セブンといえば、そりゃ、アレでしょう。ウルトラセブン。

今度、7月2日に開催する、アーツフェスタたかまつの主催公演「劇音楽への招待」で、テレビ番組「ウルトラセブン」のBGMを集めた「ウルトラセブン組曲」を演奏する。

「ウルトラセブン」は昭和43年に円谷プロが製作した特撮ドラマで、現在も根強いファンを持つ名作である。
この番組の音楽を担当したのは冬木透という作曲家だが、この音楽が実によくできている。
親しみやすいメロディやハーモニーの曲ばかりでなく、現代音楽的な手法を駆使した無調っぽい曲も多く、テーマ曲のモチーフを様々なところに用いて統一感を出す構成法は、のちの「宇宙戦艦ヤマト」などにも影響を与えているといっていい。

でもそれ、楽譜出てるの・・・・? って思った方。鋭いところを突くじゃないの。

それが、である。何と、楽譜があるのである。

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数年前にマニア向けに出た「冬木透の自筆楽譜で読み解くウルトラセブン最終回」という本の中に、かなりの量の楽譜が収録されていて、今回はそれを元に演奏するのである。

これまでにも、音源から採譜(いわゆる耳コピというやつ)したりして演奏を試みた人はいたかもしれないが、作曲者の自筆譜からパート譜を作って演奏した、というハナシは聞いたことがないし、恐らくやった人はいないだろう。
演奏をプロデュースできる立場の人がマニアじゃなければこの企画は出てこないはずなので、作曲者が関わらない場所での演奏は間違いなく日本初だと思う。

上記の本をYハ高松店で注文して買ったときに、他に買った人はいない、って聞いたんで、この本を持っているのは、県下でワタシ一人かもしれないが、ウルトラセブンマニアは決してワタシ一人ではないはずだ。
この記事を読んだウルトラセブンマニア、特撮マニアの人がいたら、7月2日はぜひサンポートホール高松第1小ホールに足を運んでいただきたい。
ウルトラセブンのBGMが生で聴ける希少な機会である。あまりにマニアックな企画なので、再演はできないと思う。よろしく!