次のゴロを10回、早口で音読してください。
そして、10回暗唱してください。
暗唱を繰り返すことで、その聴覚刺激により、脳の奥にある海馬の中で
長期増強が行われ、深い記憶が刻み込まれます。
  
               

<三世一身法と墾田永年私財法>

なにさ!しみったれサンコン!


[解説]

なにさ723年

しみ(7)43年

サン三世一身法(さんぜいっしんのほう)、

コン墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいのほう)


★サンコンさん、・・・て、今の子は知らないだろうな・・・
ボビー・オロゴンをもう少しマイルドに、ジェントルにしたような人でした。

◆723年に出されたのが三世一身法で、743年が墾田永年私財法です。


◆律令制では、農民は租・庸・調の税を課され、労役に徴発されることになって
いたので、負担に苦しむ農民のなかには、口分田を捨てて逃亡する人がでてき
ました。このころには、稲の収穫量は少しずつ増加していましたが、災害によ
って水田が荒れるままにまかされることが多く、また、人口の増加などで良質
な口分田はしだいに不足していきました。


◆そこで政府は、大規模な開墾計画を立て、さらに723年、三世一身法を出して開墾を奨励します。これは、新たに池や用水路をつくって開墾した者は子・孫・ひ
孫の三代にわたってその土地の私有を認めたものでしたが、期限がきて政府に返さなければならなくなると、ふたたび荒廃することが多くなりました。


◆結局、743年には、開墾した土地は私有地として、永久的に返さなくてもよい、
とする墾田永年私財法を出します。すると中央の貴族や大きな寺社は大規模な
開墾を進め、その墾田を農民に貸し与えて経営しました。
これが「荘園」の始まりです。


◆重税・災害による墾田の荒廃→三世一身法・墾田永年私財法→荘園の発生 
という流れは、重要ですから、よく覚えておきましょう。


▼「貴族から武士の時代へ」〜荘園支配の移り変わりを通して〜
荘園の発生とその移り変わりについて、くわしく解説されています。
http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakura/syouen/index.html


★リトマス試験紙の色の変化、覚えてますか?
青色リトマス紙は、酸性の液体に触れると何色になるでしょう。

覚え方は・・・・

「おかあさん」


「お」は青の「お」。

「か」は赤の「か」。

「さん」は「酸性」の「さん」。


青が赤に変わると酸性、ということなので、酸性の液体は、青色
リトマス紙を赤色に変えます。アルカリ性の場合はその逆、赤色
リトマス紙を青色に変えます。


こういう紛らわしいものを覚えるとき、ゴロはけっこう役に立ちます。

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