machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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Autobianchi A112 Abarth アンディー号のクラッチとミッションのハウジング

Date :
2011年05月24日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | 修理
さて、アンディーさんの白ビは着々と修理が進んでいます。

磨耗クラッチ
エンジンをおろした際に クラッチも相当減っている事が判りました。
クラッチディスクの固定リベットまで届きかけている磨耗です。
これ以上減ると、クラッチのリベットが露出し、相手側を傷めるので、
交換しないといけない状態。
s_DSC5701


クラッチのベアリングも相当痛んでいて、手で廻すと、ごろごろ音がする状態でした。
ベアリングも要交換。 
s_DSC5703


クラッチカバー側のダイアフラムスプリングも、相当な磨耗をしていました。
要交換状態。
s_DSC5702



ハウジング内側にオイルが・・・・
実は、クラッチ関係の磨耗のほかに、もう一つ問題を発見してしまいました。
ミッション・クラッチのハウジングにオイルがリーク。
ミッション側のオイルの漏れで、オイルがシールされていなくて、液体シールを適当に塗った跡がありました。
そこで、オイルシールを作り、きちんと対応することに。
s_DSC5716



この年代の自動車は、すべての部品が供給されているわけではないので、臨機応変に、無い必要パーツは作る事が必要ですね。
 街の外車販売ショップで、直せない車が出てくるのは、こんな理由もあるのでは と思います。その他、液体シール・パッキング多用車も要注意かも・・・・。
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  クラッチ交換  修理 

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