2015年10月20日

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ガキさんのこと(おめでとうございます!)。工藤遥さんのこと。ブスにならない哲学の起源。

 僕は、ガキさん=新垣里沙さんがモーニング娘。を卒業された後も、ガキさんのことも、モーニング娘。のことも大好きです。

 モーニング娘。'15のメンバーはみんな大好きですが、中でも特に、工藤遥ちゃんが好きです。

 いつだったか、娘。の皆様方が出演した、とあるダウンタウンさんの番組の中で、「椅子の数が人数分ある椅子取りゲーム」をする、という、ややナンセンス目な実験をする企画があり、その時、工藤遥ちゃん=くどぅーが、「どうして、真面目にお仕事をしに来たのに、こんな無意味なことをさせるんですか?」という意味のこと云って、突然マジ泣きしたことがありました。

 これは、ある意味で、ものスゴく本質を衝きつつも、どこか唐突で、しかもそれがとても可愛らしかったので、僕は、テレビを観ながら大笑いしたことがありました。

 それは、とってもカジュアルな意味での「パレーシアとネオテニー」な感じだなぁ、と、なんだかホッコリしたりもしつつも、なかなかちょっと興味深かったのです。

 それからしばらく経った頃、フト、くどぅーちゃんは、普段ブログでどんなことを書いているのだろう? と思い、彼女のブログを訪れてみたら、たまたまその日は、彼女の好きなマンガを何冊も挙げて、その1冊1冊について熱くコメントをしていました。

 それがまた、なんだかとても楽しそうだったので、時折、彼女のブログをチェックするようになりました。

 そんなある日、くどぅーちゃんが、自分のことを「中2病」だと(楽しげに!)自嘲するようなブログを書いていたことがありました(そういえば、つい最近も、そんなことを書いていたと思います)。

 それで、いつもマンガやアニメやドラマをいろいろとチェックしては、イキイキとした感想を綴っている彼女が、自分のことを「中2病」と自己申告するブログに関して思いを巡らせながら、なんだかいろいろなことを連想してしまいました。

 たしか、つんく♂さんは、自分は、中2の頃の感性や好奇心を現在もとても大切にしている、という旨の発言をされていたことがあった、と記憶しています。

 そして、僕も、中2の時、1984年に、渋谷のジャンジャンというライヴハウスに、宮沢章夫さんが作・演出をされ、竹中直人さんもゲスト出演されていた『シティボーイズ・ショー/ハワイの宮沢君』という、ギャグの数珠繋ぎのような御芝居を観に行き、それまで以上に「外の世界」に対する興味が高まったことを、昨日のことのように覚えています。

 そう考えると、「中2病」というのは「外の世界に興味を持って行動すること」であるのではないか? とも、思えてきました。

 では、それとは「真逆」とも思える「大人」というのは何か? それは「内々の世界で充足する人」ということではないのかな? とも、思えて来ました。

 そしてそこから、さらに考えてみると、ある意味では、そういった括弧付きの「大人」の場合は、確かにそうである側面もあるのかもしれませんが、その「括弧」を外した意味での、大人、とは、「外の世界に沢山触れ続け、自らのセンスを時に(常に)疑いつつも、その豊富な経験を生かし、自分のセンスで物事を判断しつつも、いつも謙虚である人」、だと思えてきました。

 それが本当にそうなのか? といえば、それは判りません。しかし。 

 A.K.I.PRODUCTIONS『JAPANESE PSYCHO』に収録されている「お前も今日から大衆だ」という曲のリリックは、実は、そうしたことにも一脈通じるかのようなテーマを孕んだ「問い」であり、また、21世紀を越えてしばらくしてリリースされた『DO MY BEST』と『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』、そして、未発表の『SISTER』という3枚のアルバム、そしてまた、時折おこなっている神田TETOKAさんでの『トランスクリティカルHIP HOPショー』などのライヴ活動、そしてそして、天然文庫『ガキさん大好き♡ Keep it Real!』などなどは、その先にある世界、その先にある「問い」、を提示しているつもりであったりもします。

 僕が、ガキさんやヤン富田さんや柄谷行人さんにまつわる文章や音楽を提示するのは、実は、そんな思いから来ていたりもするはずなのです。

 今日は、21世紀以降に、僕に、そんなこと、つまり、ブレイクスルー=ヒューモア=問い=リアル=ドラッグ抜きのサイケデリック=単独性、について考えるキッカケをくださった、ガキさんのお誕生日です。

 ガキさん、お誕生日おめでとうございます! そして、いつもありがとうございます!

 (そしてちょうど20年前の今日は、DOOPEES『DOOPEE TIME』のリリースされた日でもあり、また1906年の今日は、坂口安吾の誕生日でもあるのでした!)。

 (知らないこと。解らないこと。今まで興味のなかったこと。あるいは、他者。「まだ経験をしたことがないようなフレッシュ」は、そういったことの中にこそ、眠っていると思うのです!)。

 (と、まぁ、そんなことを考えながら、楳図かずお先生の『14歳』を読み直しているのでした)。

2015年10月20日(火曜日) A.K.I.(G&A.K.I.PRODUCTIONS / 倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS) 



2015年10月31日(土曜日)時点での、アルバム『SISTER』に関する最新情報は、こちら。



【関連URL】
尚、神田TETOKAさんのツイッターでは、時折A.K.I.PRODUCTIONSの最新情報などをツイートしてくださってます(ありがとうございます!)。とても素晴らしいお店なので、フォローされることをお勧め致します! → tetoka (tetokakanda) on Twitter 
 
https://twitter.com/tetokakanda/status/614454022775291905 

誤解されないブレイクスルー(ヒューモア)はない。



タケイグッドマン氏
南波一海氏
タワーレコード『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』
タワーレコード『DO MY BEST』
長谷川踏太氏
tofubeats氏
松本伸哉氏
 
【特集】A.K.I. PRODUCTIONS厳選 電子音楽+ハロプロ+ヒップホップ10選!@HMV ON LINE → http://www.hmv.co.jp/news/article/1211150005/