言えないけれども、マジアレどんからもらったもの、小夜子さんからもらったものを、自分のライヴや文章で、還元していきたいと思いました。
 
 マジアレどん、安らかに!

 クラジャマでのスマーフのライヴ、笑いながら、一生思い出し続けると思うよ!

2017年1月24日(火曜日) A.K.I.(倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)
倫理B-BOY info



https://www.instagram.com/p/BRDv-VulfgL/?taken-by=yamabekeiji




↓マジアレどんが、雑誌で推薦していた本。いつか読んでみようと思ってまだ読んでいない。マジアレどんは、読書家だった。彼の家は、レコードと本の山だった。








2017年01月17日

『思想的地震』とヒップホップとBuchla Music Easel。 / A.K.I. (倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)

『A.K.I.PRODUCTIONSライヴ! A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.2』@神田TETOKA(’16/11/20)の模様から。(PHOTO = Great The Kabukicho)
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『思想的地震』とヒップホップとBuchla Music Easel 。/ A.K.I. (倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)



 『思想的地震 柄谷行人講演集成 1995-2015』(ちくま学芸文庫)の中に、次のような文章があります。 


 「近代とはこの埋めようのない割れ目の上に立つことです。同時に、近代とは、いわば割れ目を閉じようとする必死の運動でもあると言うべきでしょう。」


 僕は、この「埋めようのない割れ目に立つこと」が好きです。

 これは、同じ御本の別の文章から抜き出すと、次のようにも言えます。


 「近代的な自己というのは、伝統や他人を超えて自律的な何かを求めることです。」


 これらを一言で云うと、ヒューモア、になるでしょう。


 その一方で、「近代とは、いわば割れ目を閉じようとする必死の運動でもある」、というのは、例えばヒップホップで云うと、ピート・ロックさん以降に出来た、とも云える「(ある種の)ヒップホップの枠組み・ルール」、になると思います。

 そしてそれは(その「歌詞の内容」ではなく)考え方・在り方として、欅坂46さんの「サイレントマジョリティー」等にまで当てはまる気がしております。

 そう考えると(その良し悪しは全く別として、他意無く)、僕の好みは、ヒューモアの方、例えば、アフリカ・バンバータさんの『DEATH MIX』やダブルディー&ステインスキーさんの『LESSON1~3』、あるいは、ヤン富田さんの『アシッドテスト』の方になります。

 と、申し上げましても、僕は、別段、ピート・ロックさんや、大きく言ってその影響下にいらっしゃると思える系統のヒップホップの方々、あるいは、欅坂46さん達を否定するわけでは、決してございません(むしろ、時には、そうした表現を「楽しんでいる」時さえあるのですから!)。

 繰り返しますが、ピート・ロックさんから始まった、とも云える「ヒップホップの枠組み」を否定する意図は全くないのです。

 が、しかし。単に好みで云うと、僕の場合は、ヒューモアの方が好きなのです。

 なので、自分のライヴ・シリーズ『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス』、あるいは、『トランスクリティカルHIP HOPショー』では、ヒューモアを示すことが出来るとよいな、と、いつも思っております。

 そう、1970年生まれの僕にとっての「思想的地震」だったのは、1980年(小学5年生の時)に観た、サイケデリックでポップなアイドル映画、とも云える、ザ・モンキーズさん達が主演した『HEAD』、あるいは、1984年(中学2年生の時)に、渋谷ジァンジァンで観た、(宮沢章夫さん率いる「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」の前身である)『シティボーイズ・ショー ハワイの宮沢君』、といった作品の数々だったのでした。


 だからこそ、僕は、(ヤン富田さんが仰しゃる意味での)電子音楽、が好きなのです。


 で、そんな風に、不意に「自分の(小さな)器」を、おおよそ把握してしまった、としても、じきにその器を、何かに、あるいは、誰かに、「ガシャン!」と壊されるはずで、その時こそが、また新たな(フレッシュな!)バランスをつかみ直すチャンスなのです。

 だからこそ、僕は、様々な人や物に触れたいのです。

 他者や物自体に触れることは、僕にとって、とても大切なことなのです。

 (センス良く)否定されると、「つまらない気取り」からも解放され、不意に、本当にフレッシュな間(ま)、を示すことが出来たりもします。


 でも、今日は、たまたま何からも否定されなかったので、「ちょっと気取ったまま」で失礼させていただきます。


 つまり、大事なのは、否定と肯定の間(あいだ)を、笑いながらサーフィンし、行き来すること、だと思うのです。

 例えば、ランDMCさんの「Here We Go (Live At The Funhouse)」でのジャムマスタージェイさんの絶妙な、必然性のあるフレッシュな偶然、ともいうべき針飛び(と、その事態への、咄嗟の対処、リアクション、あるいは、チューニング!)、そして、その「必然性のある偶然」という言葉を生み出した張本人でおられる、ヤン富田さんが、オムニバス・アルバム『ECHOES OF YOUTH』に残された「虹の彼方に」での、浜辺でスティール・パンの演奏中につまずきながらも、なお、ハッとしつつ、演奏を続行する、という、素晴らしい偶然を捉えた録音は、そうしたことを体現していると思うのです。 

 そして、僕は、そうしたことを、自分のライヴの現場で、Buchla Music Easelなどを使って起こせればよいな、と思っております。

 そう。ハッとするような偶然を、です。


2017年1月17日(火曜日)A.K.I. (倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)




  2017年8月13日日曜日に、神田TETOKAで、『A.K.I.PRODUCTIONSライヴ! A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.4』が行なわれます。
 詳細は、こちら http://tetoka.jp/archives/4568 





【関連URL】
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*尚、次回のA.K.I.PRODUCTIONSのライヴは、まだ未定ですが、4月以降を予定しております。神田TETOKAでのライヴシリーズ『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス』及び『トランスクリティカルHIP HOPショー』の告知は、当ブログと、Twitterアカウント「倫理B-BOY info」、若しくは、TETOKAのTwitter、FB、HPのみですので、確実に情報を得たい方は、以下のアカウントのフォロー or チェックを御願い致します!
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2016年11月20日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.2』

2016年6月12日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.1』 

2016年2月7日(日)『トランスクリティカルHIP HOPショーVol.3 〜 ハートビートにサリエンシー。そして、未発表アルバム“SISTER”公開』

2014年12月20日(土)『トランスクリティカルHIP HOPショー Vol.2 〜 SISTER』

2014年4月27日(日)『トランスクリティカルHIP HOPショー Vol.1〜 ポップカルチャーの新しいバランス』
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http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52367016.html 

自ら問いを立て、自らそれに挑み、その答えがまた問いを生むことに繋がる、いくつかの文章 。/ A.K.I.
 
クリスマスの夜に。あるいは、Buchla Music Easelを使っていくうちに。/ A.K.I.

“「お前も今日から大衆だ」の詞”と“日本語ラップ”と“広義のHIP HOP”。そして、柄谷行人さんの著作の数々。/ A.K.I.

マクルーハンとガキさん2016。ガキさんのバースデーをきっかけに。あるいは、ブックラに向かうために。/ A.K.I.
http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52475415.html







 


2017年01月03日

A HAPPY NEW YEAR! / A.K.I.

『A.K.I.PRODUCTIONSライヴ! A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.2』@神田TETOKA(’16/11/20)の模様から。(PHOTO = Great The Kabukicho)
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 A HAPPY NEW YEAR!

2017年1月3日(火曜日)A.K.I.(倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS)



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自ら問いを立て、自らそれに挑み、その答えがまた問いを生むことに繋がる、いくつかの文章 。/ A.K.I.
 
クリスマスの夜に。あるいは、Buchla Music Easelを使っていくうちに。/ A.K.I.

“「お前も今日から大衆だ」の詞”と“日本語ラップ”と“広義のHIP HOP”。そして、柄谷行人さんの著作の数々。/ A.K.I.

マクルーハンとガキさん2016。ガキさんのバースデーをきっかけに。あるいは、ブックラに向かうために。/ A.K.I.


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2016年11月20日(日)『A.K.I. Plays Buchla〜ラップとトークとエレクトロニクス Vol.2』

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