ポーカーのこと ♠RoY♠

ポーカーの戦略や世界各地のポーカールーム事情、ポーカープレーヤーの生活について綴ります。 Twitterフォローお待ちしております。 @AAsuited_nshr

今回は韓国のポーカールーム事情です。

ソウルの玄関口である仁川(インチョン)国際空港のそばに2017年、パラダイスシティがオープンしました。
先日 PokerStars Festival が開催されたのに合わせ、さっそく新しく出来たポーカールームに行ってきました。
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結論から述べると、非常にライブポーカーデビューにおすすめの場所です。
まだ海外でポーカーをしたことがないという人は、特にトーナメント期間などに合わせて訪れてみることを薦めます。

ここでは、空港到着後のアクセスから順番にレポートしていきます。

まずは仁川国際空港に着いたら、ターミナル一階のパラダイスカジノのブースにぜひ立ち寄りましょう。6番出口と7番出口の間にあります。

ここで、 ₩70,000 分のベッティングクーポンが入手できます。
初回メンバーシップ登録時に特に何も提示せずともやはり ₩70,000分のクーポンが貰えるのですが、それとは別途こちらのブースで手に入るクーポンも加えて利用できます。

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クーポンを手に入れたら、シャトルバスでパラダイスシティへ向かいます。
3番出口を出て横断歩道を渡った左手にバス乗り場があります。
15分間隔で運行、所要は10分程度です。
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シャトルバスとは別にリニアモーターカーも走っているのですが、最寄り駅から10分ほど歩く必要があるのでこちらはあまりおすすめしません。


仁川パラダイスシティのポーカールーム
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パラダイスシティでの基本のステークスは $1/3。(₩1,000≒1$と換算)
フロアに訊いたところ、平時の稼働状況は平日1~2卓、週末3卓程度とのことです。

そして、一番のポイントは Max バイインが100BBとなっている点です。
ウォーカーヒルのポーカールームが実質バイイン制限無しであることと対照的です。

これはおそらくレクリエーショナルプレーヤーを呼びたいというルーム側の意図だと思います。
やはり皆がたくさんお金を積んでいるテーブルに自分だけショートで入るのは、(本質的な不利は無いにせよ) 心理的に気が引けるものです。
そういう意味でウォーカーヒルとの棲み分けがなされていて、こちらはよりレクリエーショナルプレーヤーに優しいテーブルであると感じました。

レーキは10%、15ドルキャップ。$2/5(Max 200BB)が不定期で立つようです。
チップは基本不要ですが、ビッグポットを取ったときなど1、2ドルあげるとスマートです。
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ソウル市街の老舗ウォーカーヒルも

ソウルエリアでは他にも市東部のウォーカーヒルにポーカールームがあります。
以前から日本人のプレーヤーも多く滞在している場所でしたが、パラダイスシティができてからも依然活況を呈しています。

こちらは$1/2ですが 500BB Max と非常にディープでルースなプレーが展開されるのが特徴です。
韓国はレーキが高いだけに腕があるのであればこちらのテーブルの方が有利かもしれません。

$2/5も一卓は平日でも稼働している場合が多いです。
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韓国でライブポーカーデビューを!
 
海外のカジノでポーカーしたいと考えている方には、まずは韓国でどういったものか経験してみることは非常に良い選択肢だと思います。

LCC等で探せば往復2万円以下で渡航可能ですし、食事もカジノで済ますこともできます。
そして日本人のポーカープレーヤーもそれなりにいるので、いろいろ情報交換や交流を深めたりといった部分も韓国のポーカールームならでは。ステークス的にも安い部類に入ります。

ここでの経験を足がかりにその後マカオ、ラスベガスなど視野に入れるのも悪くないと思います。
まだアミューズメントやオンラインでのポーカーしかされたことがない方はぜひ検討してみてはいかがでしょう。

以上、韓国のポーカールーム事情でした。


2016.11.8 「2016年 マカオのポーカールーム事情」アップ
2017.6.1 2017年版 更新


2017年6月現在のマカオのポーカールームの稼働状況です。

通貨は香港ドル、執筆時点で 1HK$=14円程度。
レーキはどこも5%ですが、キャップ(上限)に若干の違いがあります。

現在マカオで稼働しているポーカールームは5か所。
前回執筆以降、リスボアとバビロンのポーカールームは閉鎖。
バビロンはトーナメント開催時のみ会場として利用されるようです。

※マカオに限らず、ポーカールームの稼働状況は非常に流動的です。
数か月単位でルームの閉鎖やレートの廃止等が行われることがままありますので、執筆時点とは状況が変わっている可能性もあることをご留意ください。



1.ウィン (Wynn)
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マカオで一番賑わっているポーカールーム。
上は300/600、500/1000といった超ハイレートの卓が立っていて有名なポーカープロもしばしば見かけます。
上のレートに行くに従って、強い西洋人プレーヤーの比率が高くなります。
一方で観光客も比較的多く訪れるため、ゲームの良さはテーブル次第といったところです。

25/50、50/100が安定して3卓程度ずつ稼働。100/200も一卓稼働。
トーナメントなどの繁忙期間は低いレートの卓が削られる傾向にあるのでその点は注意。
25/50、50/100のレーキキャップは200。

また今のところマカオで唯一、オマハが一卓安定して立っています。
ブラインド50/100、ミニマムバイインは8,000です。


2.ヴェネチアン (Venetian)
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スターワールドにあったポーカーキングクラブが2015年にこちらに移転しています。
25/50が2卓程度、50/100の卓が3卓程度コンスタントに稼働しています。
ウィン同様、ハイレートの卓も立ちます。

場所柄か 観光客比率が高く、レートの割にテーブルはソフト目な気がします。
その反面、レーキキャップは25/50で250、50/100で500と高い。
マックスバイインが高いので(300BB)、腕があってなおかつビッグアクションの有無を見きわめて参加すれば、十分利益が出せます。


3. ギャラクシー (Galaxy)
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2015年に出来たポーカールーム。
ハイハンドやジャックポットなどのプロモーションを行っていましたが、既に廃止されてしまいました。
25/50、50/100の卓が1~2卓程度ずつ稼働しています。
良い点としては、レーキキャップが25/50、50/100ともに150と安いこと。
しかしながら、そのせいでレギュラーを引き付けてテーブル自体は渋いことが多いです。
   

4.シティ・オブ・ドリームス (City of Dreams)
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ポーカースターズのポーカールーム。
Macau Poker Cupなどのトーナメントが定期的に開催されています。
ただ、大きなトーナメント期間以外は盛り上がっておらず 25/50が一~二卓立つ程度。
マックスバイインが低くテーブルの平均スタックがさほどディープでないため、初心者の方にはおすすめです。
レーキキャップは200。
デイリートーナメントは人が集まらないことが多いです。

5.ウィン・パレス (Wynn Palace)
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最近コタイエリアに新設されたカジノホテルの中で唯一ウィン・パレスにポーカールームが設置されています。今のところ本家ウィンほどの賑わいはなく、25/50、50/100がそれぞれ一卓程度です。キャップ、バイインは本家と同様。
CODから頑張れば徒歩圏内なので、CODで卓が立たない場合の保険として考えるとよいかもしれません。


カジノ間の移動はシャトルバスが便利

マカオでの移動は各カジノホテルが出している無料のシャトルバスがおすすめです。
タクシーも日本よりは安い料金で利用できますが、シャトルバスで大体のエリアを網羅しているので、発着ポイントを把握して使いこなせるようになれば非常に楽です。

代表的な発着ポイントは次の通り。

・マカオフェリーターミナル (港澳埠頭)
・珠海国境 (關閘)
・マカオ空港 (澳門空港)
・タイパフェリーターミナル (氹仔埠頭)


半島中心部からコタイへの移動は 新馬路~(スタジオシティ)~COD 路線か スターワールド~ギャラクシー 路線が便利です。新馬路のシャトルバス乗り場はグランドエンペラーホテル (英皇娯楽酒店)の向かいにあります (下写真を参照)。
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この他にコタイエリアのカジノホテルを周遊する路線もあるので、これらを使いこなせばほとんどの場所にはアクセスできます。

以上、「2017年 マカオのポーカールーム事情」でした。







今回はフィリピンのポーカールーム事情についてです。

あまり知られていませんが、フィリピンは実はポーカーの盛んな国です。
そもそもギャンブルに寛容な国で自国民のカジノ入場も制限されていませんから
ローカルの比較的裕福な層がポーカーテーブルにも多く流れてくるという事情があります。

大きな特徴としては、ステークスの安さ
最も一般的なブラインドは 25/50ペソ。米ドルにして $0.5/$1程度と韓国などと比較しても更に安いです。
八、九割方が25/50ペソのテーブルで、比較的人の集まるポーカールームでは50/100、100/200 が不定期で立つといった具合です。これでも現地の一般的な所得水準からすると結構な額なのですが、私たちとしてはかなり気楽に打てるのが良いところです。

プレーヤーのレベルに関しても個人的な印象としては韓国などと比較しても最もソフトだと思います。
やはりフィリピン国民がカジノ入場可能なので、それだけプレーヤーのプールが大きいとおのずと全体のレベルは下がります。全体的な傾向としてはとにかくルースパッシブ。リンプのファミリーポットも珍しくありません。

攻略法としては、プリフロップでしっかりレイズして、フロップ以降もイニシアチブを持ってベットしていくこと。
フロップ以降もおおむね素直なプレーヤーが多いので、リブラフされる心配などはさほどする必要がありません。
ただ、プリフロップで特定の一人、二人をアイソレートできるテーブルなのか、大きくレイズしても皆がついてくるようなテーブルなのかは見極める必要があります。
アイソレートできないほどルースなテーブルの場合、自分もハンドを絞って臨まないと、ただただマージナルなハンドでビッグポットをプレイすることになります。


マニラのポーカールーム

フィリピンといっても今回紹介するのは首都マニラのポーカールームです。
セブのウォーターフロントホテルには比較的大きなポーカールームがあったのですが、
2016年に閉鎖して以来再開の見込みは今のところないようです。
また、アンヘレスやおそらくその他の都市でも小規模なポーカールームはあると思いますが、
日本人が観光客として訪れるようなポーカールームは基本的にマニラシティに限られます。


リゾートワールドマニラ(RWM)
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空港のすぐそばにあるポーカールーム。おそらくマニラで最も賑わっている。
最大の特徴は、フィリピンにおいて唯一 レーキが5%であること。(他所はどこも10%)
夜には25/50が4~6卓立っています。50/100も一卓は大体稼働しています。
どこに行くか迷ったらとりあえずここにすれば間違いありません。

※表記の上ではレーキ5%と安いですが、25単位で切り上げ計算なのと、ジャックポット用に余分に取られるので (500以下のポットで25、500より大きいポットで50) 、見かけほどには他所と大差ありません。
一例として 600のポットの場合、通常レーキ50とジャックポット用に50で実に15%以上支払うことになります。(!)


シティ・オブ・ドリームス(COD)
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ポーカースターズブランドのポーカールーム。
トーナメント期間中は大いに盛り上がります。普段は立たないようなハイレートの卓も立つので、資金に余裕がある人はトーナメントに合わせてマニラを訪れるといいかもしれません。
通常期間中は夜には25/50が安定して稼働しています。
日中は場合によっては卓が立たない時もあるかもしれません。
近くの Mall of Asia (MOA) というショッピングモールからシャトルバスが運行しています。


ソレア(Solaire)

50/100、100/200といった比較的ハイレートのプレーヤーが集まるポーカールームです。
ただ、プレーヤーの絶対数が少ないため卓が安定して立たないところがネックです。
カジノ自体はマニラの中でも最大級なので、ポーカ以外のゲームもされる方には訪れる価値があります。
COD 同様に MOA からのシャトルバスあり。


マスターズ

こちらはカジノに併設するものではなく、純粋にポーカールームだけの経営。
マニラの中ではダウンタウンに属するエルミタ・マラテ地区にあります。
プレーヤーのほとんどがローカルでまさに賭場、鉄火場といった印象。
ブラインドは10/20からあります。
タイミングによってはホールデム以外のゲームもプレイできるようです。


メトロカードクラブ

マニラシティの副都心的な都市オルティガスにあるポーカールーム。
初めて訪れた時は、一見してポーカールームがあるとは思えない建物の佇まいに不安が募りましたが、意外にも中では10卓程度のテーブルが稼働していました。
プレーヤーはほぼ100%ローカル。マスターズと同様、鉄火場然としています。
盛り上がってはいますが、いかんせんアクセスが悪いので特別に訪れる必要はないかもしれません。


ウィンフォード

パビリオンホテルにあったAPTのポーカールームがこちらに移転してきました。
が、観光客にとっては馴染みのないエリアで、なおかつポーカールームも一番奥の非常に目に付きづらい場所にあるため前途多難な気がします。
今のところ25/50で一、二卓稼働。



全体としては、日本人がプレイするのであればやはりリゾートワールドやCODといった規模も大きく観光客も訪れる場所がおすすめです。
今年オープンした巨大カジノホテル「オカダマニラ」にもポーカールームが新設予定で、
それが二大勢力に加わるか否かというところです。

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フィリピンはステークス、滞在費ともに他の国と比べると安い点が魅力です。
専業で稼ぐというのであれば、ステークスが低すぎて現実的ではありませんが (完全に現地に同化するのであれば話は別です) 、ライブキャッシュやトーナメントに挑戦してみたい、気楽に楽しみたいという人には良い選択肢になり得ます。ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

以上、「フィリピンのポーカールーム事情」でした。



注意)

マニラはエリア、シチュエーションによっては他の国に比べて治安が悪い点は否めません。
特に初めての場合、勝手が分からずトラブルに出くわす可能性は高いです。
ご自身で入念に下調べをして、心構えを持って渡航してください。
コメントいただければ、分かる範囲でお答えします。



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