今日はフルートフェスタの日。午前中に会場入りして、先ずはリハーサルだ。

 プログラム順に、Kリシュナフルートアンサンブルだけの曲を練習したあと、リコーダー協奏曲で吉澤先生登場。

クリシュナのリハーサル

 テンポの確認をしてからさーっと全曲通したけど、あれこれと口頭で指示を出すのではなく、自らの演奏ですべてを語る、って感じでやっていてとても楽しかった。
 本番でも、まさに天衣無縫ともいうべき自在な音のつむぎ方に圧倒され、魅了されたなあ。

 協奏曲のあと、残りの曲を練習して、あとは本番を待つばかりだ。





 本番は三部構成で、Kリシュナの演奏は第3部。どうしても聴きたかったので第2部の吉澤先生の単独ステージは客席で聴いた。
 ステージ上に置かれたたくさんの笛を手に取りながら、リコーダーの歴史に沿ってさまざまな曲を演奏するんだけど、一言でいうと、説明は楽しくわかりやすく、演奏は楽しく高度。リコーダーの現代曲も演奏したけど、そこに至る歴史をわかりやすく説明してもらってるおかげで、自然に曲を捉えることができるし、普段現代曲に無縁な人でも、そういう曲が生まれてきた必然性を感じられたんじゃなかろうか。
 
 まさにプロの中のプロ。一番最後には、お客さんでリコーダーを持ってきている人と一緒に小学校の教科書に載ってる曲を演奏したんだけど、オレも一緒に吹けばよかったなー、って思ってしまうほどに楽しいステージだった。

 で、第3部。もちろん自分たちの演奏も頑張ったし、楽しかったよ。フルートオケは音が合ってないとキモチ悪いけど、合いすぎててもキモチ悪い、と音楽監督のT村先生が仰っていたが、ちょうどいいぐらいの聴きやすい音作りはできてたんじゃないかなあ。どの曲も、やってて「エエ曲やなあ・・・」って思えるような心地良さを感じながら演奏できた。

吉澤先生と

 終演後は吉澤先生と記念撮影。

 吉澤先生は出演した演奏会の記録をご自身のホームページに毎回アップされてるそうなので、そちらのほうにもやがては今回の演奏会のことが載ると思う。ぜひ検索して見るといいよ!








 今回、2週間前の赤穂と今日の高松での本番を振らせてもらって、とっても楽しかったし、色んな意味で勉強になりました。フルートオケとの共演経験豊富なウチのカミサンも一緒に参加していたおかげで、練習後は毎回きつーいダメ出しを喰らっていたしな。

 また機会があればぜひご一緒させていただきたいけど、それとは別に、フルートオケにとっても興味が湧いたので自分でも書いてみたくなり、今日の打ち上げの席で隣に座っていたT村先生に「書くのでやって(演奏して)下さい」って言ってしまった。
 決して酒の勢いで言ったのではないという証に、ここでしっかり宣言しておくぞ!

 まあ、来年書くとは言わなかったけど、近い将来、絶対に書く。5分以内とかケチなことを言わず、ちょっと長いのを書いて「5分作曲家」のあだ名も返上じゃい!