タイムカプセル ←こんな本です。
今日、久々に池袋に行きました。
せっかくなので、ずっと、買おうかな、と思っていた本を買いました。
生田紗代の『タイムカプセル』です。
結果は、うーん、って感じ。
曖昧で微妙なストーリーでした。
主人公と立場も考え方も似ているので、親近感がわいたし、のんびりしていて安らかな気持ちで読めました。
でも、不必要な描写が多い。
日常の、何ということもなく、とりとめも、つながりもない複数の出来事を、携帯のメモ帳あたりに打ち込んでおいて、それを随所に散らばらせたようなまとまりのなさ。
これが技法なのかもしれないけど、わたしにはよくわからない。
うーん。
『オアシス』のほうが、パンチがあったし、面白かった。
でも、就職活動への危機感は生まれたので、買ってよかったかな。