c74093fe.jpgほんのちょっとの手軽がもたらす恩恵は計り知れないほど大きい。据え置きゲーム機よりも、どこでも遊べて手軽に中断できる携帯ゲーム機の方が大きな市場になった。デスクに座らなければ使えないデスクトップPCから、ソファで使えるノートPCになった。ソファで使えるノートPCから、ベッドで使えるiPhoneや携帯電話になった。足を運ばないといけない書店はAmazonになったし、スーパーとコンビニの先はネットスーパー。

みんな面倒は嫌い。ゲームをやるためだけに会員登録はしたくないし、やりたいゲームを探すのも面倒。究極的には、今、友達がどのゲームをしているのかを聞くのも面倒。先の例と同様。この面倒をほんの少し緩和するだけで、みんなそこに流れる。ほんの少しの利便性は、決して超えられない壁になる。

その点、mixiアプリは強い。クリック一つで自動的にゲームのアカウントが作られる。友人が最近どのゲームを開始したかがフィードとして配信されるので、口コミによるバイラルマーケティングが自動的に行われる。開発者としては、友人がやっているゲームの最新の状況をAPIを使ってこまめにフィードするだけで、どんどんユーザが拡大する。面白いものは人に伝えたい。だけど伝えるのは面倒。しかしそれはクリック一つで出来るようになる。

かつてWindowsというプラットフォームがあって、ブラウザというプラットフォームがOSをコモディティ化した。これからはブラウザか・・・と思っていたら、SNSがブラウザをもコモディティ化してしまった。流れは速い。これからはOSといえばSNS、ソーシャルOSなのかもしれない。