machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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A112 ハイカム+ビッグバルブ の組立 & 今週のバイクと 車検入院の A112 abarth

Date :
2011年10月30日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | バイク
涼しくなってきたせいか、カロッツエリア・ヤジマは、週末は多種多様なお客様が立ち寄られるので賑やかになっています。特に今週末はYさんのA112 Abarthの特製エンジンの組立てを行ないましたので、見物人多数のありさまでした。
組み立ててしまうと、せっかくのエンジンの中が見えない(当然です)ので、その前に見所の写真を出しておきましょう。

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まずは、北米のスペシャルショップ製の手によるヘッドで、注文してから届くまでにかなりの時間がかかりましたが、10セットまとめて作っていたらしく、今ならまだ9個が入手できすはず ですので、気になる方はご連絡ください。

ごらんの通り、ノーマルよりもビックバルブ。 オリジナルなヘッドです。ハイカムですが、Yさんの希望で、待ち乗りもできるように108度の仕様で、皆さんのご参考のため、スペックもご紹介しておきましょう。
(写真はYさん撮影)
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バルブスプリングも当然の事ながら強化タイプとなっています。

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さて、今週のバイク?は、Nさんが乗ってこられた CB72 です。 なかなか趣のある一台で、プチカストマイズがお洒落ですね。 ギャラリーに囲まれて、しばし鑑賞タイム。
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鋭い人は、CB72の後ろのシルバーメタのA112 Abarth に気が付いたと思いますが、
このA112 は車検取得入院にやってきた1台です。かなり錆びも出ていて、エンジンルームの中の赤錆は
もはやアートの領域に達している車ですが、なんとか車検を通過させて上げたいと思います。
というわけで、ガレージの中にA112がまた1台増えてしまい、どんどんイタリア小型車天国が拡大しています。
天国なのか、地獄なのか?微妙ではありますね。

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そのほか、TOMOSの修理も順調で、サンフランシスコのモペットパーツ屋から週末にパーツが届いたので、
ブレーキランプが点灯するところまで辿りつきました。 
その他にもイロイロあり、GさんのFiat 600 corsaのディスクブレーキ化も進んでいまして、、追ってご紹介したいと思います。
バイククラブ?は、マン島のTTレースの時間DVDを入手したので、ガレージの中でプロジェクターを使って研究会(飲み会か?)を開こうと画策しているようです。 みなさん、週末はお立ち寄りください。!

週末の午後になると・・  A112 Abarth からFiat Panda ,Fiat 600 バイクまで

Date :
2011年10月23日
Category :
フィアット | アバルト
ヤジマのガレージでは、週末の午後、車を見に、のんびり、バイクで現れるというのが流行になりそう?。というのも、皆さん、実はバイク好きという方が多く、モペットから国産旧車、イタリアレトロバイクまで、まあ、様々ですが、なんとなく集まってくる、高校生みたいな生態。
パーキングの車も、イタリア小型車連合で、A112 Abarth, Fiat PANADA, 600など、小型車天国ですね。
赤いA112 は、純正のヘッドライトワイパーが付いた、Kさんの車。Yさんのヘッド見学中。
水色A112 はエンジントラブル格闘中のOさん。壊れたエンジンは再組み立てが終わり、一応回っています。
これからエンジンの調整に入ります。ミドリパンダはYさんの足車。

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fiat 6t00 corsa GさんのVespa 150 sprint についで、fiat500 Sさんの 大変懐かしいスポーツカブです。適度に年代を感じる車体で、三丁目の夕日風の味わい。 実物は、かなり可愛らしい感じですね。 復活準備中のTOMOSと並べても、そう大きさが変わらない印象。 TOMOS と スポーツカブ が並ぶと、昔の高校生が集まった感じ。

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Gさんのfiat600 corsa は、無事、車検も通過し、各部の徹底したメンテを行っています。 A112 Abarthのエンジンとを搭載した車体を、Abarthライクにまとめた個体で、イタリアのガレージの仕事と思いますが、当然の事ながら、なかなか、fiat600がわかっているカストマイズがされています。ヤジマでは、相当数の600. abarthを見ておりますのが、この個体は、かなり良い仕事をしている印象です。ヨーロッパのレースでは、1990年頃から、A112 Abarthエンジンを搭載するのがFiat abarh, fiat 600 corsa の王道セオリーです。
 現在、ラジエターの効率を上げるために、フロント一杯に設置した特製ラジエターへと換装を行い、日本の道路を安心して日常用途で走れるようにあちらこちら対策を立てています。
最後の決め手は前輪ディスクブレーキ!

下から見上げると 可愛いユーモラスな顔。現代の車が失ってしまった表情か。
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さて、YさんのA112 Anarthはエンジンの組み立て入りました。
仮設置したヘッド風景。
ウエーバーツウインのキャブレターのリンケージなど、ビジュアル的にも配慮しながら作業を進めています。
皆さん、お楽しみに!

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番外のTOMOS通信
エンジンは絶好調で、前後タイヤをチューブを含めて新品(CHINA製)に交換しました。自転車屋みたいな仕事ですね。 あとは、M隊員がサンフランシスコのモペットパーツ屋から入手した800円のステムベアリングの交換と、ストップランプススイッチの交換(1個900円だったそうだ)を終えば完成。古いタイヤには、スロベニア製の文字が・・。TOMOSは、ユーゴスラヴィアで1954年に創立されたメーカーで、オーストリーのPUCHのライセンスでモペットを製作し始めたのルーツのようです。アメリカの中古モペット屋のサイトを漁ると、PUCHとTOMOS
の共用可能なパーツにお目にかかったといういうのは、M隊員の言。 

皆さん、ウイークエンドは是非カロッツエリア・ヤジマでお楽しみください。

週末探訪  A112 abarth 天国 静岡のGさんを尋ねて!

Date :
2011年10月17日
Category :
ビアンキ | アバルト
週末はひどい天気となりました。ヤジマは悪天候にもめげず、台風並の大雨と風の中、ブログでもおなじみ、紺のA112 abarthのKさんと 静岡のGさんの巨大Auotbianch A112 abarth の秘密基地を訪問しました。ヤジマ特製シフトリンケージ、クイックシフト、フットレストを取り付けれためです。

GさんのコレクションはA112 Abarthマニアにはあまりに有名な存在ですが、実際に目にした幸運な人はそう多くはないと思いますので、ちらりと、その片鱗をご紹介してみます。 大変、目に毒な写真です!

大事に保管されている歴代のA112です。もちろん、初期型もあります。 すべて、ナンバーが付き、乗り出し可能なA112。 いやー、壮観ですね。
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今回リンケージを取り付けたのはこのレーシーな一台です。
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Autobianchi A112 には欠かせない、金属ピロボールを使用した特製シフトリンケージ。 カロッツエリア・ヤジマの人気パーツで、日本全国のA112 abarth ファンにご利用いただいています。
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ヤジマ・クイックシフトの取り付け。シフトが手元に近くなります。
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アルミ製のフットレスト。 特製の手作り品で、軽量穴空け加工も手で行っています。 
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これだけコンディションの良いA112 Abarth が生息しているガレージも珍しいですね。
いや、良いものを見せていただきました。
写真を撮らせていただいたGさんにはこの場を借りてお礼を申し上げます。

カロッツエリア・ヤジマで製作中のA112 abarth レトロ・レーサー風スペシャルも、完成したら是非Gさんに見ていただきたいと思います。


さて、翌日曜日は、午後3時過ぎ頃、次々に クラブ員が集まってきました。
こんな感じで週末の夕方となりました。 皆さんも是非ご来訪ください。
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Tag
autobianchi  A112  ABARTH  シフトリンケージ  コレクション 

男の休日・・3連休は実は忙しい  PANDA&Fiat600&バイク好きおじさん集合

Date :
2011年10月10日
3連休で、巷は運動会、はたまた旅行のシーズンにもかかわらず、この3連休はガレージに訪問者が相次ぎ、カフェても営業してうたら大繁盛という有様でした。 どうも、休日の隠れ場所になっているのではないか? という気もします。 皆さん、歓迎です!

パンダ2台とfiat500にVespa 150 sprint  、左脇の大型航空母艦のような車は、極上のfiat 600 ムルチィプラオーナーの足?で。ご夫婦で遊びにきていただきました。 左のパンダは、湘南のSさんの1100super で、右端のYさんのパンダと同じような箇所のメンテに来訪されました。 A112 Abarthの修理入院が続くと、しばらく途絶えて、panndaの入院が続いたりと、不思議な波があります。今月は、panda は注意ですかね?

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さて、車庫内が満タンのため、というか、週末クラブ員の詰め所が、バイク2台で占拠され、居場所が無いので、気持ちの良いテラス(パーキング)で 日ごろは見知らぬ同時のお客さんが、オフ会を自主開催モードとなっています。
皆さん楽しそうですね。遅れてやっきたM隊員が、TOMOSは、GPレーサでがんばっていた と資料を持ち込み、何故か全員バイク好きという週末クラブは、先週、置き去りにされTOMOS改造へと、妄想が膨らんでいます。
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トモスの勇姿  ユーゴスアヴィア(現スロベニア)1954年創業。 生産増強のため、オランダに工場を建設。
60年代、レースでがんばったらしい。
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fiat600 corsa Gさんのヴェスパ150 スプリント  クラッシックなイタリアンレーサを入手したため、置き場問題で手放す事を検討中・・・ 
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エンジンのメンテ真っ最中のGさんのfiat リアパネルはボルト2本ではずせるわけです。
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湘南のSさんのpanda1100 super
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マフラが振動でボディーにあたり、ビビリ音発生。
急遽、その対策を行いました。 非常に微妙な作業で、結果としては、20mmの切り詰め調整で、ボディー当りオをなくせました。 Sさんも、かなりのバイクマニアで、CB92他、何台もあるらしい!
最近、パンダのマフラーの 「正しい修理」 が続いています。
そのほか、パンダのパワーウインドの割れやすいプラスティックパーツの交換金属パーツに人気があり、前回制作した在庫はすべてsold outになってしまいました。 また、時間を見つけて、作りますので、しばらくお待ちくださいl。

祝 武田名人 787 ファーストフライトチケット 当選!
さて、夕方、TOMOSのキャブレターを掃除し、キック一発で気持ちよく始動するようにしていたら、友好カーショップである武田モーターサービスの武田名人が通りがかりに目ざとくモペットを見つけ、立ち寄らました。
「こんなギャル用モペットもやるんですか?」との一言。
そのついでに、かなりの飛行機マニアである武田名人は、ANAに納入されたボーイング787の海外線ファーストフライト(海外といっても、香港ですが、なんでも、高級ホテルですごいパーティーもあるらしい)の高倍率のチケットを見事に抽選で当ててしまったとの事。
フライト後の感想を楽しみにしています。
高倍率チケットでの当選で、運を使い果たしてしまわないといいですね!。
当選を喜ぶフランス車の哲人・武田名人
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Fiat 600 Corsa の改良と 突然のTOMOS

Date :
2011年10月02日
Category :
アバルト | TOMOS
さて、前回登場したGさんのFiat600 corsa ですが、先週に、カロッツエリア・ヤジマの工場にメンテと車検を目的に入院をいう事になりました。
このFiat600 Corsa はイタリアのショップにてカスタマイズされたようで、600をベースに エンジンはautobianchi A112 に換装し、ビジュアル的にabarth 850風にまとめた 町乗り実用性が高い個体です。エンジンはA112ジュニアのような感じもあります。軽量小型のボディーと相まってて、相当軽快に走ってくれそうです。
 現在、不動のイエーガータコメータの駆動パーツを作成しています。この時代の車は、パーツが無いと直せない 
という事は言ってられなくて、無いパーツは作る精神 が専門ショップの醍醐味。前輪のディスクブレーキ化など、
これから順番に作業を行います。Fiat abarth 1000TCR の足回りの完全新製もやっておりますので、ブレーキ周りの改良も順調に進むと思います。
ヤジマとしては、mini クーパーの天敵、Fiat 600 corsa , Fiat 850 ,1000abarthを日本の路上に一杯送り出したいと
思ってますので、英国小型車に一泡吹かせたい方は、是非、Fiat abarth Autobianchi A112 abarth をお試しください。!
600一族4台が生息中のガレージ。同郷会の様相。
Fiat Abarth 1000TCの前にならぶ入院中のイタリアショップ製作のFiat600 Corsa
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キャブレターはなかなか具合のよさそうなものが搭載されています。
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イタリアの粋な男の仕事場コックピット。MINIの鍛冶屋的コックピットよりは、格段にお洒落! とか

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さて、浅草の極上fiat600のオーナー Gさんが、突然に放置不動のモペットを1台持ってきました。写真のtomosです。
M隊員が1時間ほどいじくりまわして、エンジンは回るようになりましが、これからが大変そう・・・・。
ガレージは、台湾vespa1台、フレーム溶接修理中vespa1台と、どんどん2輪で埋まってます。

最近、バイクマニアのお客様が増えてきて、ヤジマもバイク復活とけしかけられていますが、125ccクラスのイタリア産のレトロなカフェレーサなど、いいなー と思います。 みなさん、どんどん、持ち込んでください!










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