2016年01月01日

2016年 謹賀新年

あけましておめでとうございます

旧年中は、大変お世話になりました。

本年も何卒よろしくお願いいたします。



2015年は、どんな年でしたか

2016年、みなさまにとってどんな年になるでしょうか



私はと言えば、2015年は、みなさまとのご縁と仕事に恵まれ充実した年でした。

感謝申し上げます。

そして、2016年は・・・



すでに、昨年末から仕事が始まってます。

と言うのも、年末に発表された平成27年度の補正予算、昨年に引き続いて大規模なものになりました。

正直、全く想定外で驚きました。

(おかげで年賀状も31日になって書くハメに・・・申し訳ありません。)

しかし、中小企業支援には、とてもありがたい補助金や税制優遇策が盛り込まれています。

詳しくは、https://www.mirasapo.jp/budget/files/27fyhosei_28fyyosan.pdfをご覧ください。



補助金は、“諸刃の剣”であり、何でもかんでもオススメすることはできませんが、次の2つは自信を持ってオススメできる補助金です。



まずは、ものづくり補助金が再び実施されます。

今年度で終了と思っていただけにこれはサプライズ

“ものづくり”と付くので製造業にしか関係のない補助金と誤解されている方が多くいらっしゃいますが、そうではありません。

革新的なサービスの開発も対象になりますので、全業種が対象です。

補助率2/3という最高レベルの補助で、上限1,000万円の補助金が出ます。

これが最後のチャンス

今からご準備ください。



もう一つ、小規模事業者持続化補助金

小規模事業者にとって、こんなにありがたい補助金はありません

看板製作も、チラシ制作も、ホームページ制作も、とにかく使い勝手のよい補助金です。

対象企業の皆様には、ぜひ、ご活用をご検討いただきたい。



対象企業となる小規模事業者とは、

 卸売業・小売業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・常時使用する従業員の数  5人以下

 サービス業(娯楽業、宿泊業以外)・・・・・常時使用する従業員の数  5人以下

 サービス業のうち娯楽業、宿泊業・・・・・・常時使用する従業員の数 20人以下

 製造業その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・常時使用する従業員の数 20人以下





両補助金とも、まだ正式な公募スケジュールは発表になっていませんが、2月10日前後に募集開始となるものと考えます。

問題は、募集期間がどの程度のになるか。

現段階では全くわかりませんが、短い場合は1ヶ月程度のこともあり、今から準備を進める必要があります。

補助金採択への道は、公募開始前から始まります。。

ネット上に前回の公募要領がありますので、それをご覧になって今から準備を始められた方がよいでしょう。

(すぐに準備を始めることを強くオススメします。)



◎ものづくり補助金

  http://www.chuokai-toyama.or.jp/mono/monodukuri26.html

◎小規模事業者持続化補助金

 商工会議所エリアの事業所・・・http://h26.jizokukahojokin.info/

 商工会エリアの事業所・・・・・・・http://www.shokokai.or.jp/?post_type=annais&p=1902





とは言え、補助金の申請書作成については、わからないことも多いでしょうから、何なりとご相談ください。



と言うわけで、年末年始返上で、今年も走り出しました

2015年01月01日

あけましておめでとうございます。

新年早々、とんでもない大雪となりましたね。
新年初日からの雪かき、お疲れ様でした。

毎年のことながら、年末は大晦日まで溜まった仕事を片付けていました。
ようやく正月休み中に全部解消できる目途が立ったところで、花火の音が聞こえました。
新たな仕事が増えないこの一週間の間に何としても解消しないと。

さて、2015年は、どんな年になるのでしょう?
どの予測を見ても、円安トレンドは変わらない予想のオンパレード。
うーん、中小企業には相変わらず逆風のようですね。
それでも業績を伸ばす企業はありますし、何とかしてその仲間入りをしたいですね。


私の方は、早々に5日からフル稼働。
その準備のため、今日からすでに通常状態。
明日一日だけ休んで、3日からフルタイムでPCに向かいます。
長い休みより、このペースの方が私には合っているようです。
仕事があるのは何よりのこと、ありがたいことです。


2015年、皆様のご健康とご活躍、そして、会社のご発展をお祈りします。


2014年02月28日

優先順位

年末に会社を辞め、年明け早々に起業しました。
1つ1つやるべきことをTo−Doリストにして、やっつけていきますが・・・
何しろ18年ぶりの起業、その間にいろいろな手続きの方法も変わり、要領が悪く遅々として進みません。
やることが多い上に、住居の引越し、事務所荷物(書類、本、ファイルの山)の引越しも同時に行ったので大変です。

さて、そんな中で迷ったことがありました。
何から取り掛かるかの手順の問題です。
必要最低限の荷解きは最優先で、電話の契約、ネットの契約、備品の購入もすぐに取り掛かりました。
同時に個人の年金、保険、転居の手続きも優先順位の高い事項です。

問題は、その次の優先順位です。
・案内状の作成
・送付リスト(=宛名シール)の作成
・名刺の作成
・封筒の作成
・Webサイトの作成

お金もないし、全部自分一人でやらなければなりません
その間にも、営業活動、コンサル活動、講演、講師活動もあります。
(荷物の片付けも・・・)
一体、どれから手をつければよいのか・・・
直感的には次のように考えました。
1.名刺
2.送付リスト
3.案内状
4.封筒
5.Webサイト

ですが、作業に取り掛かって見ると・・・
名刺の印刷をするには、Webサイトが出来てないと記載できない。
案内状を送る前に名刺を渡すのはいかがなものか。
封筒にもWebサイトは入れたい。
でも、目先に必要なのは名刺。

こんな具合で堂々巡りで、優先順位が見えてきません。
しかし、私はこの道のプロ
目的と手段を書き出し、手順を見つけました。
そうするとこうなりました。
1.Webサイト
2.名刺
3.送付リスト
4.案内状
5.封筒

しかし、Webサイトは作るのに時間がかかります。
URLの決めて『近日オープン』とだけ記載し、あとは段階的に順次オープンに決めました。
そして、名刺、送付リスト、案内状、封筒と終えて、Webページに戻る手順に落ち着き、ようやくゴールが見えてきました。
今は、最後のWebページを残すだけまでになりました。
それでも、開業から1ヵ月半、予定より1ヶ月近い遅れです。

毎日発狂しそうな精神状態をギリギリで踏ん張り、自分との戦いを続けています。
とりあえず、新事業所の連絡先等を記載します。

クレジット画像





画像で表示したのは、メールアドレスの自動取得でスパムメールが送信されてくるの防ぐためです。

尚、事業をやっておきながら大変失礼な話ですが、ご訪問はご容赦お願いいたします。
新事業所は実家の一室にあり、お客様を十分にお迎えできないばかりか、親の生活にも不都合がありますので、何卒、ご理解ください。
ご連絡いただければ当方から出向かせていただきます。







2014年02月20日

ラーメン店とコンビニから

大したことではありませんが、経営者の考え方一つで組織は変わるという実例を実体験から書いてみたいと思います。

昨夜、夜遅めの時間に仕事を終えて、某コンビニに立ち寄りました。
このコンビニチェーン、以前は、お惣菜がおいしいコンビニとして頻繁に利用しておりましたが、最近は店舗数が多く、品揃えが豊富で、何よりコーヒーがおいしい別のチェーンを多用しています。
帰宅途中の通り道にあったので立ち寄って見たところ・・・
「夜だけシールの商品のお惣菜、通常価格より20円引き」と書かれていました。
夕食代わりの晩酌のおかずを物色していると、気になる商品がありました。

し、しかし・・・な、なんと・・・
その通常価格の表示がありません。
普通のコンビニ商品は、パッケージに印刷されていますが、6面どこを見てもない
3周ほど商品をグルグルと回転させて見て見ますが、どこにも書かれてありません。
仕方がないので、棚の価格表示スペースを見ても・・・ない
ただ、ただ、20円引きのPOPばかり。
結局5分くらいその場を探し回りましたが、見当たりませんでした。
ついでに、他の商品もチェックしてみると、5〜6品ほど価格不明でした。
これでは、20円引きがお得なんだかどうだかわかりません。


一方、数日前、全国チェーンの某ラーメン店に行きました。
そのお店は、富山にできる前から好きで、富山に出来たときは、喜んで行きました。
しかし、開店してしばらくして、本部の支援部隊が引き上げると、途端に店の管理が杜撰になり、行かなくなってしまいました。
チェーン自体が悪いわけではなく、他の店は大丈夫でしたが、富山市内のその店だけがひどい状態でした。

先日、久しぶりにその店に行ってみると・・・
どうしたことでしょう見違えるようなオペレーションになっていました。
庶民派店なのに、高級店のような応対、店の中も清潔になり、店員さん達の動きにもムダがありません。
目配り、気配りもしっかりできていました。
同価格帯では、間違いなくNo.1の接客サービスです。
同じ店とは思えないほどのあまりの落差に驚きました。

この店に何があったんですかね?
1つ確かなことは、トップの考え方が変わったということでしょう。
もしくは、オーナーの交代でしょうか。

さて、両店ともフランチャイズの全国チェーン店。
当然ある程度はマニュアル化されたオペレーションのはずですが、それでも1店1店個性がでます。
細かいところに気がつくか否か。
一方は、他店に劣る店で、もう一方は劣悪店から優秀店に変革した店。
面白いですね。
フランチャイズチェーンといえどもオーナーの心がけ一つで変わるのですね。
いい勉強をさせていただきました。

あなたの会社は大丈夫ですか?



2014年01月10日

あけましておめでとうございます。


2014年が始まりました。
新春のご挨拶を申し上げます。


さて、いきなりですが、
私、会社設立以来18年間経営してきたI.S.K有限会社を昨年末で退社いたしました。
これまで、ご厚誼を賜り、ご指導、ご鞭撻をいただいてまいりました皆様には、心より御礼申し上げます。


本年より心機一転、一からやり直すことにしました。
業務は、これまでどおり、経営コンサルティングを中心に行ってまいります。
引き続き、変わらぬご支援とご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
社名は、GF経営研究所です。


尚、年末ギリギリまで前職の仕事をしていたため、まだ開業の準備が十分に整っておりません。
固定電話すら開通していない状態です。
順次整い次第、ご案内させていただきます。


このような事情でありますので、年賀状も新年のご挨拶共に、どちら様にも欠礼させていただいております。
何卒、非礼をお許しください。


当面の連絡先は、携帯電話及びメールアドレスは変更ありません。




さて、2014年日本経済は緩やかな景気回復が予想されておりますが、これは間違いないでしょう。
ただ、それが私達の富山県にまで好影響が届くのか、そこまでは残念ながら読みきれません。
おそらく、業種や企業規模などによって違いがあると思いますし、何より企業の努力の差が大きく影響することでしょう。
風を読み帆の向きを変えて進む帆船やヨットのように、外部環境の変化をうまく捉え、利益に結び付けて行きたいものです。


一方、ITの面においては、4月にWindowsXPのサポート期限が切れ、大きな変化を迎えます。
近年稀に見る出来が良かったXPのサポート終了は、どの企業様においても、少なからず影響が出てまいります。
すでに対策は、お考えでしょうか?
まだなら、一度ご相談ください。
メールアドレス:kajino@isk-web.jp


対処法は、いろいろあります。
単純にパソコンを買い換える方法もありますが、他にもいくつかあります。
買い換えるにしても、後継機としてWindows7を選ぶのか、それともWindows8を選ぶのかは、難しい選択です。
一社一社状況に合わせて、慎重に検討する必要があります。
(同業他社とは状況が違いますので、くれぐれもマネをされませんように)


もう一つ悩ましいのは、タブレットPCスマートフォンの問題です。
コンピュータ業界では、3年後にタブレットPCがノートパソコンを追い抜くのは常識となってます。
今買うパソコンを5年ぐらい使いたいと思った場合、タブレットかノートかの選択も非常に悩ましいところです。
そこにタブレットPCと互換性の高いスマートフォンが絡むと専門的な知識がないと賢い選択はできないでしょう。


1つ言える事は、今が千載一遇のチャンス
事務所用のデスクトップPCやノートPC、それにタブレットPCスマートフォンが加わるとこれまでの事業スタイルを劇的に変える可能性があります。
(少し前の大企業並のことが安価に実現できる可能性があります。)
今を逃すと買い替えも容易ではないでしょうから、次は5年後。
そうなると、間違いなく競合に遅れを取ってしまいます。
その前に、ぜひ一度ご相談ください。
今がITとの付き合い方を再設計する絶好機です。
メールアドレス:kajino@isk-web.jp


「使えなくなるから買い換えるだけ」「今までと同じことができればいい」これが一番損をする買い替えです。
“転ばぬ先の杖”じゃないですか?


GF経営研究所 代表 梶野 達也


2013年04月12日

“娯楽は小利、学びは大利”

先週の土曜日、日本ファシリテータ協会富山サロンの例会に参加させていただきました。
テーマは、ワールドカフェの開催について学ぶということで、ワールドカフェの主催者としてやるべきことを学び、気づく会でした。
県内はもとより、石川県からも多くの方が参加されておりました。
立場は違えども、休みの土曜日に身銭を切って学びに来ている意識の高い方々との交流は、とても楽しいものでした。

ご存知の方も多いかと思いますが、ワールドカフェは、新しい会議手法として最近非常に注目を集めているものです。
それについては、また別の機会にしたいと思います。
今日は、その場で気づいたことを書きます。

当日のいくつかあったメニュのうち、カフェの企画と進行を体験するものがありました。
勘所を経験豊富な方から学ぶ目的です。
当日の内容は、省略して気づいたことを書きます。
最終的に、テーマは“やりがい”(モチベーション)と言うテーマに決まりました。
そこで、実際に“やりがいカフェ”を開催してみて、自分達で体験することになりました。
実は、“モチベーションの仕組み”とは、“モチベーションを上げる方法”というのは、普段から私がご指導していることなので、他のみなさんがどういうお考えなのか、とても興味がありました。


さて、おもしろいことに2つ気づきました。
1つ目は、「そもそもモチベーションって上がらないものだよね。」という一群と「モチベーションが上がらないということは少ない」という一群があったことです。
最初から真っ二つに分かれて興味津々です。
前者の上がらない派の方の意見を注意深く耳を傾けてみました。
その結果わかったことは、前者の方達はモチベーションを自然発生的に捉えていることでした。
なるほど。


2つ目は、自分のモチベーションを上げるために、「まず整理整頓をする」という意見が多かったということです。
女性の方に多かった気がします。
これは、私の知識にも経験にもなかったことで、1人2人ではなかったことが新鮮な驚きでした。
その瞬間、なぜ、なぜ、なぜと好奇心MAXになりました。
その場でも、その場を去った後も、頭の中でモチベーションに関する諸説と照らし合わせて見ますが、結びつく答えが見当たりません。

こうなったら、自分で答えを見つけるしかありません。
散々考えた挙句、納得できる答えが見つかりました。
それは、モチベーションとは直接関係のないところで、“気持ちのスイッチを切り替える”という行為ではないかと思います。
自分自身の気持ちのスイッチを切り替えたことを確認するために、目に見えない気持ちではなく、目に見える変化を起こしているのではないかということです。
見える化だったのですね。
どういうこと(気持ち)に区切りをつけたいのかはわかりませんが、一度それらをクリアする必要があるのでしょう。
そのクリアを、目に見えるものを片付けることと同化させて、「さあ、やるぞ」となるんですね。

さて、一応の答えにたどり着いたところで、自分自身に照らし合わせて見たのですが、やはり私にとっては、気持ちのスイッチオンと見た目の変化は全く別物、無関係です。
だから、そういう経験がないのも当然のことかもしれません。
しかし、モチベーションの仕組みとは別に、さらにその前の準備段階でそういう行為を必要とする人も少なからずいらっしゃることがわかったことは大きな収穫でした。


そして、最後に多くの方に共通した意見だったのが、「褒められる」「認められる」とやる気になるという話でした。
これは、認証と報酬の理論ですね。
この話をされる時のみなさんのお顔を見ていると、改めて、この理論のパワーを感じました。

40近くになってから、学ぶことの楽しさに気づき、自発的に学ぶことをするようになりましたが、改めて、時間を工面して学びに行ってよかったなぁと思います。
“生涯学習”という言葉を、昔は馬鹿にしていましたし、きれい事にしか聞こえませんでしたが、この10年は「学習欲が満たされないことほど不幸なことはない」と思うようになりました。
学ぶことは、学べば学ぶほど気づきが増えますし、何より、楽しいことはその場で終わりますが、気づきはその後一生継続できます。
“娯楽は小利、学びは大利”と言ったところでしょうか。

学ぶ機会を与えて下さった日本ファシリテーション協会富山サロン、百万石ワールドカフェ、そして参加者のみなさんに感謝します。

2012年10月25日

ITコーディネータ認定新ケース研修 富山で開催

本年度より、ITコーディネータの資格認定制度が大きく変更されました。
これまで、最大の障壁とされていた2つの条件が緩和されています。

それは、資格認定のために必須受講となるケース研修の受講に関することで次の2点です。
1.受講日数 15日間→6日間
2.受講費用 525,000円→210,000円


これまで、丸15日間の受講が必須でしたが、平日なら15日間も会社の業務をしない(できない)ということは、大変に難しいことでした。
また、土日なら8週間連続で休みなしとなり、これも難しいことでした。
ITコーディネータの資格の取得を目指す方にとっては、いずれにしても会社の絶対的な理解がない限り、ほとんど不可能でした。
また、昨今の企業事情から、資格取得費用を全額会社負担してもらえることもなくなり、また資格手当も減少傾向であることから、体力的にも、精神的にも、経済的にも負担が大きく、志ある方にとって大変に大きな障壁でした。

今年度の制度改正により、大変に取得しやすくなっております。
15日間の集合研修が必須だったのは、当然理由があったからで、6日間に減って内容も薄くなったのでは意味がありません。
その点については、技術の進歩があり、e−ラーニングを活用することで解決されています。
時代に即した学習法になったと言えると思います。


そして、この制度改正にはもう1つのメリットがあります。
これまでは、近くても金沢での受講でしたが、富山で受講できることになりました。
私が取得した時は東京まで受講しに行っていましたので、交通費、宿泊費も入れると7〜80万円ほどかかりましたし、すでに独立開業していたので、15日間(前日の移動日も含めるとそれ以上)会社の仕事をしないということも大変でした。
それに比べると、天と地ほど違うくらい条件が良くなったと思います。

これを機にケース研修の受講、ITコーディネータ資格の取得を目指されませんか?
富山での、ケース研修開催は、来年1月中旬から3月上旬までの6日間。
受講者の日程的負担にも考慮したスケジュールになっています。
詳しくは、ITコーディネータ協会ホームページをご覧ください。


尚、ITコーディネータの資格取得には、試験の合格と新ケース研修の受講の2つの条件を満たす必要があります。
どちらが先でも構いませんし、それぞれの条件をクリアしたことは4年度間有効です。
一般的には、試験に合格しなかったら研修の受講費用が無駄になるので、試験合格後に研修受講をされる方が多いのですが・・・
私は、敢えて逆をお勧めします。
ケース研修は、論理を丁寧に学べますので、試験の合格率が格段に高くなります。
特にSE等の技術系の方の場合、経営的な側面の理解が独学では学びにくく、それが原因で何度も試験に落第される方をしばしばお見受けします。
ケース研修では、論理と経営的な思考を学べますので、それを理解して試験に臨めば鬼に金棒です。
先に試験を受ける方が、時間的にも費用的にもロスになるように思います。
ですから、まだ試験を受験されていない方も、秋の試験で合格できなかった方も、ケース研修を先に受けることをご検討いただければと思います。

最後に新ケース研修が平成25年度以降も富山で開催される保障はありません。
需要動向を見ながら、一年ごとの判断となります。
私見ですが、毎年は難しいように思います。
このあたりも加味してご判断ください。

富山県内にはまだまだITコーディネータが足りません。
私自身もコンサルをお引き受けできる企業数には限界があり、仲間が増えることを歓迎します。
ぜひ、ご検討ください。

2012年09月15日

社長の器

今日の話は、現在社長の方もそうですが、それ以上に将来社長になられる方にぜひ読んでいただきたいと思います。

さて、いよいよ本題です。
ビジネスモデルを作ることの次に重要なのが、今日のテーマ“社長の器という話です。
社長の器というと、社長の器量、度量みたいな意味を指すことが多いかと思いますが、今日の話の“社長の器”はそういう話ではありません。
どちらかと言うと、知識、経験などの引き出しの多さみたいな意味です。
会社が成長・発展できるか、できないかは社長の器で決まるという話をしたいと思います。

その前に、企業は成長・発展する必要があるかという話に触れないわけにはいきません。
堅実経営を最善とされる経営者が多い富山では、会社を成長・発展させることがよいとは思わないとおっしゃる経営者さんが多くいらっしゃいます。
理由は、成長・発展を目指すから会社が危険な分野に踏み込み、傾けてしまう。分相応という言葉があるだろうという理由です。
会社が存続することが、従業員にとって幸せなんであって、それを守ることが社長の務めとおっっしゃいます。

しかし、これは完全に社長のエゴ、論点のすり替えです。
従業員は、1年1年年齢が上がっていきます。
当然、家族が出来、その家族にかかるお金も年を追う毎に増えていきます。
しかし、会社が成長しないということは、いつまで経っても社員の給料は上がりません。
それで、本当に社員を守っていると言えるでしょうか。
長期トレンドとして、右肩上がりで収益が増えるからこそ、従業員の給料を右肩上がりに増やしてあげることができるのです。

また、成長・発展しない会社に勤めている従業員は、当然会社の行く末(と言うより自分の将来の収入)に不安を持ちます。
従業員にとって、こんな不幸な事はありません。
ですから、危険を十分に承知しながら、それを防ぎながら成長・発展を目指すのが社長として正しい姿なのです。

確かに、成長・発展を追えば、それに比例してリスクも増えます。
それに対して、きっちり対処をしなくてはいけません。
ですから、社長にとっては正負両方に知恵と努力が必要になるのです。
成長・発展させる必要がないというおっしゃる社長は、このエネルギーがすでに枯渇した社長で、もうエネルギーをかけたくないのでそうおっしゃるのです。
本来ならできるだけ早く引退していただきたい社長です。
引き継ぐ方がいらっしゃれば、早く交代した方がよいでしょう。

しかし、保守的な社長を全面的に否定しているわけではありません。
そういう方ですから、会社を危険にしないという意味では力を持っておられます。
若い人にはない、危険を察知する力があります。
ですから、ご意見番として、会長なり相談役なりにお留まりいただき、ディフェンシブな意味で苦言を呈していただくのがベストです。

話を本筋に戻します。
中小企業は、社長で決まります。
ありとあらゆることが、社長の知識、経験、思想、志向・・・すなわち社長自信で決まります。
私は、これを“社長の器”と呼びます。
中小企業においては、良いところも悪いところも、社長の生き写しのように会社に反映されていきます。
社長の器=会社の成長余力と考えていただけるといいでしょう。

実例で、お話しします。
ある会社では、新規取引先の大手企業から、取引の条件としてセキュリティ体制の強化を求められました。
その会社の社長のご判断は、「小さな仕事なのにセキュリティとか難しいことを求められても無理。本当は取引する気ないんじゃないの。断われ!」でした。
確かに、近年大企業自身が法律で情報セキュリティ対処を厳しく求められているので、取引先にも厳しい体制を求めることが増えています。
そして、その要求レベルが、中小企業には厳しいレベルであることも事実です。
そして、その厳しい要求に応えるためには、一時的には投資も発生すると思います。
その結果、この仕事単体で捉えれば、おそらく赤字になるでしょう。
さて、もしあなたがこの会社の社長なら、どういう判断をされますか?

実は、この会社の社長は、世代的に言ってもITには詳しくなく、情報セキュリティという言葉のない時代に生きてこられた方で、時代の変化に対応できていませんでした。
また、新聞も北日本新聞のみで、県内ニュースは隈なく目を通される方ですが、前の方の政治や経済の面はあまりお読みならない方でした。
それゆえに、自分の分からないことには目を背けてしまわれたとも考えられます。
仮に、もし頑張って対応したなら、そのことよってこの会社が発展するチャンスだったかもしれません。
わからないからやらないという姿勢のままでは、近い将来必ず時代の変化に取り残されて、立ち行かなくなります。
そういう逆の方向のリスクも考えるべきでした。

この実例は、取引先からの要求でしたが、現実にもっと多いのは、社員からの提案です。
どこかで勉強して来た社員が、社長に提案することはよくあることです。
この時、社長が勉強してないばかりに、きちんと検討もせずに却下することが多くあります。
こういうことがあると、その社員は2度と提案をしなくなります。
それは、当然でしょう!
お金を出してでも買いたいくらいの、社員のモチベーションを著しく下げることを社長自身がやっているのです。

これが、私のいう社長の器です。
器の大きさは、固定ではありません。
拡げる努力をし続けるべきだということです。
つまり、新しいことにも、個人的には興味のないことにも、社長の責任として興味を持ち、知識、経験を増やす努力を続けるべきだという話です。
それは、苦手なこと、苦痛なことも含めてです。
それが社長の仕事と心得るべきです。

社長が勉強すべき事は、山のようにあります。
その量は、24時間勉強し続けても、足りない量です。
ですから、これで十分ということは、絶対にありません。
自分で自分に言い訳をして、逃げてはいけないのです。
その人が出来る範囲で、少しでも多くのことを学ぶ姿勢を持つことが重要だと考えます。
一生涯勉強の連続です。
少なくともこういう勉強(努力)を続けられないなら、社長など引き受けてはいけません。
難しいことではありません。
新聞(できれば日経新聞)のいろんな面を読む、他業種の話も興味を持って聞く、自分と違う立場や違う考えの人の話にも耳を傾けるなど、雑多なことにも好奇心を持つことを自分に義務付ければ済む話です。


さて、先ほど投げかけた質問の答えですが、それは私にもわかりません。
その会社の戦略次第でしょう。
成長・発展戦略を持っていれば多分トライする方が正解でしょうし、そうでなければトライしないもの正解かもしれません。
ここで伝えたかったことは、社長にとって苦しいこと、嫌なことを突きつけられたとき、それはチャンスであるということです。
社長自身が変わるチャンスであり、会社が変わるチャンスということです。
そして、社長が率先してその姿を見せてこそ、従業員もトライしてみようと思うのであって、社長がトライしないのに、従業員にだけも求めても無理というものです。

近い将来社長になられる方は、このことを頭において、今から準備を始めて欲しいと思います。
それは、知識、経験を少しでも多く集め続けることであり、苦しいこと、嫌なこと、面倒くさいことから逃げず、挑むことです。
あなた自身のために、あなたの会社のために、従業員のみなさんのために、どうか宜しくお願いします。

2012年09月14日

社長にとって重要なこと

今日の話は、2日連続の話です。
今日の分は、そのピロローグ部分で、本題は明日ですが、前提として重要なのでよく読んでいただきたいと思います。

社長にとって最も重要なことは、言うまでもなくビジネスモデルを整えることです。
平たく言えば、お金を稼ぐ方法を構築し、それに従えば社員の生活(給料)が保証される仕組みをつくることです。
これが出来ないなら、社長になる資格はありません。
これは、私の勉強会でも、強くお話していることです。
富山経営力向上研究会 http://toyamakeieiryoku.blog.fc2.com/

例えば、何かの販売企業なら、この商品を買う人は必ずいるから、これを売れば売上は上がるし、社員の給料は保証される、そういう商品を確実に仕入れできる体制(ルートなど)をつくることです。
また、あそこへ行けば必ず買ってもらえるからという顧客を確保するのでも構いません。

いずれにしても、社員は社長の引いたレールの上を進めば、確実に会社に売上があって、社員の給料が払える仕組みをつくることです。
社員は、それに従って最低限の売上を挙げ、それに自分の努力を加えて新規顧客開拓や売上の増加などを加えていくことで、会社が安定します。
このことは、どんな業種であろうと、会社を作る時の大原則ですので、絶対に間違った理解をしてはいけません。
 

ちょっと脱線しますが、企業にとってお金を稼ぐという事は、悪いことではありません。
時々気にしておられる社長さんをお見かけしますが、全くもってナンセンスです。
お金を稼ぐということは、脅し取ってくるのではないので正しいことなんです。
その理由は・・・
お客様がお金を払ってくださるということは、その企業にお金を払うだけの価値があるということです。だから、払っていただいたお金は、堂々といただけばよいのです。
仮に提供する価値以上の料金を提示すれば、顧客は離れていき、会社は成り立ちません。

お金を払ってもらえ、取引を継続していただけると言う事は、お客様にとって必要な会社と承認されたということなので、臆することなくどんどん稼げばよいのです。
そして、得たお金は、経費として使えば、他企業を潤すことになり社会にお金の循環を促します。
また、使わずに利益として決算すれば、税金として収めることで、社会に貢献できます。
だから、お金を稼ぐ事はどちらにしても、社会のためになっているのです。

ただ、唯一最悪なのは、使うことも税金で払うこともしない場合です
それは、社長(一族も含めて)の報酬だけを多くして、自分一人で占めている場合です。
但し、経営を安定をさせる意味で、経営者が多くの報酬を得る事は、企業の安定上重要なことなので、程度の問題です。
異常に独り占めしている場合が問題としているだけで、社員の方が「うちの社長は、私利私欲で・・・」とおっしゃる場合の多くは、問題ない範囲のことが多いのも事実です。
もし、本当に私利私欲で利益を独り占めしている社長の会社にお勤めでお困りの方は、私に教えてください。
解決策をお教えします。


2012年07月31日

ロンドンオリンピックの再判定に思う

ロンドンオリンピック真っ盛りですね。
睡眠不足の方も多いのでは

さて、今大会目立つのは、判定の覆りが多いことですね。
今朝行われた、体操の男子団体でも最終競技のあん馬で内村選手の得点を巡って20分間のビデオ判定を経て、暫定4位だった日本が2位に上がりました。
ビデオ判定は、競技の公平性を出すためのもので、これによって客観的に納得のいく裁定を下す為に採用されたものですが、ビデオ判定の良さが出た例かもしれません。

一方で、柔道では、しょっちゅうジュリー(審査委員:初めて聞きました)による“物言い”が入ります。
海老沼選手の準決勝の試合では、2度もありました。
1度目は、海老沼選手の技が“有効”の判定を受けたが、ジュリーの物言いにより、ビデオ判定を経て無効に。
2度目は最終の勝負判定で審判が青3本を挙げたのに、またしてもジュリーの物言い再判定で今度は白が3本挙がって勝利というものでした。
日本が勝ったからそれでいいというものではないでしょう。

これは、どうなんでしょうねぇ
主審一人の目では、死角もあり、見落としや錯覚もあるので、二人の副審もいる。
さらに、それでも際どい場合にビデオ判定がある。
ここまでは、良いとして、ジュリーの役割は何でしょうか

相撲ならば、土俵上の審判(行司)は1人しかいませんから、6人の勝負審判が補完するのは良い制度でしょう。
しかし、柔道では、主審の他に2人の副審がいるのです。
補完できているはずですし、そういう制度なはずです。
あくまでも審判は彼ら3人であり、彼らが迷ったり、異議申し立てがあればビデオ判定をするのは良いと思います。
また、主審と副審の判断が分かれ、結論が出ないときにジュリーに判断を仰ぎに行くのは良いと思います。
しかし、最初のビデオ判定も2度目の勝負判定のやり直しもジュリーが先に物言いをつけました。
これは、どうなんでしょう。

言葉は聞こえませんので何を言っているかはわかりませんが、ジュリーが審判達を指差し、叱責しているようでした。
「お前ら、一旦は“有効”の判断をしたんだろビデオで取り消しはしたが、技の有効性は認めたのに、どうしてそれを判定に入れないのだおかしいだろう」と言っている様に感じました。
この勝敗決定に限っては、ジュリーの判断が正しいのでしょう。

しかし、正しいことが正しかったのか・・・
ここで証明したことは、畳の上の審判は飾りで、勝敗はジュリーが決めるということでしょう。
つまり、畳の上の審判は不要だと言ってしまったのです。
どうせ飾りなら、副審は要らず、主審(もはや主審というかどうか・・・)一人で進行すればよいでしょう。
旗判定と言う主観的方法による勝敗決定というのが柔道のルールであり、それさえも否定してしまったことは、もしかしたら大きな間違いかもしれません。
正解は分かりませんが、1つだけ確かな事は、存在意義を否定された審判達のモチベーションを下げたことは事実でしょう。
また、韓国の選手や韓国民だけでなく、釈然としない思いを持った人は、多かったでしょう。


話は、長くなってしまいました。
このシーンを見ていて、関係者全員が納得のいく裁決というのは難しいなぁと感じました。
それは、経営の中でも同じではないでしょうか。
企業の中では、社長(ジュリー)が部長(主審)を飛び越えて、裁決することも多く、それが必要な場合もありますが、多くの関係者(従業員等)の不満足を生んでいる可能性もあるということは、考慮しなければいけないと再認識しました。
柔道においては、それぞれの役割を再確認してもらいたいと思います。
企業においては、そういう線引きをすることがまた逆に命取りになることもあるので、一概には言えませんが、社長としては、出過ぎではないかと自分を見る目を持つことが必要ではないでしょうか。



蛇足です。
旗判定の判断を分けたのは、デジタルな判断かアナログな判断かという問題かと思います。
最初の“有効”取り消しの技は、“有効”の基準1に届かない0.99とか0.9の技だったのでしょう。
でも、デジタルで見れば、1に満たなければ“0”。
得点掲示板に0が表示されていたとおりです。
それで判断すれば青3本だったということでしょう。
しかし、ジュリーの判断は、アナログな判断といえます。
1には満たないけど、0.8や9はある。
だから白3本が妥当と。
審判と審判委員の間で、この基準の確認というかしっかりとした規定がなかったということでしょうね。
旗判定そのものがアナログな判断ですから、アナログが柔道の基本理念で、それを“柔道の心”と言ったのかもしれません。
そういう意味では、審判に相応しくない人選が本当の問題だったのかもしれません。
Profile