machioの独り言 Fiat Abarth Autobianchi A112

アバルト・フィアット・アウトビアンキA112工房便り

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Autobianchi A112 Abarth ニューフェース!

Date :
2012年01月15日
Category :
Autobhianchi A112 Abarth | A112 アウトビアンキ アバルト
寒い日が続いてますが、皆さん、元気に新吉田のカロッツエリア・ヤジマまでこられます。!
週末は入れ替わり立代り、イタリア小型車がやってくるので、パーキングはこんな有様です。 今週末はOさんのランチア・テーマ・ワゴンのマフラーの修理の2回目で、オーナー自ら車の下にもぐり、ヤジマは溶接指導をしています。簡単なところは自分でいじりたいオーナーの方も大歓迎で、本日は、2組が車庫で作業をしていました。
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さて、今年はA112のお客様が連続来訪で始まっておりまして、A112 の故障とレストア周期の年か?とか思わせます。

週末に相次いで熱心なA112オーナーにガレージを訪問いただきました。 皆さん、相当長い年月に渡りA112に乗られている方です。 

茶色の一台
最近のA112は、綺麗か汚い の2通りしかない という話がありますが、 この茶色の一台は、極上綺麗一台です。 ありし日のJAXで購入されたとかで、オリジナルを保つ横浜のFさんの車です。
ボディーもエンジンルームもご覧の通り。 サンルーフにも注目。 もともと錆びて腐りやすいA112の中で、サンルーフ車は屋根からも腐っていくので、どんどん朽ち果てて、残った車がほとんどない というA112都市伝説がマニアの間でささやかれておりまして、まあ、かなり台数が少ないのですが、この茶色のサンルーフは、久々に見た貴重な1台。
信頼性向上のため、シフトリンケージをヤジマ・オリジナルへ換装のご相談に来られました。 あの部品は泣き所ですので、路上で割れて泣きを見る前に交換しておくのがお勧め。


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さて、東京から来られたSさんも、相当にマニアックなオーナーで、愛車のA112 は電気系の不調?で自走で来られないという事で、ヤジマから電装パーツをお渡ししたので、動くようになれば、A112で各部の点検チェックに来られると思います。

今回、A112の週末クラブのお楽しみ用にと、JAX時代のA112のカタログと、英語のカタログをお持ちいただきました。しばらくは、隊員用に ガレージでお預かりしてますので、皆さん、見に来てくださいね。
JAXのカタログといえば、あの、かってのレーシングドライバー津々見さんのインプレッションが乗っているのがポイントで、一昨年、ヤジマが筑波でお会いした再に、ミーハーにもサインをいただいたりしてしまいましたが、まあ、非常にカッコ良かったわけです。

さて、このカタログを見ていたM隊員が、カタログ表紙裏に、JAXがこんな事書いてましたよ と発見したのがこのページ。 JAXは頑張っていたんですね・・・・。  一億円分の部品はどこへ?


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Tag
autobianchi  A112  ABARTH 

Autobianchi A112 Abarth 大集合

Date :
2011年11月27日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト
今週末はA112が大集合となっておりました。
ある周期でA112がカロッツエリア・ヤジマのガレージに何台も連続して入庫してくるのですが、またその波になってきたためか、現在5台のA112がガレージの中でヒシメキあっているという、A112ファンにとっては垂涎の光景となっています。

その1は、はるばる山形からヤジマのガレージに入庫いただいた黒ビアンキで、以前からのお付き合いをさせていただいておりまして、当ブログでも以前に差し入れワインと一緒に登場しております。今回はメンテで来訪されました。オーナーがご自分で相当メカをいじられるという事もあり、手入れされたA112です!

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その2は車検取得入庫の水色ストライプA112で、オーナーの愛着の感じられる一台です。
ヤジマのガレージは、A112, Fiat600, Abarth系のパーツが充実している専門ショップという事もあり、車検入庫も最近増えてきました。 週末隊員から聞いた話ですと、ライオンマークの某ディーラー工場など、キャブレターの調整ができるメカニックがいない時代となり、古いキャブ車は見放されて 外注工場行き だそうで、キャブ車ファンには大変な時代になってきたようです。

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その3 整準備中の 枯れたシルバーメタのA112
これからどういう方針で整備していくか、思案中で、リフトアップして各部点検中です。
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その4
着々と製作が進行している Yさんの オリジナルヘッドのA112は、いよいよボディー編となり、塗料の準備ができました。塗装色は、Yさんのご希望により、多少色あせを感じさせるような、赤いさび色風で、オリジナル塗装色がそのままエージングされたというコンセプトっです。レストア途上のA112のフィーラキャップカバーの裏の色を参考にしたそうです。 凝ってますね。 

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その5は、ヤジマのファクトリーカーと称するA112で、各種部品をテストするための実験車もしくは試乗車で、
この車が非常に役に立っていますが、この車を譲ってほしい というお客様も多く、人気の1台と化しています。

まあ、こんなわけで、今回は集合中のA112のご紹介でした。
車検からプチレストア、本格レストアまで、いろいろご相談に応じておりますので、A112のオーナーの方は是非遊びにお越しください。





Tag
autobianchi  A112  ABARTH 

Autobianchi A112 Abarth  フェラーリと共用のサイドフラッシャーランプ

Date :
2011年11月20日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | アバルト
 A112の日から戻って、参加し損なったオーナーから様子についての質問が多く、皆さん、気になってるようですね。ヤジマは、オルタ交換作業に励む傍ら、全国から集まってきたA112オーナーから、ちょっと具合を見て欲しいというリクエストを一杯いただき、大半の時間をボンネットの中を覗きこみながらメンテのコンサルなどしてたもんですから、イベントで何をしてたかは、実はあまり知らないのです。
 感想としては、金色ビアンキさんのように、キャブレター系のトラブルが多いような印象でした。
  こういうミーティングは、名前は知らないけど、車は知ってるというケースも多く、ご挨拶しそびれてしまった方はすいませんでした。 神戸から参加のアンディーさん、高崎の某氏など、遠路はるばるご苦労様でした。
  ヤジマのガレージは、小型のFIAT600 Abarth  A112 系が専門という事もあり、最近は、本当に全国各地からオーナーが修理とレストアにやってきます。というわけで、メンテでお悩みの方は是非横浜までお越しください。
 横浜なら、車を預けたついでに、観光とグルメもできるるというおまけもついてます。 

週末は生憎の豪雨でした。その中でも、週末クラブ員が集まったりしていて賑やかでした。
進行中のYさんのA112を覗きに来る人も多く、いよいよ、ボディー編に入りましたので、何かと野次馬がうるさい時期です。軽量化も進めていますが、リアゲートなど、ガラスを外すと 驚くほど軽いので、ここらへんから手を付けたいと思います。 ついでに、リアウインドウオッシャーのノズルと、ワイパーは外し、真面目に板金で埋めました。このビアンキ、外観は古めのノーマルっぽく決めようという事で、ロールバーなども入れませんか、しっかり軽量化してあって、街乗りで早いという 地味で早い 仕様が目的です。
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 さて、Yさんの たっての希望により、サイドフラッシャーランプを 初期のA112が採用していた 「フェラーリでも使用していたイプ」に変更することにしました。ガレージに在庫があったはずなのですが、捜索するのが大変なので、たまたまM隊員がアメリカで1組だけ運良く発見し発注したので、、それを使用する予定です。
仕様を見ると、フェラーリ、マセラッティ、アウトビアンキ用とあります。 交差点で、同時代のフェラーリと並ぶと、フェラーリオーナーがA112を見てがっくりくる効果があります。 今週中に到着予定か?

こんな感じです。
 
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TOMOS通信
電気系統が全部復活しました。 ヘッドライトの ハイ・ロー スイッチがあるのに、電球の取り付け座金はシングルフィラメント用だった とか、 ハーネスの束の中に 明らかに後から チョキンした、行き場の無い線が2本もあったとか、どこにも繋がる相手がいないオスコネクターが2個あったとか(むき出しなので危険)、謎の多いハーネス。あとは、ハンドルステムのベアリング交換で、終わり!

重大ニュース
カロツエリア・ヤジマのネット回線が、ついに 光 になりました。 


イロイロ楽しいガレージですので、是非お立ち寄りください。! abarth とVespa とTOMOSのレストアの手伝いができます・・・


Tag
autobianchi  A112  ABARTH  Fiat600  修理  レストア 

週末探訪  A112 abarth 天国 静岡のGさんを尋ねて!

Date :
2011年10月17日
Category :
ビアンキ | アバルト
週末はひどい天気となりました。ヤジマは悪天候にもめげず、台風並の大雨と風の中、ブログでもおなじみ、紺のA112 abarthのKさんと 静岡のGさんの巨大Auotbianch A112 abarth の秘密基地を訪問しました。ヤジマ特製シフトリンケージ、クイックシフト、フットレストを取り付けれためです。

GさんのコレクションはA112 Abarthマニアにはあまりに有名な存在ですが、実際に目にした幸運な人はそう多くはないと思いますので、ちらりと、その片鱗をご紹介してみます。 大変、目に毒な写真です!

大事に保管されている歴代のA112です。もちろん、初期型もあります。 すべて、ナンバーが付き、乗り出し可能なA112。 いやー、壮観ですね。
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今回リンケージを取り付けたのはこのレーシーな一台です。
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Autobianchi A112 には欠かせない、金属ピロボールを使用した特製シフトリンケージ。 カロッツエリア・ヤジマの人気パーツで、日本全国のA112 abarth ファンにご利用いただいています。
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ヤジマ・クイックシフトの取り付け。シフトが手元に近くなります。
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アルミ製のフットレスト。 特製の手作り品で、軽量穴空け加工も手で行っています。 
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これだけコンディションの良いA112 Abarth が生息しているガレージも珍しいですね。
いや、良いものを見せていただきました。
写真を撮らせていただいたGさんにはこの場を借りてお礼を申し上げます。

カロッツエリア・ヤジマで製作中のA112 abarth レトロ・レーサー風スペシャルも、完成したら是非Gさんに見ていただきたいと思います。


さて、翌日曜日は、午後3時過ぎ頃、次々に クラブ員が集まってきました。
こんな感じで週末の夕方となりました。 皆さんも是非ご来訪ください。
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Tag
autobianchi  A112  ABARTH  シフトリンケージ  コレクション 

A112 abarth  マニホールド加工名人 & Fiat 600 corsa & Panda 車検

Date :
2011年09月26日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | FIAT600
ようやく秋らしく涼しくなってきました。 涼しくなったためかヤジマのガレージに立ち寄られる方が増えてきたようです。 さて、先週の祝日、A112のヘッドとマニホールドを持って、三崎の名人の工場まで行ってきました。
現在進行形のYさんのA112 Abarth に搭載予定のスペシャルエンジンの特殊な加工の相談です。
ついでに、三崎ならマグロとか、帰り道にカーマガ時代に知り合ったYさん素敵なご自宅に寄り道したりと、遠足のような一日ではありましたが、マニホールドの仕上がりが楽しみです!

名人Yさんの工場にて、あれこれ、加工と段取りの下打ち合わせ中。
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車検を通過したばかりのYさんのPANDA。排気漏れを修理したら、思いのほか静かなPANDAとなりました。皆さんのPANDAのマフラーは大丈夫?
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週末は、Fiat600 corsa のGさんが来訪。 赤のチェッカー模様が雰囲気を出しています。
ヤジマガレージにて、しばらく入院になりそうです。
車庫の中には3台の600一族がいますので、1台増えてfiat600天国のような光景です。(そう見れるもんじゃありません) 3台は商品ですので、ご覧になりたい方はご連絡ください。
Gさんはクラシックなバイクマニアの方で、バイクマニアが増加の一途?のヤジマガレージを加速しそうな感じですすね。 バイクに乗って、週末に来るのが流行?。 CB92,ドカのモンスター、ハンター・カブなどなど。
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写真はYさん撮影

fiat600から、autobianchi A112 , PANDA まで、イタリアの小型車とアバルトについては専門ショップのヤジマまでご相談ください。 バイクとパーツ製作は内緒でご連絡ください。
Tag
フィアット  パンダ  Fiat  ABARTH  600  A112  autobianchi 

Autobianchi A112 junior 強化作戦 & 旧車二輪部発足か?

Date :
2011年07月31日
Category :
ムルティプラ | A112 ジュニア
今週は、グレーのAutobianchi A112 ジュニアの強化作戦を行いました。
オーナーのOさんが日常の足車として使ってるA112です。カメラマンがお仕事という事もあり、故障しないよう、各部の信頼性向上を行なう事となりました。
A112といいますと、アバルト印に人気があつまりますが、ジュニアも大変バランスの良い車です。まあ、A112 abarthの土台の車なので、良いのは当然で、大古車になると、ジュニアの方が乱暴に乗られなかったりして、程度の良い車がAbarh よりも多いとい事もあります。
写真を撮り損ねてしまったので、参考写真として、当時の公式写真を上げておきます。

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さて、今週の強化ポイントは、例のシフトリンクの交換とマフラー交換でした。
プラスティック製のシフトリンケージのブッシングが古いA112の最大の泣き所で、これが割れるとシフトができなくなるというパーツで、A112乗りの皆さんがかなりの確度で体験しているトラブルです。
というわけで、定番コースで、早速ピロボール使用の特性リンケージへと交換です。
その他、ワイパーモーターの交換も行いました。

タイミングを見て、オルターネータも国産品へと交換の予定です。
エンジンをA112 abarth モデルへと換装などの案もあり、先が楽しみなジュニアですね。
ちなみに、今までに開けてみたA112 Anarth のエンジンで、そのままなに修理せず蓋をしめられたエンジンは1台もなかったという事もあり、どうせ乗せかえる手間をかけるのあれば、OH済のエンジンを載せ換えた方が賢明という印象も持っています。


さて、週末クラブは、皆さんすれ違いで登場という事で、一緒の時間に集まれば面白いのにという感じでした!
先週のCBX氏は、今週はCBで登場。すれ違いに、FIAT500のSさんが、レトロなスポーツカブで登場し、M隊員は仕事の都合で日曜に登場。 一堂に介すると、まじに旧車二輪会になってしまいます。
二輪のお客様も大歓迎で、レストアのお手伝いもしております。

いつも綺麗なSさんのFiat500
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旧車2輪部にふさわしいSさんのバイク 当時の広報写真 
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そのほか、Kさんのハンターカブも旧車二輪部入りでしょうか?
目下の二輪部の活動内容は、とりあえず週末に新吉田のヤジマ・ガレージまでツーリングする という内容です。

番外編
最近、ムルティプラのお問い合わせが多く、部品もかなり出しております。 ヤジマでは、ムルティの修理、レストアも実はかなり多く、Fiat600からムルティまで、いろいろお問い合わせ、購入相談などもいただいておりますので、 Fiat600一族に興味のある方は是非ご連絡ください。
スペアパーツのストックも豊富です!(FIAT600系パーツのストック常時在庫のあるショップは、今時かなり珍しいとは思いますが)
ムルティとセイチェント(FIAT600)はパーツが共通でない物も多いので、ご注意ください。
間違ったパーツでおきたトラブル という事も実際にあったりします!








Tag
autobianchi  A112  ジュニア  ムルティプラ  Fiat600  レストア  修理  部品 

暑い中、暑い仕事が・・・autobianchi A112 abarth & PANDAのマフラー

Date :
2011年07月10日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | PANDA
関東地方も梅雨があけ、一層厳しい暑さとなりました。昨夏の猛暑では、暑さにへばった(日頃のメンテが良くなかったので)イタリア小型車が次々入庫してきましたが、今年はどうでしょうか?!

さて、Yさんのパンダの車検準備のため、リフトアップしてみた所、前から疑わしかったマフラーから見事に排気が漏れてる状態でした。以前のオーナが諸般の事情で簡易包帯巻き修理を行っていて、まあ、その限界というわけですね。 このパンダ、最終型なのですが中間マフラーパーツの入手状況が色々な意味で芳しくなく、パーツは作ってしまう事にしました。オーナーと作業スケジュールが合い次第、作業開始です。
入庫次第、マフラーの冷えるのを間っての修理ですが、熱い溶接作業です!。
写真提供Y氏
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パーツの入手難から、修理が不可能と修理屋さんに宣告されて、泣く泣く、車を手放すオーナーの方も時々おられますが、ヤジマはアバルト、フィアットのレストアショップですので、「無いパーツは作ればいい!」方針です。
というわけで、パンダに限らず、困っているオーナーの方はお気軽にご相談ください。

ひたすら、地味な作業が続くA112スペシャル
今週も、ひたすら、ボディー周りの下地の手入れを延々と行っているAutobianchi A112 Abarthです。
車体後部のお尻隠し処理がご覧の通り、綺麗にまとまりました。
バンパーレスにしてしまったA112の後部の処理でお悩みのオーナーの方には朗報ではあります。
お尻を隠したい方はご連絡ください。こんな感じで納まります。
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番外台湾ヴェスパ通信
週末に訓練?に励むM隊員の作業は、腐ったフロアを剥ぎ取って、新しいフロアを載せて見る所まで、辿りつきました。最初は、鏨とサンダーの扱いがへっぴりだったのですが、後半は、かなり慣れた手つきに。

作業はM隊員、監督はヤジマ。
腐ったA112の修理に比べれば簡単なのですが・・・・この程度でヘバル隊員。部分的に腐った車のレストアは大変な事を思い知るの図。腐ったフロアパネルを完全削除するオペ。
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交換用パネル(ASEAN製で、板厚はオリジナルの1.5倍!?)を仮止めしてみる。
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とうい具合に、週末は賑やかですので、皆様のご来訪、レストア相談などをお待ちしております。
素敵な体験も出来るかもれません。
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  Fiat  Panda  マフラー  修理  レストア  Vespa 

Autobianchi A112 Abarth イタリア娘のお尻は格好よく!

Date :
2011年07月03日
毎日暑い日が続いてます。ガレージの中でも、熱い作業が進みながら、週末はA112 abarthのオーナー方が立ち寄られます。 今週末は、赤ビデーとなりました。

さて、今回は、Autobianchi A112 Abarth の、ボディー後部の処理中作業をご紹介しましょう。
プラスティック製大型バンパーが取り付けられたA112 Abarth については、バンパーレスにされたオーナーの方も時折みかけるのですが、バンパーを外した場合の泣き所は、 ボディー後部の お尻 の部分であります。
初期の細いバンパーモデルでは、この部分は ちゃんと 外板 があり、ボディー形状の一部となっているのですが、大型パンバーモデルは、バンパーを外すとご覧の通り・・・・・・・。
大型バンパーを取り付けると、この部分は見えなくなるからか? 何故か省略されてるわけです。
これで、泣きを見た方も大勢いるのでは と思いますが、この部分のパーツを作製中です。

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現在進行中のYさんスペシャルの後部用に作っているのですが、やはり、お尻はふさいであげた方が絶対的にカッコウは良いですね!
こんな感じで進んでます。
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A112abarth, Fiat600 など、、イタリア小型車のお好きな方は、是非ガレージにお立ち寄りください。
プチレストアから、修理など、専門ガレージの面白さを味わってください!


蛇足VESPA通信
ぼろぼろに腐った台湾ベスパの床板と格闘しているM隊員ですが、なんと交換用の床板(ASEAN製)を見つけてきました。メイドイン 東南アジアの町工場製 で、ほとんど手仕事という印象。曰く、中学の技術家庭科の実習程度の上がり? なんですが、まあ1から自分で作るよりは遥かに楽。 板厚を計った所、1.2mm とかなり厚め。 錆てもすぐに穴があかない配慮か?スポット溶接が細かくて数が多いのは電力事情が悪いのかとか、いろいろ推測すると面白い床板です。ガレージに置いてあります。
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Tag
autobianchi  A112  ABARTH  バンパー  レストア 

Autobianchi A112 Abalth アンディー号 中央高速で神戸へ!

Date :
2011年06月12日
週末は生憎の天気でしたが、神戸からアンディーさんが修理完了したA112を引き取りに来られ、忙しい週末となりました。
A112 Yスペシャルを進行中のYさん主催で、横浜の歓迎ランチで盛り上がった後、またガレージに戻り、作業続行!!

エンジン周りと冷却系についで、キャブレター周りの最後の調整に色々手間取りましたが、各部の徹底チェックで、無事に、Autobianchi A112 Abarth の小気味良い加速が復活!。古い車の場合は、思いがけない所の動作不良もある という教訓です。

その他、燃料ダンクの中は状態は非常に良かった事をあげておきましょう。
ボディーの腐りと錆びがない(うらやましい人は多数と思われ) というのもアンディ号の特記事項で、今回の機関系のリニューアルで、大変に良い個体になりました。結果としては、オーナーもメカニックも、この個体の中身の状態については把握ができたので、安心して運転を楽しめる楽しい車になりました。
アンディーさん、元気を盛り戻したA112の報告をお待ちしてます!

完調のエンジンと加速に  ウヒヒ顔のアンディーさん A112と神戸へ出発!
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エンジンルーム周りはすっきり。 長年に渡り集積した無駄な部品と回路は大整理!
外した部品の重量は、走りにも貢献!
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アンディーさん持参マフラーも取り付け。 なかなか良いサウンドです。
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かなり手を入れましたので、小さなショップステッカーを貼りました。

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さて、忙しいのは続いてまして、北海道の消防士ASさんのA112も、週明けには納車です。!
こちらも、最後の仕上をしています。
ガレージに集まる週末隊は、ボディーに傷、汚れをつけないよう、あまり近寄らないようにしているようで、完全に箱入り娘状態。


A112 abarth のリニューアルのご依頼の件数が年々増えきています。 エンジンのオーバーホールなど、
それなりに時間もかかりますので、プチリニューアルから、フルレストアなど、お考えのオーナーの方は、早めにご相談下さい。ガレージに来られる方も大歓迎です。!
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  修理  レストア  オーバーホール 

Autobianchi A112 Abarth アンディー号のクラッチとミッションのハウジング

Date :
2011年05月24日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | 修理
さて、アンディーさんの白ビは着々と修理が進んでいます。

磨耗クラッチ
エンジンをおろした際に クラッチも相当減っている事が判りました。
クラッチディスクの固定リベットまで届きかけている磨耗です。
これ以上減ると、クラッチのリベットが露出し、相手側を傷めるので、
交換しないといけない状態。
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クラッチのベアリングも相当痛んでいて、手で廻すと、ごろごろ音がする状態でした。
ベアリングも要交換。 
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クラッチカバー側のダイアフラムスプリングも、相当な磨耗をしていました。
要交換状態。
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ハウジング内側にオイルが・・・・
実は、クラッチ関係の磨耗のほかに、もう一つ問題を発見してしまいました。
ミッション・クラッチのハウジングにオイルがリーク。
ミッション側のオイルの漏れで、オイルがシールされていなくて、液体シールを適当に塗った跡がありました。
そこで、オイルシールを作り、きちんと対応することに。
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この年代の自動車は、すべての部品が供給されているわけではないので、臨機応変に、無い必要パーツは作る事が必要ですね。
 街の外車販売ショップで、直せない車が出てくるのは、こんな理由もあるのでは と思います。その他、液体シール・パッキング多用車も要注意かも・・・・。
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  クラッチ交換  修理 

Autobianchi A112 abarth 冷却系のトラブル  & レストア進行中の赤ビ

Date :
2011年05月22日
Category :
A112 アウトビアンキ アバルト | 修理
 何故か、ガレージの中がA112で埋ってしまっているヤジマです。4台いるので、お客様がA112で来られると、パーキングもA112で埋り、その中に、パンダ、ブント、が入ってきますので、誰がどーみても、間違いなくイタリア小型車ショップの光景。もちろん、Fiat600の売り出し中も2台収まってってるので、如何に、、A112とFiat600がコンパクトか知れますね。夜は、このガレージで、一族6台が仲良く寝ています。
一時的、外でお預かりいただいてる、ガレージ商品のfiat abarth 1000 TC と、修理途上のVESPAが戻ってくると、大変な事に。
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Autobianchi A112 Abarth 冷却系が詰った件 詳細
さて、エンジントラブルで入院しているアンディーさんの白ビ アンディー号(ガレージ界隈ではこう呼ばれてます)
のエンジンの分解と修理を開始しています。
このエンジン、分解してみると、ガスケットの経年変化によるエンジンオイルへの水混入トラブルの他、更に特殊なトラブルに見舞われて入る事が分かりました。
錆びがひどい事に加え、謎のベージュ色物質で、水の通り道が塞がってしまった箇所が何箇所もあり、ガスケットの穴も、あちこち塞がっていたという不思議な現象です。
「土曜日の午後のメンバー」にこの部品を見せると、「市販のラジエターの水漏れ防止剤が固まると、こんな感じになりました」との報告。 可能性としては、その昔、このA112では数年の間、冷却液に水道水か井戸水が使用され(その結果、錆びが酷くなり、水漏れしたので防止剤が投入された後遺症が数十年後に出たか? というような事かな? と推測しています。

写真は穴の塞がったガスケット(塞いだ塊を取った後ですが)
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エンジン内部も錆びも腐食があり、ブロックの蓋の内側は。3mmくらいの腐食凹み箇所も。
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こちらは、中古エンジンから外した正常な蓋です。パッキングが付いている状態。
腐食は無し。
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冷却系の金属パイプもご覧の通り
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パイプ内側も腐食でぼろぼろに
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エンジンの内部冷却に問題があった為か、ヘッドも多少の面の歪みでていましたので、もちろん、これは真っ先に修正を行いました。 ひどいオーバーヒートを何度か起こしていた可能性がありそうですね。また、塞がった穴も周囲のエンジン温が異常に上がった可能性もあり、均一なオーバーヒート?とも違う事が起こっていた可能性もありました。
まずは、ヘッドを清掃、修正を行いましので、今回のオーバーホールで、非常にすっきりした状態になります。
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危機一髪 アンディーゴ号はぎりぎりセーフ 
今回の冷却系のトラブルは、手遅れ寸前の入院で、結果的には、折れる 割れる 溶ける までは至らず、運の良い壊れかたとも言えますので、そんな意味では 幸運のA112ですね。
エンジン温度が高めで、下がらない古いA112のオーナーの方は、エンジン内部冷却系の詰も疑っ見てください。

アンディー号については、冷却系の他にも要注意箇所が出ていますが、順調に整備中で、また後でご紹介する予定です。



北海道Sさんの赤ビ、着々進行
エンジンの搭載が無事に終わりました。ボディーが素晴らしく綺麗なので、作業には物凄く神経を使ってます!
ブレーキを中心とした足回りの整備は以前に終えてますので、これからは、細かい部品の取り付けと、配線類の整理などが中心です。
そのボディーのテカリぶりもご紹介しておきます。
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A112 abarth Y special!
これまた進行形のYさんのA112は、いよいよ、北米のエンジンショップへ、ウエーバーTwin用のヘッドを発注する事になりました。 相当なポテンシャルを持ったA112になる予定です。 Yさんのご希望により、第三京浜で〇〇を追撃できる仕様という事に。ボディー周りもプチ・カストマイズ予定ですので、相当に注目度の高い1台になる予定!


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ひさびさのVespa通信。 昨年、M隊員がジャンクな台湾Vespaを入手し、フレームの修理に着手したとの事で、ガレージにぼろぼろフレームが運び込まれるはずなのですが、口は先に行くのだか、手が動いてないためか、まだ現物を目にしてないですが、Yさんも、1台ジャンクな台湾VESPAを入手したらしい・・
M隊員のは、ボディーぼろぼろ エンジンはOK Yさんのは、ボディーぴかぴか エンジンは異音が・・・
Tag
autobianchi  A112  ABARTH  エンジン修理  レストア 

autobianchi A112 abarth 祭りのガレージと、奇麗すぎるA112!

Date :
2011年05月16日
Category :
修理 | A112 アウトビアンキ アバルト
初夏を思わせるような日が続き、新吉田も新緑につつまれています。 先週の予告通り、ヤジマガレージの中はA112 autobianchi abarth のお祭り状態で、fiat600一族2台に見守られながら、4台の孫(A112)がお祭りしてるという光景です。A112乗りの皆さんが覗きにこられてます。

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奇麗すぎるA112?
、北海道のファイアーマン!Sさんの赤ビの「全塗装完了」で、もっぱら、奇麗すぎる!?と、古塗装A112のオーナーからジュラシーが。 内装、エンジンなど、多くの部品を外してますので、これから入念に組み立てを行います。この車のエンジンは、以前紹介したエンジン3兄弟のうちの赤エンジンで、丁寧に重量バランス取りを行なった1基です。



アンディー号緊急入院
今週、はるばる兵庫からやってきました、白ビのアンディー号のエンジンの分解が始まりました。
エンジンオイルに水が混入する という、このブログの読者の方は良くご存知だと思いますが、オールドA112特有のトラブルに見舞われており、1年で3台位がこれで入院しています。皆さんもご注意ください。
さて、分解してみますと、以前の新垣号トラブル並の、オイルどろどろ状態でした。
その他に、冷却系統の状態が非常に悪いことが判明。 錆びで、ブロック内の水の通路が詰まっている、ホース、配管の内部が錆びゴミで詰まる、パイプにも穴が・・・ などなど。
その他、オーバーヒートなどで、ヘッドが歪んでるのでは疑惑?などがあり、今週は、そのチェックで忙しくなりそうです。
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エンジンを開けてみたら、単純なガスケット痛みによる水混入とは言えない様相。
錆びで、そこいらじゅうが 冷却系詰まり状態で、配管も詰まりと穴が・・・


A112も、30年くらい前の車になりますので、abarth印のエンジンといえども、健康チェックは必要でねえ。
A112のメンテナンス、プチリニューアルなど気になる方は、是非お立ち寄りください。 オーバーホール中、レストア中のA112 Abart を何台も見れます!







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