2017年02月03日

森の中の家 増築工事竣工しました。

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1999年に弊社で設計しました「森の中の家」を、約20年の時を経て改修・増築し、この度竣工いたしました。

新築当時は、シンプルでおおらかな箱型の空間を用意し、それによって眼前にひろがる自然の風景に対峙しようとしました。この家で20年近くの月日を重ね、風景の移り変わりを熟知してきた施主様より、「これから過ごす人生に少しの変化を求めたくなった。」とのご依頼を受け、同じく歳を重ねてきた私はその気持ちに共感いたしました。

雑木林の中に佇むすっきりとした箱型住宅に、これまでとは異なるスケールの2つの小箱を寄り添わせ、斜めに角度を振る操作を加えました。とはいえ外観からデザインしていったのではなく、あくまで居心地のいい抱擁感を求めて地中を掘り進んでいったらこうなった、というような、自然到達的な作り方です。

そのようにして生まれたこの空間の、風景と共に住みこなすすべが見て取れる様が、とても気に入っています。

既存の住居には、気密性と断熱性向上のため木製インナー建具を取り付け、経年劣化した壁や天井には補修と塗装を施しました。


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ab_as at 20:50│clip!森の中の家