RED BULL AIR RACE観戦!!!
- Date :
- 2015年05月31日
友人のカメラマンのAさんに誘われて、皆様ご存知のRED BULL AIR RACEを観戦してきました。
レッドブル・エアレースは、世界トップクラスの飛行技術を持つパイロット達が、最高時速370km、最大重力10Gの中、高さ25mのパイロン(エアゲート)で構成されたスラロームコースを決められた順序と飛行方法に沿って次々と通過してタイムを競う、三次元で繰り広げられるエアレース。「世界最速のモータースポーツ・シリーズ」とも形容されるこのエアレースには世界トップレベルのパイロットが参戦しており、母国の空軍を経歴に持つパイロットや、2009年からはアジア人初の選手として室屋義秀がエントリーしている。
今回は船上観戦ツアーに参加しました。日本初開催ということで会場は、砂浜の海岸も海の上の船も大賑わいでした。
空中での敏捷性と効率化を極限まで求めてデザインされたRed Bull Air Race World Championship用の3機体には、軽飛行機における最先端のテクノロジーが詰め込まれています。
各機体はスピードを追求するために限界まで軽量化されていますが非常に頑丈で、10G程度まで耐えられます。
また、プロペラエンジンを動力とする各機体は高い操作性能を誇り、最新の戦闘機でも不可能な高速での垂直上昇/下降が可能です。
近年までは機体の自由な改造が可能でしたが、2014シーズンからは各チーム共通のエンジンとプロペラの使用が義務付けられ、厳格なテストをクリアしたLycoming Thunderbolt製AEIO-540-EXPエンジン、Hartzell製7690複合材3枚プロペラが指定されています。この変更を受けて、パイロットとチームは機体の改造の代わりに、空気力学やパイロットのスキルの向上に取り組むようになっています。
レースは、応援虚しく室屋義秀選手は、ラウンド・オブ・8で10Gを超えたため、無念のDNF(Do Not Finish)。8位というものでした。
それでもヤジマは、船上ビールで大いに盛り上がりました!!!