machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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A112 abarth Yさんスペシャルの詳細と猫の挨拶

Date :
2012年12月31日
本日は大晦日で明日になると新年となります。 2012年は、皆様、大変ありがとうございました。
2013年もよろしくお願いいたします。

さて、暮れぎりぎりに乗り出しとなった Autobianchi A112 Abarth Yさんスペシャルの細かい点をご紹介しておきましょう。

エンジン編
■ピストトンはオーバーサイズに交換
■カムシャフトはあまり過激でないチューニングカムに交換。(街乗りユースもされるとの事で)
■ヘッドは北米のスペシャルショップ製の特製ヘッド(注文から入手までかなり待たされました)
■キャブはウエーバーのダブルチョーク40Φ ×2
■従いまして、インテークマニホールドは特製のアルミマニホールドとなりました。
■各部品の重量調整

■クーラーユニットはコンプレッサーを含めて完全に撤去(軽量化のため)
■一度取り外された車内ヒーターは、オーナーの希望で復活。
スペシャルな配管を新しく製作。
■気休めのタワーバーはあっさりと撤去
■特製オイルクーラーにヤジマスペシャルの特製のオイルホースを使用
■オルターメータはヤジマスペシャルの小型・安心・強力の日本製に交換
■水ポンプは新品に交換
■クラッチも新品に交換
■ヘッドボルト交換

ボディー編
■プラスティックバンパーを外して、ヤジマ製のアルミ叩き出しオーバーライダーに交換(前後)
■ライト周りの造型をプチカストマイズ
■フロントグリルを初期型用に交換
■サイドフラッシャーランプカバーをフェラーリタイプと交換の上、位置をイタリア仕様のA112仕様へと変更。
■サイドミラーの位置変更と交換
■リアワイパーの撤去と穴埋め
■リアプラスティックバンパーの撤去跡のボディー後部に、新たに板金部品を作成し、オリジナルA112のお尻と同じ造型に。
■フロントウインドーと三角窓を除いたガラスをすべてアクリル製へと交換(軽量化)
■前後シートの張替え
■屋根のアンテナ撤去と穴埋め
■フトントのフラッシャーランプカバーを、FIAT600用の丸いタイプへと交換


その他
■シフトリンケージはヤジマスペシャルの特製リンクへ交換
■渋いグレー塗装のアルミホイール
■オリジナルサイズのタイヤ
■マフラーは ワンオフの特製品から、ノーマルに戻す。
と、まあ、大きな部分ではこん感じですが、他にも色々あります。
ラジオもあっさり撤去してしまいましたが・・・・ 不便かも?


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猫・・・
大晦日のガレージ猫のチャーミングな姿。タカビーなお嬢様です。

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Autobianchi A112 Abarth  Yさんスペシャル ノリだし!

Date :
2012年12月24日
12月ももうすぐ終わりになってしまいますが、先日に車検を通過させたYさんのA112 スペシャルが、とうとうオーナに引き取られて、乗り出しとなりました。 スペシャルなヘッドにキャブ、軽量化、意識的に地味目なビジュアルなど、いろいろカストマイズを行ないました。乗り出直前に、改造マフラーをノーマル新品に換装し、これがマッチングが良くて、エンジンの始動、アイドルも非常に順調です。




大事を取って、第三京浜にて横浜に戻るYさんのA112 スペシャルをM隊員のOpel Corsa が並走していきましたが、M隊員によると、 A112は軽々とかっとんでいったそうです。

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さて、機会を見まして、A112 Yさんスペシャルの仕様の詳細をご紹介していくつもりですので、しばらくお待ちください。!





ひそかに整備をしてたA112 Abarth、オーナーが決まってしまいました。

Date :
2012年12月16日
数か月前、こっそりこのブログにて紹介いたしました白のA112 Abarth は、エンジンのオーバーホールも終え、
かなり程度の良いボディーに再登載の準備をしていた所、突然ですが、千葉からヤジマのガレージまで実車を見に来られたDr.Mさんが即断でオーナーになられる事になりました。
安心して乗れるよう、 オルターネータを国産に交換  ウヲーターポンプの交換  クラッチ交換  ヤジマ・シフトリ
ンケージへの交換 その他、ブレーキまわりの消耗品交換 と、一通り行います。


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エンジンを載せた所で、ホームページに出そうかと思ってたのですが、その前に 「内定」してしまったので、狙っていた方には ごめんなさい であります。 
 Dr.Mさんは、かなり以前にA112に乗られた事があり、ずーと探されていたそうです。
これからも、時々、A112が入庫&オーバーホールという作業を行ないうと思いますので、楽しみにしていてください!



Autobianchi A112 Abarth アメザリ号 強風の中、A112の本と一緒に来訪

Date :
2012年12月08日
何故か午後から強風に見舞われている横浜です。その中、名古屋からアメザリ号が日帰りという強行スケジュールにてメンテで来訪されました。

リフトアップして、あれこれメンテする箇所があったのですが、その内容は後に掲載されるであろうアメザリレーシングのブログを参照いただく事として、最後にマフラーの触媒の固定をやり直しました。 触媒マフラーのフランジのボルト・ナットがなぜかインチネジという奇々怪々な状態で、すべてミリネジに交換!ついでに、取り付けの角度も直しました。

マメザリ号のオーナー自らの手入れも気合いが入り、着れてしまったサイドブレーキケーブルも無事交換され、車の裏面もかなりすっきりしてまいりましたが、そこで目立つのが 穴 の数々。 おそらく、シートレールのボルトの穴跡とかでしょう。 梅雨シーズンに入る前までには塞ぎたい所ですね。
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A112 Abarth の専門書!
さて、ここで 皆様がかなり気になる情報と思いますが、アメザリ号に積んでやってきたのが、イタリアで刊行されたA112 Abarth の本。 相当ゴージャスな内容で、全カラーページで写真多数の上、厚みも25mmはある大作です。 初期型から後期型まで、歴史も踏まえて数々のA112の写真が掲載されて、A112ファンとオーナーは必見でしょう。 日本で入手可能なようです。

当然の事ならが、本文はイタリア語!  読めなくても、写真は超多数です!

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Histric Car Days 新しい自動車雑誌のご紹介

Date :
2012年12月02日
11月30日に、Histric Car Days 旧いクルマで楽しむ生活 というムックが辰巳出版から刊行されました。
文字通り、旧いイタリア小型車に囲まれているヤジマのガレージも、少しですが、掲載されております。

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中身の紹介をしてしまいますと、ネタバレになりますので、皆様、書店にてお求めください。
このブログを読まれている方は、恐らく、英国ヒストリックカー デイズ ではないかという印象が強いだろうなーと思いますので、がんばって、次号はイタリア編にしていただきたい所です。
今は懐かしい、大昔の黎明期のCG誌は、各国編特集をぐるぐる廻した特集号主義でしたが、Histric Car Days も、是非、その方向でお願いしますね。

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