machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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Autobianchi A112 Abarth  フェラーリと共用のサイドフラッシャーランプ

Date :
2011年11月20日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | アバルト
 A112の日から戻って、参加し損なったオーナーから様子についての質問が多く、皆さん、気になってるようですね。ヤジマは、オルタ交換作業に励む傍ら、全国から集まってきたA112オーナーから、ちょっと具合を見て欲しいというリクエストを一杯いただき、大半の時間をボンネットの中を覗きこみながらメンテのコンサルなどしてたもんですから、イベントで何をしてたかは、実はあまり知らないのです。
 感想としては、金色ビアンキさんのように、キャブレター系のトラブルが多いような印象でした。
  こういうミーティングは、名前は知らないけど、車は知ってるというケースも多く、ご挨拶しそびれてしまった方はすいませんでした。 神戸から参加のアンディーさん、高崎の某氏など、遠路はるばるご苦労様でした。
  ヤジマのガレージは、小型のFIAT600 Abarth  A112 系が専門という事もあり、最近は、本当に全国各地からオーナーが修理とレストアにやってきます。というわけで、メンテでお悩みの方は是非横浜までお越しください。
 横浜なら、車を預けたついでに、観光とグルメもできるるというおまけもついてます。 

週末は生憎の豪雨でした。その中でも、週末クラブ員が集まったりしていて賑やかでした。
進行中のYさんのA112を覗きに来る人も多く、いよいよ、ボディー編に入りましたので、何かと野次馬がうるさい時期です。軽量化も進めていますが、リアゲートなど、ガラスを外すと 驚くほど軽いので、ここらへんから手を付けたいと思います。 ついでに、リアウインドウオッシャーのノズルと、ワイパーは外し、真面目に板金で埋めました。このビアンキ、外観は古めのノーマルっぽく決めようという事で、ロールバーなども入れませんか、しっかり軽量化してあって、街乗りで早いという 地味で早い 仕様が目的です。
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 さて、Yさんの たっての希望により、サイドフラッシャーランプを 初期のA112が採用していた 「フェラーリでも使用していたイプ」に変更することにしました。ガレージに在庫があったはずなのですが、捜索するのが大変なので、たまたまM隊員がアメリカで1組だけ運良く発見し発注したので、、それを使用する予定です。
仕様を見ると、フェラーリ、マセラッティ、アウトビアンキ用とあります。 交差点で、同時代のフェラーリと並ぶと、フェラーリオーナーがA112を見てがっくりくる効果があります。 今週中に到着予定か?

こんな感じです。
 
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TOMOS通信
電気系統が全部復活しました。 ヘッドライトの ハイ・ロー スイッチがあるのに、電球の取り付け座金はシングルフィラメント用だった とか、 ハーネスの束の中に 明らかに後から チョキンした、行き場の無い線が2本もあったとか、どこにも繋がる相手がいないオスコネクターが2個あったとか(むき出しなので危険)、謎の多いハーネス。あとは、ハンドルステムのベアリング交換で、終わり!

重大ニュース
カロツエリア・ヤジマのネット回線が、ついに 光 になりました。 


イロイロ楽しいガレージですので、是非お立ち寄りください。! abarth とVespa とTOMOSのレストアの手伝いができます・・・


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autobianchi  A112  ABARTH  Fiat600  修理  レストア 

Autobianchi A112 junior 強化作戦 & 旧車二輪部発足か?

Date :
2011年07月31日
Category :
ムルティプラ | A112 ジュニア
今週は、グレーのAutobianchi A112 ジュニアの強化作戦を行いました。
オーナーのOさんが日常の足車として使ってるA112です。カメラマンがお仕事という事もあり、故障しないよう、各部の信頼性向上を行なう事となりました。
A112といいますと、アバルト印に人気があつまりますが、ジュニアも大変バランスの良い車です。まあ、A112 abarthの土台の車なので、良いのは当然で、大古車になると、ジュニアの方が乱暴に乗られなかったりして、程度の良い車がAbarh よりも多いとい事もあります。
写真を撮り損ねてしまったので、参考写真として、当時の公式写真を上げておきます。

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さて、今週の強化ポイントは、例のシフトリンクの交換とマフラー交換でした。
プラスティック製のシフトリンケージのブッシングが古いA112の最大の泣き所で、これが割れるとシフトができなくなるというパーツで、A112乗りの皆さんがかなりの確度で体験しているトラブルです。
というわけで、定番コースで、早速ピロボール使用の特性リンケージへと交換です。
その他、ワイパーモーターの交換も行いました。

タイミングを見て、オルターネータも国産品へと交換の予定です。
エンジンをA112 abarth モデルへと換装などの案もあり、先が楽しみなジュニアですね。
ちなみに、今までに開けてみたA112 Anarth のエンジンで、そのままなに修理せず蓋をしめられたエンジンは1台もなかったという事もあり、どうせ乗せかえる手間をかけるのあれば、OH済のエンジンを載せ換えた方が賢明という印象も持っています。


さて、週末クラブは、皆さんすれ違いで登場という事で、一緒の時間に集まれば面白いのにという感じでした!
先週のCBX氏は、今週はCBで登場。すれ違いに、FIAT500のSさんが、レトロなスポーツカブで登場し、M隊員は仕事の都合で日曜に登場。 一堂に介すると、まじに旧車二輪会になってしまいます。
二輪のお客様も大歓迎で、レストアのお手伝いもしております。

いつも綺麗なSさんのFiat500
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旧車2輪部にふさわしいSさんのバイク 当時の広報写真 
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そのほか、Kさんのハンターカブも旧車二輪部入りでしょうか?
目下の二輪部の活動内容は、とりあえず週末に新吉田のヤジマ・ガレージまでツーリングする という内容です。

番外編
最近、ムルティプラのお問い合わせが多く、部品もかなり出しております。 ヤジマでは、ムルティの修理、レストアも実はかなり多く、Fiat600からムルティまで、いろいろお問い合わせ、購入相談などもいただいておりますので、 Fiat600一族に興味のある方は是非ご連絡ください。
スペアパーツのストックも豊富です!(FIAT600系パーツのストック常時在庫のあるショップは、今時かなり珍しいとは思いますが)
ムルティとセイチェント(FIAT600)はパーツが共通でない物も多いので、ご注意ください。
間違ったパーツでおきたトラブル という事も実際にあったりします!








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autobianchi  A112  ジュニア  ムルティプラ  Fiat600  レストア  修理  部品 

暑い中、暑い仕事が・・・autobianchi A112 abarth & PANDAのマフラー

Date :
2011年07月10日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | PANDA
関東地方も梅雨があけ、一層厳しい暑さとなりました。昨夏の猛暑では、暑さにへばった(日頃のメンテが良くなかったので)イタリア小型車が次々入庫してきましたが、今年はどうでしょうか?!

さて、Yさんのパンダの車検準備のため、リフトアップしてみた所、前から疑わしかったマフラーから見事に排気が漏れてる状態でした。以前のオーナが諸般の事情で簡易包帯巻き修理を行っていて、まあ、その限界というわけですね。 このパンダ、最終型なのですが中間マフラーパーツの入手状況が色々な意味で芳しくなく、パーツは作ってしまう事にしました。オーナーと作業スケジュールが合い次第、作業開始です。
入庫次第、マフラーの冷えるのを間っての修理ですが、熱い溶接作業です!。
写真提供Y氏
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パーツの入手難から、修理が不可能と修理屋さんに宣告されて、泣く泣く、車を手放すオーナーの方も時々おられますが、ヤジマはアバルト、フィアットのレストアショップですので、「無いパーツは作ればいい!」方針です。
というわけで、パンダに限らず、困っているオーナーの方はお気軽にご相談ください。

ひたすら、地味な作業が続くA112スペシャル
今週も、ひたすら、ボディー周りの下地の手入れを延々と行っているAutobianchi A112 Abarthです。
車体後部のお尻隠し処理がご覧の通り、綺麗にまとまりました。
バンパーレスにしてしまったA112の後部の処理でお悩みのオーナーの方には朗報ではあります。
お尻を隠したい方はご連絡ください。こんな感じで納まります。
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番外台湾ヴェスパ通信
週末に訓練?に励むM隊員の作業は、腐ったフロアを剥ぎ取って、新しいフロアを載せて見る所まで、辿りつきました。最初は、鏨とサンダーの扱いがへっぴりだったのですが、後半は、かなり慣れた手つきに。

作業はM隊員、監督はヤジマ。
腐ったA112の修理に比べれば簡単なのですが・・・・この程度でヘバル隊員。部分的に腐った車のレストアは大変な事を思い知るの図。腐ったフロアパネルを完全削除するオペ。
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交換用パネル(ASEAN製で、板厚はオリジナルの1.5倍!?)を仮止めしてみる。
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とうい具合に、週末は賑やかですので、皆様のご来訪、レストア相談などをお待ちしております。
素敵な体験も出来るかもれません。
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autobianchi  A112  ABARTH  Fiat  Panda  マフラー  修理  レストア  Vespa 

Autobianchi A112 Abarth イタリア娘のお尻は格好よく!

Date :
2011年07月03日
毎日暑い日が続いてます。ガレージの中でも、熱い作業が進みながら、週末はA112 abarthのオーナー方が立ち寄られます。 今週末は、赤ビデーとなりました。

さて、今回は、Autobianchi A112 Abarth の、ボディー後部の処理中作業をご紹介しましょう。
プラスティック製大型バンパーが取り付けられたA112 Abarth については、バンパーレスにされたオーナーの方も時折みかけるのですが、バンパーを外した場合の泣き所は、 ボディー後部の お尻 の部分であります。
初期の細いバンパーモデルでは、この部分は ちゃんと 外板 があり、ボディー形状の一部となっているのですが、大型パンバーモデルは、バンパーを外すとご覧の通り・・・・・・・。
大型バンパーを取り付けると、この部分は見えなくなるからか? 何故か省略されてるわけです。
これで、泣きを見た方も大勢いるのでは と思いますが、この部分のパーツを作製中です。

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現在進行中のYさんスペシャルの後部用に作っているのですが、やはり、お尻はふさいであげた方が絶対的にカッコウは良いですね!
こんな感じで進んでます。
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A112abarth, Fiat600 など、、イタリア小型車のお好きな方は、是非ガレージにお立ち寄りください。
プチレストアから、修理など、専門ガレージの面白さを味わってください!


蛇足VESPA通信
ぼろぼろに腐った台湾ベスパの床板と格闘しているM隊員ですが、なんと交換用の床板(ASEAN製)を見つけてきました。メイドイン 東南アジアの町工場製 で、ほとんど手仕事という印象。曰く、中学の技術家庭科の実習程度の上がり? なんですが、まあ1から自分で作るよりは遥かに楽。 板厚を計った所、1.2mm とかなり厚め。 錆てもすぐに穴があかない配慮か?スポット溶接が細かくて数が多いのは電力事情が悪いのかとか、いろいろ推測すると面白い床板です。ガレージに置いてあります。
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autobianchi  A112  ABARTH  バンパー  レストア 

今の所は地味な下準備作業が続く・・・Autobianchi A112 Abarth レストア

Date :
2011年06月26日
梅雨模様が続く中、ボーイズレーサ風なエンジンになる予定のYさんのA112の下準備作業を黙々と続けています。
もうすぐ、アメリカから特別ヘッドが届くので、それは届いた後に詳しく紹介するとして、其の前に、配線の整理と修正、、ボディーワークが地味ながら続いています。


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配線整理は本当に大変
後配線でかなり混乱していのは、前回紹介いたしましたが、あれから一週間たっても、まだ収束はしていません。
まあ、それほど、地味で大変な作業ではあります。 日本のディーラが後改修した部分と、その後に改編改悪された部分については、ほぼ、区分けできました。 残念ながら、手間がかかる割には、目に見えて変化が無い部分です。いらない配線がまだ出てきます!
後付のレバースイッチも2個あり、これも本来の配線に戻す計画。
皆さんの配線は大丈夫ですか??????

整理が終わったリアの配線  無駄な配線を取り除き、スッキリしてます。 
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ボディー周りも、地味な作業が進んでます。
下地を整える作業を行った際に、ボディー側面塗装の赤の上に塗られたトップコートのクリアが、ブラスティックパーツは外さずに、マスキングで塗られた事が判明・・。見事に、段付塗装となってます。塗られたクリアの塗料も良くなかった事も問題に。

見事に表面に段違いが・・・
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さすがA112 abarth 。 またまだ錆び穴が出てくる・・・・
ボディーの細かい下地作りを行っていると、非常に細かい部分に錆び穴があったりするのが、未だに出てきます。本日は、リアのバンバー取り付けレベルのボディー側で、複数箇所に発見。 切り取り板金という事になります。ボディーについては、ボディー後部の、バンパーを外した部分の凹み処理と前面グリル関係で、早くそこまでたどり着きたい所です。

日曜日は、Yさんが復活中のA112のエンジンルーム内清掃・・半日では終わらないようですが・・・

VESPA通信
M隊員が、サビサビVESPAのボディーの腐り部分を外すため、スポット溶接を抜く作業を行っていて、レストア塾の様相。一部の切り取りに、スイス製の鏨を使ってみましたが、チーズの様に台湾のヤワな鉄が切れる・・(大げさ)という雰囲気で、感動のうちに作業は進みました。
台湾VESPAのボディーにそこまで手間を掛ける意味がないのでは・・とかとか・?。

レトロなイタリア小型車の修理、レストアなどを思案中の方は、是非覗きに来てください!
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A112  ABARTH  レストア 

北の国のA112 Abarth オーナーと一緒にご帰宅!  & Yスペシャル 燃えた配線・・

Date :
2011年06月19日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | 修理
先週は、2台のAutobianchi A112 Abarth がオーナーの元に戻っていきました。緊急入院でとなった神戸のアンディーさんの白ビと北海道のSさんのレストア終了完了の赤ビです。わざわざ遠地よりの入庫で、大変感謝をしています。ヤジマのガレージにくると、入院中のA112が何台も来ていて、立ち寄る近隣のA112乗りの方も多いので、それも楽しんでいただければと思います。


ピカピカのSさんA112
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さて、週末のガレージのパーキングは、小型イタリア車ショップそのもので、楽しい光景となりました。最初にエンジンに水混入事件に遭遇してしまったKさんの紺ビは、エンジンの調子がさらによくなり、絶好調そのものです。驚きました。
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ガレージの中では、YさんのYスペシャル・レストア作業が本格的にスタートし、エンジン周りの部品がアメリカから届く前に、配線関係の整理と一部の引きなおしを行っています。作業中にイグニッションのシリンダーキーに繋がるハーネスの一部が熱で溶けてワイヤーがむきだしとなってしまった箇所など発見し、其の原因をこれから追究する必要もありそうです。
 何代にも渡るオーナーと修理工場の追加配線が、混乱の極みに達しており、無駄な配線を外したら、ダンボール箱一箱分でてまいりました。
大変面倒な作業ですが、今週はこの作業を続けます。
ついでですが、エンジンルームが空っぽ状態ですので、ステアリングラックのジョイントメンナンスを行う絶好のチャンスでもあるので、思案中。

いよいよ作業開始体制! A112 Abarth のレストアが順番待ちで進んでます。
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燃えた配線 赤矢印箇所に注目
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3箇所もあった歴代のアーシングライン。 でも、一番左の一番太いケーブルは、芯線の半分しか圧着されてません・・・ 太い意味が無いのですが・・・・
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その他、カロッツエリア・ヤジマで製作を行った ムルティプラ・ヤジマスペシャルの取材が入りましたので、掲載後にご紹介いたしますので、お楽しみに!。


最近、通りがかりの旧車バイクオーナーに立ち寄っていただく事が多くなりました。週末クラブでの話題も、バイクの話で盛り上がり、まあ、当然の事ながら、バイクから始まるヤジマでありますので、バイクな皆様の歓迎です。バイクと一緒に多分にバイク的なA112にも乗って見てください。

蛇足通信
フィアットフェスタ前晩に駆け込んできたO原さんのA112は無事に会場への往復が出来たようです。
しかし、自車の当日レース走行ビデオを見てみたら、エンジンから白い煙が出ているとの報告が・・

続く



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A112  ABARTH  レストア 

Autobianchi A112 Abalth アンディー号 中央高速で神戸へ!

Date :
2011年06月12日
週末は生憎の天気でしたが、神戸からアンディーさんが修理完了したA112を引き取りに来られ、忙しい週末となりました。
A112 Yスペシャルを進行中のYさん主催で、横浜の歓迎ランチで盛り上がった後、またガレージに戻り、作業続行!!

エンジン周りと冷却系についで、キャブレター周りの最後の調整に色々手間取りましたが、各部の徹底チェックで、無事に、Autobianchi A112 Abarth の小気味良い加速が復活!。古い車の場合は、思いがけない所の動作不良もある という教訓です。

その他、燃料ダンクの中は状態は非常に良かった事をあげておきましょう。
ボディーの腐りと錆びがない(うらやましい人は多数と思われ) というのもアンディ号の特記事項で、今回の機関系のリニューアルで、大変に良い個体になりました。結果としては、オーナーもメカニックも、この個体の中身の状態については把握ができたので、安心して運転を楽しめる楽しい車になりました。
アンディーさん、元気を盛り戻したA112の報告をお待ちしてます!

完調のエンジンと加速に  ウヒヒ顔のアンディーさん A112と神戸へ出発!
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エンジンルーム周りはすっきり。 長年に渡り集積した無駄な部品と回路は大整理!
外した部品の重量は、走りにも貢献!
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アンディーさん持参マフラーも取り付け。 なかなか良いサウンドです。
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かなり手を入れましたので、小さなショップステッカーを貼りました。

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さて、忙しいのは続いてまして、北海道の消防士ASさんのA112も、週明けには納車です。!
こちらも、最後の仕上をしています。
ガレージに集まる週末隊は、ボディーに傷、汚れをつけないよう、あまり近寄らないようにしているようで、完全に箱入り娘状態。


A112 abarth のリニューアルのご依頼の件数が年々増えきています。 エンジンのオーバーホールなど、
それなりに時間もかかりますので、プチリニューアルから、フルレストアなど、お考えのオーナーの方は、早めにご相談下さい。ガレージに来られる方も大歓迎です。!
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  修理  レストア  オーバーホール 

Autobianchi A112 abarth 冷却系のトラブル  & レストア進行中の赤ビ

Date :
2011年05月22日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | 修理
 何故か、ガレージの中がA112で埋ってしまっているヤジマです。4台いるので、お客様がA112で来られると、パーキングもA112で埋り、その中に、パンダ、ブント、が入ってきますので、誰がどーみても、間違いなくイタリア小型車ショップの光景。もちろん、Fiat600の売り出し中も2台収まってってるので、如何に、、A112とFiat600がコンパクトか知れますね。夜は、このガレージで、一族6台が仲良く寝ています。
一時的、外でお預かりいただいてる、ガレージ商品のfiat abarth 1000 TC と、修理途上のVESPAが戻ってくると、大変な事に。
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Autobianchi A112 Abarth 冷却系が詰った件 詳細
さて、エンジントラブルで入院しているアンディーさんの白ビ アンディー号(ガレージ界隈ではこう呼ばれてます)
のエンジンの分解と修理を開始しています。
このエンジン、分解してみると、ガスケットの経年変化によるエンジンオイルへの水混入トラブルの他、更に特殊なトラブルに見舞われて入る事が分かりました。
錆びがひどい事に加え、謎のベージュ色物質で、水の通り道が塞がってしまった箇所が何箇所もあり、ガスケットの穴も、あちこち塞がっていたという不思議な現象です。
「土曜日の午後のメンバー」にこの部品を見せると、「市販のラジエターの水漏れ防止剤が固まると、こんな感じになりました」との報告。 可能性としては、その昔、このA112では数年の間、冷却液に水道水か井戸水が使用され(その結果、錆びが酷くなり、水漏れしたので防止剤が投入された後遺症が数十年後に出たか? というような事かな? と推測しています。

写真は穴の塞がったガスケット(塞いだ塊を取った後ですが)
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エンジン内部も錆びも腐食があり、ブロックの蓋の内側は。3mmくらいの腐食凹み箇所も。
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こちらは、中古エンジンから外した正常な蓋です。パッキングが付いている状態。
腐食は無し。
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冷却系の金属パイプもご覧の通り
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パイプ内側も腐食でぼろぼろに
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エンジンの内部冷却に問題があった為か、ヘッドも多少の面の歪みでていましたので、もちろん、これは真っ先に修正を行いました。 ひどいオーバーヒートを何度か起こしていた可能性がありそうですね。また、塞がった穴も周囲のエンジン温が異常に上がった可能性もあり、均一なオーバーヒート?とも違う事が起こっていた可能性もありました。
まずは、ヘッドを清掃、修正を行いましので、今回のオーバーホールで、非常にすっきりした状態になります。
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危機一髪 アンディーゴ号はぎりぎりセーフ 
今回の冷却系のトラブルは、手遅れ寸前の入院で、結果的には、折れる 割れる 溶ける までは至らず、運の良い壊れかたとも言えますので、そんな意味では 幸運のA112ですね。
エンジン温度が高めで、下がらない古いA112のオーナーの方は、エンジン内部冷却系の詰も疑っ見てください。

アンディー号については、冷却系の他にも要注意箇所が出ていますが、順調に整備中で、また後でご紹介する予定です。



北海道Sさんの赤ビ、着々進行
エンジンの搭載が無事に終わりました。ボディーが素晴らしく綺麗なので、作業には物凄く神経を使ってます!
ブレーキを中心とした足回りの整備は以前に終えてますので、これからは、細かい部品の取り付けと、配線類の整理などが中心です。
そのボディーのテカリぶりもご紹介しておきます。
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A112 abarth Y special!
これまた進行形のYさんのA112は、いよいよ、北米のエンジンショップへ、ウエーバーTwin用のヘッドを発注する事になりました。 相当なポテンシャルを持ったA112になる予定です。 Yさんのご希望により、第三京浜で〇〇を追撃できる仕様という事に。ボディー周りもプチ・カストマイズ予定ですので、相当に注目度の高い1台になる予定!


Vespa通信
ひさびさのVespa通信。 昨年、M隊員がジャンクな台湾Vespaを入手し、フレームの修理に着手したとの事で、ガレージにぼろぼろフレームが運び込まれるはずなのですが、口は先に行くのだか、手が動いてないためか、まだ現物を目にしてないですが、Yさんも、1台ジャンクな台湾VESPAを入手したらしい・・
M隊員のは、ボディーぼろぼろ エンジンはOK Yさんのは、ボディーぴかぴか エンジンは異音が・・・
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autobianchi  A112  ABARTH  エンジン修理  レストア 

autobianchi A112 abarth 祭りのガレージと、奇麗すぎるA112!

Date :
2011年05月16日
Category :
修理 | A112 アウトビアンキ アバルト
初夏を思わせるような日が続き、新吉田も新緑につつまれています。 先週の予告通り、ヤジマガレージの中はA112 autobianchi abarth のお祭り状態で、fiat600一族2台に見守られながら、4台の孫(A112)がお祭りしてるという光景です。A112乗りの皆さんが覗きにこられてます。

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奇麗すぎるA112?
、北海道のファイアーマン!Sさんの赤ビの「全塗装完了」で、もっぱら、奇麗すぎる!?と、古塗装A112のオーナーからジュラシーが。 内装、エンジンなど、多くの部品を外してますので、これから入念に組み立てを行います。この車のエンジンは、以前紹介したエンジン3兄弟のうちの赤エンジンで、丁寧に重量バランス取りを行なった1基です。



アンディー号緊急入院
今週、はるばる兵庫からやってきました、白ビのアンディー号のエンジンの分解が始まりました。
エンジンオイルに水が混入する という、このブログの読者の方は良くご存知だと思いますが、オールドA112特有のトラブルに見舞われており、1年で3台位がこれで入院しています。皆さんもご注意ください。
さて、分解してみますと、以前の新垣号トラブル並の、オイルどろどろ状態でした。
その他に、冷却系統の状態が非常に悪いことが判明。 錆びで、ブロック内の水の通路が詰まっている、ホース、配管の内部が錆びゴミで詰まる、パイプにも穴が・・・ などなど。
その他、オーバーヒートなどで、ヘッドが歪んでるのでは疑惑?などがあり、今週は、そのチェックで忙しくなりそうです。
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エンジンを開けてみたら、単純なガスケット痛みによる水混入とは言えない様相。
錆びで、そこいらじゅうが 冷却系詰まり状態で、配管も詰まりと穴が・・・


A112も、30年くらい前の車になりますので、abarth印のエンジンといえども、健康チェックは必要でねえ。
A112のメンテナンス、プチリニューアルなど気になる方は、是非お立ち寄りください。 オーバーホール中、レストア中のA112 Abart を何台も見れます!







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autobianchi  A112  ABARTH  修理  レストア  パーツ 

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