久しぶりのバイクネタです
ヤジマスペシャル No.4 & No.5の形が整ってきました
シートカウルにヤジマの自記筆サイン入り
オリジナルバックステップ
キャブは勿論ケイヒンCRΦ38

1956年に起された京浜精機製作所がホンダのCRレーサー用に開発された、吸入抵抗の少ないスムースボアのレーシングキャブレターが「CR」。
60年代に入りホンダのRCレーサーの進化とともにキャブレターも変更されフロート室も一体の円柱バルブ装備の現在のCRに近いスタイルになった。
又、この頃RC<ファクトリーレーサー>、CR<市販車>と区別され、市販モデルに装着、もしくはレーシングキットパーツとして量産型のCRキャブが生まれました。
81年からいよいよ新型CRキャブが市販されることとなり、新たにスターターバルブやアイドル機構を備え、変更式のマウントアダプターやピッチ変更の容易なプレート式連結を採用して幅広い機種に対応できるようになりました。
又、エンジン性能の向上にともないさまざまな要求を満たすために豊富なベンチュリーサイズが選択が可能になりました。
その新しいCRキャブレターはCR SPECIALと名を受け現在も多くの愛好家を魅了しています。
CRの側面にレバーがついていますが、あれはチョークではありません。
始動用のガソリン&空気を放入する「スターター」です。
一時的に油面を上昇させてガスを濃くする、というより、ガソリンを噴射させてしまう仕掛けです。
レバーを引いた状態でエンジンを掛けるとかぶってエンジンは掛りません。
始動前レバーを引き、デコンブを握りながら3回ほど空キックします。それからレバーを戻し、位置出しをしてエンジンを始動させます。
セッティングがかなり狂っていても何回かキックすればエンジンは掛りますので通常多くのCRユーザーはレバーを触る事はありません。
この2台はライダーのあなたを待っています