machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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今の所は地味な下準備作業が続く・・・Autobianchi A112 Abarth レストア

Date :
2011年06月26日
梅雨模様が続く中、ボーイズレーサ風なエンジンになる予定のYさんのA112の下準備作業を黙々と続けています。
もうすぐ、アメリカから特別ヘッドが届くので、それは届いた後に詳しく紹介するとして、其の前に、配線の整理と修正、、ボディーワークが地味ながら続いています。


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配線整理は本当に大変
後配線でかなり混乱していのは、前回紹介いたしましたが、あれから一週間たっても、まだ収束はしていません。
まあ、それほど、地味で大変な作業ではあります。 日本のディーラが後改修した部分と、その後に改編改悪された部分については、ほぼ、区分けできました。 残念ながら、手間がかかる割には、目に見えて変化が無い部分です。いらない配線がまだ出てきます!
後付のレバースイッチも2個あり、これも本来の配線に戻す計画。
皆さんの配線は大丈夫ですか??????

整理が終わったリアの配線  無駄な配線を取り除き、スッキリしてます。 
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ボディー周りも、地味な作業が進んでます。
下地を整える作業を行った際に、ボディー側面塗装の赤の上に塗られたトップコートのクリアが、ブラスティックパーツは外さずに、マスキングで塗られた事が判明・・。見事に、段付塗装となってます。塗られたクリアの塗料も良くなかった事も問題に。

見事に表面に段違いが・・・
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さすがA112 abarth 。 またまだ錆び穴が出てくる・・・・
ボディーの細かい下地作りを行っていると、非常に細かい部分に錆び穴があったりするのが、未だに出てきます。本日は、リアのバンバー取り付けレベルのボディー側で、複数箇所に発見。 切り取り板金という事になります。ボディーについては、ボディー後部の、バンパーを外した部分の凹み処理と前面グリル関係で、早くそこまでたどり着きたい所です。

日曜日は、Yさんが復活中のA112のエンジンルーム内清掃・・半日では終わらないようですが・・・

VESPA通信
M隊員が、サビサビVESPAのボディーの腐り部分を外すため、スポット溶接を抜く作業を行っていて、レストア塾の様相。一部の切り取りに、スイス製の鏨を使ってみましたが、チーズの様に台湾のヤワな鉄が切れる・・(大げさ)という雰囲気で、感動のうちに作業は進みました。
台湾VESPAのボディーにそこまで手間を掛ける意味がないのでは・・とかとか・?。

レトロなイタリア小型車の修理、レストアなどを思案中の方は、是非覗きに来てください!
Tag
A112  ABARTH  レストア 

北の国のA112 Abarth オーナーと一緒にご帰宅!  & Yスペシャル 燃えた配線・・

Date :
2011年06月19日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | 修理
先週は、2台のAutobianchi A112 Abarth がオーナーの元に戻っていきました。緊急入院でとなった神戸のアンディーさんの白ビと北海道のSさんのレストア終了完了の赤ビです。わざわざ遠地よりの入庫で、大変感謝をしています。ヤジマのガレージにくると、入院中のA112が何台も来ていて、立ち寄る近隣のA112乗りの方も多いので、それも楽しんでいただければと思います。


ピカピカのSさんA112
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さて、週末のガレージのパーキングは、小型イタリア車ショップそのもので、楽しい光景となりました。最初にエンジンに水混入事件に遭遇してしまったKさんの紺ビは、エンジンの調子がさらによくなり、絶好調そのものです。驚きました。
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ガレージの中では、YさんのYスペシャル・レストア作業が本格的にスタートし、エンジン周りの部品がアメリカから届く前に、配線関係の整理と一部の引きなおしを行っています。作業中にイグニッションのシリンダーキーに繋がるハーネスの一部が熱で溶けてワイヤーがむきだしとなってしまった箇所など発見し、其の原因をこれから追究する必要もありそうです。
 何代にも渡るオーナーと修理工場の追加配線が、混乱の極みに達しており、無駄な配線を外したら、ダンボール箱一箱分でてまいりました。
大変面倒な作業ですが、今週はこの作業を続けます。
ついでですが、エンジンルームが空っぽ状態ですので、ステアリングラックのジョイントメンナンスを行う絶好のチャンスでもあるので、思案中。

いよいよ作業開始体制! A112 Abarth のレストアが順番待ちで進んでます。
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燃えた配線 赤矢印箇所に注目
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3箇所もあった歴代のアーシングライン。 でも、一番左の一番太いケーブルは、芯線の半分しか圧着されてません・・・ 太い意味が無いのですが・・・・
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その他、カロッツエリア・ヤジマで製作を行った ムルティプラ・ヤジマスペシャルの取材が入りましたので、掲載後にご紹介いたしますので、お楽しみに!。


最近、通りがかりの旧車バイクオーナーに立ち寄っていただく事が多くなりました。週末クラブでの話題も、バイクの話で盛り上がり、まあ、当然の事ながら、バイクから始まるヤジマでありますので、バイクな皆様の歓迎です。バイクと一緒に多分にバイク的なA112にも乗って見てください。

蛇足通信
フィアットフェスタ前晩に駆け込んできたO原さんのA112は無事に会場への往復が出来たようです。
しかし、自車の当日レース走行ビデオを見てみたら、エンジンから白い煙が出ているとの報告が・・

続く



Tag
A112  ABARTH  レストア 

Fiat 850クーペ美人 追加情報

Date :
2011年06月17日
各方面から多数のお問い合わせをいただいてます、ハチゴーマル美人さんの件ですが、
今月は 雑誌に登場していますので、気になる方は、しっかり本屋さんで購入の上、
チェック切抜き保存してください。


まずは、Tipo今月号の表紙に水色のFiat850クーペが。美しいボディーが映えてます。
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その他ヒストリックカー女子会なる特集ページで、トークが登場。しっかり読んでください。
この記事、ヒストリックカー男子は必読で、 しったか と 能書きタレ は もてない!
そうです。 目の前で、路上クラッチ交換程度はできないと、相手にされない可能性が・・・
オートマ限定免許も問題外らしい。 心当たりのある男子は注意。
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ついで、CAR MAGAZIBE 今月号の、Ms Hostric 記事は、彼女の紹介ページです。
こちらの写真はかなりサイズが大きいので、ファン向きのページかと、。
なので、ここで写真は載せない事にしておきます。

Autobianchi A112 Abalth アンディー号 中央高速で神戸へ!

Date :
2011年06月12日
週末は生憎の天気でしたが、神戸からアンディーさんが修理完了したA112を引き取りに来られ、忙しい週末となりました。
A112 Yスペシャルを進行中のYさん主催で、横浜の歓迎ランチで盛り上がった後、またガレージに戻り、作業続行!!

エンジン周りと冷却系についで、キャブレター周りの最後の調整に色々手間取りましたが、各部の徹底チェックで、無事に、Autobianchi A112 Abarth の小気味良い加速が復活!。古い車の場合は、思いがけない所の動作不良もある という教訓です。

その他、燃料ダンクの中は状態は非常に良かった事をあげておきましょう。
ボディーの腐りと錆びがない(うらやましい人は多数と思われ) というのもアンディ号の特記事項で、今回の機関系のリニューアルで、大変に良い個体になりました。結果としては、オーナーもメカニックも、この個体の中身の状態については把握ができたので、安心して運転を楽しめる楽しい車になりました。
アンディーさん、元気を盛り戻したA112の報告をお待ちしてます!

完調のエンジンと加速に  ウヒヒ顔のアンディーさん A112と神戸へ出発!
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エンジンルーム周りはすっきり。 長年に渡り集積した無駄な部品と回路は大整理!
外した部品の重量は、走りにも貢献!
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アンディーさん持参マフラーも取り付け。 なかなか良いサウンドです。
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かなり手を入れましたので、小さなショップステッカーを貼りました。

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さて、忙しいのは続いてまして、北海道の消防士ASさんのA112も、週明けには納車です。!
こちらも、最後の仕上をしています。
ガレージに集まる週末隊は、ボディーに傷、汚れをつけないよう、あまり近寄らないようにしているようで、完全に箱入り娘状態。


A112 abarth のリニューアルのご依頼の件数が年々増えきています。 エンジンのオーバーホールなど、
それなりに時間もかかりますので、プチリニューアルから、フルレストアなど、お考えのオーナーの方は、早めにご相談下さい。ガレージに来られる方も大歓迎です。!
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  修理  レストア  オーバーホール 

チンクエチェントマガジンに、セイチェント・Fiat600

Date :
2011年06月08日
昨年、ヤジマのガレージで念を入れたレストアを行なっていた浅草GさんのFiat600が、セイチェント・マガジン(Tipo)最新号で紹介されました。プロショップの原さんの塗装も素晴らしい出来栄えで、東京屈指の奇麗な現役600ではないかと思います。
New500のツインエアー記事も多数なので、興味のある方は、本屋へ急ごう。
600系はムルチも含めて8Pの豪華特集でした。

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詳細な紹介!
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Fiat600系のレストアについては実績多数ですので、眠った600を復活させたい方はご相談下さい。!
600系パーツも多数在庫しています。

Autobinachi A112 abarth アンディー号試運転へ

Date :
2011年06月04日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト
週末は梅雨の合間の晴天でした。そんなわけで、週末クラブも色々な方が来られました。

いつもの赤112ではなく、北米製大排気量2輪で出現のDr.Fさん。エンジン、フレーム、タンクを残し、あとはかなりの改造が入ったとの事。いずれ、インドでアジア向きが生産されるかも という話でしたが、丁度居合わせた台湾+ベトナムベスパ組は、これで同属ですねとニンマリ。
バイクも楽しいですが、二輪レーサー出身のアバルトに敬意を表して、A112にも乗ってあげましょう。
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ついで、シトロエンもコーヒータイムに登場。フレンチ車の鉄人 武田さん(武田モーターサービス)の 試運転2CVです。試運転コースに、ヤジマのガレージに立ち寄り、イタ車組と意見を交換?というプロセスが組み込まれてます。
聴講していたM隊員はシトロエンを巡るディープな話を聞き、うーん、武田さんからじゃないと絶対聞けない話ですね・・・。

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A112アンディー号試運転。 エンジン調整後は絶好調に
さて、いよいよ本題です。
あちこちチェックしながら組み立て中のアンディー号A112は、週末、エンジンを回し、待望の試運転を開始しました。 組み立てあがったエンジンは気持ちよく一発で始動。 排気音も非常に小気味よいサウンドです。アイドルは安定。最初の試運転では加速がイマイチでしたので、チェックしてみると加速ガバナーが動きが渋いので、部品の交換を行い、すっかり調子よくなりました。!
アンディーさんは、今週末には神戸から来られそうなので、週末のガレージは賑やかになりそうです。
写真は清掃中のウエーバー・キャブ。

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アンディー号の配線を多少すっきりさせて、原因不明でNGだったフォグランプも点灯!
A112の配線はできるだけオリジナルの状態にもどしておきたい・・・
A112ともなると、それなりの年数を経過し、何人ものオーナーとショップの手を経ている個体も多いので、
後付パーツ用の配線が混乱し、どうなってるのか分からない? という具合になったりします。
この場合、電気系に原因するトラブルの 問題点 を発見するのが非常に面倒で、ヤジマとしては、出来るだけ、オリジナルでシンプルにしておきたい と思います。
今回も、すべてではないですが、無駄な後付配線は抜いたりして、汚い配線は新しく引きなおしたり、明らかに妙な点は整理をしてますが、けっこう、歴代の後付きたない配線が見られました。 火事、原因不明のヒューズ飛びなどにつながりますので、ご注意を!


番外編 週末の駆け込み
午前中はオレンジA112氏のスターターモーター緊急交換!
今日はFiat850美女が来ていなくて残念だったらしい。こっちが目的?

番外編2 明日のフィアット・フェスタに出走する予定のOさんが・・・
夕方、武田さんから、フランス車を取り巻くマニアの方のフカーイ世界 を教えていただいてると、突然、明日のフィアットフェスタ参加予定の青のA112アバルトが飛び込んできました。ん・・・・
(ヤジマは車整備の都合で参加できなかったのありますが)
ヤジマと武田さんはは既にアルコールが入っていたので、脇からアドバイスしながら、O氏は自分で作業するという突貫工事が進みましたが、修理を終えて帰る途上のO氏から またもやトラブル発生の電話が・・・
結局、水上まで行けたのかどうかは、皆さんからの報告を待つことに。


Vespa通信
M隊員が 錆びでステップ一部が畳いわし状態と化した 台湾Vespaどんがらボディー をOpel Vitaの後に載せて(載るもんですね)運搬してきました。治療方針を決めたあと、部品取りのA112のリアゲートの中をVespa保管場所にしてあります。 部品取りA112をいじる方は、Vespaはスクラップと間違えて捨てないようにしてください。
これで、VespaのスモールフレームのどんがらボディーはA112に積んで運べる という事も実証されました。
M隊員によれば、軽自動車のミニカ・トッポ(旧タイプ)で、エンジンと車輪とハンドルをつけたVespaは積めたという事です。

イタリア特派員便り ミッレ・ミリア2011 がんばれニッポン

Date :
2011年06月01日
Category :
アバルト
5月の12日から15日まで行なわれた、今年のミッレミリアの写真が届きました。
当然、この車から最初にご紹介。Fiat Abarth 750 Zagato coupe  ダブルバブルであります。
アルミバンパーを外していないオリジナル派。鉄ちんの謎の赤ペイントホイール。

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疾走するFiat1100
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フェラーリのテールにがんばれニッポンが
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