前回に続いて Ed Miller の著書の紹介です。
その名も 『Poker´s 1%』。

オンラインの200NL+ で戦っているようなトッププレーヤー達が
どのような思考プロセスのもとに戦略を築いているのかが分かります。
まず、GTO的なプレイの構築のためには
①各アクションの最適な頻度の割り出し と
②それに対応するハンド選び
の二つの作業が必要。
そのそれぞれに対して根拠を示しながら順を追って解説してくれています。
①各アクションの最適な頻度の割り出し と
②それに対応するハンド選び
の二つの作業が必要。
そのそれぞれに対して根拠を示しながら順を追って解説してくれています。
ここで紹介されているアイデアを習得することで、例えば
K♦J♦でフロップ T♦9♠4♣、相手のCBをコールしてターンA♠、相手は再びベット
といった任意のシチュエーションに対してコール/フォールド/レイズ
どのアクションが「正しい」のかを自ら演繹的に導けるようになります。
どのアクションが「正しい」のかを自ら演繹的に導けるようになります。
また、GTOは決してトッププレーヤーのためだけのものではなく、
オンラインローステークスやライブのフィールドでも価値を発揮します。
GTO的な正解が何かを知ることで相手プレイヤーのリークが分かるようになり
それを最大限 exploit するプレイが可能になるというわけです。
正直、かなり発展的な内容で上級者向けの本ですが
マスターできれば確実にプレイの質は別次元のものになると思います。
オンラインで上を目指そうと思っている方には必読の一冊です。