machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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涼しくなると集まってくる・・・A112 Abarth & イタリアの写真1

Date :
2012年09月30日
少し涼しくなってきたせいか? ヤジマがイタリアから戻ったせいか? 皆様がガレージに立ち寄られるようになってきました。

今週末はこんな感じであります。

レトロ フィアット一族

Sさんの500とすれ違う
ムッシーさんの850車検完了!
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珍しい2台・・・・
入れ替わり立ち代り の中に、この2台が・・・
おフランス車の鉄人 武田さんが心血注いでメンテ中の パナール ディナX (台風に備えて移動中) と
Dr Fさんの巨大ルノー
新旧おフランスのレア車でございます。

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A112プロジェクトの進み具合は・・

グレーA112の塗装準備開始。 夏の間、ノントラブルで気持ち良く走っていたとの事。
ニュートラルグレーの全塗装になりますので(ドアの色です) ユーロシックを目指す!



YさんのスペシャルA112は、ついに張り替えシートの取り付けも終わり、いよいよ
予備検のです。 Yさん、皆様、お待たせいたしました。
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ヤジマガレージの在庫A112は、エンジンを降ろして徹底オーバーホール中です。
車体の程度は大変良いので、この白A112は、かなり魅力的な1台に仕上がる予定。

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さて、イタリアのバイク写真の数々です。 主としてイモラで撮った写真が多いです。



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写真は次回に続く

イタリアから帰ってきました。 週末はお洒落なお客様が

Date :
2012年09月23日
突然ですが、1週ほど、イタリアに行っておりました。 バイク関係のイベントを中心に回ってきましたが、入手していたパーツ類は別送なので、皆様にご紹介するのはもう少し後になってしまいます。

さて、多少涼しくなった週末には、水色のFiat 850 クーペと、 チューニングされたAutobianchi A112 Abarthの2台がパーキングに並び、楽しい光景となりました。

 水色の850は、レトロなイタリア車ファンの方はご存じだと思いますが、エンスー女子会のM嬢の愛車です。
M嬢は、VESPAファンでもあり、先日、東京から滋賀まで VESPAで往復されたそうで、話を聞いていた全員びっくり!  相当な使い手ですね!
 ヤジマがイタリアで撮影してきたVESPAの写真のネタに、VESPAファンのYマネージャーと盛り上がっておりました。 写真は後日ご紹介したいと思います。

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写真の綺麗な白のA112は、かなり知られた個体ですので、ご存じの方も多いと思いますが、実際に見せていただくと、実に綺麗でコンディションが良いのが驚きです。オーナーのKさんの熱意もあって、大変に品良く、綺麗な仕上がりで、居合わせたメンバー全員で写真撮影大会。 エンジンの上は Yさんスペシャルの兄弟車のような構成なので、Yさんの赤A112のナンバーが取れたら、並んで記念写真を撮りたい所です。
外観のビジュアル的に、見どころは多いので、ご紹介させていただきます。

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記念撮影中


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まあ、こんな感じで、レトロなイタリア小型車の巣となっております。

Autobianchi A112 Abarth 白 のんびり準備中!

Date :
2012年09月09日
夏の終わりは、遠地からの入院、車検が続いてます。その合間を縫いまして、先日ガレージに納まりました 白のA112 Abarth の整備を開始しました。 ボディーは綺麗で、腐りも錆もあまりない という幸運な1台ではありますが、エンジン、足回りは多少気になる所もありますので、念のためにエンジンも降して OHの予定です。
案の状、チェーンも伸び気味なので、なんとかしなくてはなりません。
 これから時々、進行状況をご紹介したいと思います。

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作業が終われば、かなり良いA112の売り出しになります!


車検も完了したアンディー号も、ガレージの中に納まって納車待ちとなっています。 一時は、穴だらけA112
が並んだパーキングですが、最近は綺麗な車体が多くなってきました。
ぴかぴかのボンネット!

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ひさびさのVESPA通信
長らくガレージの隅に居座っていた、YさんのVESPA PKレーシング風になる予定   と、M隊員の錆床交換VESPAボディーは、それぞれの作業場に戻り、VESPAのレストア屋っぽう雰囲気は消えてきたものの、最後にもう1台VSPAが居座っていて、いよいよ、このVESPAの復活作業が再開される模様です。

実は、1昨年の冬には、修理が完了して、試運転までしていたのですが、放置されていた間に、なぜか、スロットルグリップの回転がしぶくなる というありさまで、やはり、古い機械は放置してはいけない典型ですね。

A112で忙しい夏の終わり・・  レトロカー用クーラ アメザリ試1号

Date :
2012年09月02日
もう9月になるといいのに、暑さは続き、しかも局地大雨というとんでも無い天気です。
そんな合間にも、皆様にお立ち寄りいただき、A112でコマメに忙しいヤジマです。

Autobianchi A112 の車検が持ち込みが続いていまして、まあ、それなにり古い車のなので、
あちこち目を配りながらの整備です。
そのほか、エンジンを開けなければいけない、重症気味が2台、ミッションおろしが1台と続きます。
A112の面倒を見る専門ショップが少ないという事もあり、いつも数台のA112が仲良くならんでます。

手前の白いA112は、神戸から来ましたアンディー号、その奥の白A112は、これから整備を行い、
「お勧め車」 として並ぶ予定の1台。程度の良いA112を捜索されている方は是非お越しください。
 一番奥は、シート装着を待つYさんスペシャルです。
外には、アメザリ号という具合に、5台が並んでます。
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さて、週末は三河からアメザリ号が来てくれました。 いろいろ用意していたパーツが準備できた という事もあるんすが、今回は特別製の試作品を持参で来られました。
お題は、レトロ車専用簡易クーラです。
以前から、ガレージ内の片隅で、クーラーが無い あるいは、 コンプレッサーを取り付けたくない古い車用に、
なんとか 一時しのぎ で良いから、クーラー的な物が作れないか? というテーマで、どこま真面目かわからないような論議が続けられ、 ついに電子系に強いアメザリ号のオーナーが試作品を完成させました。

簡易クーラーの発想は
1 夏の極暑時、ガールフレンドをA112、2CV, などの古い車の助手席に乗せるとき、 数時間、涼しい風が出れば良い。

2  コンプレッサーはエンジンに負担がかかるので、かわいそうだし、重いので、無いことが前提
  (MINIに18年乗車のM隊員は、MINIの極狭エンジンルームにクーラーのコンプレッサーとコンデンサーをつける事態、MINI対する犯罪だ とか、過激な事を言ってましたが・・・
エンジンルームはコンデンサーからの放熱とコンプレッサによるエンジン負荷で更に熱くなり、クーラー系の部品のおかげで空気の流れ道がふさがり、非常に効果的なオーバーヒート加速装置となるわけです。)
当時のM隊員の夏対策は、昼間は走らない! どうしても出かけるときは、格安購入の国産軽にてクーラーがんがん だったそうです。
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簡易クーラーの冷元
で、冷元は、コンビニで売ってる 氷 を使用し、溶けてぬるくなったら コンビニで買いなおす という基本方針
だそうです。

アメザリ試1号は、製作者の趣味と専門も反映し、 PCおたく用?の液冷CPUクーラーシステムの導入を行ったもので、コンビニの氷を使うわりには、かなりハイテク・高級パーツを使用しています。

コンビニで買った袋入り氷(まあ、自分の冷蔵庫の氷でも良いわけですが) を、発泡スチロールの保冷用アイスボックスに入れて、ついでに水も入れます。 ここで塩を入れると効果的なのですが、CPUクーラーの中が腐食しそうだし、うっかりこぼすと、ただでさえ錆びてやすいA112の床に大穴が開くことになります。

アイスボックスには、CPUクーラー用の電動ポンプがつけられ、冷水を「熱交換器」というと恰好いいですが、CPUクーラに送ります。 熱交換器の仕組みはオイルクーラ、ラジエータと同じ構造。熱交換器の後ろにはファンが付いていまして、ファンで風を送って、熱交換器を通過して冷やされ、彼女の足元に冷風が という仕組みです。

ファンとポンプの電源はシガーライターを使用します。

といいう具合で、写真でご紹介。

特筆すべきは、重量の軽さで、水、氷を入れないと、1KGないのでは???
この方式の特典として、氷の替りに、凍らした 氷結ペットボトル飲料を入れておけば、さらにおいしい?


この試作品ですが、翌日ガレージにやってきたM隊員が早速機会を見て性能を試す為にM工房に移動させ、
さらに研究を重ねるという事でした。

まずは、冷水ホースを抜けないようにするホースバンドの調達かららしいです。


M隊員の当初の案は、ポンプ、ホースを使用しないで、冷水箱に大きなヒートシンクを取り付け、
そこに風を通して冷やす?という方式で、その昔、西ドイツ(時代がしれますね)のIBM謹製の
工場用の端末機が、完全防塵密閉ケースとしたため、機械の4面がすべてヒートシンクで解決という実例もあるのいで、シンプルで良いのでは というお話。


二人とも、結露問題とかは、まったく考えていないようですが、数時間でも冷風が出れば、クーラ着けたく無い派のオーナー、あるいは、クーラが無い、付かない派にも、救いになるかもしれません。

冬はお湯を入れればヒーターになるという特典もあります。

皆様の試作と実用化を楽しみにしてます。


PS
先日、こんなホイールを発掘しました。

PCD 98 (すべてのFIAT車用) オフセット5mm
入手されたい方はお問い合わせください。

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