有珠山の設定について気になって調べたのですが、洞爺湖周辺で実際に避難車を置いていた保育所が存在していたようです。リアル避難車を現地で見た立先生が、作中の設定に昇華して、桧森家にそれを持たせることにしたというのは、かなりありそうなところではないでしょうか。
そんなわけで「洞爺湖町 散歩 カート」でググったら洞爺湖町 教育委員会の議事録がヒットしましたが、どうも本来的に公開してるわけではないよう。正規の方法で見れてしまうわけですけどね。
■リンク
でまぁそんな怪しいリンクいちいち見ないよという正常な方の為に議事録をフランクに要約すると
「子供乗せる移動用のカート(要は避難車)な、あるじゃん。とあります。ちなみに洞爺駅近くの保育所だそうです。咲-Saki-と比べると3年前という微妙な時期ではありますが、少なくとも大型の避難車は実在しました。
あれ既に一個持ってんだけど、アルミ製で大きいのほしーんだわ。
ってことで予算計上したよん」
やったぜ。
と安堵したのもつかの間。作中で描かれていた避難車は、前回の記事にもある通り、五十畑工業のチャイルドエアバスです。
しかしこれはスチール製。なんてこった。
アルミ製であれば、同社のロングライトバスかと思います。
ロングライト洞爺(ありそう
価格も重量もほぼ同じなので、教育委員会の人が間違って言ってしまったという可能性も無くはないのですが、予算計上という性質から考えると可能性は低そうです。
とはいえ、作中の設定にブラッシュアップする際の変遷として、上位のチャイルドエアバスに…というのはまま、あり得るところかな。