ポーカーのこと ♠RoY♠

ポーカーの戦略や世界各地のポーカールーム事情、ポーカープレーヤーの生活について綴ります。 Twitterフォローお待ちしております。 @AAsuited_nshr

ライブポーカーを語る上でギャンブルのメッカ、ラスベガスは外せません。
豊富なテーブル、安いレーキ、オンライン環境から隔離されたアメリカ人プレーヤーの存在と聞けば、ポーカーをする環境としてはこの上ない条件の揃った街であることに異論をはさむ人は少ないでしょう。
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一方で日本からのフライト時間や料金、現地での生活といった部分で手近なアジアの諸都市とは事情が異なり、そのことで今までラスベガス行きに二の足を踏んできた方もおられると思います。

今回はラスベガスでポーカーをするために知っておきたい様々な情報をお伝えします。
現地特有の事情を理解し、きちんとした準備をして臨めば、ポーカー好きにとってラスベガスは間違いなく夢のような場所であると自信を持って言えます。

ラスベガスのエリアマップ
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ラスベガスの中心エリアの代表的なカジノホテルをマップ上にプロットしてみました。
大きく分けて、二つのエリアに集中しているのが見て取れると思います。

一つは大通り沿いに細長く伸びている、通称「ストリップ」エリア。
今日のラスベガスのメインと言えば、この界隈を指します。
巨大なテーマホテルが立ち並び、都会的な雰囲気があります。

もう一つは「ダウンタウン」エリア。
今では若干時代に取り残されたような感もありますが、逆に言えば「古き良きラスベガス」を感じられるアーケードストリートです。

その他にマップ外にもいくつか郊外型のカジノが点在しています。

ダウンタウンや郊外エリアのカジノにもポーカーテーブルはありますが、その大半が $1/$2 ホールデムです。もちろん息抜きやまったり楽しむ分には全く問題ありませんが、ある程度本格的にポーカーをしにラスベガスに来たのであれば、必然的にストリップエリアが主戦場となります。

ラスベガスのポーカールーム

ここではストリップエリアの代表的なポーカールームを紹介します。
各ルームの規模やプレーヤー層から、自分なりにいくつかのジャンルに分類してみました。

規模、格式。ラスベガスの言わば「四天王」― Bellagio, Aria , Wynn , Venetian

どれも大きなトーナメントも主催する格式あるカジノ。
$2/$5以上のステークスが基本的に稼働し、ホールデム以外のゲームもプレイできる。


とりあえずテーブルはよく稼働している「大箱系」― Ceasar's Palace, MGM, Rio (WSOP期間限定)

シーザーズは2/5が不定期で立つ程度 (MGMは未確認)。リオはWSOP期間はありとあらゆるゲーム、レートが立つが、それ以外の期間は閑散としている。


マイナーだけどその分ゲームはソフト「カジュアル系」― Planet Hollywood, Flamingo, Treasure Island, その他多数

大手との差別化のため、ジャックポットを導入しているところが多い (当然その分レーキは取る)。
また、フリーロールやキャッシュバックといった各種プロモの中には期待値の高いものもある。


ご覧の通り、数もさることながらそれぞれのルームごとに微妙な違いが存在します。
それらを見極めて、自分にあったポーカールームを見つけることが重要です。

レーキに関してはラスベガスは全般的に非常に安く、$2/$5 までは $5 キャップが一般的です。
$1/$2、$1/$3では10% ($10ごとに$1) 、$2/$5では写真のように変則的に5~10%の間で取るのが一般的です。
上のステークスになるとタイムレーキに移行します($7/0.5h といった具合)。
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最後に「四天王」のポーカールームそれぞれについて簡単に紹介しておきます。
(レーキ等の細かい数字はこちらから確認してください。)

ベラージオ (Bellagio)
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四つの中でも強いて挙げるなら一番手と呼べるのがベラージオ (そもそものホテルの格式が高い)。
テーブルは20卓以上。とにかくゲームの種類、ステークスと満遍なく揃っているのが特徴
人気に比例して、プレーヤーの平均レベルは高め。

アリア (Aria)
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ベラージオと同じMGM系列のカジノ。
正直プレーヤー層、規模などベラージオと似ていると思うが、日本人専業の間では一時期「アリア道場」と呼ばれ敬遠されてきたことで有名。
こちらでは2017年現在ベガスでほぼ唯一ポットリミットオマハ ($1/2,$2/5) が安定的にプレイできる

ウィン (Wynn)
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ストリップの北側、中心からは少し離れたエリアにある。
テーブルの稼働数は10卓+程度。
ポーカールーム自体は別館の Encore に移転しているので注意 (これまた遠い)。
今のところオマハも時々プレイされている。

ベネチアン (Venetian)
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もともと Extravaganza といった大きなトーナメントも主催する格式あるルームだが、最近は $1/$2が主流になってきており、ジャックポットも導入するなどカジュアル寄りにシフトしてきている。
トーナメントを頻繁に開催しており、プレーヤー層は他と若干異なる
コンプをトーナメントのエントリー費に充てることができるのも他にはない特徴。

以上、ラスベガスのポーカー事情、エリアとルームについてお話しました。
後編では、Bravo Poker、コンプ等についてさらに解説します。



今回は韓国のポーカールーム事情です。

ソウルの玄関口である仁川(インチョン)国際空港のそばに2017年、パラダイスシティがオープンしました。
先日 PokerStars Festival が開催されたのに合わせ、さっそく新しく出来たポーカールームに行ってきました。
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結論から述べると、非常にライブポーカーデビューにおすすめの場所です。
まだ海外でポーカーをしたことがないという人は、特にトーナメント期間などに合わせて訪れてみることを薦めます。

ここでは、空港到着後のアクセスから順番にレポートしていきます。

まずは仁川国際空港に着いたら、ターミナル一階のパラダイスカジノのブースにぜひ立ち寄りましょう。6番出口と7番出口の間にあります。

ここで、 ₩70,000 分のベッティングクーポンが入手できます。
初回メンバーシップ登録時に特に何も提示せずともやはり ₩70,000分のクーポンが貰えるのですが、それとは別途こちらのブースで手に入るクーポンも加えて利用できます。

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クーポンを手に入れたら、シャトルバスでパラダイスシティへ向かいます。
3番出口を出て横断歩道を渡った左手にバス乗り場があります。
15分間隔で運行、所要は10分程度です。
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シャトルバスとは別にリニアモーターカーも走っているのですが、最寄り駅から10分ほど歩く必要があるのでこちらはあまりおすすめしません。


仁川パラダイスシティのポーカールーム
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パラダイスシティでの基本のステークスは $1/3。(₩1,000≒1$と換算)
フロアに訊いたところ、平時の稼働状況は平日1~2卓、週末3卓程度とのことです。

そして、一番のポイントは Max バイインが100BBとなっている点です。
ウォーカーヒルのポーカールームが実質バイイン制限無しであることと対照的です。

これはおそらくレクリエーショナルプレーヤーを呼びたいというルーム側の意図だと思います。
やはり皆がたくさんお金を積んでいるテーブルに自分だけショートで入るのは、(本質的な不利は無いにせよ) 心理的に気が引けるものです。
そういう意味でウォーカーヒルとの棲み分けがなされていて、こちらはよりレクリエーショナルプレーヤーに優しいテーブルであると感じました。

レーキは10%、15ドルキャップ。$2/5(Max 200BB)が不定期で立つようです。
チップは基本不要ですが、ビッグポットを取ったときなど1、2ドルあげるとスマートです。
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ソウル市街の老舗ウォーカーヒルも

ソウルエリアでは他にも市東部のウォーカーヒルにポーカールームがあります。
以前から日本人のプレーヤーも多く滞在している場所でしたが、パラダイスシティができてからも依然活況を呈しています。

こちらは$1/2ですが 500BB Max と非常にディープでルースなプレーが展開されるのが特徴です。
韓国はレーキが高いだけに腕があるのであればこちらのテーブルの方が有利かもしれません。

$2/5も一卓は平日でも稼働している場合が多いです。
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韓国でライブポーカーデビューを!
 
海外のカジノでポーカーしたいと考えている方には、まずは韓国でどういったものか経験してみることは非常に良い選択肢だと思います。

LCC等で探せば往復2万円以下で渡航可能ですし、食事もカジノで済ますこともできます。
そして日本人のポーカープレーヤーもそれなりにいるので、いろいろ情報交換や交流を深めたりといった部分も韓国のポーカールームならでは。ステークス的にも安い部類に入ります。

ここでの経験を足がかりにその後マカオ、ラスベガスなど視野に入れるのも悪くないと思います。
まだアミューズメントやオンラインでのポーカーしかされたことがない方はぜひ検討してみてはいかがでしょう。

以上、韓国のポーカールーム事情でした。


2016.11.8 「2016年 マカオのポーカールーム事情」アップ
2017.6.1 2017年版 更新


2017年6月現在のマカオのポーカールームの稼働状況です。

通貨は香港ドル、執筆時点で 1HK$=14円程度。
レーキはどこも5%ですが、キャップ(上限)に若干の違いがあります。

現在マカオで稼働しているポーカールームは5か所。
前回執筆以降、リスボアとバビロンのポーカールームは閉鎖。
バビロンはトーナメント開催時のみ会場として利用されるようです。

※マカオに限らず、ポーカールームの稼働状況は非常に流動的です。
数か月単位でルームの閉鎖やレートの廃止等が行われることがままありますので、執筆時点とは状況が変わっている可能性もあることをご留意ください。



1.ウィン (Wynn)
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マカオで一番賑わっているポーカールーム。
上は300/600、500/1000といった超ハイレートの卓が立っていて有名なポーカープロもしばしば見かけます。
上のレートに行くに従って、強い西洋人プレーヤーの比率が高くなります。
一方で観光客も比較的多く訪れるため、ゲームの良さはテーブル次第といったところです。

25/50、50/100が安定して3卓程度ずつ稼働。100/200も一卓稼働。
トーナメントなどの繁忙期間は低いレートの卓が削られる傾向にあるのでその点は注意。
25/50、50/100のレーキキャップは200。

また今のところマカオで唯一、オマハが一卓安定して立っています。
ブラインド50/100、ミニマムバイインは8,000です。


2.ヴェネチアン (Venetian)
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スターワールドにあったポーカーキングクラブが2015年にこちらに移転しています。
25/50が2卓程度、50/100の卓が3卓程度コンスタントに稼働しています。
ウィン同様、ハイレートの卓も立ちます。

場所柄か 観光客比率が高く、レートの割にテーブルはソフト目な気がします。
その反面、レーキキャップは25/50で250、50/100で500と高い。
マックスバイインが高いので(300BB)、腕があってなおかつビッグアクションの有無を見きわめて参加すれば、十分利益が出せます。


3. ギャラクシー (Galaxy)
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2015年に出来たポーカールーム。
ハイハンドやジャックポットなどのプロモーションを行っていましたが、既に廃止されてしまいました。
25/50、50/100の卓が1~2卓程度ずつ稼働しています。
良い点としては、レーキキャップが25/50、50/100ともに150と安いこと。
しかしながら、そのせいでレギュラーを引き付けてテーブル自体は渋いことが多いです。
   

4.シティ・オブ・ドリームス (City of Dreams)
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ポーカースターズのポーカールーム。
Macau Poker Cupなどのトーナメントが定期的に開催されています。
ただ、大きなトーナメント期間以外は盛り上がっておらず 25/50が一~二卓立つ程度。
マックスバイインが低くテーブルの平均スタックがさほどディープでないため、初心者の方にはおすすめです。
レーキキャップは200。
デイリートーナメントは人が集まらないことが多いです。

5.ウィン・パレス (Wynn Palace)
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最近コタイエリアに新設されたカジノホテルの中で唯一ウィン・パレスにポーカールームが設置されています。今のところ本家ウィンほどの賑わいはなく、25/50、50/100がそれぞれ一卓程度です。キャップ、バイインは本家と同様。
CODから頑張れば徒歩圏内なので、CODで卓が立たない場合の保険として考えるとよいかもしれません。


カジノ間の移動はシャトルバスが便利

マカオでの移動は各カジノホテルが出している無料のシャトルバスがおすすめです。
タクシーも日本よりは安い料金で利用できますが、シャトルバスで大体のエリアを網羅しているので、発着ポイントを把握して使いこなせるようになれば非常に楽です。

代表的な発着ポイントは次の通り。

・マカオフェリーターミナル (港澳埠頭)
・珠海国境 (關閘)
・マカオ空港 (澳門空港)
・タイパフェリーターミナル (氹仔埠頭)


半島中心部からコタイへの移動は 新馬路~(スタジオシティ)~COD 路線か スターワールド~ギャラクシー 路線が便利です。新馬路のシャトルバス乗り場はグランドエンペラーホテル (英皇娯楽酒店)の向かいにあります (下写真を参照)。
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この他にコタイエリアのカジノホテルを周遊する路線もあるので、これらを使いこなせばほとんどの場所にはアクセスできます。

以上、「2017年 マカオのポーカールーム事情」でした。







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