Steve Winwood @ Scalaいや、すごかった。今夜寝られないかも。
7時半開場ということで、仕事終わって、最寄り駅で腹ごしらえなんぞしてから向かったら、着いてみてびっくり。すでに300人ぐらい並んでる。列は、おやじおやじおやじおやじじじいおやじおやじおばちゃんおやじおやじおやじおやじって感じで、平均年齢55歳ぐらい。さすがに最年少ではない感じ(場違いに派手目なおねーちゃん軍団もなぜかいたし)だが、日本人の女ひとりはかなり浮いた。待ってる間はひたすら淋しい。仲間ほしいよお、どうしてこういうタイミングで体調悪いかなあ、おっちゃん(いつものロートルロック仲間)。
そんなタイミングで入ったので、いつものようにかぶりつきのポジションは取れず(ぬかったぜ)、うろうろしてようやく、ステージ右側の外れに微妙なスペースを見つけて潜り込む。こういうとき、背が低いというのはいい口実になる。「ちっちゃいからさ、見えないのよ」と後ろの人に一応言い訳しつつ、その時点でのベストポジション確保。ただし、スティーブとジョゼ・ネトーは見えるけど、他の人たちはまるで見えない位置。音だけ聞こえる。でも、正面向くとスティーブと目が合うぐらいの場所だし、いっか。しかし、去年のスペンサー・デイビス+アニマルズのときは、前座終わったぐらいのタイミングで入ってすかすかだったのに、この温度差はなんだろう。来てる人々の見た目は似たようなもんなんだけど、興奮度がまるで違う。そういえば、スペンサーのときにはちょろちょろいたギター小僧風の僕ちゃんたちは、今日は見なかった。
前座なしでいきなりスティーブ&バンド登場。あれっ? 今出てきたのジョゼ・ネトー? なんて思ってたらスティーブ登場で、いきなり演奏が始まるというそっけなさ。しょっぱなはNine Livesから、ちょっとラテンの香りもしているような、でも歌はブルースっぽいようなSecrets。渋いもんもってくんなあ、と思っていたら2曲目がI'm a Manで、会場大盛り上がり。ただ、頭のフレーズ聞いて「あれ? なんだっけ?」と思うぐらいにはアレンジ変えてある。これは、今日やった他のSDGの曲にも共通することで、Keep on RunningやGimme Some Lovinも、去年スペンサー・デイビスが歌ったほぼオリジナルバージョンとは、ちょいと雰囲気が違う。とはいえ、やっぱり懐かしの名曲には変わりなく、個人的には、生まれて初めて(もしかして最初で最後かも)の生I'm a Manで一気にテンション上がった感じ。
うろ覚えのセットリストは、多分、こんな感じ。もしかしたら、もう2曲ぐらいあったかも。とりあえず、2時間みっちりのライブ。
Secrets
I'm a Man
Raging Sea
Can't Find My Way Home
Had to Cry Today
We're All Looking
Fly
Keep on Running
Hungry Man
At Times We Do Forget
I'm not Drawing
Other Shore
Light Up or Leave Me Alone
Dirty City
Higher Love
Gimme Some Lovin
Nine Livesからの曲を合間にはさみつつ、懐かしい曲もやる、というのが基本の構成なんだが、Can't Find My Way HomeからHad to Cry Todayに続いたときには、大げさだけど、生きててよかった、ぐらいの気分になった。Had to Cry Todayのイントロ聞いて泣きそうだったもんな(ばばあ丸出し)。この2曲、スティーブはオルガンからギターに持ち替えて、ジョゼ・ネトーと楽しくギターバトル。ジョゼ・ネトーという人、本当に楽しそうにギターを弾く人で、見てるこっちも幸せな気分になる。でっかいおっちゃんなんだけど、やたらかわいく見えるのは、この楽しそうな雰囲気のせいだろうなあ。スティーブは、オルガン弾いてるときのほうが楽しそう。ギターももちろんいいんだけど、表情が違う。ちなみにスティーブ、最初のうちは水飲んでたんだけど、後半、赤ワイン飲みながら演奏。ビール飲みながら演奏する奴は死ぬほど見たけど、赤ワインのグラスをステージに持ち込んだ人は初めて見た。
まったく個人的な感想として、Nine Livesはアルバム全体としての水準はものすごく高いし、どの曲もすごいんだけど、これだぁ、という突出した曲はない。しかも全体に気持ちのいい音だから、つい流しそうになるんだけど、We're All Lookingのドラムでやられた。カッコいい! ドラムに注意して聞いてると、Nine Livesからの曲はどれもこれも、かなり複雑なリズムになってることがわかる。そういうのをなんとも楽しそうににこにこしながら演奏しちゃうスティーブとジョゼ(他の人たちは見えないので、どうなのかわからない)、すっげ〜。ドラムの人、インスト部分になるとやたら手数が増える。タムがカンカン言ってる、いい感じ。あ〜ん、どういうキットなのか見たいよお。
Keep on Runningから後ぐらいは、とりあえず興奮しちゃってたので、細かいところまでよく覚えてない部分もあり。かつ、これ以上詳細に書くと、とんでもない長文になるので少々はしょる。個人的には半分なかったことにしたいものになっていたHigher Loveも、アレンジいじってこのメンバーでやるとちゃんと楽しく聞けたし、これで終わりかなあ、と思ったらGimme Some Lovinが飛び出したのはうれしかったなあ。
そして、超個人的な自慢としては、これで、Keep on RunningとGimme Some Lovinはスペンサー・デイビスとスティーブ・ウインウッドそれぞれの歌で生で聞いたぜ。って、これが「自慢」として通用する人、私の知ってる範囲ではせいぜい2、3人だけど。

すばらしい!&うらやましい!
基本的には4日にNYでやったものと近い感じのようですね。
Dear Mr.FantasyやHigher Loveをはずしてあるあたりも。
のちほどリンクさせていただきます!