machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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A112とカスタムパーツあれこれ

Date :
2012年04月29日
巷は5月のゴールデンウイークに突入しておりますが、ヤジマは連休とは関係なく、ガレージの中で何台ものA112を相手に黙々と作業を続けております。その合間に、入れ替わり、立ち代わり皆さんが立ち寄られますので、そんな意味では連休だなあと実感しております。

ガレージの中は、4台のA112が顔を突合せ、パーキングには作業順番待ちのYさんのPANDAと黒A112が1台という感じで、イタ小型車天国ですね。

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さて、無事にクラッチ交換を終えたA112 Abarthのクラッチ板は、見事に摩耗しておりました。クラッチ板のリベットも少々摩耗している状態。 このまま放置するとフライホイール側も痛めますので、早目の交換がおすすめです。


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その隣でボディー修理が進むグレー(本当はシルバーグレーメタ)のA112 Abarth は、穴塞ぎも進み、ドアーは下部の腐りがあまりに酷かったので、部品取り車パーツから調達した1枚 を代替え使用することにしまいした。
実は、現代にあって腐っていない代替ドアが入手できるというのは、A112乗りの皆さんご承知の通り、相当幸運な事だとは思います。このままメンテが進むと、かなり綺麗で程度の良いA112がまた1台復活することになりますね!この1台は、機関・電装関係があまりいじくり廻されていない といういのが多きな魅力です。
これからが楽しみですね!

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さて、Yさんスペシャルは、塗装工程がほぼ終了し、ボディー外装とエンジンの搭載に行うべき作業へと進みました。 エンジンを降ろしたので、クラッチ関係の交換など絶好の機会なので、どこまでやるか? はオーナーとご相談となります。


このA112のお尻は板金で造形を行い、綺麗に納まってます。 バンパーをどうするか? というのがオーナーにとっても悩み所で、結局、水平方向のバンパーは無しとし、オーバーライダーを装着することにしました。
前後とも、オーバーライダーが重要なチャームポイントとなりますので、安易な他車流用は避けたく、手元にある国産車のオーバーライダーをつけてみてもイマイチなイメージだったので、Fiat600スタイルのパーツをアルミでオリジナル製作することにしました。 どうせ作るなら、Fiat Abarth Zagato 750 coupe ダブルバブル 風のアルミバンパーにしたら とか、週末隊員を巻き起こんで、盛り上がった休日です。

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オーバーライダーなどのパーツをストック置き場から探していましたら、ヤジマが、使ってみたくてしょうがなくて入手したパーツがどんどん発掘されました。ご覧にいただいてますのは燃料キャップで、このパーツを使いって何か作る、あるいはレストアしたいという意欲モリモリですので、どなたかプロジェクトを持ち込んでいただけると嬉しいです。

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猫通信
最近、ヤジマのガレージの入口に、猫が時折やってきます。サバトラ系の猫で、M隊員によると、坂の下のフレンチの哲人 武田モーターサービスの最高責任者猫「イチロー君(実はメスであるとこが後から判明)」と同じ大きさで同じ柄)」とそっくりなので、兄弟猫ではないか?という説もありますが。 実はイチロー君だ という可能性も多少あるような気もするが、イチロー君はM隊員になついているので、この人見知りの猫はやはり他の猫の可能性が高いというわけです。なんとか、この猫を、カロッエリア・ヤジマの住込み従業員にしようと画策してるのですが・・・・・ 文字通り、猫の手 が借りれるようになります。

コマメに、Autobianchi A112 Abarth あれこれ

Date :
2012年04月22日
Category :
アバルト | A112 アウトビアンキ アバルト
ここ数年、ヤジマのガレージはA112の入庫が多く、いつも数台のA112のアチコチをメンテしながら飛び回まわる毎日です。そんな中、Mさんの白A112がクラッチ交換入庫です。このA112はあちらこちら。デザインのディティールに拘った手が入れてありますので、見どころをご紹介させていただきます。

1、リアピラーには初期型のプラスティックカバーがついていてお洒落志向。
  それと、昨年入れた水色ストライプ(そろそろ、仮設テープではなく、真面目にカッティングシートにするそうです)
  さりげなく貼ってある、リアウインドーのシャルドネ アウトビアンキ ステッカーは、Mさんの手作りで、往年のフランスのアウトビアンキディーラの再現風です。 このデータを欲しいという声が・・
(イラストレータで起こした、文字通りプロの道楽仕事です。) 
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2、フロントのアウトビアンキのロゴマークは、丁寧にマスキングして綺麗に色入れ
  (忙しい方のはずですが、いったい、いつやってるのか?)
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3、短いバーアンテナで更にお洒落感アップ
  (某車の流用)
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さて、Yさんスペシャルは、着々と進行中で、フロントのフラッシャーはFiat600のパーツを採用し、こんな感じで納まっています。爺さんの高級パーツをもらった孫車という路線で、受ける人には受ける と思います。
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インターナショナル アウトビアンキ大会
イタリアに本部があるアウトビアンキ一族のオーナーズクラブ レジストロ・アウトビアンキからヤジマに、国際大会の案内が届きましま。今年の9月にドイツであるとの事。 どなたか参加されてみませんか?
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まあ、そんなわけで、アウトビアンキ・アバルトな日が毎日続き、ガーレージに5−6台あるのが日常になってしまったヤジマですが、フィアット、アバルト、アウトビアンキファンがお好きな方は是非お立ちよりください。

おまけ
日曜日の午後、M隊員とお茶のみ話をしながら、レジストーレ・アウトビアンキの会報に掲載さていたアウトビアンキ・プリムラ (大柄な先代)の写真を見ていたら、A112初期型のフロントは、実は先代のデザインを単純に縮小しただけじゃないか? という感じがしました。 M隊員が早速写真をいじってみたので、ご覧ください。
上の写真がプリムラ 下の写真がプリムラの写真を変形縮小させたものですが。
どんなもんでしょ??

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番外通信
M隊員がいじくり廻しているTOMOSは、チャンバーの音がうるさい との家人の苦情により、ノーマールマフラーに交換されたそうです。 交換後、パワーの差それほどは感じられない との事で、あのチャンバーはサウンドチューン用?
その他、M隊員ガレージの清掃中に発掘されたという古いカーグラフィック誌が持ちこまれました。
例によって読書大会が始まり、メキシコグランプリで本田優勝とか、サニー新発売される とか、記事と広告で微妙に楽しんでおります。しばらく、置いておきます。

Autobianchi A112 Abarth のバンパーレスの顔計画

Date :
2012年04月15日
Category :
Autobhianchi A112 Abarth | TOMOS
メンテを行っていた2台のA112は先週中にメンテも終了してオーナーの手に戻り、ガレージの中は落ち着いた雰囲気になりました。入れ替わり立ち代わりのA112のメンテ入庫が続いた為に、YさんスペシャルA112のレストア作業が多少遅れ気味でしたが、作業スピードが進みはじめました。

このA112は、バンパーレスの状態で、皆さんもご存知のように、プラスティックの大柄バンパーモデルは、フロントはともかく、リアーバンパーを外すと、お尻の曲面に合った板金が無く、いきなりモノコックのフレームメンバーのような部分が見えてくるので、あまりお尻がカッコよくなく、ヤジマは新しくお尻の部分を作ってしまいました。
まあ、写真のような感じで、なかなか可愛らしいと思います。
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(写真Yさん)


さて、懸案のフロント側ですが、ターンシグナルをどうしようか? というのが、バンパーレス時の問題で、今回も、イロイロ案がでましたが、オーナーのYさんと相談の上、最終的に、Fiat600のシグナルランプを採用することにしました。
このランプケースは、MINI用よりも一周り大きく、リング状の拡散用凹凸モールドもされており、500用よりも丁寧な作りなので、A112に付けてみても、なかなか良さそうです。 という事で、実際にどんな雰囲気になるか完成が楽しみです。


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とまあ、こんな感じでレストアは進んでますので、興味のある方は是非覗きに来てください!。



まだまだ続くTOMOS通信
一応、走るようになったものの、まだまだ「足に使えるTOMOS」との戦いが続いているそうです。

その1 は、生意気にもチャンバーが付いてるのですが、音がご近所迷惑だ という苦情が入り、 中古のノーマル品に交換しなきゃいけない事になってしまったらしい・・・
ノーマルにすると、坂道が登れなくなると困る とM隊員の弁

その2 ちゃっちいドラムブレーキの効きが悪く、心細いというこで、北米のモペットパーツ屋で、FerodoのTOMOS用 プロ・ブレーキ・シューを発見し、例によって「即座に注文しました」 との事。 

後付けパーツのほうが豪華になって行くTOMOSでありました。

春が来た!Autobianchi A112 Abarth 用マフラー 出ます!

Date :
2012年04月08日
Category :
アバルト | A112 アウトビアンキ アバルト
いよいよ桜満開です! ヤジマは、季節に関係なく、こもってA112のメンテを行ってますが、
そんな中、なかなか出てこないパーツを皆様にご紹介。
このパーツ、当面は1本しかないのでご注意ください。 日頃、更新と同時にこのブログを見ている熱心なA112オーナー様向の特別プレゼント!。 

Autobianchi A112 Abarth用 新品マフラー! 海外から入荷したばかりです。
価格は¥66,000−(税別、送料別)となります。

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A112  クーラー降ろしてすっきりのエンジンルーム。
Kさんの赤A112は順調に組みつつあります。 エンジンの試運転を行った所、キャブレターの調子があまり良くない事も判りましたので、オーバーオールを行い、元気にアイドルをしています。
写真でご覧の通り、クーラーのコンプレッサーを降ろしましたので、手も入れ易くなり、各種ホース、ケーブルの取り回しも綺麗になりました。
多少、気になる所は、エンジン音に小さな打音が混じっている事で、タペットクリアランスは何度も調整確認してますので、クランクシャフトのメタルの可能性もあり、しばらくこのまま様子をみながら、オーナーと対応をご相談という事になりそうです。 完全オーバーホール済でピストン・コンロッドのバランス調整まで行ったエンジンが1基ありますので、それを利用した方が、コストパフォーマンスは高そうな気もしております。

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さて、Tさんの赤A112は細かいメンテを行ないました。
オーナのご希望で、前オーナーが搭載したキャブWEBER34φEをヤジマのガレージにストックがあったノーマルの32へオリジナル仕様も戻す作業も行いました。 最近の若いオーナーは、歴代のオーナーによっていじくりまわされたA112をオリジナルの素直な状態戻す努力をされていて、ヤジマも大変好感を持っております。
このA112の懸案事項は、あちこちいじられた配線 で、オーナーが電気詳しい方なので、スパゲッティー化した配線の束をすっきりさせると思います。

写真は降ろした34φのキャブ

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週末隊員ニュース
みなさんが入れ替わり立ち替りガレージに来られてまして、いつの間にか、隊員用のオヤツが大量に在庫され、
居心地が向上しているようです。ようやく、春らしい暖かい日になってきましたので、是非ガレージに遊びにきてくください。!

TOMOS通信
M隊員によれば、「霧吹きみたいに簡単なくせ、ときどきOHが必要」 という ちゃっちいデロルト製のキャブをOHしたら、エンジン絶好調で、プラグはこんがり理想的なきつね色 でルンルン乗り回していたら、今度はスロベニア製ウインカーリレーが故障してしまったそうで、まだ 果てしなく修理が続くようです。
TOMOSのウインカー回路は、リレー1個で、前後のウインカーを交互点灯(当然、電気の節約)させようという、非常に貧乏志向ではありますが、IQの高いスマートな方式で、ユーゴスラビア人はあなどれない・・・ とか。
ヤジマは、イタリアの小型車も結構そういう所があると思います。

4月1日はA112が7台  autobianchi A112 Abarth 日和だ

Date :
2012年04月01日
4月の最初に日曜日、土曜日の台風のような悪天候が嘘だったような快晴の休日は、ヤジマは忙しくこっちのA112,あちらのA112と忙しく手を入れてました。 お昼頃には賑やかなガレージとなりました。

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さて、エンジンに水混入の修理を終えた八王子のKさんの赤A112は、シフトリンケージもyajimaスペシャルリンケージに交換され、各部のチェックを行っています。オーナーのKさんがガレージに修理状況を見に来られましたので、週末隊員と一緒にあちこちチェックしながら、ヤジマから説明をさせていただきました。
ついでに、はずしたクーラーユニットの総重量ですが、プリーを計りに載せ忘れていたので、18kgと更に増加しました。健全なダイエットですね。 18kgの重りが小さな車の鼻先にぶらさがっているのですから、コーナリング的にはあまり良い事はない????

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午前から作業を行ったのは電磁ポンプトラブルで有名になってしまったSさんのA112で、今日はタペットの調整を行いました。電磁燃料ポンプもメカニカルポンプに交換し、すっきりしたエンジンルーム。電磁ポンプ用の配線の撤去も時間があれば行いたい所ですが、相当妙な配線になっており、いじるには、心の準備が必要です。
SさんのA112のコックピットの各種スイッチも、以前のオーナーがかなり手を入れてるため、どこまでがオリジナルか良く分からないので、ガレージに溜まっている何台ものA112と比較調査を熱心にされるSさんでした。
車がイタリア製の場合は、あまり細かい所は、気にしないほうが良いと思われますが。

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三河のTさんのA112の試験走行敢行! 実に調子は良かった・・・
懸案であった、原因不明のエンジン不調トラブルに見舞われたTさんの赤A112は、長距離を飛ばさないと不調にならないらしい という事で、準備万端整え、うるさいメカニック2名に、Y週末マネージャー(隊員から昇格したらしい)を加え、3名で、1日かけて、東名と箱根高速テストを敢行しました。
スペアパーツと工具を満載し、大人3人の重量に負けず、実に快調に走ってくれました・・・
港北ー沼津往復で、帰路は箱根路をアタックしながらのテストで、まあ、マジに、走りまくってみたわけです。
ドライバーは、特別参加の「三崎の鉄人」 山川メカニックで、 車のメカの神様級 に同行をお願いし、ヤジマとダブル体制のチェックを行いました。 その結果、タイヤサイズは不適切で危険、3速がやや入ずらいか? というくらいで、エンジンは快調そのものでした。怪しく思われるのは、かなりいじりまわされた配線で、計器なども正常な動作をせず、ここら当りはすっきりさせないと何が起こっても不思議ではない という状態ですので、これはオーナーの課題というか宿題になりそうです。M隊員曰く、なるべく、ヘッドライトを点灯しなくて良い昼間に走ったほうが良さそうという事で、ヘッドライト系というか、夜間使用系の配線は、時間をかけて文字通り紐解く必要がありそうですね。 

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大人3名とパーツ満載のおかげで、タイヤが容易にボディーをこする事が判明いたしました。危ないので、早めに交換しましょうね。


A112 ローダーサービスのご案内
前回にもご案内差し上げましたが、不動でお困りのA112は、ローダーで取りに行く引き取り修理サービスも始めましたので、なんとかされたいオーナーの方は、是非お問い合わせください。


天気が良い日曜日は、みんなでお弁当・・・
気持ちの良い日曜日のお昼下がり、 YマネージャーのA112用のレアものホイールをテーブル代わりにさせていただいて、ガレージランチ と コーヒータイムとなりました。 「Yさん、テーブル代わりに3本貸してくださいね」 とM隊員が返事を聞く前に積み重ね、ランチの準備。 差し入れのお菓子もありましたので5人集まって楽しいランチとなりました。

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週末隊員ニュース
Sさんがコーヒーメーカーの使用方法をマスターし、コーヒー入れ隊員が増えました!
もともと、週末隊員により勝手に持ち込まれたコーヒーメーカーで、メンテを怠ったためか、最近バルブが不調?
気味で気難しいのですが、一通りマスターしていただいたので、これからは、自分で好きなようにコーヒーを入れていただければと思います。 皆さん、マイマグをおきっぱなしにされてますので、各自、持ち込んでください。


TOMOSニュース
M隊員が手を入れているTOMOSは、先週、陸送中に夜の浅間下交差点の真ん中でエンジンが停止し、路上修理を行ったそうですが、交差点から、押して脱出しようか と思った矢先、 このモペットは、べダルが付いてる事を思いだし、漕いで脱出したそうで、そういう時には便利らしい。
エンジン停止は燃料のゴミだった という事で、キャブ完全にオーバーホール後に、350円のフィルターを付けたみたとの事。
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ようやく春らしくなってきました。 週末には是非カロッツエリア・ヤジマにお越しください!

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