2011年04月10日

ブログ移転のお知らせ

2004年10月に当ブログ『ホッシー君の憂鬱』を開設して、7年以上が経ちました。

記事の総投稿数555、頂いたコメント数3116(返信の分を含みますが)
約125万人もの方に見て頂きました。

開設当初は、長く続かないだろうな…っと思っていましたが、皆様の温かい支えもあり、何とかここまで続けていくことができました。

これからも細々と更新していこうかと思っているのですが、7年以上も使用していると、どうも至るところで整理しきれていないところ、ボロが目立つようになってきているのが、個人的に前から気になっているところでして、多少強引ながらもブログそのものを移転することで、整理したいなと考えました。

っというわけで、次回からの記事については、以下のブログに移転投稿したいと思います。

『ホッシー君の憂鬱』


引き続きご愛読頂けると大変嬉しく思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


凡人太郎

2011年04月04日

ルーキーに注目してみる

今回は何人かルーキー選手を見ることができたので、確認できた選手だけでも簡単に寸評を残したい。

須田幸太 投手
早大時代に何度か見た投手だが、他でも言われているように大きく成長を感じさせられた。
大学時代よりも数段力強さが増し、長所だったまとまりも崩れていない。
長所はアウトローにボールを集められるコントロール。
アウトローにストレートだけではなく、カットボールやツーシーム(シュート?シンカー?)を投げ込み、カーブで緩急のアクセントをつける。
ただし、この投手の基本線はあくまでもストレートで、ストレートをコーナーに集めるのが持ち味で最大の武器。
たまに少し浮いたストレートでも打者がミスショットしているところを見ると、ストレート自体も伸びがあり威力がありそうだ。
セットポジションになっても牽制・クイックが巧みで、ボールが浮つくこともない。
本人曰く現状でも50点60点の出来ということらしく、アマチュア時代の噂を聞く限り、もう少しストレートの球威も上がってきそうだ。
フィールディングも上手く、ここ何年か入団した投手の中でもまとまり・完成度という点では一番だろう。
最低でも昨年の加賀レベルの働きは期待できるのではないだろうか。

加賀美希昇 投手
私の知る限り、二月後半の紅白戦で一度投げたきり実戦登板は果たしていない。
詳細不明。

荒波翔 外野手
二軍のリードオフマンを務める。
非力との噂だったが、案外しっかり振れており、私的にはあまりこの辺は気にならない。
そして噂通りの俊足の持ち主で、一塁への駆け抜け、ベースランニングは相当に速い。(石川よりも速いと思います。)
盗塁については、多少スタートが遅いような気がしないわけでもないが、圧倒的な脚力でカバー。
それなりに数もこなせるだろう。
ただ、肩は強いのだが、守備については難がある。
打球勘がいまいちなのか、落下点まで蛇行しながら進むので、せっかくの脚力が守備範囲に生かしきれていない。
さらに私が見た試合では目測を誤り2ベースを献上していたが、これは偶然ではないのではないか。

小林寛 投手
キャンプ後半から一軍帯同し、オープン戦では先発も果たすなど、ルーキーの中では最も調整が順調にいったようだ。
マウンド上からも立派な体躯は目立ち、見栄えのする投手だ。
ストレートとスライダーが武器で、コントロールもそんなに悪くなく、まとまっている。
課題はセットポジションなのか、ランナーを出すと、ボールが真ん中周辺に集まってくる。
この辺りが改善されてくれば、一軍昇格が見えてくるのではないか。

大原慎司 投手
この投手も加賀美同様詳細不明。
即戦力左腕として期待度は高いのだが・・・。

福山博之 投手
ハマのサブちゃんこと福山も詳細不明。
大原も福山も身体が細め。
加賀美もいつだったか、基礎体力不足を指摘されており、三人で身体作りに励んでいるのかもしれない。

大原淳也 内野手
広い守備範囲に思い切りの良さとパンチ力を秘めたバッティング。
ルーキーの選手として見た場合、走攻守のレベルはそこそこ高い。
ただし、ネックとなるのが年齢。
タイプとしては山崎辺りがライバルとなるが、山崎より年齢が二つ上。
山崎より一段階上の実力を発揮しないと中々一軍での起用は見えてこないのではないか。
最初から存在感を発揮しないといけない難しい位置にいる。

峅賢二郎 捕手
ガッチリ体型の捕手らしい捕手。
バッティングは力強さはあるが、ミートに不安がありそうだ。
守備面については、もう少し見てから判断したい。


加賀美・大原・福山といった3投手が実戦登板をほとんど果たしていないので、総括はまだできないが、素材よりも実戦力の高い選手が揃っている印象が強い。
特に須田の完成度は高く、本人の言う状態がもう少し上がって、長いイニングを投げられたら(イースタンでは2試合ともに5イニングで終えている)一軍で起用させてみたい。
須田がローテーションの救世主になるのに期待したい。

2011年03月30日

投手陣再考

更新が遅くなりました。

今回の震災で、知り合いが亡くなったことを知って、しばらく立ち直れませんでした。

さて、セリーグも開幕日がようやく決まり、着々と動き出した。
段々と投手の起用方法も見えてきたようだ。
改めて投手起用を考えてみたい。

<先発>
大家
山本
三浦
高崎
(眞下)
(須田)
(ハミルトン)

オープン戦で安定感を見せていた新外国人投手リーチの来日が未定。
清水も先日のイースタンリーグで登板したとはいえ、開幕ローテは厳しいだろう。
さらに、加賀を後ろに回すということで、先発は一枚ないしは二枚足りないのは明白だ。
穴埋め候補となるのは、イースタンで好投を見せた眞下・須田にハミルトン辺りか。
この三人は開幕までの二週間のうち何回か一軍の練習試合で起用されるだろう。
ハミルトンは二回ほど登板を見たが、案外とまとまっている印象を受けた。
外国人らしい汚い回転のボールで、ゴロを打たせるのが持ち味で、カットボール・ツーシームにチェンジアップのような落ちるボールを投げていた。
ストライクゾーンに投げられるコントロールは身につけているようで、四球で崩れることは少ないと思われる。
また、外国人投手は押し並べてランナーが出てももっさりなことも多いが、このハミルトンは珍しくクイックが高速だ。
3月上旬には球威がいまいちかなと思ったが、イースタンでは146キロを記録するなど、球威も出てきた(ジャイアンツ球場のガンはかなり辛いので、ハマスタのガンなら150キロ近く出るのではないでしょうか?)
決め球に欠ける感があるのと、ストライクゾーンに集まりがちな点が気にはなるが、飛ばないボールになるというのは、ハミルトンにとっては追い風となる今季。
ひょっとすると戦力になるかもしれないという期待感は出てきた。

<セットアッパー>
加賀
阿斗里

加賀は安定感を買われて、今年はセットアッパー起用となるようだ。
イニング跨ぎも苦にしないであろうし、安定したコントロールは大きな武器。
あとは連投した際どうなるか?であろう。
恐らく今年一番タフな役割になるのではないか?

真田が故障明けということもあり、勝ちゲームで起用される可能性が出てきたのが阿斗里。
江尻という選択肢もあるのだが、阿斗里の名前が聞こえてくるということは成長が著しいのであろう。
開花に期待。

<ロングリリーフ&モップアップ>
江尻
藤江
小林太

僅差ビハインドは江尻で、ロングリリーフは藤江・小林太辺りが想定されるのであろうか。
ロングリリーフで結果を残して、手薄な先発も視野に入れたいものだが・・・。

<ワンポイントリリーフ>
篠原
佐藤

現状、起用するならば篠原しかいないだろう。
今年は状態は悪くない。
もし篠原が難しそうならば、無理にこのポジションの投手を置く必要はないだろう。
新外国人投手ブランドンは、左打者に特に有利ではなさそうだし、クイックも遅く、ストライクゾーンに集めがち。
ランナーがいる場面で左の強打者に登板させるのは、ちょっと厳しいかなという印象を受けた。

<クローザー>
山口

オープン戦・練習試合で打ち込まれるシーンが目立つ。
先発投手に不安が残る中、せっかくリードして迎えた9回で逆転されるとダメージが大きい。
何とか調子を取り戻すのを願うしかない。

<まとめ>
リーチの帰国、三浦・山口の調子、牛田・清水・真田・大沼の故障など、不安な部分が多い。
未知数な高崎、眞下、須田、ハミルトン、阿斗里、篠原辺りの投手の活躍まで期待しないととてもじゃないが、一軍登録の目安12名を揃えることすらままならない状況。
率直に言ってここ数年の中でも、最も投手陣について不安が残る開幕となりそうだ。

<余談>
普段はせいぜいワールドカップやアジアカップ、オリンピックくらいしかサッカーを見ない私ですが、昨日行われたチャリティーマッチを見ました。

率直に言って、こんなに興奮、感動してスポーツを観たのは本当に久しぶりでした。
後半になってカズがピッチに出てきて、PKでもいいからカズが決めないかなとボンヤリと思っていましたが、まさか(失礼!)普通に決めるとは想像にもしておらず。。。(サッカーはよく分からないのですが、あのトゥーリオからのパスを決めるのは、かなり難しいプレーなのではないでしょうか?)
カズのシュートがゴールに吸い込まれた瞬間、子供がポカンとする中、サッカーファンの嫁さん共々拍手して喜びました。

ヴェルディ時代のカズはキングと言われども、派手な服装や振る舞いもあり、どうも裸の王様に見え、個人的にはあまり好きではありませんでした。
それがフランスワールドカップの代表漏れ、J2チームへの移籍など辛酸を舐めても、なお現役に拘り、代表を目指す姿勢を雑誌などで目にするようになり、好きなプレイヤーとなりました。

昨日のような場面で途中出場して、ゴールを決める。
今風に言えば、間違いなく『持っている』プレイヤー。
中田英以来、海外で華々しく結果を残すサッカー選手が増えてきましたが、エースやスター選手と言われる選手は何人も出てくるでしょうけど、『キング』と言われる選手はそうは出てこないでしょうね。

『キング』が『キング』たる所以を垣間見たような気がします。

2011年03月18日

セ・リーグ開幕に思う。

セリーグの公式戦開幕が予定通り行われることになった。
賛否両論あると思われるが、私的には激しい違和感を覚えている。

元来、このプロ野球開幕が話題になり始めた頃、私は自粛する必要はないと考えていた。
確かに大変な大災害があったものの、何でもかんでも自粛というのには違和感を覚え、閉塞感が漂う中、何か打開となる明るいニュースになる可能性があるのはスポーツだと考えたからだ。
ヤクルトの宮本が「無理です。今勇気づけられると思っているなら思い上がりだと思う。」コメントしたが、そこまで卑下する必要はないのではないかと思う。
もちろん被災者の方が全員が全員喜び熱狂するかと言われれば、否。
しかしながら、被災者・原発で避難している方の少しでも明るい話題の一つになる可能性、力をスポーツは持っていると思う。

ただ、それでも電力不足が叫ばれている関東で、ドーム・それもナイターを煌々と行うとなると話が違う。
このまま例年通りシーズンが開幕して、暖をとることすらままならない被災者の方、避難している原発付近の方、節電を強いられている関東の人間からすれば、煌びやかなドーム・ナイターの映像は励ましどころか、嫌悪感しか感じないのではないか。
プロ野球のオーナーはハイヤーを使っていて、電車に乗っていないから感じないのかもしれないが、もう少し世間がどういう状況になっているか知るべきだ。

何もプロ野球選手のプレーは、ドーム・ナイターでしか光を放たないわけではない。
関西で行うことも出来るし、どうしても関東でやるというならば、デーゲームに電光掲示板を使わず、模造紙にスコアボード・オーダーを書いて球団職員に持たせ、何箇所も掲げさせるなど色々方法はある。
どうしたら夢や希望を与えられるか。
もう少し知恵を絞るべきだ。

また、開催の是非が議論されている高校野球春の選抜大会。
こちらについては中止すべきではない。
原則デーゲーム、それも関西。
そして、東北高校がやれるというならば、中止にすべき理由は見当たらないと私は思う。
東北高校球児の全力プレーに勇気付けられる人は多いのではないか?

春の選抜が開催されるならば、東北高校の初戦の相手は優勝候補の一つ大垣日大高校。
東北高校の健闘に期待したい。


2011年03月14日

悪夢

玩具のように家や車が流される。
ゴジラが来たかのようにコンビナートが燃える。
原子力発電所が特撮のように爆発する。
テレビ画面に次々と映し出される光景。

今まで見たどんなパニック映画よりも悲惨で、そしてリアリティがない。
これは現実なのか?と信じたくない気持ちがある一方で、これは現実なんだと自分自身に言い聞かせる。

幸いにも宮城に住む友人の無事は確認できた。

しかし、どんどん膨れ上がる死者・不明者の数字を効く度に胸が痛む。
自分の子供と同じくらいの年齢の子供の姿が映る度に涙が溢れそうになる。

募金、スイッチを消す、祈る・・・自分にできるのはせいぜいこれくらい。
何か自分にもできることはないだろうか?
11日の地震以来、ずっと同じことを考えている。

一つでも多くの奇跡が起きますように。

末筆ながら、この度の東北関東大震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災者の方々にお見舞い申し上げます。

頑張れ東北!
頑張ろう日本!!

2011年03月08日

ベイスターズ投手陣を考える

オープン戦も中盤に差し掛かり徐々に今シーズンの投手陣の陣容が見えてきた。

今回は投手陣を考えてみたい。

<先発>
大家
山本
リーチ
三浦
高崎
清水

清水が膝の故障のため、どうやら開幕には間に合わなさそうだ。
長いシーズンを考えると開幕ローテーションを1、2回飛ばしてでも万全に治した方が良いだろう。

新戦力の山本・リーチがそこそこ期待できそうなのが、昨年に比べて大きい。
特にリーチは前評判とは異なり、随分まとまっている印象で、上背の高さを生かして投げ下ろすボールに、カーブ、そして右打者からスクリュー気味に落ちるチェンジアップと変化球も揃っている。
外国人選手は始まってみないと分からないが、それなりにローテーションには入ってくれる期待感を抱かせてくれた。

毎年今年こそは・・・っと思っている高崎もオープン戦でそこそこの結果を残した。
今年からややフォームを変更したようで、左足を上げた際にグローブを右手でポンと叩いて(左右の違いはありますがSB杉内みたいな感じ)、重心をググッと低くして投げるようになっている。
以前に緩急を意識しているというコメントがあったように、120キロ台のカーブを多めに配球。
課題としては明らかで、ランナーを出すとコントロールが大きく乱れる。
先日のオープン戦では初回いきなり5失点を喫して、その後は抑えたが、抑えたイニングもランナーを出すと高めに抜けるのが目立った。
この辺が修正できれば、それなりに結果を残してくれそうだ。

<先発リザーブ>
加賀
田中
眞下
須田
加賀美

清水が故障離脱したタイミングで、加賀が先発起用されたところを見ると、加賀はひとまずは先発として起用されそうだ。
ただし、清水復帰後は三浦の調子との兼ね合いとなり、便利屋ポジションとしての起用が続くのではなかろうか。

昨シーズン後半に先発として名乗りを挙げた田中・眞下の若き両左腕も、開幕は恐らく先発のリザーブ要員として二軍で迎えることになるだろう。
田中はシーズン通してローテーション投手として過ごす経験と、眞下は球威アップとそれぞれ課題があるだけに、課題克服とともに隙あれば一軍ローテーションを伺いたいところ。

ルーキーの須田・加賀美もひとまずはこのポジションからスタート。
大学時代を見る限りでは、加賀美はそれなりに時間がかかりそうに思えるのだが、須田にはぜひとも先発に限らず一軍戦力として食らい付いて欲しい。
キャンプ中盤に風邪で出遅れたようだが、教育リーグで登板。
これから焦らず調子を上げてほしい。

<セットアッパー>
牛田
真田
江尻
大沼
阿斗里

それなりに名前は挙がるのだが、牛田・真田・大沼といった選手がいまだオープン戦で投げておらず仕上がりが気になるところ。
ここら辺の投手が揃って戦力にならないようだと、かなり苦しい戦いを強いられることになる。
その中でも新戦力として阿斗里が注目を集めている。
リリーフ転向で花開くかに注目だ。

<ロングリリーフ&モップアップ>
藤江
福田
小林太
阿斗里

地味ながらも長いシーズン、この部分が機能しないと、リリーフ陣に疲れが貯まり、肝心な時に疲労感でベストパフォーマンスが発揮できなくなってしまう。
基本的に無駄な四球を出さずサクサクいってほしいのだが・・・

<クローザー>
山口


今年は開幕からクローザーに専念。
ただ、オープン戦では不調に見舞われているようで心配である。
山口がこけるようだと、リリーフ投手陣は壊滅的ダメージを受けることになる。
もし山口が開幕後も調子が上がらないようであれば、四球を出さないコントロールを買って、加賀という線もアリではなかろうか?


例年に比べ先発投手については、質はともかくとして、頭数はすんなり決まりそうだ。
ただ、リリーフについては、万全ならばそれなりに機能しそうだが、万全で開幕を迎えられるかはどうも雲行きが怪しくなってきた。
最悪セットアッパー牛田、クローザー山口のリード時のリリーフだけでも安定させたいものだが・・・。

2011年03月04日

復活なるか?〜三浦大輔〜

今季投手陣のキーマンの一人に挙げられるのが三浦ではないだろうか。

昨年はオープン戦から調子が上がらず、無念の二軍スタート。
その後も調子が上向くことなく、わずか3勝防御率7.23と悲惨な内容でシーズンを締めくくった。

以前も紹介したこのページで三浦について詳しく分析されている。
まずはこちらをご覧頂きたい。
『横浜・三浦大輔投手について考えたこと』(SMR ベースボール・ラボより)
(http://www.baseball-lab.jp/column_detail/&blog_id=7&id=79)
(携帯から更新していてリンクが貼れずすいません。アドレスをコピペしてご覧下さい。)

不調の原因は一目瞭然。
やはり肩の不調でストレートの調子が上がらないことが昨年の不振の一番の原因だったようだ。

元来、ピンポイントで決めるコントロールとカットボール・シュート・フォーク・スローカーブのコンビネーションで投球を組み立てる三浦だが、やはり軸になるのはストレート。
ストレートが走らないことには、変化球・そしてピンポイントのコントロールも生きてこないということであろう。

オープン戦が始まり、三浦も去年よりは手応えを感じているという旨のコメントが出ているが、いまいち結果が出ていない。
結果を残した一昨年のストレートの平均球速が139キロ程度。
結果を残せなかった昨年のストレートの平均球速が137キロ。
オープン戦初戦は最速141キロが出たとのことだったが、平均球速は139キロも出ていなかっただろう。
これから暖かくなって、もう少しスピードが出てくるのを期待したい。

なお、今年の三浦はフォームを変更している(すでに映像等でご存知の方も多いと思いますが)。
二段モーション禁止以前の膝を上下させる独特のフォームを思わせる二段気味のフォーム。
これで上手くタメを作って体重を乗せられればいいのだが・・・。
(余談ですが、二段モーション禁止とは何だったのかと思います。導入当初は厳しかったですが、現在は涌井・大嶺は二段モーションでしょうし、ベイの投手陣も今年の三浦、高崎、雄虎にルーキー加賀美は二段モーションでしょう。新ストライクゾーンもそうでしたが、継続できない曖昧な線引きを変えるルール変更は今後すべきではないと思います。)

やはり右腕投手は、いくらコントロール・変化球がすばらしくても、ストレートがある程度スピードガン上でも走ってこないと中々数字を残しづらい。
これから開幕に向けて、ハマの番長のスピードメーターに注目だ。

2011年03月02日

教育リーグ始まる

ついに湘南シーレックス改め、ヤングベイスターズが始動した。

白井新体制となり、どうチームが変化しているかに大きく注目した一戦。
試合は残念ながら1−0で敗戦してしまったものの、教育リーグが始まると春到来を毎年感じる。

思わず休みをとって観に行ってきたので簡単な寸評でも・・・。


○眞下
注目の開幕投手は期待の二年目左腕眞下。
キャンプは一軍スタートも無念の二軍落ち。
5回を被安打5与四球4の失点1と結果は残したものの、内容はいまいち。
この日のストレート最速は132キロ(この日がかなり寒く、大田スタジアムのスピードガンはかなり辛めなので、ハマスタなら5キロ増しくらいで見てもいいかと思いますが・・・)。
生命線のカーブのコントロールがつかないのが苦戦の原因。
それでもカーブが高めに浮かず、長打を許さなかったのは好印象とはいえ、カーブ頼みなのは変わらず。
もう少しストレートが走ってくれないと一軍では厳しいだろう。

○福田
明らかに去年の開幕時よりボールが速くなった。
この日の最速は138キロ。
テンポよく、ランナーが出ても落ち着いており、調子は上々。
一軍で結果が出なければ入れ替え候補か?

○松山
尾花監督も伸びたとコメントした松山。
この日の最速は136キロ。
確かに勢いは感じるが、コントロールに難があるのは変わらず。
130キロ強のカットボールが面白く、ファールを量産。
もう少し身体が出来て、コントロールが安定すれば、リリーフとして面白い存在となるか?

○野手陣
そこそこ一軍登板機会があった井坂・川井・佐藤・有銘・井上の前にわずか3安打に封じ込まれ良いところなく完封。
それほど楽天投手陣も良い出来とは思えなかったが、全く打線がタイミングが合っておらず、悠然と見逃三振をとられるシーンが多く全体的に元気がなかった。

多くの選手が一軍にいっていることもあり、この日はセカンド内藤・サード高森とありえない?オーダーを組むのは教育リーグならでは。
それぞれ守備機会は少ないながらも無難に処理。
一軍の振るい落としが終わるまではこのようなオーダーが続くだろうが、新境地開拓となる選手が出てくれば面白いかもしれない。

○白井新体制
私自身、白井監督のブログを読んでおり、期待感に胸高鳴りながらの今年初の試合生観戦。
シートノック時は、昨年まで首脳陣はベンチに引っ込んで座っていたのが当たり前だったのが、首脳陣が一列に並んで見守る体勢に変更。
ところが、一軍のベンチも雰囲気が良く、変わったとの声が聞かれているので期待していたが、試合開始後はダンマリの沈黙ムード。
楽天ベンチから良く声が出て、攻守交代時に活気があったのと比べるととても残念であった。
特にムードメーカーである高森・細山田の声が去年までは良く聞こえていたのだが・・・。

2011年02月21日

2011年式ベイスターズ打線を考える

20日に行われた紅白戦から11年版ベイスターズ打線が見えてきた。
恐らく首脳陣が現段階で考えているのが、以下の打順ではなかろうか?

1二渡辺
2中森本
3遊石川
4三村田
5一ハーパー
6左スレッジ
7右吉村
8捕武山
9投

やはり注目ポイントは三番の石川だ。
三番打者として期待されるのはポイントゲッター。
走者が塁を賑わせている場面で、どれだけ走者を返せるか、返せずとも進塁させて四番に繋げるかがポイントとなる。
また、ランナーが出ていない場合は自らが塁に出て(それもなるべく長打で得点圏まで進んで)四番のお膳立てを出来るかもポイントとなる。
中距離ヒッターとして名を馳せた、全盛期の鈴木尚典が理想的なタイプだろう。

そう考えると石川の三番起用はリスクが高いようにも思える。
石川の一番の魅力は何と言っても脚力だ。
10年シーズンはその自慢の快足を飛ばして、リーグ2位の41もの内野安打を勝ち取り、リーグ2位の36盗塁を記録。
ただ、塁上にランナーが多くいる場面で回ってくる三番では、その脚力が活き辛い場面が増える。
まずは、ランナーがいることでフォースプレイの機会が増え、内野安打になる機会が減る(もし内野安打が半減して20減ってしまったら、打率は.255まで激減する)。
そして、自らがランナーに出ても、一つ先の塁が埋まっている状況と、四番村田の場面で走れる機会が減るのではないだろうか?

ただし、石川・森本・渡辺と一番打者タイプの選手が増え、彼ら全員をスタメン起用するとなると、打順構成はかなり難しくなってくるのは事実。
彼ら三人の中で、一・二番を構成すると、残り一人は七番辺りに回さざるをえない。
七番という打順もまた微妙で、俊足が売りの選手が七番で盗塁してランナーを二塁まで進めても、打力が弱い武山・投手と続く打線では、いまいち機動力は活かせない。

それならば、09年10年間で最も成長し、伸び盛りの石川の更なる飛躍に期待したということなのかもしれない。
今年も単身アリゾナに渡り肉体改造に励み、キャンプでも連日厳しいトレーニングを続ける石川に、首脳陣は期待しているのであろう。
そういう意味では、三番石川の起用は、かなり意欲的なオーダーとも言える。
一応オープン戦までは三番石川を試すとのことなので、石川の成長次第では、また異なるオーダーが模索されそうだ。

また、現時点で吉村の調子が良さそうなのが朗報だ。
ネットに落ちている動画を見たら、一本足打法を止め、流行りのノーステップとまではいかないが、ステップ幅が小さいすり足打法にチャレンジしているようだ。
期待の若手田中からも紅白戦でアーチを架けるなど、結果も出ている。
今年こそ復活を期待したい。



2011年02月17日

春季キャンプ始まる

春季キャンプも半分くらいが過ぎた。
今回は春季キャンプの情報を印象に残った選手を中心にまとめてみたい(実際現地にいってないので報道を聞く限りですが・・・)

森本・・・肩を痛めるもすでに復帰。古傷なだけにやや気掛かりではある。ムードメーカーとして早くも本領発揮しているようだが、故障してベンチ入りできないのでは、ムードメーカーとして機能しようがない。復帰してもまだ痛みがあるようなコメントを残していたが、ここは完治を最優先すべきではなかろうか?

渡辺・・・どうやらセカンドでの起用が濃厚なようだ。紅白戦で大暴れしているようだが、実力に関しては何ら心配していない。つなぎ・自己犠牲の精神をチームに叩き込んで『打線』として機能すべく導いてほしい。

石川・・・昨年に引き続きショートでの起用が濃厚。私的にはセカンドの方が守備範囲が広いように思えるのだが・・・。それはさておき、練習量の多さは相変わらずなようで、さらに飛躍できるか?打者としてもう少し打力がつけば、森本・渡辺・石川の新スーパーカートリオ結成も夢ではない。

村田・・・地位が人を育てた・・・のか?ここまではチームを主将として上手く引っ張っているようだ。やはりこの選手が打たないことには、打力が上がってこない。3割40本120打点。この数字を目指してほしい。

ハーパー・・・前年度結果を残した外国人選手がオフを経て別人になって帰ってくることは多々あるが、ハーパーについては心配無用だったようだ。筒香とのポジション争いが話題に挙がるが、本命はやはりこちらだろう。ハーピーの愛称が定着するのかにも注目したい。

荒波・・・他のルーキーに先駆けて一軍昇格を果たす。走攻守で存在感を放っているようであり、外野手レギュラー争いに名乗りを上げた。これからオープン戦でも結果を残して、開幕一軍あるいは開幕レギュラーを勝ち取れるかに注目したい。

筒香・・・言わずと知れた注目の若手。常時起用すれば少なくとも2割15本程度は見込めそうだが、一軍ではポジションがない。ハーパーに目処がついてきたならば、外野も視野に入れても良いのでは?

スレッジ・・・やっとチーム合流。深い事情は分からないが、来日が大きく遅れたのが気掛かり。本人の調整はもとより、チームプレー・連携に絡めていないのは痛い。フリースインガーとして容認ということであろうか。身体が少しでも出来ていないのであれば、嘉手納送りで問題ないだろう。

山口・・・今年は最初からリリーフ調整。早くも牛田が行方不明となっているため、今年もイニング跨ぎ登板が多くなるのかもしれない。山口の将来のためにもイニング跨ぎは極力控えてもらいたいところ。真田も開幕に間に合うか不明なため、江尻辺りの奮起に期待するしかない。

山本・・・待望の先発型左腕。調整も順調なようで何より。

高崎・小林・藤江・・・過去のドラフト上位投手陣。紅白戦であまり良い結果を残せていないようだ。(紅白戦では制約を受けて投球している投手もいるようなので、結果を鵜呑みにしてはダメなようですが)ここら辺のクラスの投手が戦力としてならないと今年も厳しい戦いを強いられそうである。

松山・王・・・監督より秋から成長しているとの評価を得る。王については、昨年のシーレックス開幕ローテーションだったが、すぐにフォーム修正組に回ることとなった。来日当初は巨人の福田を左にしたようなガチャガチャしたフォームだったが、吉田コーチとつきっきりでフォーム修正に取り組んでいたとのことだ。17日の紅白戦では2回を無失点。内容も上々だったようで楽しみである。


二軍は嘉手納キャンプを来週火曜までで打ち上げ、横須賀に帰ってくる。
嘉手納キャンプ打ち上げの時点で、新人を含めて、もう一度一二軍の振り分けが行われることになるはずだ。
来月早々教育リーグで、一回り大きくなった選手のプレーを見るのが楽しみである。

2011年02月02日

セイバー手法から見るベイスターズ

非常に興味深い記事が掲載されている。
『SMR ベースボール・ラボ』というセイバーメトリクス主体に色々分析を行っているサイトなのだが、先日ベイスターズ分析の記事が掲載された。

『ポジションの現状と編成の対応〜横浜ベイスターズ』(SMR ベースボール・ラボより)
(http://www.baseball-lab.jp/column_detail/blog_id=7&id=63)
(携帯から更新していてリンクが貼れずすいません。アドレスをコピペしてご覧下さい。)
私自身セイバーメトリクス至上主義者ではないが(そこまで詳しくないということもありますが)、分析の一つの手法・ツールとして興味があり、今回の記事には衝撃を受けた。

90敗も納得の指標が出ている。
昨年でリーグ平均より上回っているのが、攻撃面でファースト、セカンド、ライト。
守備面ではサードのみ。
しかも、上回っているといってもごくわずか。
それ以外はどの部分をとってみても、リーグ平均以下。
正直これで勝てというのには、あまりにも無理があるというものだろう。

今オフベイスターズの補強の動きでは、FA移籍の森本、金銭トレードの渡辺、そして獲得できなかったがFA細川に手を挙げた。
攻守ともにリーグ平均を大きく下回るセンター、ショート、キャッチャーの補強に動いたのは、セイバー視点から見ると的確な補強であったことが分かる。

しかし今年も厳しい戦いになりそうだ。
センター森本・ショート渡辺の加入で、マイナス分をある程度取り戻すことはできそうだが、リーグ平均を大きくプラス方向にまで伸ばすほどかというと疑問符がつく。
さらに細川の獲得失敗で、攻撃面マイナス45.4点、守備面マイナス11.7点、合計マイナス57.1点の穴埋めは、ドラフト下位指名のルーキーのみで実質補強なし。
しかも、昨年攻撃面でリーグ平均以上の貢献をしたファースト・ライト併用だった内川と、セカンドカスティーヨは退団。

全ポジションでリーグ平均レベルまで揃えてCS争いレベルだと仮定すると、キャッチャーでできる穴をどれだけ他のポジションで補えるかがポイントなるだろう。
ファーストは、例えハーパーが昨シーズンと同じ調子で打ちまくっても、ライバルもブラゼル・小笠原・ブランコ・栗原・ホワイトセルと強力で、突出した成績を残すのは難しい。
そう考えると穴埋めを期待できそうなのはサード。
新井・森野と強打者がいるものの、巨人・広島はメンバーが流動的でヤクルトはベテランの宮本。
すでに守備でプラスを記録している村田が、ホームランキングに輝いた時のように打ちまくれば、リーグ平均を大きく上回る可能性がある。
そう考えると、今シーズンのベイスターズ浮沈の一番の鍵を握っているのは、村田修一となるのかもしれない。

2011年01月31日

風格のある男〜清水直行〜

昨シーズンオフ、トレード補強の目玉として入団した清水直行。
何とか二桁10勝は到達したものの、防御率は5.40。
シーズン序盤はさすが清水と唸らされる機会が多かったが、オールスター前後辺りから打ち込まれることが多かった。

【風格のある立ち姿】
長年千葉ロッテでエースを張ってきただけに風格はある。
150キロ近いストレート、スライダー、スプリット、シュート、カーブ、チェンジアップと一通り変化球を揃えており、コントロールもまとまっている。
大学・社会人・パリーグとバットをろくに握っていない期間もかなり長いと思われるのに、バッティングの構えは様になっており、打率こそ1割未満だが、ヒット性の当たりをファインプレーで阻まれた記憶も複数ある。
私的な印象になってしまうが、数字を見ず、ピッチングパターン、プレースタイル、後ろ姿などを見ると、『あぁ、エースだな』と感じる部分が多い。
素直にかっこいいと思う投手である。

【印象とは違う数字】
正直、数字を細かく見ていくと、上記のように私が感じていたイメージと大きく異なることに少なからず驚いた。(元々そんなに良くはないと思ってましたが、それでもそれ以上に悪かった。。。)
与四球率2.26は低い水準にも関わらず、whipは1.56とかなり高め。
イニング数より50本近く多くヒットを多く打たれているのはかなり頂けない。
奪三振率も6.10と低いことを併せてみると、ストライクゾーンで勝負したがる傾向が強いのではないだろうか?
多彩な変化球を持っているだけに、もう少しボールゾーンに散らして誘ってもいいのではないだろうかと愚考してしまう。

【抜群の立ち上がり】
それでは、なぜ数字とは裏腹に私が清水に良いイメージを持っていたのか?
それを数字で見ていくと、初回立ち上がりにヒントがあったようだ。
元来、一番得点・失点が多いのが立ち上がり。
ここを無失点に抑えるようだと、尻上がりに調子を上げてゲームが成立する期待感が高くなる。
清水は抜群に立ち上がりの成績が良かったのである。
初回に限った防御率は2.08。
普段の防御率が5.40なのを見ると、立ち上がりの良さが際立っているのがよく分かる。

【中継ぎ転向もアリ?】
そういえば清水が先発として台頭する前は中継ぎで登板を重ねていた。
初回の立ち上がりの良さを見ると、中継ぎ転向もありかもしれない。
オリックスの岡田監督は、リリーフ重視型の起用でローテーション級の岸田・平野・小松をリリーフに転向させて、12球団屈指のリリーフ陣を作り上げている。
リリーフを厚くして、僅差でも5回終わった時点でリードしたら勝ち星を絶対逃さないというのも戦術の一つだろう。

ただ実際問題として、昔リリーフをやっていたとはいえ、エースを長年務めてきた清水のプライドや、先発の台所事情を考えると、スタミナがある清水の存在は貴重だし、仮にも唯一の二桁投手をリリーフに転向させるリスクはかなり高いのも事実。
中々ゲームのように起用法を変えるわけにもいかないが、手術したばかりの真田や二軍キャンプスタートとなった牛田とリリーフの屋台骨の体力に不安があるので、清水ならばその役割を務められるのではないかという期待感もある。
もし、今シーズン、清水に衰えが出て、長いイニングを投げられなくなるようであれば、セットアッパー清水も視野に入れられるのではなかろうか。

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凡人太郎
なぜかシーズンオフの方が更新スピードが上がるブログ管理人。


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