リリック

2015年08月14日

2015年6月22日 (月曜日)に配信された、宇川直宏氏の作品、DOMMUNE「小夜子の世界夜話」。そこで演奏されたA.K.I.PRODUCTIONSによる「交換様式Dのテーマ'15」のリリック。

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交換様式Dのテーマ'15 (c)A.K.I.PRODUCTIONS

ガキさん、新垣里沙さんの卒業シングル曲であり、彼女が最初で最後センターをつとめた、モーニング娘。の「恋愛ハンター」という曲の歌詞は、僕が、アナログ・シンセを演奏する時の心構えを歌ったもののように思えます。

視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪

お前も今日からリアル!
大衆じゃない ガキ(さん)である
素人 笑わせ解放
玄人 唸らせ同胞
ソクラテスが驢馬に蹴られる
アランワッツ 笑ってる
buchla使ったヒップホップ
“HEAD”(The Monkees)のような電子音楽
アイドル ラッパー 平均化
ハロプロ 電子音楽家
リアルなFUNK ずっと続く
フロンティア目指し ブレイクスルー

視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪

視えない時に一番視える
視えてる時 逆に視えぬ
どしたって鍵盤が弾けない
だからって弾くのは辞めない
原遊動性U
様式Dを繰り返す
思ったことをそのまんま
制御しなきゃバランスが
ギリギリで笑う心臓の
恐ろしさ つまり漱石の
ハートビート ラリーレヴァン
ケントンニックス ババンバン!

視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
incredible D!

欽ちゃんの哲学サンプル
“ヨルタモリ”哲学サンプル
俺の言葉の“DEATH MIX”
トランスクリティカルHIP HOP
“ジャパニーズ・サイコ”の焼き直し
やれば贔屓の引き倒し
その手に乗るか? イルカ乗るか?
ジョンCリリー並世間知らずか?
パレーシア ネオテニー
交換様式D
福岡ハカセのように優しく
どぅーでもいい話 工藤遥!(あるいは「どーでもいい話 小川麻琴!」)

視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
ネイティヴアメリカ〜ン♪
視たまんま そのまんま
incredible D!
交換様式D!

つんくさんの書かれる歌詞は、他者についてのものが多いです。なので、ラブソングらしいラブソングでさえも、狭義の恋愛を超えて、フレッシュな他者との出会いについての哲学的な歌ばかりなのです。 





 宇川直弘さんのおっしゃる「COMMUNEの次は、DOMMUNE」とは、「交換様式Aの次は、交換様式D」だと、僕には思えました。
 そのDOMMUNEで、この曲の初演を行えたことを、とても嬉しく思います(また、Buchla Music Easelの使用もライヴでは、この時が初めてでした)。
    宇川さんに、改めて感謝の意を。そして、柄谷行人さんにも。
 東京都現代美術館で「山口小夜子 未来を着る人」が開催された今年2015年の山口小夜子さんの命日に、このリリックを、改めて、小夜子さんに捧げます。
 尚、写真は、グレート・ザ・歌舞伎町さんによる、その都現美で行われたイベント『小夜子 光と闇の夜』でのものです。歌舞伎さんに感謝致します。

2015年8月14日(金曜日) A.K.I.(倫理B-BOY RECORDS / A.K.I.PRODUCTIONS / G&A.K.I.PRODUCTIONS)



【関連URL】
http://www.nttdata.com/jp/ja/diary/diary2005/06/20050620.html

http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52320726.html

 尚、TETOKAさんのツイッターでは、時折A.K.I.PRODUCTIONSの最新情報などをツイートしてくださってます(ありがとうございます!)。とても素晴らしいお店なので、フォローされることをお勧め致します! → tetoka (tetokakanda) on Twitter  https://twitter.com/tetokakanda
http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52368735.html
https://twitter.com/gento466/status/458913284205199361

JAPANESE RAPPER’S TALK - KINARI |キナリ

DOMMUNE『小夜子の世界夜話』の続きの話。あるいはアルバム『SISTER』について。

山口小夜子さんと「交換様式D」/A.K.I.PRODUCTIONS

『トランスクリティカルHIP HOPショーVol.2〜SISTER』@神田TETOKA('14/12/20)の写真、そして、、

まこっちゃんへの手紙'09

小夜子さんへの手紙’09
http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/51815928.html 

映画『氷の花火 山口小夜子』

A.K.I. PRODUCTIONS厳選 電子音楽+ハロプロ+ヒップホップ10選!
http://www.hmv.co.jp/news/article/1211150005/
http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52347464.html

誤解されないブレイクスルー(ヒューモア)はない。




タケイグッドマン氏
http://d.hatena.ne.jp/wiz/20121121
南波一海氏
http://www.rollingstonejapan.com/reviews/archive/a_k_i_productions/
タワーレコード『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』
タワーレコード『DO MY BEST』
tofubeats氏
松本伸哉氏



【A.K.I.PRODUCTIONS『小説・「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』動画URL】






 
http://blog.livedoor.jp/a_k_i_productions/archives/52292590.html 


2014年08月14日

山口小夜子さんへの手紙'09(再UP)

小夜子さんへの手紙’09



readymade
http://ameblo.jp/seikoito/entry-10044084637.html

Out of Tokyo
http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/outoftokyo/bn/ozaki_169/




ライヴに向けて〜HEART BEAT(ポップカルチャーの新しいバランス)』

THIS IS IT 〜 トランスクリティカルHIP HOP

A.K.I.PRODUCTIONSのサード・アルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』リリースから1年が経ち、ふと記したメモ。

まこっちゃんへの手紙'09

小川麻琴'04〜'05 as known as モーニング娘。の巻。(本文)

「マルチプレックスDADADAダールグレン2012冬」


2013年05月25日

昨年末、DOMMUNEのライヴで演奏された「マルチプレックスDADADAダールグレン2012冬」のリリック。そして、A.K.I.PRODUCTIONSの最新情報。

「マルチプレックスDADADAダールグレン2012冬」(c)A.K.I.PRODUCTIONS

僕がガキさんについて話すと まさしくこれがそれなんだ
マルチプレックスDADADAダールグレン 
『ダールグレン』をたまに読む どこから読んでも構わぬ
マルチプレックスDADADAダールグレン 
ボラーニョ『2666』リアルについて語っている
マルチプレックスDADADAダールグレン 
リアルは最初は笑えた 時が経つと誤解される
マルチプレックスDADADAダールグレン 
韓氏意拳とソクラテス 電子音楽その極意
マルチプレックスDADADAダールグレン 
ミラン・クンデラのキッチュは お前今日から大衆だ
マルチプレックスDADADAダールグレン 
カント柄谷にジジェクも  視差のことだ パララックス
マルチプレックスDADADAダールグレン 
アラン・ワッツが笑ってる 最後に残る 笑うこと
マルチプレックスDADADAダールグレン 
ヒューモア 後期のフロイト やっぱり最後笑うしか
マルチプレックスDADADAダールグレン 
カントも自分笑いながら リアルを語る 視えている
マルチプレックスDADADAダールグレン 
安吾がファルス唱えてる ブレイクスルー イノチガケ
マルチプレックスDADADAダールグレン 
後藤明生は分裂 混血し突然変異
マルチプレックスDADADAダールグレン 
大西巨人が時間を 無意識に長めに使う
マルチプレックスDADADAダールグレン 
ハーポマルクスと漱石 グルーチョ チコも仲間だね
マルチプレックスDADADAダールグレン 
『哲学の起源』を読んでる 甲野善紀を読んでる
マルチプレックスDADADAダールグレン 
サミュエル・R・ディレイニー SUN RA聴いている気がする
マルチプレックスDADADAダールグレン 
ディドロ ラブレー セルバンデス ロレンス・スターン残ってる
マルチプレックスDADADAダールグレン 
文学は 笑い飛ばすため いつか気付くと信じてる
マルチプレックスDADADAダールグレン 
科学物質はなくても 宇宙に行けば解ること
マルチプレックスDADADAダールグレン 
宇宙に行けば解ること 宇宙に行けば解ること
マルチプレックスDADADAダールグレン 
宇宙に行けば解ること 宇宙に行けば解ること
マルチプレックスDADADAダールグレン 

 この曲は、“DOMMUNE 2012/12/18 (火) 19:00〜21:00  「A.K.I.PRODUCTIONSライヴ。そして、レア音源公開。」 LIVE:A.K.I.PRODUCTIONS”で、初演されました。

 


A.K.I.PRODUCTIONS最新情報。

 天然文庫からの、A.K.I.著『ガキさん大好き♡ Keep it Real!』は、現在出版無期延期中です。ご了承ください。



 『ポップの現場から 川勝正幸 in TV Bros. 1987-2012』テレビブロス特別編集

 P26~P27の「百読は一聴に如かず! 脳内麻薬出放題のSDPとAKIがCDデビュー。」と題されたコラムで、1990年5月25日にリリースされた『東京ディスクジョッキーズ・オンリー』収録のA・K・Iプロダクション(註:このオムニバス・アルバムでは、この表記でクレジットされていました)「社長と呼ばなきゃ振り向かない+虹色カラーもあるかしら?」についての原稿が掲載されております。ありがとうございます!
 また、P30でも、AKIに関して少し触れられております。そして、P328~P329のタケイグッドマンさんの原稿にも、A.K.I.について触れている箇所があります。こちらも感謝申し上げます! 
 「A.K.I.」の表記は1990年前後は一定していなくて、基本、横書きの場合は「A.K.I.」で、縦書きの場合は「A・K・I」なのですが、川勝さんはおそらく原稿に出来るだけたくさんの情報を盛り込むためか表記を、ほぼ「AKI」にされていたことを思い出し、ふと懐かしい感慨に耽りました。
 この原稿以前、1988年に、やはり『テレビブロス』のコラムに書いてくださった、僕が当時の友人達と最初に結成し活動を始め、よく「童貞高校生ラッパー」と紹介された、高校生ヒップホップ・トリオ「KRUSH GROUP(クラッシュグループ)」についての原稿や、その後、1993年にA.K.I.PRODUCTIONS『JAPANESE PSYCHO』のプレスシート用に書いてくださった原稿(ジャケットのアート・ディレクションも川勝さんです!)などなど、本当にお世話になりました。
 そして、昨年リリースしたA.K.I.PRODUCTIONS『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』は、実は、山口小夜子、後藤明生、マサオ・ミヨシの各氏と並び、ウディ川勝氏に捧げられております(CDのパッケージをご覧ください)。


下井草秀(文化デリック)氏による、A.K.I.PRODUCTIONS公式インタビュー



bounce 354号「tofubeatsの棚の端まで――【第2回】スタイル」で、A.K.I.PRODUCTIONSのアルバム『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』が紹介されています。ありがとうございます!

『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』A.K.I.PRODUCTIONS

『DO MY BEST』A.K.I.PRODUCTIONS
(『DO MY BEST』には、“BEAT SCIENTISTS 〜HIP HOPのおとづくり〜 VOL.3 feat. tofubeats(後編)”↓で、tofubeats氏が紹介している「ガキさんへの手紙'08(ハロプロ禅)」が収録されています)。



タケイグッドマン氏のブログでも、レアなエピソードを交えつつ、ご紹介していただきました、ありがとうございます!



【特集】A.K.I. PRODUCTIONS厳選 電子音楽+ハロプロ+ヒップホップ10選!@HMV ON LINE


『Rolling Stone JAPAN EDITION』のサイトに、南波一海氏による、A.K.I.PRODUCTIONSニューアルバム『小説・「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』のレビューが掲載されております。


『bounce』誌 タワーレコード (vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)の北野創氏による、A.K.I.PRODUCTIONS『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』のレヴュー。


2012-11-20-渡辺祐氏 blog MAKE IT FUNKEY!



皆様による、『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』に関するツイート(ありがとうございます!)。



【関連URL】
A.K.I.PRODUCTIONSのサード・アルバム、『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』WEB記事一覧、再まとめ。






2009年03月24日

A.K.I.PRODUCTIONS『DO MY BEST』リリース記念ライヴ ONE MAN BAND PLAYS ALL ALONE!@西麻布Super Deluxe '09/03/24のセットリストと、その日演奏された「ガキさんの歌'09春」のリリック。

A.K.I.PRODUCTIONS『DO MY BEST』リリース記念ライヴ ONE MAN BAND PLAYS ALL ALONE!@西麻布Super Deluxe '09/03/24のセットリスト

1. あま夏
2. DO MY BEST on KEYAKIZAKA SOUNDSCAPE'05[short edit]
3. ポストモダン1
4. ギター禅(DUB)〜やられてもやられても〜気持ちが大事なんだから
5. ガキさんの歌'09春
6. あま夏〜気持ちが大事なんだから
7. スキップ〜ポストモダン2
8. シャニムニ パラダイス
9. イチローROCK THE HOUSE〜素晴らしき日本野球(アカペラDUB)
10. 5期GAGAGA
11. まこっちゃんへの手紙'09 on ヴォーカリズムA.K.I.'09(インストDUB)
12. グワシ!〜知21(a.k.a.お前も今日から大衆ダディドゥデドダディ!on センチメンタル南向き)〜規範と不良と芸術
13. ヒューマンポテンシャル
14. お願い魅惑のターゲット(A.K.I.'S ELECTORINICS MIX)

A.K.I. : DN-S3500, iPod touch, Bebot, Android, SP-555, SP-404, guitar, KAOSSILATOR, DTalker, KAOSS PAD KP3, MXB1002, MIX120



ガキさんの歌'09春

ガキさんなんか大人になったな
司会なんかも上手くなったし
ラジオの深夜特番
5時間楽しかったな
「泣いちゃうかも」のイベントには
行けなかったんだけれども
ハロテン2は行ったよ
5期メンみんなと握手さ 僕は
大阪まで新幹線で遠征したのさ そして
「ガタメキラ」歌う5期メンを観たのさ
ス・ゴ・イ ラヴ&ピィ〜ス! 5期の絆をそこでみたのさ
フレッシュ×4 5期とガキさん

『DO MY BEST』聴いてくれたかな?
事務所の人には渡したけれど
聴いて欲しい けど恥ずかしい
でもやっぱ聴いて欲しい
ガキさんが僕のアルバムを
聴いたらなんて思うのだろう?
ブックレットは読むかな?
ガキさん呆れちゃうかな? だけど
それでもいいからガキさんに聴いて欲しいな だって
一生懸命作ったんだからさ
ボ・ク・も ラヴ&ピィ〜ス! そんな気持ちで作ったんだ
フレッシュ×4 聴いてガキさん

ガキさんいくら大人になっても
基本的には変わらないな
だっていつでも誠実
さわやか 一生懸命
どんな言葉で語ってみても
ガキさんはまた成長してる
置いていかれないように
僕も頑張らないとな いつも
考えてるのはガキさんのことばかりなんだ だって
大事なことが詰まってるんだ 
い・つ・も ラヴ&ピィ〜ス! ガキさんで世界が変わる 
フレッシュ×4 ずっとガキさん
フレッシュ×4 好きさガキさん 

ウ〜ウ〜 ガキさんと握手×4
IN 大阪 ハロテン2
ウッウッ ウッウッウッ アー! 

作詞・作曲 A.K.I.(for G&A.K.I.PRODUCTIONS & A.K.I.PRODUCTIONS)

*この曲は、あらかじめ録音されたA.K.I.のアカペラの歌声をDN-S3500から出し、iPod touch Bebotの電子音をリアルタイムでMIXするという形態で演奏されました。



2009年03月18日

まこっちゃんへの手紙'09

小川麻琴様

 初めまして! 僕は、A.K.I.(エーケーアイ)といいます。まこっちゃんの大ファンです。
 僕は、まこっちゃんから学んだことがあります。それは、自分が他の誰かになろうとすることよりも、自分が自分自身になることの方がずっと大事だということです。
 僕は音楽をやっていて、去年、A.K.I.PRODUCTIONS『DO MY BEST』というアルバムを作って、今年に入ってようやく、来週の2月18日にそれをリリースすることになったのですが、まこっちゃんを見て、そういう大事なことに気付けなかったら、自分なりに納得のいくアルバムを完成させることが出来なかったと思います。この手紙と一緒に、アルバムをプレゼントしますので、是非聴いてみてください。今回は、ガキさんに関する曲が多いのですが、よく聴くとところどころにまこっちゃんの名前が出て来ます。ブックレットにはまこっちゃんに関する文章も載せてあります。本人に読まれると思うと、申し訳ないような気恥ずかしいような気持ちでいっぱいになってしまいますが、良かったらチェックしてみてください。
 まこっちゃんは、娘。時代にピーマコ小川というキャラクターで『ハロモニ。』でキャスター役をやっていましたよね? あの時のまこっちゃんが、まさに今回のアルバム作りのお手本だったのです。
 あの時くらいの頃からまこっちゃんは、他の誰でもない、まこっちゃん自身になったのだと思います。カンペは読み放題、しゃべりは噛み放題、でも、なんとか情報を伝えようとしているまこっちゃんを見ているのがとても楽しかったのです。大事なのは噛まないことではなく、噛んでもいいから気持ちを表現すること、自分のやり方で表現することだと気付きました。
 僕は、モーニング娘。に5期メンバーとして加入した時からずっとまこっちゃんを見ていますが、僕が、一番まこっちゃんの良さが全開になったなぁ〜、と思ったのが、ピーマコ小川でした。僕はピーマコ小川からリラックスすることの大切さを学びました。番組収録を楽しんでいる時のまこっちゃんはとてもリラックスしているし、段取りを忘れてしまうほどだったりもするけれども、リラックスしていると元の道に帰ってくるのも簡単だったりします。僕には、そう視えました。一生懸命に自分なりのやり方で表現するまこっちゃんはとても素敵でした。それは、まこっちゃんが、適度に緊張しつつ、とてもリラックスしているからこそ出来たのだと思います。
 この手紙は、まこっちゃんに向けて書いているようで自分自身に向けても書いている感じです。モーニング娘。に入り立てからからしばらくの間のまこっちゃんと、僕も同じようなところで迷っていたから、僭越(せんえつ)ながら何か自分に近いものを感じるのです。マンガ『娘。物語』のまこっちゃんが主役の回を読んでそう思ったのです。モーニングに入り立ての頃のまこっちゃんのように、何か、もやもやとした表現したいものがあるのに、それを上手く爆発させることの出来ない時期が、僕にもあったのです。かつてのまこっちゃんのように、僕もまた、自分自身にならず何か他のものになろうとしていたのですね。「何でみんな上手く音楽を作れるのに僕にはそれが出来ないんだろう? 作りたい気持ちは凄く持っているのに」。僕は、ある時期そんなふうなことをよく考えていたと思います。まこっちゃんも、ピーマコ小川ではじけるまでは、何だか無理に「今の自分よりも良い何か」になろうとしていて、逆に何か窮屈(きゅうくつ)な枠に収まっていた気がします。でも、ピーマコ小川ではじけてからのまこっちゃんは、枠からはみだしていて、しかもそれがとてもポジティヴで陽気で、僕は、そのことにとても勇気付けられました。あの時、無理に他の何かにならなくても、今の自分のままで、今のまこっちゃんのまんまで充分魅力的なんだ、ということにまこっちゃん自身が気がついた感じがしました。それは簡単に出来そうで、なかなか出来ないことなので、まこっちゃんは凄いなと思いました。世の中には暗い考えしか持てなくなってしまった人があふれているけれども、まこっちゃんはそんな人をも笑わせてしまう、ふきださせてしまうようなダイナミックなパワーがあるのも凄いと思いました。
 一言で言うと、まこっちゃんをみて、僕は「自分の芝は青くはない。が、しかし、この自分の芝の色は、他にはあまりない、なかなかいい色だ」と思えるようになったのです。つんくさんの作った歌詞にもありますよね。「弱点じゃなくて 個性だから」。まこっちゃんも歌っていたあの曲です。あの曲にまこっちゃんが参加しているのは、とても素敵なことだと思います。まこっちゃんが参加したことによって、あの曲の説得力が増していると思います。なんといっても、そのことを体現している張本人、まこっちゃんが歌っているのですからね。
 僕の今回のアルバムは、16年ぶりの新作になります。まこっちゃんが英語をマスターした早さを考えると一体今まで何をしていたんだという感じなのだけれど、なんだかおもむくままにやっているうちに遠回りしてしまいましたが、今となっては逆に一番の近道だった気がしています。16年かかってしまいましたが大事な何かを自分の力で自分の方法でつかめた気がします。そして、その大事な何かをつかむのに、まこっちゃんとの出会いは、とても大きく影響しています。本当にお礼を言いたいです。いいお手本を見せてくれて、本当にありがとう。感謝しています。
 これからも、まこっちゃんが好きだと思うこと、楽しいと思えることを続けてください。というか、僕は、そういう姿勢を、ダンス教室に通ったり、英語を勉強するまこっちゃんから学んだのです。好きこそものの上手なれ。そのことをまこっちゃんから強く感じました。ずいぶん前のインタビューでまこっちゃんは留学がしたい、といってましたが、本当にそれを実行して、英語の実力も付けて帰国したまこっちゃんは本当に凄いと思います。僕は、ハロプロ出身のアイドルは、他のアイドルとは何か違うな、とよく思うのですが、まこっちゃんのしていることは、それを強く裏付けるとても良い例になっていると思います。
 この間の横浜アリーナで、久々に5期メンバー全員で歌った「好きな先輩」、とても素敵でした。それは、5期の4人がデビュー当時と変わらない一生懸命で誠実な心を失っていないからこそ、素敵だったのだと思います。僕は、たまにうっかり、人間として「ダサイこと」を、つまり「誠実ではないこと」をしてしまうこともあるのですが、そんな時には、まこっちゃん達の歌う「好きな先輩」を聞き直して気合いを入れ直して、誠実な心を取り戻そうと思います。あの曲には、そういうことに効くパワーがこもっていると思います。
 わたしはどうしたらわたしになれるか? ということを、僕はまこっちゃんから学びました。人は、ありのままの自分を肯定する強さを身につけた時にこそ、創造的になれる。そんなことをまこっちゃんから学んだのです。
 これからもお互い頑張りましょうね。失敗することもあるけれども、誠実にやっていれば、絶対いいことがあるのは、経験的に知っています。誠実さを失った時、死ぬ程ダサイ奴になってしまうことも知っています。僕は、ダサイやつになりそうになった時には、まこっちゃんの頑張りとリラックスぶりを思い出して、「誠実であることの大切さ」を取り戻そうと思っています。
 まこっちゃん、本当にいろいろとありがとう。あなたからとてもいい影響を受けていますよ。これからもよろしくお願い致します!
 まこっちゃんのさわやかな笑顔は、まこっちゃんの誠実さから出て来るものだと思ってます! また、イベントに行きますね。では、また、お元気で!

2009年2月吉日 A.K.I.より。

*この手紙は、'09/2/14に、パシフィックヘブンでの「小川麻琴 ファンクラブ限定イベント(東京)」で、小川麻琴さん本人に、アルバム『DO MY BEST』と共に、手渡されました。また、'09/3/15に、荏開津広氏をゲストに招いて行われた、タワーレコード渋谷店7Fタワーブックスイベントスペースでの16年ぶりのリリース記念トークショー、「A.K.I.の語る、もう1つのヒップホップ史。メインストリームとは一体?」で、A.K.I. PRODUCTIONS『DO MY BEST』をお買い上げのお客様で、引換券をお持ちのお客様に、「A.K.I.が今年のバレンタインデーにあるアイドルに書いたファンレターのレプリカ(封筒入り)」として、サイン入りでプレゼントされました。

【関連URL】
http://loveshop-record.com/?p=730
http://tower.jp/item/2512964/DO-MY-BEST
http://www.jetsetrecords.net/jp/product/812003463922
http://www.jymandrecords.com//?pid=12135024
DO MY BESTDO MY BEST
アーティスト:A.K.I.PRODUCTIONS
AWDR/LR2(2009-02-18)
販売元:Amazon.co.jp
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2008年02月22日

ガキさんへの手紙'08

*下井草秀氏による、2012年『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』リリース時の公式インタビューは、こちら。http://www.boundee.jp/features/details/385.html

タケイグッドマン氏のブログで、レアなエピソードを交えつつ、A.K.I.PRODUCTIONS『小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」』をご紹介していただきました、ありがとうございます!
http://d.hatena.ne.jp/wiz/20121121


*この手紙は、アテナ&ロビケロッツ「青春!LOVEランチ」のリリース('08/02/14)直前に書かれ、'08/02/17にZepp Osakaで行われた『HELLO!10TH〜ハロテン〜PARTY』の会場で、新垣里沙さんへ現場スタッフを通して差し出されました。また、’08/02/22 に行われたTRASH-UP NIGHT!! vol.4 ‐TRASH OF LOVE AND HATE‐ @青い部屋 、G&A.K.I.PRODUCTIONS(A.K.I.-vocal,guitar,SP-404,SH-101)のライヴでは、予め録音されたこの手紙の朗読をSP-404から出し、SH-101の電子音とミックスするという形で「ガキさんへの手紙'08」として演奏されました。また、ライヴ当日の直前に、Hello! Project企画「ドラリオン」スペシャル公演(モーニング娘。)に参加しました。

**尚、当日のセットリストは、

ガキさんへの手紙'08
ガキさんの歌06-'07

でした。

【参照URL】
http://www.up-front-works.jp/discography/zetima/115/s_02/index.html

***この曲は、'09/02/18リリースのアルバム、A.K.I.PRODUCTIONS『DO MY BEST』に、全く新しいアレンジで収録されております。歌詞もそちらに掲載されております。是非チェックしてみてください。

【関連URL】
http://loveshop-record.com/?p=730
http://tower.jp/item/2512964/DO-MY-BEST
http://www.jetsetrecords.net/jp/product/812003463922
http://www.jymandrecords.com//?pid=12135024
DO MY BESTDO MY BEST
アーティスト:A.K.I.PRODUCTIONS
AWDR/LR2(2009-02-18)
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小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」【44Pブックレット付】
小説「我輩はガキである・パレーシアとネオテニー」【44Pブックレット付】 [CD]