machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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Autobianchi A112 abarth スペシャルエンジン搭載 いよいよ細部作業です。

Date :
2012年05月27日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | VESPA
良い天気が続いています。相変わらず、イタリア小型車ファンの方に来訪いただくなか、YさんのA112 Abarth のエンジンを搭載し、いよいよ細部の作業に入りましたので、ちょっとご紹介しましょう。
エンジン乗せてしまえば、後は簡単だろうと思われるかもしれませんが、スヘシャルヘッドを搭載し、ウエーバー2個が鎮座しているので、特別パーツを色々作らなくてはいけません!


1、アルミの肉厚パイプの旋盤加工パーツ数個とと溶接で組み立て中の、ウォーターライン用の配管です。
一応、ヒーターも効くようにしたい というオーナーのご希望で、特別配管パーツを作っています。
キャブ、マニホールド周りは、機能美的な見せドコロなので、見た目にもイケテルパーツを作成しています。
面倒だったのは、素材探しでした。 でも、探すと不思議に、ガレージの中にあったりします。

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2、さて、当初は、キャブレターのエアインテークとボディーフロント上部フレームが接触するのでは? と多少心配していましたが、なんとか、うまく納まりました。 接触しないよう、三崎のメカ鉄人Yさんに特殊なマニホールド加工をお願いし、その結果うまく納まりました。!

問題は、キャブとマニホールドのユニットが相当重く、 6mm程度のボルト4本(正確には1/4" NC20のインチボルト) で支えられる事になるので、ユニットを支える強化ステーを取り付け必要があり、週末はそのステーの設計と加工に頭を悩ましております。 ここまで来ると、あまり適当なステーを作りたくないという気持ちもいあります。
この程度のボルト4本だけですと、ボルトを折ってしまう実例もありまそたので、なんといってもステーは必須!。


ヤジマ特製(お手製)の金属メッシュフィルターで、多少かっこう良くしてみました。 実は、ヤジマは、この手のパーツを手仕事で作るのが好きだったりします。

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その他・・・
A112のシートの張り替えに当たり、生地の検討中・・。j
時間と材料のあるときに、張り替え済シートを用意しておりますが、出足が早く、あっという間に売り切れになってしまいますので、ご自分のA112のシート破れなどで悩んでいる方は、ご連絡いただければ張り替えのご相談も承ります。

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いわゆる おかたづけ について
ガレージでは、ツールが必要な週末隊員君達にはできるだけ便宜を図っていて、ヤジマとして応援させていただいておりますが、使った道具のお片付けは、ちゃんとしましょうね!
いい仕事は、お片付けから です。

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VESPA通信
M隊員のVESPA修理が復活し、ボディーは、一応、下地の調整直前段階まできたようです。
塗られているのは、一時的な養生用のコートです。
さて、このVESPAですが、Fiat Ararth 1000TC風?仕様にするという、妙な目標があるらしく、
エンジンカバーを、Fiat Abarth風にする作業の算段に入りました。
M隊員には、1000TC風のラバーストラップと、多少余った1000TC風塗料をプレゼンといたしましたが、どんなVESPAになるのやら・・・

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猫通信
リクルート中のカロッツエリア・ヤジマの猫と、ご近所友好ガレージのフランス車でおなじみ 武田モーターサービスさんちのガレージ猫 イチロー君(♀)が似ているという話がありましたが、違う個体であることが判明いたしました。
前足(手?)の上に、はっきり二本の黒ストライプが入っているのが、イチロー君で、前足全体が、もわーとしたグレーなのが ”うち”の猫です。 全体がグレーで、工業用・車用の防音フエルトに似ているような感じですねー。
前足のパターンで見分けるわけで、 Fiat Abarth 1000TC などの、ワークスが、いっぱい出走する1000TCの判別を、屋根の塗り分けで区別したのと、まあ、同じような方法ですね。 

この猫たち、一緒に写っている車がなんともマニアック。 
 

「うち」の猫
後ろの車はAutobianchi A112 Abarth

neko



「イチロー君」(♀)

後ろの車は、マトラ です。 
いちろ


「うち」の猫に会いに、ぜひお立ち寄りください。 滅多な事では、会えません。

乗っていると調子が良くなるAutobianchi A112 Abarth  VESPAが増加中・・・・

Date :
2012年02月12日
Category :
Autobhianchi A112 Abarth | VESPA
この寒い中、週末になると入れ替わり立代り、皆さんがお見えになります。ひさびさのCB72さん、A112ならぬ、A110をローダに載せてきたTさんなどなど、賑やかなガレージです。


さて、部品取り車風にガレージにおいてあるグレーのA112 Abarthですが、見てくれは決して良くないのですが、コマメに手を入れて、足車として使ってみているうちに、実に調子が良い状態になってきました。ヤジマとしては、まずは、自動車として元気に走らなきゃ駄目だという見地から、調子良く走るのを優先して手を入れてますが、これで、ボディーが綺麗になると、かなり良いA112になりそうですね。 嬉しいことに、歴代のオーナーによる改造に次ぐ改造という 改造歴を重ねていないので、かなりオリジナルのままの雰囲気を保った1台となっています。 細めのタイヤがマッチした、素の良さを味わおうという路線のA112に仕上げたいなと思ってますが、この車のオーナーになる方次第で、まあ、路線は変わってしまうんでしょうね。

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Yさんスペシャルの塗装は地道に続く・・・
塗装しようと思うと、緊急入院の車がやってくる という事が続き、なかなか塗装工程が完了しませんが、タミヤの缶スプレーで、1/24の車プラモデルを塗るのと違うので、そう簡単には行きません。まあ、とにかく地味な工程が続いていますが、仕上がりを楽しみにしていってくださいね。
Yさんのご希望で、当時の塗装風 に上げるので、あえて、つるつるピカピカの塗装ショップ路線は歩んでいないというひねくれた方針でありまして、本場の地のコンクールでは、オーバーレストアは減点対象になる という指摘もあり、塗装はアンダーレストアに徹しております。

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VESPA通信
困ったことに・・・ベスパのフレームが2台もガレージに置いてあります。M隊員の台湾VESPA と 最近やってきたYさんのPKで、2台ならべて、VESPAショップを開店してます。走らないVESPAが3台も溜まってしまっているわけで。 A112と合わせて、オソロの塗装にしたVESPAも一緒にお買い上げいただけると大変に嬉しいのです。
さて、穴だらけの台湾VESPAは 床板の交換と一緒に、板金穴ふさぎを何箇所も行い、M隊員の職業訓練が進みました。曲面の板金も、多少マスターしたようで、綺麗な状態となりました。

そういえば、サルベージしてきたA110で泥沼に陥りそうなTさんも、VESPAを入手してしまったそうです。
2輪レーサーで、スクーターと縁の無いヤジマの意に反して、増殖しそうな気配。

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そのほか、YさんのPK用に、スペシャルドロップハンドルバーがドイツから届きました。例によってM隊員手配のようですが、オーダーしてから50日というノンビリ納期で、在庫はしてなく、入金後に やおら作り出す というパーツです。 昨年の暮れに、ドイツに、まだか? と催促したら、「いま作ってるからねー」との返事で、ドイツでもソバ屋の出前があるわけです。 

このハンドルがそのまま、何もしないて付くのか? はこれからのお楽しみという事で・・・。
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というわけで、新垣さん、最初にVESPAを持ち込んだ責任をとって、たまには遊びにきてくださいね。

次から次へとAutobianchi A112 Abarth で今年は始まる

Date :
2012年01月09日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | VESPA
新年早々ですが、年をまたいで整備を行っていたTさんの赤いA112 Abarth とKさんの紺A112 Abarth が完了し、何台ものA112がガレージを出たり入ったりしています。
パーキングはご覧の通りの光景で、外は寒いので、全員車庫の中で石油ヒーターで暖をとっています。
強力なヒーターも設置したのでご安心ください。
今週末はあちらこちらからの電話が多かった事も特記事項で、ヤジマのパーキングに2台のレストアベース用のA112がストックしてあるのがどうしてわかるのだろうか?とか不思議ですが、A112のベースを含めてカストマイズのご相談、遠地のA112のトラブル電話相談、600の購入のご相談などなど。A112, Fiat600 abarthの専門ショップは少ないので問い合わせが多いのでしょうか。
四国里帰りの旅に出かけたSさんのビアンキですが、電話で遠地サポートを行なうことになりました。 予想通り、後付けの電磁ポンプが原因。 これは、お勧めしたとおり、オリジナルの機械式ポンプに交換をすることになると思います。 ! Sさん、がんばって戻ってきてくださいね!。



イタリア小型車のお尻が並ぶパーキング。
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ちまちまと修理が進むTOMOS。この日は燃料ホースを痛んだプラスティック製ホースから、M隊員のジャンク箱から発掘されたゴルフ2型用でヤナセのサービスから購入したという高級ホース(TOMOSには分不相応)のお古に交換。

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TさんのA112は整備作業が完了です。クラッチの交換も行いました。クラッチは紙のように薄くなってました
・・・・・・・危機一髪のタイミングでの交換。

ひさびさのVespa通信  溜まる修理中のVespa
2台のVespaが溜まっているガレージに、Yさんが 新たにVespaのフレームをPandaに載せて運んでlきました。
どうも、かなり野心的なカストマイズを考えているようですが、どんどん、狭くなるガレージです。
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VespaのフレームはPandaで運べるという実証写真


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