40's 女性ライダー Life with VTR250

40代の初心者女性ライダーです☆HONDA・VTR250とのRider's Lifeを綴ります。

accidents

その45:「事故った」

息子に言ってほしくないセリフベスト3

1 「死○」
2 「誰のせいでこんなことになってんだよ」
3 「事故った」

シャレにならない話ですが、記録のために書いておきます。

学校の振り替え休日で月曜日が休みだった息子が、
一泊ひとり旅ツーに出かけて行くというので、
よしよし、なかなかいいぞ と送り出した。

誰か友達誘いたいなあ…と言っていたけれど、
同級生にオートバイ(スクーターじゃなくて)を持っている友達もいないし、
バイク乗りの友達は学校だし…
と、考えているようだったので、
「バイクは一人で乗るものじゃん。一人で行ってきたら?」
と促したのは他でもない私。

仕事中に息子からLINEが入り、「事故った」の文字を目にした時は、
一瞬、動揺して血の気が引いてしまった。

…母親って…
こういう時、本当にダメですね。

母親の全てがそうじゃないと思いますが、
私はとりわけ、息子のことに関しては特に感情的になりやすくて…
ついつい取り乱しそうになってしまいました。

すぐに電話をかけると、
すぐに息子が出て、
「怪我は?」と聞くと「大丈夫」と。

ほっ…

まあ、怪我をしていないのなら、一安心。
その先は割と冷静に話を聞けました。

カーブでスピードが出すぎていて、
道路脇の溝にはまってこけた…と。

ざくっとそんな事でした。

相手もいない、怪我もない。
「事故」という中では、最もラッキーな部類だったのかもしれません。

私に連絡をしてきた時はすでにJAFと警察に連絡した後だったらしく、
JAFが到着するまでの間に、Ninjaの無残な姿の写メをその後送ってきました。

IMG_2409
こんな感じ  (かわいそうなので画像は小さめで)

ウインカーを自分でなんとかしようとしたのか、工具が転がっています。
エンジンがからなかったので、JAFを呼んだ模様。


前日の彼のルートは、
奥多摩湖を超えて、大菩薩峠から塩山に出て、そこから長野方面へ
クリスタルラインをずっと走ったとのこと。
チビッコの頃から電車で行っていた山小屋に、一人でバイクで旅することは、
彼の憧れだったらしく、一人旅を満喫して、
前日は山荘で一人で薪ストーブを焚きながらたそがれて、
いい体験をしているなぁ…と、彼のツイッターを見ながら思っていました。

けれど、
翌日にはそれが
一転して「悲しい旅」になってしまう。
事故は、勉強でもあり、貴重な体験でもあるけれど、
やはり「できることならば、避けたい」ことで、
できることならば、未然に防ぎたいこと…。

母親である私はついつい、
彼の楽しかった出来事が悲しい出来事になってしまったことを
「かわいそうだ」なんて思ってしまい、
まだ返済の終わっていないバイクを運転して(帰りは高速で)帰ってくる息子を
不憫に思ったりしていました。


でも、

帰宅した彼は、自分の失敗を悔いてはいるようでしたが、
旅そのものを悔いているような様子ではなく、
「まあ、いつか一度はこれをやることになっていたんだよ」
と言いながら、自分の運転テクがいかに未熟だったかという話を
いつもより若干大きな声で、
いつもより随分長い時間食卓にいて、話していました。


帰宅してすぐに近所のバイク屋さんに行ったら
「自分でパーツ探してから出直しな」みたいなことを言われて、ムーっとしていましたが、
 「あの店には二度と行かない。明日は別の店に行ってみる」と言って翌日別のkawasakiショップに行き、いろんなことを教えてもらってきたようです。

もう事故から数日経っているので落ち着いてこんな風に思っているのですが、
痛い思いをして学ぶことはやっぱり大きくて、
今回の事故は、息子を成長させるのに、必要不可欠な出来事だったのでしょう。

(まあそれも、単独で怪我がなかったから言えること

 Ninjaは玄関で今も痛々しくそのままですが、
傷つけてしまったという彼自身の傷もきっと一緒に癒しながら、
もう一皮、剥けていくのかもしれません。
(お金がないから、冬の間は修繕費を稼ぐ!と意気込んで今日もバイト


口を出さない。手を出さない。
見守り続ける。


私は私で、こっそりそんなことを学んでいます。
子供が大きくなってきたからといって、「親業」から逃れられるわけではなく、
親はなくても子は育つ
けど、
子供がいなかったら親は育たない。


バイクは自己責任。
一人で乗って、一人で対応するもの。

そう思っていましたが、
こと息子に関しては、
「ほっとく」という試練を間接的に請け負うことになっているようです。


ひとつずつ、一歩ずつ。
まだまだいろいろありそうです…



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その17:悲しすぎる事故

萩原流行さん、バイク事故死 

昨夜の事故のニュースを深夜ふと目が覚めた時に見てしまい、
眠れなくなってしまいました。 
好きだった俳優だったということもあるけれど…
バイクの事故で亡くなってほしくなかった。

朝、教習所通い中の息子と、
あらためて、バイクに乗るということの[責任]について考えました。

暑い日はとんでもなく暑く、
寒い日はとんでもなく寒い。
どこで事故ってもおかしくないし、
どんな運転をしていても捕まる要素がたくさんある。
リスクが高く、
費用もかかる。
「安全第一」を考えれば、
「乗らない」のがベストな「乗り物」
 
それが、オートバイで、
そんなオートバイにどうしても乗りたい私たち。

「どうしてそこまでして乗りたいの?」
の答えは、
バイク乗りにしか理解のしようがない。
説明のしようがない乗り物。

風を受けて走る爽快感、
大地や自然の中で、まるで人間じゃない存在になったような気持ちになる。
機械なのに生き物のように反応してくれる自分の一部に、
普段の自分とは違う何かを見い出し、
「もっと」と、喜悦した感情が奮起する。

それは、あくまでも
「自分を満たすもの」
で、それ以上でも以下でもない。

だからこそ、
自分を守ってくれているすべての存在に対して、
「バイクで死んだりしない」
ということを、約束して乗らなければいけないのだと思う。

 
「乗らない」のがベストな「乗り物」

だなんて、
言いたくないけど、そう表現するのがもっとも正しい気もする。

いろんなライダーがいる。
みんなちがってみんないい
って、この間の記事に書いたけれど、
どんな違う感性を持つライダーも、
共通して言えるのは、
「バイクの事故で死んじゃいけない」ということだと思う。
 
萩原さんは、プロテクターを着けていたのだろうか。
プロテクターを着けていたら、心臓は持ちこたえてくれたのだろうか。
今、それをここで言っても意味がない
とは思わない。
自分の身を守ることは、
自分を守ってくれている人の身を守ることと同じだから、
「安全」をもう一度心に誓おう。




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Spraining my ankle, again・・・

せっかくよくなってきた右足…
またやってしまいました・・・

先週の水曜日。
出勤中に友人の美人ママに偶然会いました。
ひさしぶりーーー♪と朝からテンション高く、
彼女のスタイリッシュな出立ちに感心しながら、
「そうだよね、毎日ジーンズじゃあいけねえな!私も
素足でスカート通勤くらいしなくちゃ!夏なんだし!今が一番若いんだし!」
と、思っていました。

翌木曜日…
さっそく久しぶりのスカート&素足にサンダルで出勤

と、思ったら、そんな日に限って、コンビニ出口の段差でまさかの大転倒

右足リハビリのために早朝通院した直後だったのに、
思いっきり足をひねってまた捻挫してしまい
ました。

もちろん、足擦り傷だらけ…(恥ずかしいやら、痛いやら)。
会社に行って、上司に話すと、当然の如く大笑いされ…
「分相応」という言葉が世の中にあるのだと、痛感した朝でした。。。

9月の連休、3泊4日のソロロンツーに行こうと計画中だったのですが…
治ってくれるかなあ…

「自分の先を見て歩けない」私は…
やっぱりバイクに乗るのも「分不相応」なのでしょうか…



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Happening

伊勢崎からの帰り、関越道の練馬出口はいつものような渋滞。
といっても、時間が早かったので、
「渋滞1キロ 5分」
特に急いでもなかったのですが、やはり渋滞でストップしてしまうと、
車の後ろについてそれを待っているのはなんだか「バイクなのに」という気持ちにかられます。

培倶人祭り帰りなのか、ライダーがとても多く、
ライダーたちはみな高速ですいすいすり抜けして行きます。

前にも、すり抜けで白バイさんに注意を受けたので、
すり抜けは基本的にNGだということは承知しています。
そして、前にも書きましたが、この「すり抜け」のルールが、私には未だによくわかりません。

「白い線なら問題無し」
と、先輩ライダーからは何回か教えられましたが、
白線のを走るのはやっぱり抵抗があります。

と、もやもやしましたが、ほかのライダーさんにくっついて、
信号手前まで「ちょいと失礼・・・」と、

かつっ!!

     


いやーな感触でした。
車のミラーにVTRのミラーがこすりました。

やった・・・

と思いましたが、その場に停止もできなかったので、
あわててドライバーに手を上げて先に進みました。

信号の右折レーンに入って、その車が進んでくるのを待ちました。
直進して来たその車が
キッと停まって、バタンとドアを開け、「てめぇ、こすったのに逃げやがったな!!」と私のバイクを転倒させ、私の胸ぐらを掴み・・・
…というイメージが一瞬ぼわっと膨らみましたが、

車は私に見向きもせず、何事もなかったかのように、すっと私の横を過ぎ去りました。


ホッ・・・   


よかった…。
よかったわけではないのだけれど、
かろうじてよかった…。

落ち着いて、バイクを発進させ、見慣れた通りに入ってから
「まあ、私も車を運転している時はそういうことあったっけな。意外と車内にいると気にならないものかもしれないし」
などと、少し楽観的に考えてみたりしました。

でも、きっと「たまたまいい人」だったのです。

『すり抜けでのイヤな思い』はこれで2回目です。

調子に乗ってきた頃が、一番危険なのだと、再度気持ちを引き締めました。

すり抜けのルール…
たぶん臨機応変というものなのだとは思うのですが、
私の経験値はまだまだ足りません。


ツーリングの帰りの最後にこんな経験…
あーーこわかった。
『家に帰るまでがツーリングです』
心に留めて次回に臨みます。

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